5月

九州エリア

開聞岳 東シナ海の大海原を望む薩摩富士

鹿児島県指宿市(いぶすきし)にある開聞岳(かいもんだけ)に登りました。 薩摩半島の先端に半分海上にせり出すようにして立つ独立峰の火山です。均整の取れた円錐形の姿をしていることから、薩摩富士とも呼ばれています。標高はギリギリ1,000メートに届かない山ですが、海際にあるため標高差はそこそこ大きく登り応えがあります。 大海原が広がる光景への期待に胸を躍らせて訪れた山頂で待っていたのは、一面の虚無の世界でした。 2024年5月26日に旅す。
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九州エリア

霧島山(韓国岳) 荒々しき火山群を色鮮やかに飾るミヤマキリシマ

鹿児島県霧島市と宮崎県えびの市および小林市にまたがる韓国岳(からくにだけ)に登りました。 鹿児島県と宮崎県の境界にまたがる火山群である霧島連峰の最高峰です。山の中腹には火山の恩恵とでもいうべき温泉地が広がり、山岳リゾートとしての色合いが強い山域です。5月の下旬から6月の上旬ごろにかけて、ツツジの一種であるミヤマキリシマが花を咲かせます。 咲き始めたミヤマキリシマを求めて、遠路はるばる鹿児島へと遠征してきました。 2024年5月25日に旅す。
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北関東エリア

中倉山 公害の爪痕が残る荒涼とした稜線と孤高のブナ

栃木県日光市にある中倉山(なかくらやま)に登りました。 足尾山地奥部の渡良瀬川の源流部に立つ山です。山の北側に切れ込む松木渓谷は、足尾銅山から排出された亜硫酸ガスを含む煤煙や山火事の影響により今なお樹木が育たず荒涼としており、日本のグランドキャニオンの異名を持ちます。稜線上には殆ど樹木が無いことから展望が良く、知る人ぞ知る隠れた名山となっています。 名高き孤高のブナを見に、遠路はるばる足尾の奥地へ繰り出して来ました。 2024年5月21日に旅す。
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甲斐南部エリア

山伏-八紘嶺 大谷崩れと秘境オクシズを見下ろす大展望

静岡県静岡市と山梨県早川町にまたがる山伏(やんぶし)と八紘嶺(はっこうれい)に登りました。 安倍奥と呼ばれる、安部川の源流域に立つ急峻な山です。この2座は尾根で繋がっていて縦走が可能で、ほぼ中間地点には日本三大崩れのひとつとされる、大谷崩(おおやくずれ)の崩落地が横たわっています。暴れ川として名高い安倍川源流部の荒々しき光景です。 山伏の山頂近くにある避難小屋で1泊し、オクシズの深山を巡り歩いて来ました。 2024年5月17~18日に旅す。
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北関東エリア

吾国山-難台山-愛宕山 すずらんが咲く新緑の笠間アルプスを巡る

茨城県笠間市にある吾国山(わがくにさん)、難台山(なんだいさん)および愛宕山(あとごやま)に登りました。 茨城県中部の平野部に立つ標高500メートル前後の低山の連なりで、通称笠間アルプスと呼ばれています。カタクリが咲く山として知られていますが、このコースには花の見頃の時期がもう一つあり、5月の上旬から中旬にかけてすずらんが咲きます。 新緑が光り輝くマイナーなご当地アルプスを巡って来ました。 2024年5月15日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

伊豆山稜線歩道 天城峠から船原峠まで、富士山に向かって歩く魅惑の稜線を行く

静岡県伊豆半島の西部に連なる伊豆山稜線歩道(いずさんりょうせんほどう)を歩いて来ました。 天城峠から修善寺虹の郷までの区間に整備されている、全長43kmにも及ぶ長大な歩道です。仁科峠から達磨山に至る区間は視界の開けた笹の稜線となっており、正面に富士山を望みながら歩くことが出来ます。今回は南の天城峠からスタートして、船原峠までの区間を歩いて来ました。 かなりのロングコースであることは承知したうえでの訪問でしたが、帰りのバス時間ギリギリの際どい山行でした。 2024年5月11日に旅す。
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中央本線沿線エリア

