八ヶ岳エリア

天狗岳 日本一の高所の露天風呂と揚げパンを巡る盆休み

長野県茅野市と小海町にまたがる天狗岳(てんぐだけ)に登りました。 北八ヶ岳と南八ヶ岳の境界に近く、八ヶ岳連峰のほぼ中間付近に位置している山です。付近には八ヶ岳が火山であることを物語る温泉や鉱泉が点在しており、中でも日本一高所の露天風呂がある本沢温泉は有名です。 盆休みくらいはゆっくりと温泉に浸かって過ごそうと思い、テントを担いでぶらりと訪れて来ました。 2024年8月10~11日に旅す。
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北アルプス

薬師岳 黒部源流に佇む白き北アルプスの女王【Day4】【Day5】

富山県富山市にある薬師岳に登りました。 山腹に複数の大規模なカールをもつ非常に大柄な山で、全国各地に複数存在する薬師岳のと名の付く山の中の最高峰です。山頂部は花崗岩でできており、白く輝く気品ある姿から北アルプスの女王の異名を持ちます。雪解け直後の初夏の季節には、多種多様な高山植物が花を咲かせる花の名峰でもあります。 長き渡った縦走登山の最後の仕上げとして、麗しの女王に拝謁してきました。 2024年8月3~4日に旅す。
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北アルプス

鷲羽岳-水晶岳 黒部川源流域に広がる日本最後の秘境、雲ノ平【Day3】

長野県大町市と富山県富山市にまたがる鷲羽岳(わしばだけ)および水晶岳(すいしょうだけ)に登りました。 北アルプスこと飛騨山脈の中でも最奥部に位置する、黒部川源流域に立つ深山です。周りを名だたる名峰に取り囲まれた立地にあることから、山頂からはどちらの方角を向いても圧巻の大絶景が広がります。袂には雲ノ平と呼ばれる広大な溶岩台地が広がっています。 長年の憧れであった、日本最後の秘境と呼ばれた地を巡って来ました。 2024年8月2日に旅す。
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北アルプス

双六岳-三俣蓮華岳 北アルプスの中央を行く黒部源流域への道程【Day1】【Day2】

長野県大町市と岐阜県高山市にまたがる双六岳(すごろくだけ)と、富山県富山市との三県県境上にある三俣蓮華岳に登りました。 北アルプスこと飛騨山脈のほぼ中央に位置している山です。槍ヶ岳や黒部川源流域を目指している人に通り道として歩かれことが多い山ですが、この2座自体を目的としてあるいても十分に満足できる出来るであろう大展望の広がる頂です。 日本最後の秘境と呼ばれた地を目指し、花咲く北アルプスの真ん中を歩いて来ました。 2024年7月31日~8月1日に旅す。
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八ヶ岳エリア

飯盛山 ニッコウキスゲが咲く奥秩父最西端の山と近隣の滝を巡る

長野県南牧村にある飯盛山(めしもりやま)に登りました。 八ヶ岳と向かい合う位置にある、奥秩父主脈最西端の山です。麓には八ヶ岳山麓の野辺山高原が広がり、登山口からの標高差が小さいため手軽に登れる山として人気があります。山頂周辺は開けた草原状になっており、ニッコウキスゲを始めとする多種多様な花が咲きます。 お手軽登山を楽しみつつ、ついでに近郊にある滝巡りをしてきました。 2024年7月21日に旅す。
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上信越エリア

根子岳-四阿山 絶景と酷暑が交差する夏の上信国境を巡る

長野県上田市と群馬県嬬恋村にまたがる根子岳(ねこだけ)と四阿山(あずまやさん)に登りました。 上信国境地帯に連なる古い時代の火山です。どちらも緩やかな山容を持つ山で、麓の高原地帯には冬にスキー場となる牧場が広がっています。山頂付近は森林限界を超えているため極めて展望の良い山ですが、稜線上は日差しを遮るものが何もないため、夏には酷暑に見舞われます。 暑さに苦しめられつつ、30年来の思い出の山に登って来ました。 2024年7月7日に旅す。
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東北エリア

