7月

上信越エリア

谷川岳-一ノ倉岳-茂倉岳 花咲く夏の上越国境を横断する

群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町にまたがる谷川岳(たにがわだけ)、一ノ倉岳(いちのくらだけ)および茂倉岳(しげくらだけ)に登りました。 何れも群馬県と新潟県の境界に連なる三国山脈に属している山です。太平洋側と日本海側の大気がせめぎ合う中央分水嶺の山であり、世界でも指折りの豪雪地帯となっています。その気象の厳しさから、標高2,000メートルに満たない山ながらも森林限界を超えた笹の稜線が連なり、夏になると多種多様の高山植物が一斉に花を咲かせます。 群馬県から新潟県へ、花咲く夏の上越国境を横断してきまし...
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富士・道志・御坂エリア

富士山 夜通し登る弾丸登山で山頂からご来光を拝む

静岡県と山梨県にまたがる富士山(ふじさん)に登りました。 言わずとも知れた標高日本一の山です。夏の始め頃まで残雪が残る富士山の登山シーズンは非常に短く、7月頭から9月の中旬ごろまでとなります。この短いシーズン中に数多くの登山者や観光客が押し寄せ、登山道は毎年大混雑します。中でもご来光見物を目的に夜通しで登る、いわゆる弾丸登山と呼ばれる山行を行う人は多く存在し、様々な問題も発生しています。 大混雑するのは承知のうえで、晴れの週末に弾丸登山スタイルで登って来ました。 2023年7月29~30日に旅す...
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南アルプス

笹山 白峰南嶺に静かに佇む難関の山梨百名山

山梨県早川町と静岡県静岡市の境界にまたがる笹山(ささやま)に登りました。 白根三山の間ノ岳より南に向かって伸びる白峰南嶺と呼ばれる尾根上にあり、山梨百名山にも選ばれている一座です。別名で黒河内岳(くろうごうちだけ)とも呼ばれています。かつては近づくことすら容易ではない人影疎らな深山でしたが、近年では奈良田からの登山道が整備されて、格段に登りやすい山となりました。 健脚な人ならば日帰りも可能ですが、無理はせずにテントを担いで一泊二日の行程で登って来ました。 2023年7月16~17日に旅す。
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上信越エリア

湯ノ丸山-烏帽子岳 レンゲツツジが咲く上信国境の山並み

長野県東御市、上田市と群馬県嬬恋村にまたがる湯ノ丸山(ゆのまるやま)と烏帽子岳(えぼしだけ)に登りました。 長野県と群馬県の県境を形成する上信国境上にある古い火山です。なだらかな高原状の山容を持ち、標高1,700メートル地点の地蔵峠まで車で入ることが出来ることから、手軽に登れる初心者向きの一座です。特にレンゲツツジが咲く6月下旬になると、多くの登山者訪れます。 梅雨時には貴重な晴天のもと、初夏の花と上信国境からの大展望を満喫してきました。 2023年7月2日に旅す。
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南アルプス

山伏 ヤナギランが満開の夏の安倍奥最高峰を巡る

山梨県早川町と静岡県静岡市にまたがる山伏(やんぶし)に登りました。 安倍奥と呼ばれる、安部川の源流に連なる山域の最高峰です。山梨百名山に名を連ねている一座ですが、山梨県側からアクセスする井川雨畑林道は長らく通行止めの状態が続いており、現状は静岡県側からしかアクセスすることが出来ません。 シカの食害によりその数は激減してしまっているもの、山頂にヤナギランの群生地が存在し、真夏に見頃を迎えます。 夏真っ盛りの静岡市の秘境オクシズに立つ深山を巡って来ました。 2022年7月31日に旅す。
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上信越エリア