扇山-百蔵山 ヤマツツジが満開の手軽な秀麗富嶽縦走登山

山梨県大月市にある扇山(おうぎやま)および百蔵山(ももくらやま)に登りました。 2座共に桂川の北側に連なり、大月市の制定した秀麗富嶽十二景に選ばれています。鳥沢駅から猿橋駅へとつなげる手軽な縦走登山コースとして人気があり、特にヤマツツジが咲く5月上旬から中旬ごろにかけて多くの登山者が訪れます。 ゴールデンウィークの人気の山の混雑を避けて、近場の山をゆるりと巡って来ました。 2024年5月5日に旅す。
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中央本線沿線エリア

御前山 桂川沿いに立ち並ぶ4座の御前山を巡る

山梨県上野原市にある鶴島御前山(つるしまごぜんやま)、栃穴御前山(とちあなごぜんやま)、四方津御前山(しおつごぜんやま)および綱之上御前山(つなのうえごぜんやま)に登りました。 いずれも上野原市内の桂川沿いにある低山で、戦国時代にはリレー形式の烽火台が設置されていました。現在ではあまり歩く人は多くはなく、半ば藪に覆われひっそりとした山々です。 ゴールデンウィークの喧騒を避けて、近場で御前山巡りをしてきました。 2024年5月3日に旅す。
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北関東エリア

子持山 大迫力の獅子岩と満開のヤマツツジ

群馬県渋川市、沼田市および高山村にまたがる子持山(こもちやま)に登りました。 群馬県中部の利根川を挟んで赤城山の向かいにある古い時代の火山です。浸食が進み溶岩石が露出した険しい山容を持ち、古くから修験の対象にもなってきた岩峰です。特に中腹にある獅子岩(大黒岩)が有名で、ロッククライミングの対象にもなっています。 ヤマツツジが見頃を迎えた、新緑に萌える山を巡って来ました。 2023年5月27日に旅す。
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北関東エリア

高山 ミツバツツジとシロヤシオが咲き誇る中禅寺湖畔の山

栃木県日光市にある高山(たかやま)に登りました。 中禅寺湖と戦場ヶ原の間に挟まれるようにして立つ山です。様々な種類のツツジが咲く花の名峰と知られており、比較手的手ごろなコースタイムであることから幅広い層に登られている、小粒ながらも人気の一座です。 観光地として名高い竜頭の滝から、隠れた秘境感のる西ノ湖まで、中禅寺湖西端の一帯を巡り歩いて来ました。 2023年5月21日に旅す。
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奥多摩エリア

ためぐそ山-勝峰山-金毘羅山 あきる野市の里山を巡る雨の日の散策

東京都あきる野市にあるためぐそ山、勝峰山(かつぼうやま)および金毘羅山(こんぴらやま)に登りました。 何れも武蔵五日市駅の北側に連なる奥多摩前衛の山並みで、駅から直接歩いて登ることが出来ます。ためぐそ山はその名前から受けるインパクト以上の出来事は起こらない素朴な里山ですが、近隣の勝峰山と金毘羅山と合わせることにより、それなりにボリューム感がある行程となります。 シトシトと雨が降りしきる週末に、ためぐそ山と金玉水を巡って来きました。 2023年5月14日に旅す。
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奥多摩エリア

大岳山 御岳山神社とロックガーデンを巡る定番コースを歩く

東京都奥多摩町と檜原村の境界にまたがる大岳山(おおだけさん)に登りました。 奥多摩の前衛部に位置しており、古くから山岳信仰の対象ともなってきた名峰です。山頂に通じる登山道は四方から開けており、初心者向きの手軽なルートから一筋縄では行かない難路まで、幅広い層に登られている人気の山です。今回はその中でも最も一般的である思われる、御岳山ケーブルカーを使用するルートを歩いて来ました。 ゴールデンウィークの只中に訪れた人気の山で待っていたのは、ある意味予想通りの大混雑でした。 2023年5月5日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