和賀岳 奥羽山脈の懐深くに抱かれた原始の山

秋田県仙北市と岩手県西和賀町にまたがる和賀岳(わがだけ)に登りました。 東北地方の背骨である奥羽山脈の中でも特に奥深くにあり、人間の活動がほぼ及んでいない原始性の高い森が広がる深山です。山の中腹には一度も斧鉞の入ったことのないブナの森が広がり、稜線上にはニッコウキスゲを始めとする多種多様な花々が咲きます。 遠路はるばる奥羽山脈の奥地へ、電車とバスを使って訪問してきました。 2024年7月1~2日に旅す。
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上信越エリア

青海黒姫山 日本海を見下ろす飛騨山脈北端の山

新潟県糸魚川市にある青海黒姫山(おうみくろひめやま)に登りました。 飛騨山脈(北アルプス)北端の海際近くにある独立峰です。石灰岩によってできた山で、大正時代より鉱山として開発が行われており、現在進行形で山容が変化し続けています。川縁から岩壁が切り立った急峻な山容を持ち、古くから信仰の対象となって来た修験の山でもあります。 遠路はるばる日帰りで、日本海を望む山を巡って来ました。 2024年6月26日に旅す。
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上信越エリア

冠着山 善光寺平を見下ろす月見の山と姨捨の棚田を巡る

長野県千曲市と筑北村にまたがる冠着山(かむりきやま)に登りました。 長野盆地の西南端に位置し、古くから月見の名所として知られている山です。棄老伝説が残っていることから、別名で姥捨山とも呼ばれています。麓には重要文化的景観に指定されている姨捨の棚田が広がります。 車があればそれこそ1時間未満で登れてしまう山ですが、冠着駅から姨捨駅までを繋げて歩いて来ました。 2024年6月11日に旅す。
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近畿・東海エリア

鈴鹿セブンマウンテン縦走 果てしなく遠い雨乞岳を越えて御在所岳へ【Day2】【Day3】

三重県と滋賀県の境界上に連なる鈴鹿山脈にある、鈴鹿セブンマウンテンを縦走して来ました。 かつて開催されていた鈴鹿セブンマウンテン登山大会の目的地であった山々です。縦走2日目の今回は石榑峠からスタートして、釈迦ヶ岳と雨乞岳を越えて御在所岳を目指します。当初は7座全てを縦走する計画でしたが、諸々あって5座目の御在所岳まででリタイアする結果となりました。 色々と波乱万丈だった、鈴鹿セブンマウンテン縦走2日目と3日目の記録です。 2024年6月4~5日に旅す。
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近畿・東海エリア

鈴鹿セブンマウンテン縦走 カルスト台地の藤原岳と草原が広がる竜ヶ岳【Day1】

三重県と滋賀県の境界上に連なる鈴鹿山脈にある、鈴鹿セブンマウンテンを縦走して来ました。 かつて開催されていた鈴鹿セブンマウンテン登山大会の目的地であった山々です。具体的に言うと藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、雨乞岳、御在所岳、鎌ヶ岳および入道ヶ岳の7座です。現在ではもう大会は行われていませんが、何れの山も登山の対象として根強い人気があります。 今回は縦走1日目の藤原岳と竜ヶ岳の記録です。 2024年6月3日に旅す。
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九州エリア

開聞岳 東シナ海の大海原を望む薩摩富士

鹿児島県指宿市(いぶすきし)にある開聞岳(かいもんだけ)に登りました。 薩摩半島の先端に半分海上にせり出すようにして立つ独立峰の火山です。均整の取れた円錐形の姿をしていることから、薩摩富士とも呼ばれています。標高はギリギリ1,000メートに届かない山ですが、海際にあるため標高差はそこそこ大きく登り応えがあります。 大海原が広がる光景への期待に胸を躍らせて訪れた山頂で待っていたのは、一面の虚無の世界でした。 2024年5月26日に旅す。
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九州エリア