高ボッチ山-鉢伏山 諏訪盆地と松本盆地とを一望する信濃の国の重心

長野県岡谷市と塩尻市にまたがる高ボッチ山(たかぼっちやま)と鉢伏山(はちぶせやま)に登りました。 筑摩山地と呼ばれる、長野県の中央部にまたがる山系に属している山です。放牧的でななだらかな山容を持ち、山頂のすぐ近くにまで車で登るこの出来るスカイラインが整備されていることから、登山の対象と言うよりは観光地としての色合いが濃い存在です。 連日の猛暑がつづく最中、涼を求め信州の高原へと自転車を抱えて繰り出して来ました。 2022年7月24日に旅す。
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南アルプス

源氏山-櫛形山 富士川西岸に連なる南アルプス前衛の静かなる山々を巡る

山梨県富士川にある源氏山(げんじやま)と櫛形山(くしがたやま)に登りました。 どちらも富士川沿いの南アルプス(赤石山脈)の前衛に連なる山で、山梨百名山に選ばれています。櫛形山はその名の通りに櫛のようなシルエットの山容が甲府盆地からも良く見えて、古くから花の名峰として親しまれてきた存在です。一方の源氏山は外見的特長に乏しく、ほとんどその存在自体を知られていない地味で静かなる一座です。 アクセス困難な地に立つ山梨百名山2座を、一挙に巡り歩いて来ました。 2022年7月18日に旅す。
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東北エリア

焼石岳 奥羽山脈中部に大きく裾野を広げる花の名峰

岩手県奥州市と西和賀町にまたがる焼石岳(やけいしだけ)に登りました。 東北地方の背骨奥羽山脈の中部に大きく横たわる古い火山です。なだらかな丘陵状の山容を持ち、残雪が多くその豊富な雪融け水により数多くの湿地帯とお花畑が広がる花の名峰です。アクセスが良好とは言い難い奥地にある山ですが、初夏の季節には花を目当てに多くの登山者が訪れます。 忙しない日帰り弾丸の行程で、奥羽山脈の花の名峰を巡って来ました。 2022年7月10日に旅す。
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上信越エリア

浅草岳 希少種ヒメサユリが咲く越後会津国境の深山

新潟県魚沼市と福島県只見町にまたがる浅草岳(あさくさだけ)に登りました。 福島県と新潟県の県境地帯に連なる、越後山脈と呼ばれる山塊に属する古い火山です。豪雪地帯の山であり、雪解けを迎える初夏の季節になると多種多様な花々が咲き誇る花の名峰として知られています。中でも大変希少な花であるヒメサユリが咲くことで名高い山です。 遠路はるばる訪れた秘境の山で待っていたものは、満開のヒメサユリと恐るべき酷暑の世界でした。 2022年7月2日に旅す。
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八ヶ岳エリア

天狗岳-硫黄岳 北八ヶ岳と南八ヶ岳の境界の山域を巡る

長野県茅野市にある天狗岳(てんぐだけ)と硫黄岳(いおうだけ)に登りました。 北八ヶ岳と南八ヶ岳の境界である、夏沢峠を挟んで向かい合っている2座を巡る行程です。どちらの山も標高2,500メートルを超える高峰でありながら比較的登りやすく、付近にはなにかしらの名物を取りそろえた山小屋が数多く点在し、幅広い層に人気のある山域となっています。 桜平駐車場を起点にして、八ヶ岳中部の山々を巡り歩いて来ました。 2021年7月25日に旅す。
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中央本線沿線エリア

高尾山 蛇滝のイワタバコと野生園のレンゲショウマを鑑賞する夏の花めぐり

東京都八王子市にある高尾山(たかおさん)に登りました。 言わずと知れた東京都が世界に誇る観光地です。都心から容易にアクセス出来る立地にありながら、多種多様な花が咲く花の名峰でもあります。低山であるため夏は非常に蒸し暑くなりますが、しかし夏にしか見ることの出来ない希少な花もまた存在します。 まだ比較的涼しい午前中の時間帯を狙って、夏にしか咲かない高尾山の花を見物してきました。 2021年7月23日に旅す。
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東北エリア

