温泉

奥秩父エリア

小楢山 甲府盆地を一望する好展望の山と鼓川温泉を巡る

山梨県山梨市にある小楢山(こならやま)に登りました。 甲府盆地のすぐ傍にあり、奥秩父山塊の前衛部に位置する山です。北側には通称乙女高原と呼ばれる高原台地が広がっており、標高1,500メートル地点の焼山峠まで車で入ることが可能です。比較的手軽に登ることの可能な山ながら、山頂からの眺望は素晴らしく、知る人ぞ知る名山です。 快晴の秋空のもと、甲府盆地と富士山を一望する山と温泉を巡って来ました。 2020年10月25日に旅す。
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上信越エリア

雨飾山 圧巻の紅葉にもえる、はしけやし君の耳

長野県小谷村と新潟県糸魚川市にまたがる雨飾山(あまかざりやま)に登りました。 糸魚川静岡構造線は挟んで北アルプスの後立山連峰と向かい合うようにして立つ、猫の耳と称される特徴的な姿をした双耳峰です。人里から遠く離れた山深い場所にあり、山中にはほとんど斧鉞の入ったことの無い原始の森が広がります。なかでもとりわけ、中腹付近に広がるブナ林は圧巻のスケールです。 紅葉最盛期の真っ赤にもえた深山を巡って来ました。 2020年10月21日に旅す。
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東北エリア

蔵王(熊野岳-刈田岳) 紅葉にもえる高原と、荒々しき火山帯の御釜を巡る

宮城県と山形県の境界にまたがる蔵王連峰(ざおうれんぽう)の熊野岳(くまのだけ)と刈田岳(かっただけ)に登りました。 東北地方の背骨、奥羽山脈(おううさんみゃく)に属する複合火山群です。いかにも東北地方の山らしい広大でなだらかな山容を持ち、山頂のすぐ脇まで車で乗り入れることが可能です。麓には火山の恩恵とでもいうべき湯量豊富な温泉が湧き、観光地としての色合いが強い山です。 紅葉を求め遠路はるばる訪れた山で待っていたのは、人混みに揉まれ時間に追われる慌ただしき一日でした。 2020年10月18日に旅す...
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丹沢エリア

焼山-姫次 裏丹沢の静かなる東海自然歩道を巡る

神奈川県相模原市にある焼山(やけやま)から姫次(ひめつぎ)までを歩いてきました。 丹沢山塊北側の、山梨県道志村との境界付近に位置する山です。丹沢の裏口とでも言うべき場所であり、東海自然歩道のルートにも組み込まれています。 当初は蛭ヶ岳への日帰り登山を目指していたのですが・・・諸々あっての不完全燃焼登山となりました。 2019年1月20日に旅す。
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東北エリア

安達太良山 白銀に染まった山から見上げるほんとの空

福島県二本松市にある安達太良山(あだたらやま)に登りました。 福島県中通りの傍らに広大な裾野を引く、現役の活火山です。遠目には大きな丘のようにも見える比較的なだらかな山容を持ち、あだたら高原スキー場のゴンドラを利用することもできることから、冬期であっても比較的登りやすい山です。 白く染まった頂から、ほんとの空を見上げて来ました。 2020年3月15日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

長者ヶ岳-天使ヶ岳 田貫湖の背後に連なる富士展望の山並み

静岡県富士宮市と山梨県南部町にまたがる、長者ヶ岳(ちょうじゃがたけ)と天使ヶ岳(てんしがたけ)に登りました。 富士裾野の西側に沿うようにして南北に連なる、天使山地に属する山です。朝霧高原を挟んで富士山と正対する位置にあるため、稜線上からは大変良好な富士展望が得られます。 大沢崩れの浸食谷を正面に望む富士と高原の光景を、ゆっくりと眺めて来ました。 2020年2月29日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

四阿屋山 初春の花フクジュソウとセツブンソウが咲く秩父の岩山

埼玉県小鹿野町にある四阿屋山(あずまやさん)に登りました。 秩父地方に多く見られる石灰質の岩山です。四阿屋山の麓には、石灰岩質の山域にしか見られない希少な花である、セツブンソウの群生地が存在し、開花時期になると多くの人で賑わいます。 初春に咲く花々を愛で歩く、お手軽な里山ハイキングをしてきました。 2020年2月24日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