霧島山(韓国岳) 荒々しき火山群を色鮮やかに飾るミヤマキリシマ

鹿児島県霧島市と宮崎県えびの市および小林市にまたがる韓国岳(からくにだけ)に登りました。 鹿児島県と宮崎県の境界にまたがる火山群である霧島連峰の最高峰です。山の中腹には火山の恩恵とでもいうべき温泉地が広がり、山岳リゾートとしての色合いが強い山域です。5月の下旬から6月の上旬ごろにかけて、ツツジの一種であるミヤマキリシマが花を咲かせます。 咲き始めたミヤマキリシマを求めて、遠路はるばる鹿児島へと遠征してきました。 2024年5月25日に旅す。
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北関東エリア

中倉山 公害の爪痕が残る荒涼とした稜線と孤高のブナ

栃木県日光市にある中倉山(なかくらやま)に登りました。 足尾山地奥部の渡良瀬川の源流部に立つ山です。山の北側に切れ込む松木渓谷は、足尾銅山から排出された亜硫酸ガスを含む煤煙や山火事の影響により今なお樹木が育たず荒涼としており、日本のグランドキャニオンの異名を持ちます。稜線上には殆ど樹木が無いことから展望が良く、知る人ぞ知る隠れた名山となっています。 名高き孤高のブナを見に、遠路はるばる足尾の奥地へ繰り出して来ました。 2024年5月21日に旅す。
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甲斐南部エリア

山伏-八紘嶺 大谷崩れと秘境オクシズを見下ろす大展望

静岡県静岡市と山梨県早川町にまたがる山伏(やんぶし)と八紘嶺(はっこうれい)に登りました。 安倍奥と呼ばれる、安部川の源流域に立つ急峻な山です。この2座は尾根で繋がっていて縦走が可能で、ほぼ中間地点には日本三大崩れのひとつとされる、大谷崩(おおやくずれ)の崩落地が横たわっています。暴れ川として名高い安倍川源流部の荒々しき光景です。 山伏の山頂近くにある避難小屋で1泊し、オクシズの深山を巡り歩いて来ました。 2024年5月17~18日に旅す。
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北関東エリア

吾国山-難台山-愛宕山 すずらんが咲く新緑の笠間アルプスを巡る

茨城県笠間市にある吾国山(わがくにさん)、難台山(なんだいさん)および愛宕山(あとごやま)に登りました。 茨城県中部の平野部に立つ標高500メートル前後の低山の連なりで、通称笠間アルプスと呼ばれています。カタクリが咲く山として知られていますが、このコースには花の見頃の時期がもう一つあり、5月の上旬から中旬にかけてすずらんが咲きます。 新緑が光り輝くマイナーなご当地アルプスを巡って来ました。 2024年5月15日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

伊豆山稜線歩道 天城峠から船原峠まで、富士山に向かって歩く魅惑の稜線を行く

静岡県伊豆半島の西部に連なる伊豆山稜線歩道(いずさんりょうせんほどう)を歩いて来ました。 天城峠から修善寺虹の郷までの区間に整備されている、全長43kmにも及ぶ長大な歩道です。仁科峠から達磨山に至る区間は視界の開けた笹の稜線となっており、正面に富士山を望みながら歩くことが出来ます。今回は南の天城峠からスタートして、船原峠までの区間を歩いて来ました。 かなりのロングコースであることは承知したうえでの訪問でしたが、帰りのバス時間ギリギリの際どい山行でした。 2024年5月11日に旅す。
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中央本線沿線エリア

扇山-百蔵山 ヤマツツジが満開の手軽な秀麗富嶽縦走登山

山梨県大月市にある扇山(おうぎやま)および百蔵山(ももくらやま)に登りました。 2座共に桂川の北側に連なり、大月市の制定した秀麗富嶽十二景に選ばれています。鳥沢駅から猿橋駅へとつなげる手軽な縦走登山コースとして人気があり、特にヤマツツジが咲く5月上旬から中旬ごろにかけて多くの登山者が訪れます。 ゴールデンウィークの人気の山の混雑を避けて、近場の山をゆるりと巡って来ました。 2024年5月5日に旅す。
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中央本線沿線エリア