鳥海山 日本海の傍らに広大な裾野を広げる花の名峰

山形県と秋田県の境界にまたがる鳥海山(ちょうかいさん)に登りました。 日本海のすぐ傍らに広大な裾野を広げる、独立峰の火山です。その大きく秀麗な山容から出羽富士の異名を持ち、地域を代表する極めて象徴的な存在の山です。日本海に面している立地上、冬は豪雪となり、初夏の季節が訪れると多くの高山植物が一斉に花を咲かせます。 初夏のベストシーズンを迎えた花の名峰で待ち受けていたのは、容赦なく照りつける日光による酷暑の世界でした。 2021年7月18日に旅す。
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東北エリア

雄国沼 猫魔ヶ岳のカルデラ湖畔に広がるニッコウキスゲ大群生

福島県北塩原村にある雄国沼(おぐにぬま)を訪問してきました。 言わずと知れた会津の名峰磐梯山の隣に位置する、猫魔ヶ岳のカルデラ内に存在する湖沼です。湖畔の湿原にはニッコウキスゲの一大群生地が存在し、面積当たりの生息数は日本一の規模を誇ります。 梅雨の晴れ間を突いて、黄色一面の湿原を散策してきました。 2021年7月3日に旅す。
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散歩

檜原村滝めぐり 北秋川沿いに点在する五滝を巡る

東京都檜原村で滝巡りをしてきました。 南北の秋川に沿って村内の各地に点在する、全部で13の滝を巡るコースです。檜原村は広く一日で同時にすべてを巡ることは困難であるため、今回は北秋川沿いにある五つの滝(雨乞いの滝、華水の滝、夫婦の滝、天狗滝、および彩滝)を巡って来ました。 天気がイマイチであっても楽しめそうと言う理由で訪れた滝巡りでありましたが、そこで待ち受けていたのは、轟音を轟かせ接近すること自体が困難なほどにまで増水した滝でした。 2020年7月26日に旅す。
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南アルプス

雨乞岳 南アルプスの前衛に静かに佇む雨乞信仰の山

山梨県北杜市にある雨乞岳(あまごいだけ)に登りました。 山梨県と長野県の県境近くにある、南アルプス前衛の山です。隣接する甲斐駒ヶ岳など同様に花崗岩からなる山で、その名が示す通り、古くから雨乞い信仰の対象となってきました。 人里離れた深い山で、梅雨明けを願った逆雨乞登山としてきました。 2020年7月19日に旅す。
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奥多摩エリア

大岳山 奥多摩の三つの滝を巡る海沢探勝路を歩く

東京都奥多摩町にある大岳山(おおだけさん)に登りました。 奥多摩と呼ばれる一帯の前衛に位置し、奥多摩三山の一にも数えられている非常に人気の高い山です。人気の山であるが故に四方より多数の登山道がひらけていますが、今回は大岳山から北の多摩川に向かって流れ下る沢沿いのルート、海沢探勝路(うなざわたんしょうろ)を歩いて来ました。 人影も疎らな奥多摩の奥地に待っていたのは、ひんやりと涼しく気持ちの良い沢沿いと、そこから一転して恐るべき蒸し暑さの尾根道でした。 2020年7月12日に旅す。
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北関東エリア

太平山 アジサイが咲く、関東平野を見晴らす栃木の里山

栃木県栃木市にある太平山(おおひらさん)に登りました。 僅か標高341メートルほどの低山ですが、平野部に隣接した立地にあるため眺望に優れた山です。春には桜が花を咲かせ、梅雨になると今度はアジサイが咲き誇る花の山です。山の麓にある大中寺の境内や、山頂近くに立つ太平山神社の参道などの複数個所にアジサイの群生地が存在し、多くの見物客で賑わいます。 一向に雨の降り止む気配のない梅雨空の中、アジサイの名所を巡ってきました。 2020年7月5日に旅す。
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散歩