金時山 金太郎伝説の残る足柄峠ルートを歩く

神奈川県と静岡県の境界にまたがる金時山(きんときやま)に登りました。 箱根外輪山の上に突き出した側火山です。眺望が良いことから大変人気の高い山で、山頂に至るルートも複数の選択肢が存在します。今回はその中でもクラシックルートと言える、足柄峠越えの道を歩いて来ました。 年の瀬の箱根で、素晴らしき眺望と温泉を満喫してきました。 2019年12月29日に旅す。
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八ヶ岳エリア

天狗岳 八ヶ岳連峰のほぼ中央にそびえる岩峰

長野県茅野市と小海町にまたがる天狗岳(てんぐだけ)に登りました。 北八ヶ岳と呼ばれる一帯の南端に位置し、八ヶ岳連峰のほぼ真ん中と言える場所にある山です。周囲にはいかにも北八ヶ岳らしい深い原生林が広がり、天狗岳はその森の只中に頭一つ飛び出すようにして屹立しています。 神秘の白駒池と北八の森とを巡る、八ヶ岳の真ん中を歩いて来ました。 2019年9月28日に旅す。
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北関東エリア

日光白根山 多くの湖沼に囲われた山深き奥地に佇む関東地方最高峰

栃木県日光市と群馬県片品村にまたがる日光白根山(にっこうしらねさん)に登りました。 奥日光と呼ばれる、日光エリアの中でも最奥の地に立つ火山です。山深い秘境めいたこの一帯には、火山の恩恵とでもいうべき温泉が豊富に湧出し、溶岩による堰き止めによって形成された幾多の湖沼群が点在します。 今回は夜行バスを利用し、美しき湖沼に囲われたを奥日光の原始の森を、時間に追われることなくゆっくりと楽しんできました。 2019年9月15日に旅す。
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北アルプス

剱岳 一般登山道最高難易度の呼び声高き岩の殿堂

富山県上市町と立山町にまたがる剱岳(つるぎだけ)に登りました。 氷河の浸食によって岩が削られて形成された極めて険しい山容を持ち、岩の殿堂の異名を持ちます。その険しさと圧倒的なまでの存在感により、多くの登山者を引き付け魅了する山です。一般登山道もしっかりと存在しますが、ルート上には数多くのクサリ場や難所が存在し、難易度の高い危険な山と見なされています。 期待と不安を胸に訪れた岩の殿堂は、前評判に違わぬスリル満点の山でした。 2019年7月27日に旅す。
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上信越エリア

平標山-仙ノ倉山 完璧なる晴天下の谷川連峰最高峰から望む大絶景

群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町にまたがる、平標山(たいらっぴょうやま)と仙ノ倉山(せんのくらやま)に登りました。 上越国境地帯にまたがる谷川連峰の西の外れに位置する山です。日本の中央分水嶺を構成するこれらの山並みは、大気が不安定なことが多く、なかなか快晴とはならない天気の気難しい場所であります。数多くの名峰が軒をつらねるこの一帯は、晴天となった時の眺望は圧巻の一言です。 完璧なる晴天の予報を携え、上越国境地帯の絶景を心行くまで楽しむ山旅をしてきました。 2019年5月25日に旅す。
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奥秩父エリア

笠取山-唐松尾山 奥秩父に連なる多摩川源流の山並み

埼玉県と山梨県にまたがる笠取山(かさとりやま)と唐松尾山(からまつおやま)に登りました。 奥秩父主脈上に連なる多摩川源流域の山並みです。周囲に人の住まう集落はほとんど存在せず、どこまでも深い幽玄なる原生林に覆われています。公共交通からは完全に見放された一帯であり、車でのアプローチが一般的です。 今回は将監峠にテント張り、一泊二日の行程で多摩川源流の山並みを縦走して来ました。 2019年4月28~29日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

蕨山 ミツバツツジとアカヤシオが咲き誇る花の名山

埼玉県飯能市にある蕨山(わらびやま)に登りました。 埼玉県中南部奥地の名栗地区にある、標高およそ1,000メートルほどの山です。アカヤシオやミツバツツジなどの春の花が多く咲き、シーズン中には多くの登山者で賑わいます。 見頃を迎えたアカヤシオを見物すべく、奥武蔵へと繰り出してきました。 2019年4月20日に旅す。
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北関東エリア

那須岳 紅葉登山の大定番、姥ヶ平のひょうたん池を巡る

栃木県那須町にある那須岳(なすだけ)に登りました。 限りなく東北に近い、関東地方の北端に位置する火山です。その経度の高さから、関東地方の山の中でもいち早く紅葉が始まります。一年を通じて多くの登山者の集まる人気の山ですが、この山のハイシーズンと言えるのはやはり紅葉の季節です。 押すな押すなの大盛況な山で、紅葉見物をして来ました。 2018年10月13日に旅す。
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東北エリア