伊豆ヶ岳 奥武蔵随一の人気を誇る里山と男坂をコンパクトに巡る

埼玉県飯能市にある伊豆ヶ岳(いずがたけ)に登りました。 奥武蔵と呼ばれている山域の、ほぼ中央付近に位置している里山です。どちらかと言えば地味な山域と見なされがちな奥武蔵の中では、一際高い人気と知名度を持つ山です。特に山頂直下にある、男坂と呼ばれる岩場が有名です。 大勢のハイカーで賑わうゴールデンウィーク只中に、スリリングなクサリ場を楽しんできました。 2023年5月4日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

倉見山 富士八景の里山とクマガイソウ群生地を巡る

山梨県都留市と西桂町にまたがる倉見山(くらみやま)に登りました。 河口湖から大月に向かって流れ下る、桂川沿いのすぐ傍らに立つ里山です。富士展望に優れた山であるものの、近隣にある三つ峠や杓子山と比べると人気知名度共に低いマイナーな存在です。山の麓に絶滅危惧種の希少な花であるクマガイソウの群生地があり、4月の下旬から5月の上旬頃にかけて見頃を迎えます。 ゴールデンウィークの人気の山の喧騒を避けて、近場のマイナーな山を巡って来ました。 2023年5月3日に旅す。
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奥秩父エリア

鶏冠山 笛吹川源流に屹立する、山梨百名山最恐の呼び声高き岩峰

山梨県山梨市にある鶏冠山(とさかやま)に登りました。 奥秩父山地のほぼ中央付近に位置している、笛吹川の源流部に立つ岩峰です。その名の通り鶏の鶏冠を思わせるような険しい山容を持ち、付近からはたいへん目を引く存在です。山頂に通じる一般登山道は存在せず、難易度の高い危険な山であると見なされています。 山梨百名山最恐と呼ばれる山で待っていたのは、前評判に違わぬ高度感抜群の岩稜でした。 2022年5月29日に旅す。
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近畿・東海エリア

武奈ヶ岳 琵琶湖の西岸に連なる比良山地の最高峰

滋賀県大津市にある武奈ヶ岳(ぶながたけ)に登りました。 琵琶湖西岸に連なる比良山地の最高峰です。標高1,200メートル少々の低山ですが、日本海側気候の影響を受ける立地にあるため、冬には豪雪地帯となる山域です。豪雪の影響により森林限界高度が低く、山頂付近は360度全方位の展望が開けています。日本二百名山にも選ばれており、登山者に人気の高い一座です。 慌ただしき日帰り弾丸で、遠路はるばる滋賀県の名峰を巡って来ました。 2022年5月22日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

蕎麦粒山-有間山稜 廃道化の進む棒杭尾根と、奥多摩と奥武蔵の境界の山々を巡る

東京都奥多摩町にある蕎麦粒山(そばつぶやま)から埼玉県飯能市と秩父市にまたがる有間山稜(ありまさんりょう)を繋げて歩いて来ました。 天目背稜と呼ばれる、東京都と埼玉県の境界を形成している尾根の周辺を巡る行程です。人里からは遠く離れた山深い場所に位置しており、登山口のある有間峠へと通じている林道が長らく通行止め状態であることから、訪れる者の極めて少ない静かなる山域となっています。 咲き始めたシロヤシオを求めて、奥多摩と奥武蔵の境を渡り歩いて来ました。 2022年5月15日に旅す。
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奥多摩エリア

高水三山 登山初心者向け大定番の奥多摩入門コースを巡る

東京都青梅市と奥多摩町にまたがる、高水三山(たかみずさんさん)を縦走してきました。 奥多摩と呼ばれる領域の前衛部に位置する、高水山(たかみずさん)、岩茸石山(いわたけいしやま)および惣岳山(そうがくさん)の総称です。青梅線の軍畑駅から御岳駅へ繋げて歩くことのできる縦走コースとなっており、展望の良さと手頃なコースタイムにより、登山初心者向けの入門の山として絶大な人気があります。 登山を始めたばかりの頃の初心に回帰すべく、奥多摩の入門コースを歩いて来ました。 2022年5月8日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