御前山 桂川沿いに立ち並ぶ4座の御前山を巡る

山梨県上野原市にある鶴島御前山(つるしまごぜんやま)、栃穴御前山(とちあなごぜんやま)、四方津御前山(しおつごぜんやま)および綱之上御前山(つなのうえごぜんやま)に登りました。 いずれも上野原市内の桂川沿いにある低山で、戦国時代にはリレー形式の烽火台が設置されていました。現在ではあまり歩く人は多くはなく、半ば藪に覆われひっそりとした山々です。 ゴールデンウィークの喧騒を避けて、近場で御前山巡りをしてきました。 2024年5月3日に旅す。
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総集編

山梨百名山 日本有数の山岳県山梨の名峰たち

山梨百名山(やまなしひゃくめいざん)は、一般公募と市町村推薦で候補にあがった山梨県内の山の中から「県民に親しまれている」「全国的な知名度がある」「歴史や民俗との関わりがある」などの基準にもとづき、山梨県が設けた選考委員会によって選定された山々です。1997年(平成9年)に制定されました。
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上信越エリア

物語山 アカヤシオが咲く西上州の岩峰と阿唱念の滝

群馬県下仁田町にある物語山(ものがたりやま)に登りました。 国道254号沿いに立つ岩峰です。アクセス難であることが多い西上州の山の中にあっては、比較的訪問しやすい場所にあることから、登山者に人気がある一座です。4月の中旬から下旬頃にかけてアカヤシオが咲きます。 景勝地であるとの触れ込みの阿唱念の滝(あしょうねんのたき)と合わせて廻って来ましたが、そこで待っていたのはヤマビルが跋扈する荒れ果てた道でした。 2024年4月26日に旅す。
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中央本線沿線エリア

坪山-三ッ森北峰-権現山 ヒカゲツツジが咲く花の山と隠れた富士山の好展望地を巡る

山梨県上野原市にある坪山(つぼやま)、上野原市と大月市にまたがる三ッ森北峰(みつもりほっぽう)および権現山(ごんげんやま)に登りました。 東京都と山梨県の境界を形成する笹尾根の南側に連なる、権現山稜とよばれる山域を巡る行程です。坪山はイワカガミやヒカゲツツジが咲く花の山としてしられており、シーズン中にはそこそこの賑わいを見せます。一方で三ッ森北峰や権現山を訪れる登山者は極めて少なく、人影もまばらな静かな山域となっています。 終わりかけギリギリのヒカゲツツジを鑑賞しつつ、マイナーエリアの山々を巡っ...
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奥武蔵・秩父エリア

鐘撞堂山 桜吹雪が舞う春爛漫な寄居の里山を巡る

埼玉県深谷市と寄居町にまたがる鐘撞堂山(かねつきどうやま)に登りました。 寄居駅のすぐ裏手にある標高300メートル少々の低山です。かつては麓にある鉢形城の見張台が置かれていおり、異変があると鐘をついて知らせていたことが名前の由来となっています。山頂には多数の桜が植えられており、お花見の名所として地元で愛されている里山です。 桜吹雪が舞い始めた山頂で、軽めのお花見登山をしてきました。 2024年4月14日に旅す。
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北関東エリア

仙人ヶ岳 アカヤシオツツジが咲く足尾山地の岩稜

栃木県足利市と群馬県桐生市にまたがる仙人ヶ岳(せんにんがたけ)に登りました。 栃木県と群馬県井またがる足尾山地に属する山で、足利市の最高峰でもあります。足尾山地の山に多く見られる痩せた岩稜帯から成る山で、4月の上旬から中旬にかけて尾根上にアカヤシオツツジが咲くことで知られています。 折りたたみ自転車を携えて、足利の里山を巡って来ました。 2024年4月13日に旅す。
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中央本線沿線エリア