安達太良山 ほんとの空の下に広がる錦の紅葉

福島県二本松市にある安達太良山(あだたらやま)に登りました。 現在も盛んに噴煙を上げる現役の活火山です。なだらかな山容を持ち、スキー場のロープウェイも存在することから、比較的簡単に登ることの出来る山です。周囲には火山の恩恵ともいうべき多く温泉が湧出し、観光地としての顔も持っています。 東北の山々が錦に染まる、ベストシーズンの安達太良山を歩いてきました。 2018年10月8日に旅す。
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中央アルプス

空木岳 ハイマツと白亜の稜線が連なる中央アルプスの女王

長野県の駒ヶ根市、飯島町、大桑村にまたがる空木岳(うつぎだけ)に登りました。 木曽駒ヶ岳周辺の山に次ぐ、中央アルプスで第2の高峰です。山全体が花崗岩からなる白く輝く美しい山容を持ち、中央アルプスの女王の異名を持ちます。 駒ケ岳ロープウェイの千畳敷から歩く縦走コースが最も人気なコースですが、今回はあえて麓から直接空木岳へと登る、長く険しい池山尾根コースを歩いてきました。 2018年8月27日~28日に旅す。
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東北エリア

一切経山 吾妻連峰の魔女の瞳と秘湯を巡る

福島県福島市と猪苗代町にまたがる一切経山(いっさいきょうざん)に登りました。 山形県と福島県にまたがる広大な火山郡である吾妻連峰に属する活火山です。遠目には非常になだらかな山容を持ち、荒涼とした火山高原と針葉樹の原生林が織り成す独特の景観が広がります。また、火山の恩恵ともうべき豊富な山の出湯により、吾妻連峰は多くの秘湯名湯が点在する一大温泉地でもあります。 秘湯の温泉と魔女の瞳に魅入られる山旅をして来ました。 2018年8月11日に旅す。
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奥多摩エリア

大寺山-鹿倉山 奥多摩湖を見下ろす白き寺院を訪ねる

山梨県小菅村と丹波山村の境界にまたがる大寺山(おおでらやま)から鹿倉山(ししくらやま)を歩いてきました。 大寺山の山頂には、インドにある寺院を模して作られたと言う巨大な仏舎利塔が建ち、奥多摩の様々の場所から見える、非常に目立った存在となっています。 前々からずっと気になっていた奥多摩の謎の白い建物の姿を、実際にこの目で確かめて来ました。 2018年1月13日に旅す。
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奥多摩エリア

御岳山-日の出山 紅葉に染まる霊山の裏参道を歩く

東京都青梅市にある御岳山(みたけさん)に登りました。 武蔵御嶽神社が鎮座する、古くから多くの信仰を集めてきた霊山です。山頂部には参拝者のための宿坊街が広がり、天空の集落といった趣の独特の景観を作り出しています。 現代では山頂の間際までケーブルカーが通じており、山頂に立つだけならば実にあっけなくに辿り着くことができます。 今回は、紅葉祭り開催中の表参道の喧騒を避けるべく、人影疎らなひっそりとした裏参道を歩いてきました。 2017年11月5日に旅す。
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奥秩父エリア

瑞牆山 奥秩父山塊の中で異彩を放つ奇岩の山

山梨県北杜市にある瑞牆山(みずかきやま)に登りました。 奥秩父主脈に生えるように立つ奇岩の山です。花崗岩が侵食されてできたその独特の景観により、遠目からも際立って目を引く存在です。ぱっと見、本当に登れるのか疑問に思う姿をしておりますが、特別な登攀技術が無くても登ることは可能です。 最高の晴天の下、瑞牆山の周囲をぐるっと巡る周回ルートを歩いてきました。 2017年11月3日に旅す。
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奥秩父エリア

黒川鶏冠山 大菩薩嶺の北にそびえ立つ奥秩父の展望台

山梨県甲州市にある鶏冠山(けいかんざん)に登りました。 奥多摩湖よりさらに上流の奥深くへ遡った、多摩川源流域にある山です。かつて甲州武田氏の経済を支えた、黒川金山跡のある場所としても知られています。 奥秩父山塊の主脈から少し離れた場所にあり、奥秩父のほぼ全域を見渡すことが出来る、格好の展望所となっています。 落葉が始まり、秋が終わりつつある奥秩父の真ん中を歩いてきました。 2016年11月6日に旅す。
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中央本線沿線エリア