般若山-釜ノ沢五峰 秩父札所32番と小鹿野アルプスを巡る

埼玉県小鹿野町にある般若山(はんにゃやま)と釜ノ沢五峰(かまのさわごぼう)に登りました。 秩父三十四箇所と呼ばれる観音菩薩を祀った霊場の一つである、秩父札所32番を巡る行程です。標高500メートル少々の低山ながらも、岩場が連続するアスレチックな行程となっており、小鹿野アルプスの異名を持ちます。 ゴールデンウィークの喧騒を避けて、静かななる秩父の霊場を巡って来ました。 2022年5月5日に旅す。
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北関東エリア

袈裟丸山(前袈裟丸山) アカヤシオツツジが咲く足尾山地の深山

栃木県日光市、群馬県沼田市およびみどり市にまたがる袈裟丸山(けさまるやま)に登りました。 栃木県と群馬県の県境地帯に連なる足尾山地に属している古い火山です。交通アクセスが良いとは言い難い奥地にある山ですが、アカヤシオツツジの名所として名高く、シーズン中は多くの登山者で賑わいます。 ツツジ以外にはさしたる期待もなく訪れた足尾の深山で待っていたのは、思ってもいなかった大展望の頂でした。 2022年5月3日に旅す。
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上信越エリア

御座山 シャクナゲと苔生す原始の森の中に佇む佐久の幽境

長野県北相木村(きたあいきむら)と南相木村(みなみあいきむら)の境界にある御座山(おぐらさん・おぐらやま)に登りました。 長野県東部の関東地方と中部地方の境界に位置している深山です。山麓の一帯は鬱蒼とした深い原生林に覆われていますが、山頂付近には岩壁が屹立しており、ほぼ全方位に視界が開けている好展望の頂です。また、6月上旬から中旬頃にかけてシャクナゲが見頃を向かえます。 遠路はるばる、かつては幽境と呼ばれた深山を巡って来ました。 2021年5月28日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

天城山 伊豆半島の苔生す森に咲き誇るアマギシャクナゲの群生

静岡県伊豆市、伊東市および河津町にまたがる天城山(あまぎさん)に登りました。 伊豆半島の中央付近に横たわる、伊豆半島の最高峰です。海上に突き出した半島上に位置する山ゆえに、年間を通じて非常に降水量の多い山であり、山全体が苔生す深い原生林に覆われています。この天城の森では、毎年5月の中旬から6月の上旬ごろにかけて、伊豆半島の固有種であるアマギシャクナゲが咲き、それを目当てに多くの登山者で賑わいます。 シャクナゲが咲き誇る、霧の山と苔の森を巡って来ました。 2021年5月23日に旅す。
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北アルプス

立山(雄山) ゴールデンウィークに行く残雪期北アルプスの大展望

富山県立山町にある立山(たてやま)に登りました。 日本三大霊山の一つに数えられている、言わずとも知れた名峰の中の名峰です。毎年4月中旬に立山室堂へと通じる黒部立山アルペンルートが開通するため、ゴールデンウィークの残雪期であっても比較的容易にアプローチすることが出来ます。もっとも、アプローチが容易であると言うだけのことであって、この時期に登頂を果たしたければ、完全な冬山の装備が必要となります。 猛烈な暴風が吹き荒ぶ中を登った先に待っていたのは、一面が白銀に染まった残雪期北アルプスの大絶景でした。 ...
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上信越エリア