日影雁ヶ腹摺山-達沢山 知られざる4つ目の雁ヶ腹摺山と笛吹桃源郷を巡る

山梨県甲州市にある日影雁ヶ腹摺山(ひかげがんがはらすりやま)と笛吹市にある達沢山(たつざわやま)に登りました。 笹子峠の近くに立ち、渡り鳥である雁(がん)にちなんだ名前を持つ山です。大月市に存在する3座の雁ヶ腹摺山は、登山者にはそれなりに名前を知られている存在ですが、4座目の雁ヶ腹摺山が存在することはほとんど知られていません。 甲斐大和駅から道なき急登の尾根を辿り、笛吹桃源郷まで抜けるロングルートを歩いて来ました。 2024年4月10日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

顔振峠-越上山-スカリ山 奥武蔵の里山と桜が満開の鎌北湖を巡る

埼玉県飯能市と越生町にまたがる顔振峠(かあぶりとうげ)、越上山(おがみやま)および毛呂山町にあるスカリ山に登りました。 いずれも西武秩父線と並行するように北側に連なっている尾根上にある、標高400~500メートル程の里山です。古くから人との係り合いが強い山域で、現在でも山上には林道が張り巡らされていて小集落が点在しています。春になると桜やツツジがが一斉に花を咲かせて華やかな光景となります。 桜が咲き誇る春爛漫の奥武蔵を巡り歩いて来ました。 2024年4月7日に旅す。
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上信越エリア

角田山 日本海を目の前に望む、カタクリとユキワリソウが咲く花の名峰

新潟県新潟市にある角田山(かくだやま)に登りました。 新潟県中部に広がる越後平野の海際に立つ、弥彦山塊に属している山です。標高500メートルにも満たない低山ですが、海際に屹立しているため眺めの良い山です。春になるとユキワリソウやカタクリが一背に花を咲かせる花の名峰として知られています。 折りたたみ自転車を引っ提げて、日本海を望む山へと遠征してきました。 2024年4月2日に旅す。
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4月

森山 東海自然歩道のミツマタの名所、上徳間黄金街道を巡る

山梨県南部町にあるおよび森山(もりやま)に登りました。 甲斐南部の富士川の流域に立ち、登山の対象としてはほぼ無名に等しいマイナーな山です。東海自然歩道のルートに隣接した場所にあり、すぐ近くに上徳間黄金街道という通称で呼ばれているミツマタの群生地が存在します。 人の気配が全く感じられないようなマイナーエリアの山奥に待っていたのは、想像をはるかに上回る黄金の道でした。 2024年4月2日に旅す。
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北関東エリア

鶏足山-焼森山 妖精の森の谷間に広がるミツマタの大群生

茨城県城里町と栃木県茂木町にまたがる鶏足山(けいそくさん)と焼森山(やけもりやま)に登りました。 茨城県と栃木県の境界近くの北関東平野部にある、標高500メートルにも満たない里山です。焼森山の山中には大規模なミツマタの群生地が存在し、妖精の森と呼ばれています。また、弘法大師こと空海ともゆかりがある修験の山でもあります。 折りたたみ自転車を引っ提げて、妖精の森のミツマタをみに繰り出して来ました。 2024年3月30日に旅す。
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南関東エリア

城山かたくりの里-草戸山 春の花の名所と城山湖周辺のハイキングコースを巡る

神奈川県相模原市にある城山かたくりの里と周辺のハイキングコースを歩いて来ました。 城山かたくりの里はカタクリが自生する個人所有の山林で、開花シ―ズンに合わせて一般公開されています。カタクリの他にも多種多様の花が咲き、神奈川花の名所100選にも選ばれています。 咲き始めた春の花々を眺めつつ、周辺のハイキングコースを巡って来ました。 2024年3月20日に旅す。
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丹沢エリア