奈良倉山-大マテイ山 多摩源流域に広がる巨樹の森

山梨県大月市と小菅村にまたがる奈良倉山(ならくらやま)に登りました。 相模川と多摩川の分水嶺に位置し、東京都の水源林として保護された非常に深い森に覆われた山です。山梨県大月市の最北端にあり、大月市が制定した富士展望に優れた山の称号である秀麗富嶽十二景の一座でもあります。 交通不便な山奥で、あまり人と出会うことの無い静かな山行きをしてきました。 2016年11月3日に旅す。
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北関東エリア

那須岳 関東地方の北限に林立する火山帯の山

栃木県那須町にある那須岳(なすだけ)に登りました。 那須岳と言うはこの付近の成層火山郡に付けられた総称で、一般的には茶臼岳(ちゃうすだけ)、朝日岳(あさひだけ)および三本槍岳(さんぼんやりだけ)の三山のことを指します。三山の中でも特に茶臼岳は、ロープウェイを利用することで比較的簡単に山頂に立つことが出来ることから、非常に人気の高い山です。 紅葉シーズンたけなわの混雑の中、日帰りの那須岳三山縦走をして来ました。 2016年10月16日に旅す。
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北アルプス

燕岳 白き美しきアルプスの女王

北アルプスの燕岳(つばくろだけ)に登りました。 山頂からの展望の良さと、そしてなにより燕岳自身の美しさにより、北アルプスの中でも屈指の人気を誇る山です。 表銀座縦走路の起点と言うことあって、登山道は大変よく整備されおり、初心者でも比較的容易に登ることが可能です。 登山口へのアクセスも良好で、年間を通じて非常に多くの登山者が訪れます。 文句なしの快晴の下、最高の展望と登山道大渋滞を存分に味わう、秋の小旅行をしてきました。 2017年10月8日に旅す。
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丹沢エリア

畦ヶ丸 丹沢山地有数の名瀑を擁する、西丹沢の秘峰

神奈川県山北町にある畦ヶ丸(あぜがまる)に登りました。 かつては西丹沢の秘峰と呼ばれるほど手付かずの自然が残された深山でしたが、今では東海自然歩道として登山道が整備されて、誰でも気軽に登ることが出来る山となりました。 いかにも西丹沢らしい深いブナ林に覆われており、展望は全く望めません。その代わりと言ってはなんですが、美しい清流と、下棚(しもんたな)、本棚(ほんだな)と呼ばれる二つの名瀑に出会うことが出来ます。 台風一過の快晴のもと、秘峰の森でのんびり滝巡りをしてきました。 2017年9月18日に...
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東北エリア

栗駒山 錦を織り成す日本一の紅葉

宮城県、岩手県、秋田県の三県に跨る栗駒山(くりこまやま)に登りました。 東北地方の中央部を南北に向かって連なる、奥羽山脈に属する活火山です。標高1,626メートル程の低山ですが、経度の高い位置にあることから、関東地方の山々と比べていち早く紅葉シーズンが訪れることで知られています。 2016年の紅葉シーズンを先取りすべく、遠路はるばる東北の山まで遠征してきました。 2016年10月1日に旅す。
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東北エリア

会津駒ケ岳 秘境と呼ばれた地、桧枝岐に佇む広大な湿原の山

福島県の桧枝岐村にある会津駒ケ岳(あいづこまがたけ)に登りました。 かつて秘境と呼ばれた山間の集落、桧枝岐(ひのえまた)の脇に立つ、非常に山深い場所にある山です。広くなだらかな草原状の山頂部を持ち、雪解けのシーズンには広大な高層湿原帯が出現します。 最高の天気のもと、稜線と湿原を愛でる山行きをして来ました。 2017年8月27日に旅す。
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上信越エリア

平標山-仙ノ倉山 上越国境の稜線上に広がる花咲く天上の楽園

群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町にまたがる平標山(たいらっぴょうやま)と仙ノ倉山(せんのくらやま)に登りました。 どちらも上越国境を形成する谷川連峰に属す山です。仙ノ倉山は標高2,026メートルを誇る谷川連峰の最高峰でもあります。平標山から仙ノ倉山へ至る稜線は、急峻な地形が多い谷川連連峰の中にあっては例外的な比較的平坦な場所となっており、一面に高山植物が咲き誇る天上の花園として知られています。 前評判に違わぬお花畑と、ガスにまかれた稜線を巡る山行きをしてきました。 2017年6月24日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