天狗山-男山 八ヶ岳山麓の高原地帯に連なる、好展望の岩峰

長野県川上村と南相木村にまたがる天狗山(てんぐやま)から男山(おとこやま)を縦走して来ました。 八ヶ岳の東麓に広がる、野辺山高原の傍らに連なっている岩峰です。鋭く切り立った山容を持ち、視界を遮るものの無い山頂からは、広く八ヶ岳や奥秩父の山々を見晴らすことが出来ます。遠目にも非常に目を引く姿をした山でありながら、交通アクセスが良好とは言い難い奥地にあるためか、登山の対象としては極めてマイナーな存在です。 鈍行列車に揺られ、遠路はるばる八ヶ岳の麓へと繰り出して来ました。 2021年5月4日に旅す。
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丹沢エリア

同角ノ頭 静かなる石棚山稜と西丹沢のマイナーピークを巡る

神奈川県山北町にある同角ノ頭(どうかくのかしら)に登りました。 西丹沢の盟主、檜洞丸の隣に立つ極めてマイナーな山です。西丹沢における主要な登山コースからは少し外れた位置にあるため、訪れる人の疎らな静かな山となっています。 いかにも西丹沢らしい豊かなブナ林と、終わりかけにギリギリ間にあったシロヤシオを眺めてきました。 2020年5月30日に旅す。
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奥多摩エリア

戸倉三山 奥多摩前衛の里山に連なる苦難の道

東京都あきる野市と檜原村の境界に連なる戸倉三山(とくらさんざん)を縦走して来ました。 戸倉三山とは臼杵山(うすきやま)、市道山(いちみちやま)および、刈寄山(かりよせやま)の総称です。何れも秋川の傍らに連なる、標高1,000メートルに満たない里山です。三山を巡る縦走コースが設定されていますが、小刻みにアップダウンを繰り返す厳しい山として知られています。 リハビリ登山のつもりで訪れたこのキツイと評判の山は、前評判に違わぬ恐るべき緑の地獄でした。 2020年5月24日に旅す。
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散歩

浅間山公園 見頃を迎えた、希少種ムサシノキスゲの群生

東京都府中市にある浅間山公園(せんげんやまこうえん)を散歩してきました。 府中の市街地の中にポツンと存在する標高およそ80メートル小さな山で、全体が都立公園として整備されています。日本国内では唯一ここにしか自生していない大変な希少な花である、ムサシノキスゲの群生地として知られています。 見頃を迎えたムサシノキスゲの群落を鑑賞すべく、近場のお散歩をしてきました。 2020年5月8日に旅す。
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散歩

ご近所散歩 深大寺から調布飛行場まで散策

東京都調布市の深大寺から調布飛行場までをブラブラと散歩してきました。 軽く近所を歩くだけのつもりで出かけたのですが、引き返し時を見いだせないままズルズルと歩き続け、最後は何故か調布飛行場から飛行機を眺めました。 無計画に当所もなく適当にほっつき歩いた、ゴールデンウィークの一日の記録です。 2020年5月5日に旅す。
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上信越エリア

平標山-仙ノ倉山 完璧なる晴天下の谷川連峰最高峰から望む大絶景

群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町にまたがる、平標山(たいらっぴょうやま)と仙ノ倉山(せんのくらやま)に登りました。 上越国境地帯にまたがる谷川連峰の西の外れに位置する山です。日本の中央分水嶺を構成するこれらの山並みは、大気が不安定なことが多く、なかなか快晴とはならない天気の気難しい場所であります。数多くの名峰が軒をつらねるこの一帯は、晴天となった時の眺望は圧巻の一言です。 完璧なる晴天の予報を携え、上越国境地帯の絶景を心行くまで楽しむ山旅をしてきました。 2019年5月25日に旅す。
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丹沢エリア

菰釣山 丹沢山地西の外れ甲相国境尾根を日帰りで歩く

神奈川県山北町と山梨県道志村にまたがる菰釣山(こもつるしやま)に登りました。 神奈川県と山梨県の境界を形成する甲相国境尾根上にある山です。丹沢山地の西の外れに位置し、付近一帯は深いブナの原生林に覆われています。山深い場所故に交通アクセスは極めて悪く、アプローチ手段は限られます。 丹沢山地西の果てを、日帰りで横断してきました。 2019年5月18日に旅す。
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奥多摩エリア