塔ノ岳 雪の丹沢表尾根から望む大展望

神奈川県秦野市、山北町および清川村にまたがる塔ノ岳(とうのだけ)に登りました。 表丹沢と呼ばれる領域の主峰であり、展望の良さと交通アクセルの良さから登山者に絶大な人気のある山です。山頂へ至る登山ルートには複数の選択肢がありますが、ヤビツ峠からスタートする表尾根コースは道中の眺めの良さが特に際だっています。 季節外れの積雪により白銀世界となった表尾根を巡って来ました。 2024年3月10日に旅す。
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奥秩父エリア

小楢山 薄っすらと雪化粧した牧丘の里山の父恋し路と母恋し路

山梨県山梨市になる小楢山(こならやま)に登りました。 甲府盆地北東部の奥秩父主脈前衛部に位置する、麓にブドウ畑が広がる里山です。標高1,500メートル地点の焼山峠からスタートすれば簡単に登れる山ですが、麓の牧丘地区から直接登るルートも存在し、父恋し路と母恋し路と呼ばれています。 薄っすらと雪の積もった、甲府盆地を見下ろす絶景の山を満喫してきました。 2024年3月3日に旅す。
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2月

曽我丘陵 河津桜が満開のおおいゆめの里と海を望む丘陵地を巡る

神奈川県小田原市、大井町および中井町にまたがる、曽我丘陵(そがきゅうりょう)を歩いて来ました。 秦野盆地と足柄平野の間に連なる丘陵地です。その立地上、富士山や相模湾の眺めが良く、丘陵の上を縦断するハイキングコースが整備されています。梅や河津桜が咲く季節には多くのハイカーで賑わいます。 暖冬の影響で例年よりも早くに咲き始めた河津桜を見物しつつ、春の陽気の丘陵を巡って来ました。 2024年2月24日に旅す。
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お知らせ

無職になりました

週末登山家は毎日登山家へと進化(?)する。
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奥武蔵・秩父エリア

大高取山 越生梅園と越生10名山の里山を巡る

埼玉県越生(おごせ)町にある大高取山(おおたかとりやま)に登りました。 奥武蔵の前衛部に立つ、標高400メートルに満たない里山です。麓には関東三大梅林の一つに数えられている越生梅園があり、梅の花が咲く季節になると、梅見と合わせて多くの登山者が訪れます。越生町観光協会が令和4年に制定した、越生10名山にも選ばれています。 里に春の気配が漂い始めた2月の下旬に、越生梅園と周辺にある越生10名山の山々を巡って来ました。 2024年2月28日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

節刀ヶ岳-鬼ヶ岳 富士山を目に前に望む、雪の御坂山地を巡る

山梨県笛吹市にある節刀ヶ岳(せっとがたけ)および笛吹市と河口湖町にまたがる鬼ヶ岳(おにがたけ)に登りました。 甲府盆地と富士山麓との間に連なる御坂山地(みさかさんち)に属している山です。富士山と直接向かい合う立地にあり、大変展望の良い山なのですが、何故かあまり訪れる登山者は多くなくマイナーな山域となっています。 寒波の到来でまとまった量の積雪があった週末に、白く染まった御坂山地を巡って来ました。 2024年2月12日に旅す。
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南関東エリア

津森山-人骨山 スイセンが咲き誇る春爛漫の房総半島南部を巡る

千葉県鋸南町(きょなんまち)にある津森山(つもりやま)と人骨山(ひとぼねやま)に登りました。 房総半島の南部にある、標高400メートルにも満たない素朴なる里山です。山の麓にある大崩(おくずれ)地区はスイセンの産地として知られており、1月の下旬から2月の上旬にかけて見頃を向かえます。 早くも春の気配が漂い始めた南房総を、のんびりと巡って来ました。 2024年2月3日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

丸山-日向山 あしがくぼの氷柱と奥武蔵随一の大展望の山を巡る

埼玉県横瀬町にある丸山(まるやま)と日向山(ひなたやま)に登りました。 展望が無い杉の植林帯の山が多いが奥武蔵にあっては珍しい、展望が良いことで知られた山です。もっとも、今回これらの山に登ったのはオマケのようなもので、真の目当てはあしがくぼの氷柱を見物することです。 暖冬の影響により凍結具合はだいぶイマイチでしたが、里山歩きと合わせて巡って来ました。 2024年1月27日に旅す。
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南アルプス