奥多摩むかしみち 氷川から小河内へと至る、青梅街道の旧道を巡る

東京都奥多摩町のウォーキングコース、奥多摩むかしみちを歩いて来ました。 現在の国道411号(青梅街道)が出来る以前に、氷川から奥多摩の奥地へと続いていた古道をたどる、全長10kmほどのコースです。ルートの大半は現役の道と被っていますが、道中には歴史ある古道であることを偲ばせる、いくつかの史跡が残されています。 日原鍾乳洞の見物と合わせて、奥多摩を満喫する散歩をしてきました。 2019年7月21日に旅す。
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北アルプス

剱岳 一般登山道最高難易度の呼び声高き岩の殿堂

富山県上市町と立山町にまたがる剱岳(つるぎだけ)に登りました。 氷河の浸食によって岩が削られて形成された極めて険しい山容を持ち、岩の殿堂の異名を持ちます。その険しさと圧倒的なまでの存在感により、多くの登山者を引き付け魅了する山です。一般登山道もしっかりと存在しますが、ルート上には数多くのクサリ場や難所が存在し、難易度の高い危険な山と見なされています。 期待と不安を胸に訪れた岩の殿堂は、前評判に違わぬスリル満点の山でした。 2019年7月27日に旅す。
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北アルプス

立山 北アルプス北部に雄々しくそびえる、古からの信仰の山

富山県立山町にある立山(たてやま)に登りました。 北アルプス立山連峰の主峰にして、日本国内では最北端に位置する3,000メートル峰です。また、富士山、白山と並び日本三霊山の一つに数えられる、古からの山岳信仰の山でもあります。立山の傍らにはには室堂平と呼ばれる広大な溶岩台地が広がり、登山者のみならず数多くの観光客で賑わいます。 少し早い夏休みを取得し、テントを担いで立山を縦断してきました。 2019年7月26日に旅す。
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近畿・東海エリア

伊吹山 琵琶湖を見下ろす近畿地方きっての名峰

滋賀県米原市にある伊吹山(いぶきやま)に登りました。 琵琶湖の傍らに立つ滋賀県の最高峰にして、古くから信仰の対象となってきた霊山です。夏には多くの野草の花が咲き誇り、冬になればスキー場へと早変わりします。近畿地方における山岳リゾートの中心を担う、地域を代表する名峰です。 梅雨空を避けるべく遠路はるばる赴いた山で待ち受けていたのは、前評判に違わぬ素晴らしき花の宝庫と、ガスに巻かれた少々残念な感じのする空模様でした。 2019年7月15日に旅す。
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東北エリア

秋田駒ヶ岳 満開を迎えた花の名峰とムーミン谷を巡る

秋田県仙北市と岩手県雫石町にまたがる秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ)に登りました。 高山植物の宝庫として知られる花の名峰です。複数のカルデラを擁する複雑な地形をした火山であり、その入り組んだ谷間には一面の花園が広がります。特に、通称ムーミン谷と呼ばれる場所のチングルマ群生は圧巻です。 最高のシーズンを迎えた花の名峰を巡り歩いて来ました。 2019年7月7日に旅す。
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東北エリア

八幡平 高原台地の上に広がる湿原と満開のワタスゲ

岩手県と秋田県の境界にまたがる八幡平(はちまんたい)を歩いて来ました。 東北地方の背骨、奥羽山脈の北部にある古い火山です。長年の浸食により山頂部はなだらかな台地状となっており、雪解けシーズンになると、数多くの池塘が出現し高山植物が一斉に花を咲かせます。 花満開のベストシーズンを迎えた高原を、のんびり散策してきました。 2019年7月6日に旅す。
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散歩