浅間嶺 檜原村の静かなる浅間尾根上に続く、古の街道跡を巡る

東京都檜原村にある浅間嶺(せんげんれい)に登りました。 奥多摩主脈と笹尾根の間に挟まれた浅間尾根上に存在する静かな場所です。低山ながらも眺望の開けた場所が多くあり、手頃のコースタイムと相成って人気のハイキングコースとなっています。中でも、日本の滝100選に選ばれている払沢の滝からスタートするルートが多く歩かれています。 近場のお手軽ハイキングコースで、ゆる登山を楽しんで来ました。 2019年5月12日に旅す。
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北関東エリア

日光男体山 関東一円を望む日光のシンボル

栃木県日光市にある日光男体山(にっこうなんたいさん)に登りました。 中禅寺湖のすぐ傍らに立ち、日光を象徴する極めてシンボリックな山です。湖畔から望むその姿は、日本百名山の著者である深田久弥に「天の造詣の傑作」とまで言わしめたほどの光景です。傍から眺める分には優美なこの山も、いざ登るとなると直登一辺倒のドロ臭い山行きとなります。 名前通りの男らしく真っすぐな山で、湖と関東一園の山並みを望む絶景を楽しんで来ました。 2019年5月5日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

三湖台-足和田山 富士芝桜まつりと、富士山麓を巡る東海自然歩道歩き

山梨県富士河口湖町にある三湖台と足和田山を歩いて来ました。 富士五湖の一つである西湖の傍らに立つ山並みを巡るコースで、大変良好な富士展望を得ることが出来る場所です。ちょうど見ごろを迎えている富士芝桜まつり見物と合わせて、富士五湖エリアの見どころスポットを巡って歩く大変贅沢な計画です。 意気揚々と現地へ乗り込んだ私を待ち受けていたのは、前評判通りの素晴らしき眺望と、ゴールデンウィークの洗礼ともいうべき大渋滞でした。 2019年5月3日に旅す。
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長瀞ラフティング 秩父盆地を流れる荒川の渓谷で川下り

埼玉県長瀞町にある長瀞渓谷(ながとろけいこく)に行って来ました。 目的はラフティングと呼ばれる川下りすることです。秩父盆地内を流れる荒川は川遊びスポットとして知られた場所で、かの有名なライン下りを始め多種多様な川遊びができます。 今回は長瀞のラフティングの中でも最長のとなる7kmのコースで遊んできました。 2019年5月2日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

大霧山 秩父高原牧場に広がる天空のポピー

埼玉県皆野町と東秩父村にまたがる大霧山(おおぎりやま)から秩父高原牧場まで歩いて来ました。 比企三山と呼ばれる山郡に属し、秩父地方の展望がよいことで知られた山です。大霧山から北に向かって伸びる尾根上には高原台地が広がり、放牧場として利用されています。 この秩父高原牧場にあるポピー畑には、公称1,500万本ものシャーレーポピーが栽培されており、開花シーズンになると多くの見物客で賑わいます。 高原の斜面を紅く染める、天空のポピー畑を満喫して来ました。 2018年5月27日に旅す。
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北関東エリア

半月山-社山 満開のシロヤシオと男体山を目の前に望む、中禅寺湖畔の山

栃木県日光市にある半月山(はんげつやま)と社山(しゃざん)に登りました。 中禅寺湖の南岸に連なる山です。その立地上、中禅寺湖と男体山の展望が素晴らしいことで知られています。また、北関東の山の例に漏れず、春になると多くヤシオツツジが咲き、それを目当てに数多くの登山者がこの山を訪れます。 満開のシロヤシオと男体山の展望を同時に楽しむ、とても贅沢な山歩きをして来ました。 2018年5月20日に旅す。
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丹沢エリア