入笠山 ロープウェイで手軽に登れる雪山にあえて下から登る

長野県伊那市と富士見町にまたがる入笠山(にゅうかさやま)に登りました。 八ヶ岳と向かい合うようにして立つ、赤石山脈(南アルプス)北端の山です。山腹に富士見パノラマスキー場があり、スキー場のゴンドラリフトを利用することで容易に山頂に立つことが出来ます。手軽に登れてかつ展望もよいことから、雪山初心者向けの入門の山として絶大な人気があります。 そんな手軽さが最大の特長である山に、あえて駅から直接歩いて登って来ました。 2024年1月14日に旅す。
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中央本線沿線エリア

大城山-鶴ヶ峰-諏訪高尾山 日本の中心を縦断する塩嶺ロングトレイルを巡る

長野県辰野町にある大城山(おおじょうやま)、鶴ヶ峰(つるがみね)および岡谷市にある諏訪高尾山(すわたかおさん)に登りました。 日本列島のほぼ真ん中に位置している一帯を縦断している、塩嶺(えんれい)と呼ばれる尾根上に立ち並んでいる山々です。道中には日本中心のゼロポイントや日本中心の展望台等の、日本の地理的中心であることを主張するスポットが点在しています。 辰野駅から岡谷駅まで、日本の中心を縦断してきました。 2024年1月5日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

浅間山-鷹巣山-屏風山 鎌倉時代の箱根越えの古道、湯坂路を巡る

神奈川県箱根町にある浅間山(せんげんやま)、鷹巣山(たかのすやま)および屏風山(びょうぶやま)に登りました。 箱根湯元から芦ノ湖へ至る鎌倉時代の古道、湯坂路(ゆさかみち)を巡る行程です。箱根の外輪山を巡る通称ガイリーンと呼ばれるルートの中では最も展望に乏しい地味な一帯ですが、多くの史跡や石像群などが今も残る歴史探訪の道となっています。 年の暮れに箱根の史跡を辿りつつ、ついでにゆるりと温泉に浸かって来ました。 2023年12月29日に旅す。
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南関東エリア

津久井城山-大洞山-高尾山 津久井湖を見下ろす城址と南高尾の山々を巡る

神奈川県相模原市にある津久井城山(つくいしろやま)に登りました。 津久井湖のすぐ傍らに立つ標高400メートルにも満たない低山です。山上にはかつて北条氏の重要な軍事拠点であった津久井城が築かれており、現在も当時の曲輪や堀切の痕跡が残る城址となっています。 城山単体だとせいぜい2~3時間もあれば巡れてしまうボリュームであるため、南高尾山稜経由で高尾山まで繋げて歩くロングトレイルを巡って来ました。 2023年12月24日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

土肥城山-幕山-南郷山 相模灘を一望する源頼朝ゆかりの史跡の山

神奈川県湯河原町にある土肥城山(どいしろやま)、幕山(まくやま)および南郷山(なんごうさん)に登りました。 湯河原のすぐ背後に立ち並んでおり、広く海を見晴らすことのできる好展望の山です。城山の山頂にはかつて源頼朝を匿った土肥氏の居城があった城址であり、付近には頼朝にまつわる数々の史跡が点在しています。 湯河原で歴史ロマンが溢れる史跡と温泉とを巡って来ました。 2023年12月17日に旅す。
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中央本線沿線エリア

聖武連山-能岳-八重山 上野原の富士展望の里山を巡る

山梨県上野原市にある聖武連山(しょうむれやま)、能岳(のうだけ)および八重山(やえやま)に登りました。 桂川の支流である鶴川に沿って、上野原市の市街地と笹尾根の間に並んでいる低山群です。駅からも近く手軽に登れる山で、富士展望にも優れたハイキンコースが整備されています。 とても12月とは思えないようなポカポカ陽気の中、近場の低山をゆるりと巡って来ました。 2023年12月10日に旅す。
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北関東エリア