碓氷峠アプトの道 信越本線の廃線跡を巡る遊歩道

群馬県安中市にある碓氷峠アプトの道を歩いてきました。 長野新幹線の開通に伴い廃線となった、JR信越本線の碓氷峠区間を整備して作られた遊歩道です。明治時代に作られたレンガ造りのトンネルや橋梁などの、貴重な遺構を見て回ることができます。 かつての幹線の跡地で、碓氷峠の歴史に触れるお散歩をして来ました。 2018年7月8日に旅す。
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北陸エリア

白山-別山 色とりどりの花々に彩どられられた、北陸地方きっての名峰

 石川県白山市と岐阜県白川村にまたがる白山(はくさん)に登りました。 富士山や立山と並ぶ、太古より山岳信仰の対象となってきた霊山です。加賀百万石の沃野を潤す水源であるこの山は、初夏の雪解けシーズンを迎えると、高山植物が一斉に色とりどりの花を咲かせます。 ベストシーズンを迎えた北陸地方きっての名峰へ、テントを担いで遥々遠征して来ました。 2018年7月21~22日に旅す。
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北アルプス

白馬岳 【下山編】花咲く楽園のような稜線と白馬大池を巡る【DAY2】

北アルプスの白馬岳(しろうまだけ)に登りました。 この記事は二日目の下山の記録となります。白馬岳山頂から白馬大池へと続く稜線上には、雪解け迎えると同時に多くの高山植物がまるで競うかのように一斉に花をつけ、天上の楽園さながらの光景が繰り広げられます。 最高のシーズンを迎えた稜線歩きを心ゆくまで満喫して来ました。 2018年7月16日に旅す。
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北アルプス

白馬岳 白馬大雪渓と後立山連峰からの大絶景【day1】

長野県白馬村と富山県黒部市にまたがる白馬岳(しろうまだけ)に登りました。 北アルプス北部の後立山連峰に属する山です。夏の遅い時期まで多くの雪渓が残るこの山は、その神々しいまでに白く美しい姿により古くから名山として親しまれて来ました。 最高の晴天に恵まれた7月の三連休に、ベストシーズン真っ盛りを迎えた白馬岳の魅力に触れて来ました。 2018年7月15日に旅す。
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北アルプス

焼岳 上高地の戸口にそびえ立つ、北アルプスの前衛峰

長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる焼岳(やけだけ)に登りました。 上高地の玄関口脇に佇む活火山です。北アルプスの山の中では比較的標高が低く登り易い山であり、このエリアにおける入門の山として人気があります。 河童橋から見て真正面の位置に佇んでおり、上高地を象徴する景色の一つして広く知られている存在でもあります。 例年よりも一足早くに訪れた夏山シーズンを先取りすべく、はるばる北アルプスまで繰り出して来ました。 2018年7月1日に旅す。
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奥多摩エリア

雲取山 2017年の山を日帰りで歩くミーハー系登山

東京都奥多摩町にある雲取山(くもとりやま)に登りました。 奥多摩の西端に鎮座する東京都の最高峰です。作家深田久弥が選んだ日本百名山に名を連ね、奥多摩の山の中でも特に人気の高い一座であります。 この雲取山、標高が2,017メートルであることから、2017年の山と言うことで今年に入ってから俄かに注目を集めています。 ひとつ流行に乗ってやろうと思い訪れた「今年最も熱い山」は、確かに熱かった。いや暑かった・・・ 2017年7月16日に旅す。
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北関東エリア

女峰山 満開のニッコウキスゲが咲き誇る日光連山の母

栃木県日光市にある女峰山(にょほうさん)に登りました。 日光市街を見下ろす位置に屹立する鋭鋒です。古くから修験の道として歩かれてきた、信仰の山として知られています。いかにも修験者が好みそうな荒々しい山容を持ち、そう容易には登らせてくれない厳しい山でもあります。 女峰山の麓に広がる霧降高原はニッコウキスゲの群生地として知られ、開花シーズンになると多くの見物客で賑わいます。 花咲く高原を越えた先に待っていたのは、行動時間10時間にもおよぶ険しき道のりでした。 2017年7月8日に旅す。
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東北エリア