檜洞丸 満開のシロヤシオが咲き誇る、西丹沢の深山を歩く

神奈川県相模原市と山北町にまたがる檜洞丸(ひのきぼらまる)に登りました。 標高がおおよそ1,601メートルほどあり、西丹沢と呼ばれる領域の盟主と言える存在の山です。かつては秘境の山などと呼ばれていたこともある深山でしたが、今日では乗車時間が多少長くはなるものの、バスで袂までアクセスすることが可能です。ツツジの名峰として知られ、特にシロヤシオが咲く五月中旬から下旬にかけて多くの登山者で賑わいます。 白い花に彩どられ、最も美しく華やぐベストシーズンの西丹沢を歩いて来ました。 2018年5月12日に旅...
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奥武蔵・秩父エリア

二子山 秩父奥地に鋭く突き出す狂気の岩峰

埼玉県小鹿野町にある二子山(ふたごやま)に登りました。 その名が示すとおり、東西の二つの峰を擁する双耳峰です。石灰岩からなる切り立った鋭い岩峰であり、ロッククライミングの登攀の対象ともなっています。一般登山道も存在し、特別な登攀技術が無くても登ることが出来ます。 3000メートル峰の稜線にも引けを取らないような、大迫力の岩の尾根歩きを楽しんできました。 2018年5月4日に旅す。
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散歩

多摩よこやまの道 多摩丘陵の尾根を辿る好展望の散歩道

東京都稲城市、多摩市、町田市にまたがる多摩よこやまの道を歩いて来ました。 多摩丘陵の尾根筋に沿って整備された、全長10kmほどの遊歩道です。この名称は、武蔵国府(現在の東京都府中市)から見た多摩丘陵の姿が、まるで横に長い山のように見えることから「多摩の横山」と呼ばれていたことに由来します。 多摩丘陵地域を広く見渡す道で、のんびりお散歩をして来ました。 2018年5月2日に旅す。
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丹沢エリア

丹沢主稜縦走 丹沢山塊屈指の険路、主稜縦走路を日帰りで歩く

神奈川県丹沢山地の丹沢主稜(たんざわしゅりょう)を縦走して来ました。 丹沢主稜は東丹沢と西丹沢を繋ぐように東西に向かって伸びる稜線で、檜洞丸(ひのきぼらまる)から蛭ヶ岳(ひるがたけ)へと至る、起伏の激しい険しい道が続きます。一泊二日の行程で歩かれることが一般的であり、日帰りで踏破しようとすると、体力勝負の苦難な道程となります。 ツツジとシロヤシオが咲き誇るベストシーズンの丹沢にて、丹沢山塊屈指の険路を日帰りで突き抜けるハードな山行きをしてきました。 2017年5月27日に旅す。
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奥秩父エリア

大菩薩峠 古の峠越えルート、牛ノ寝通りを歩く

山梨県甲州市にある大菩薩峠(だいぼさつとうげ)に登りました。 奥多摩よりもさらに奥地の、多摩川源流域にある小菅村からのアプローチです。上日川峠からのアクセスが主流となった今日においては、下山に使用する人がごく稀に居る程度の人影疎らな静かな道です。 新緑に包まれた、巨樹の道を巡る静かな山旅をしてきました。 2017年5月20日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

天城山 伊豆半島の背骨、天城縦走路を歩く

静岡県の伊豆半島にある天城山(あまぎさん)に登りました。 川端康成の小説「伊豆の踊り子」の舞台としてあまりにも有名な、伊豆半島を代表する山です。海の上に突き出した半島の山という地形から、年間を通じて降雨量が多く、非常に深い樹林に覆われた密林のような山です。 生憎のガスに覆われた天気の中、新緑が芽吹く天城縦走路を歩き通してきました。 2017年5月13日に旅す。
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中央本線沿線エリア

岩殿山 中央本線脇に屹立する大月市のシンボル

山梨県大月市にある岩殿山(いわどのさん)に登りました。 JR大月駅のすぐ裏手にあり、市内の何処からでも目に付く大月市のシンボルとでも言うべき岩山です。標高634メートルほどの低山ながら、山頂からの眺望は素晴らしく秀麗富嶽十二景にも選ばれています。 最高の好天に恵まれ、絶景とスリルを存分に味わい尽くす里山歩きを楽しんできました。 2017年5月5日に旅す。
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奥多摩エリア