大小山 関東平野を一望する紅葉の大小アルプスを巡る

栃木県足利市および佐野市にまたがる大小山(だいしょうやま)に登りました。 渡良瀬川の北に連なる足尾山地の前衛に位置する山です。標高400メートにも満たない低山ながら、平野部に面した立地にあることから眺望の良く、地元では登山者に人気の高い山です。山頂直下の岸壁には「大」「小」と書かれた巨大な金属製の文字板が掲げられており、周辺から見た際に大変目を引く存在となっています。 紅葉が山から里にまで下って来た12月の初頭に、関東平野を一望する里山を巡って来ました。 2023年12月3日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

秩父御岳山 紅葉が最盛期を迎えた秩父の信仰の山を巡る

埼玉県秩父市と小鹿野町の境界にある秩父御岳山(ちちぶおんたけさん)に登りました。 秩父奥地の荒川上流部にあり、木曽御嶽山の王滝口を開いた普寛上人が開山したと伝わる信仰の山です。山頂には普寛神社奥宮が置かれており、周囲の山々を見渡す好展望地となっています。 紅葉前線が里にまで下って来た晩秋に、秩父の里山を巡って来ました。 2023年11月25日に旅す。
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丹沢エリア

塔ノ岳 渋沢駅から徒歩で行く新春の初日の出登山

神奈川県秦野市、山北町および清川村にまたがる塔ノ岳(とうのだけ)に登りました。 表丹沢と呼ばれる領域の主峰であり、山頂からの展望のよさと首都圏近郊からの交通アクセスの便利さにより、登山者に絶大な人気のある山です。最も一般的な登山ルートである大倉尾根は、標高差こそ大きめですが道中にこれと言った危険個所もなく、夜景見物を目的としたナイトハイクも多く行われています。 終電で現地入りして夜通し歩き、元日の初日の出を拝んできました。 2024年1月1日に旅す。
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丹沢エリア

不老山-三国山 西丹沢の果ての地で手作りの道標と富士箱根トレイルを巡る

神奈川県山北町にある不老山(ふろうざん)から、静岡県小山町および山梨県山中湖村にまたがる三国山(みくにさん)までを縦走しました。 西丹沢の端に連なり、神奈川県、静岡県および山梨県の三県境界を形成している三国山稜(みくにさんりょう)の稜線を辿る行程です。三国山稜の稜線上には富士箱根トレイルと呼ばれる登山道が整備されており、その名の通りにコース上の様々な場所から富士山を望みつつ歩くことが出来ます。 加齢による衰えに少しでも抗うべく、県境の山々を横断するロングコースを歩いて来ました。 2023年11月...
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中央本線沿線エリア

ふんどし山-丸山 笹尾根の傍らにひっそり立つ静かなる里山

山梨県上野原市にあるふんどし山と丸山(まるやま)登りました。 東京都と山梨県の境界に連なる笹尾根の隣に立つ、名前のインパクト以上の出来事は何も起こらない素朴な里山です。付近にはかつて上野原と小菅村を結んでいた西原古道が通っており、昔ながらの山村の光景が今なお残る小集落が点在しています。 変な名前の里山を巡りつつ、ついでに笹尾根を越える道を歩いて来ました。 2023年11月12日に旅す。
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中央本線沿線エリア

二十六夜山-高柄山 秋山川の流域に立つ二つの山梨百名山を巡る

山梨県上野原市にある二十六夜山(にじゅうろくやさん)と高柄山(たかつかやま)に登りました。 どちらの山も山梨県東部の神奈川県との境界に近い、桂川(相模川)支流の秋山川流域に立つ山です。秋山地区は秋山山稜と道志山塊に挟まれた川沿いの狭隘な集落で、桂川流域と行き来するための峠越えの道が古くから数多く存在しています。 秋山川の両側に立つ、甲斐東部の二つの山梨百名山を巡って来ました。 2023年11月4日に旅す。
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