早池峰山 高山植物が咲き乱れる北上山地の主峰

岩手県の宮古市、遠野市、花巻市にまたがる早池峰山(はやちねさん)に登りました。 標高1,917メートルの北上山地最高峰です。谷川岳や至仏山などと同様の蛇紋岩からなる山で、数多くの固有主をもつ高山植物の宝庫として知られています。また、その岩々しい山容ゆえか、古くからの修験の山でもあります。 暴風が吹き荒ぶ稜線で、満開を迎えた花々を愛でる山旅をして来ました。 2017年7月2日に旅す。
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北関東エリア

日光白根山 奥日光にそびえ立つ関東地方最高峰

栃木県日光市と群馬県片品村にまたがる日光白根山(にっこうしらねさん)に登りました。 標高2,578メートルの関東地方最高峰です。日光の最も奥まった位置に立地するこの山、都内発で公共交通機関のみを利用して日帰り登山をしようと思うと、なかなかタイトなスケジュールとなります。 鈍行列車で行く慌しい遠征登山をして来ました。 2016年7月23日に旅す。
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中央アルプス

木曽駒ケ岳 木曽と伊那に跨る中央アルプス最高峰

長野県上松町・木曽町・宮田村の境界にある木曽駒ケ岳(きそこまがたけ)に登りました。 標高2,956メートルの中央アルプス最高峰です。3,000メートル近い高峰ながら、標高2,611メートル地点の千畳敷までロープウェーが通じているため、標高の割には簡単に登ることが出来る山です。 今回はテントを担いで1泊2日の余裕ある日程でのんびりと歩いてきました。 2016年7月17日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

富士山 日帰りで行く、高さ日本一の霊峰

静岡県と山梨県にまたがる富士山(ふじさん)に登りました。 この山について今更多くを語る必要は無いでしょう。日本最高峰にして、世界遺産にまでなった霊峰です。この山へは、日本全国のみならず海外のからも数多くの人が訪れる一大観光地でもあります。 ハイシーズンの喧騒を避けるべく、人の少ない山開き直後を狙って、朝から登って夕方に降りるごく普通の日帰り登山をしてきました。 2016年7月2日に旅す。
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中央本線沿線エリア

小金沢連嶺 大菩薩嶺の南に伸びる雄大な稜線を歩く

石丸峠から米背負峠に至る小金沢連嶺(こがねざわれんれい)の稜線を歩きました。 小金沢連嶺とは大菩薩嶺から滝子山に至る南に向かって伸びる長大な稜線です。この尾根道の最大の特徴は「富士山に向かって歩く」ことです。 まさに飽き飽きするほどの富士展望を満喫した山旅でした。 2015年7月26日に旅す。
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南アルプス

北岳 野呂川源流にそびえる日本第二位の高峰

南アルプスの北岳(きただけ)に登りました。 その地味過ぎる名前が災いしてか、普段山登りなどしない人には知名度がほぼ皆無な山ですが、実は日本で2番目に高い山だったりします。(標高3,192メートル) 標高1,520メートル地点の広河原まで路線バスが乗り入れているため、南アルプスの中では比較的アクセスがし易く、人気の高い山です。 7月の3連休に満を持して向かった山でしたが、山頂では悪天候に泣かされました。 2015年7月19に旅す。
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中央本線沿線エリア

本社ヶ丸-清八山 笹子川南岸にそびえる富士展望の山

山梨県の大月市と都留市にまたがる本社ヶ丸(ほんじゃがまる)と清八山(せいはちやま)に登りました。 どちらも大月市選定の秀麗富嶽十二景に制定されている富士展望の山です。 その思わず脱力しそうになる名前とは裏腹に、麓からの標高差1,000メートルオーバーの中々登り応えがある山です。 今回はJR中央本線の笹子駅から、富士河口湖町にある三ッ峠山までを縦断するロングルートを歩いてきました。 2015年7月11日に旅す。
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