天祖山-酉谷山 奥多摩最深部、長沢背稜を歩く

東京都奥多摩町にある天祖山(てんそざん)と酉谷山(とりだにやま)に登りました。 酉谷山は東京都と埼玉県の境界である長沢背稜(ながさわはいりょう)上にあり、奥多摩と呼ばれる一帯の中でも最も奥まった場所にある深山です。歩く人は極めて稀で、秘境めいた静かな森が広がっています。 とても東京の山とは思えないような、人影疎らな稜線を歩き通して来ました。 2017年5月2日に旅す。
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北関東エリア

日光男体山 中禅寺湖畔に屹立する日光のシンボル

栃木県日光市にある男体山(なんたいさん)に登りました。 中禅寺湖畔の傍らに立つ富士山型の美しい円錐形をした成層火山で、古くから信仰の対象となってきた日光のシンボルとでも言うべき山です。 山開き直後の人影も疎らな時期をねらい、日帰り登山をして来ました。 2016年5月6日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

十二ヶ岳 富士山麓のアスレチックマウンテン

山梨県の富士河口湖町にある十二ヶ岳(じゅうにがたけ)に登りました。 富士五湖の一つ西湖の湖畔にそびえる富士外輪山の一つです。幾多もの痩せた岩の小ピークが連なり、低山ながらダイナミックな岩場歩きが出来る山として知られています。 ちょっとしたスリルを求めて訪れた山で待っていたのは、富士の大展望と、ちょっとしたスリルでは済まない道でした。 2016年5月3日に旅す。
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奥多摩エリア

雲取山 多摩最奥の地に佇む東京都最高峰

東京都奥多摩町にある雲取山(くもとりやま)に登りました。 東京都の最高峰(標高2,017メートル)であると同時に、深田久弥の日本百名山の1つでもあると言う2重のブランドをもつ人気の山です。 人気なだけに訪れる人も数多くいる山ですが、この山、日帰りで登ろうとするのであればそれなりの覚悟が必要です。 往復25km、東京都最高地点を日帰りで訪れる山旅をしてきました。 2015年5月30日に旅す。
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丹沢エリア

檜洞丸 深きブナ林に囲われた西丹沢の主峰

西丹沢の主峰、檜洞丸(ひのきぼらまる)に登りました。 西丹沢エリアは大山や塔ノ岳を擁する東丹沢に比べ、訪れる人も疎らなマイナーな山域と見られがちです。 その西丹沢の盟主とも言うべき檜洞丸は、展望あり稜線あり(ついでに鎖場あり)のダイナミックな山行きを体験できる隠れた名峰です。 かつて秘境と呼ばれた深山を巡る、小さな冒険を楽しんで来ました。 2015年5月24日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

両神山 秩父北部に屹立する古の信仰の山

埼玉県秩父市と小鹿野町に跨る両神山(りょうかみさん)に登りました。 古くから山岳信仰の山として知られ、いかにも修験者が好みそうな岩々しい山容が特徴の山です。これぞ修験の山と言った鎖場てんこ盛りのアスレチックなルートも存在しますが、今回は両神山初心者らしく(?)最も一般的かつ危険も少ないとされる、日向大谷(ひなたおおや)ルートを歩いて来ました。 2015年5月4日に旅す。
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奥秩父エリア

大菩薩嶺 首都圏近郊で屈指の人気を誇る、開放感溢れる稜線の山

山梨県の甲州市と丹波山村に跨る大菩薩嶺(だいぼさつれい)に登りました。 奥秩父山塊に属する、展望が良いことで名高い山です。作家深田久弥が選んだの日本百名山の一峰にして、都内からのアクセス良好のロケーションと抜群の展望の3拍子がそろった、人気があって当然と言える山であります。 今回は標高1,570メートル地点の上日川峠よりスタートして、お手軽なハイキングを楽しんできました。 2015年5月2日に旅す。
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