杓子山 道志山塊の外れに立つ急坂と富士展望の山

山梨県の富士吉田市、都留市、忍野村の境界にある杓子山(しゃくしやま)に登りました。 山中湖の真北にあり、道志山塊が富士山の裾野へと沈んでいく西の端に位置する山です。その立地上、視界を遮るものの何も無い富士展望を得ることが出来ます。 天候は生憎の曇り空。それでも山頂からは素晴らしい大絶景が待っていました。 2017年6月18日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

御正体山 甲斐東端の地に静かに佇む道志山塊最高峰

山梨県の道志村にある御正体山(みしょうたいやま)に登りました。 道志山塊という極めてマイナーな山域に位置する、あまり人気の無い山です。付近の山から見ると非常に大柄で目を引く存在であり、古くから養蚕の神として崇められてきた山岳信仰の山です。展望には恵まれない山だと言うことだったので、前の週に登った丹沢の大室山に引き続き、晴天の望み薄な梅雨時に訪れました。 果たして前評判に違わず、そこにはまったくと言っていいほど人の気配の感じられない静かな森が広がっていました。 2016年6月26日に旅す。
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北アルプス

乗鞍岳 冬の3,000メートル峰に挑む【敗退】

長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる乗鞍岳(のりくらだけ)に登りました。正確には登ろうとしてきました。 北アルプスの南に位置し、飛騨山脈の主脈からは少し外れた独立峰の様相を持つ山です。非常に広大な裾野をもつ大きな山で、3,000メートル峰の中では冬季であっても比較的登りやすい山と言われています。 晴天の予報を信じて訪れた山で待っていたのは、視界一面真っ白の猛吹雪に覆われた山頂部でした。 2017年3月19日に旅す。
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奥秩父エリア

大菩薩嶺 裂石からのクラシックルートで登る冬の大菩薩

山梨県の甲州市と丹波山村に跨る大菩薩嶺(だいぼさつれい)に登りました。 標高1,570メートル地点の上日川峠まで車で行くことが出来るので、とても手軽に2,000メートルの稜線歩きを楽しめる人気の高い山です。ただし、この山が「手軽」なのは春から秋にかけての季節に限られます。 冬季閉鎖のゲートを越え、気温マイナス10度の寒風が吹き付ける稜線を歩いてきました。 2017年2月12日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

十二ヶ岳 富士山麓のアスレチックマウンテン

山梨県の富士河口湖町にある十二ヶ岳(じゅうにがたけ)に登りました。 富士五湖の一つ西湖の湖畔にそびえる富士外輪山の一つです。幾多もの痩せた岩の小ピークが連なり、低山ながらダイナミックな岩場歩きが出来る山として知られています。 ちょっとしたスリルを求めて訪れた山で待っていたのは、富士の大展望と、ちょっとしたスリルでは済まない道でした。 2016年5月3日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

棒ノ折山 奥秩父主脈の端に立つ武蔵野の展望台

東京都奥多摩町と埼玉県飯能市にまたがる棒ノ折山(ぼうのおれやま)に登りました。 奥秩父山塊の主脈が武蔵野台地へと落ち込むその末端部に位置し、標高1,000メートルに満たない低山ながら、都心方向の展望が非常に良いことで知られています。比較的手軽に登れることから、初心者向けの山としても高い人気を誇っています。 この冬一番の寒波に覆われた寒空の下、青梅線の御嶽駅から縦走するロングコースを歩いてきました。 2017年1月14日に旅す。
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奥秩父エリア

乾徳山 草原の中から鋭く屹立する奥秩父の前衛峰

山梨県山梨市にある乾徳山(けんとくさん)に登りました。 奥秩父の主脈から少し南に外れた位置にある前衛の山です。非常にアスレチックな岩場が歩きが出来ることで知られており、特に山頂直下にある高さ20メートルの一枚岩は、圧巻の光景です。 真夏の盛りに、岩場で胆を冷やす山旅をしてきました。 2015年8月2日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

金時山 箱根外輪山に突き出す天下の秀峰

神奈川県南足柄市、箱根町および静岡県小山町にまたがる金時山(きんときやま)に登りました。 箱根の外輪山の中で一際高く突き出た鋭鋒です。箱根を遠目から見た際にも非常に目立つ存在であり、山頂からの眺望にも優れていることから、天下の秀峰と称されています。また、金太郎伝説で名高い足柄山地の最高峰でもあります。 年の瀬大晦日に、天下の秀峰と温泉を巡る小旅行をしてきました。 2016年12月31日に旅す。
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奥秩父エリア

大菩薩嶺 首都圏近郊で屈指の人気を誇る、開放感溢れる稜線の山

山梨県の甲州市と丹波山村に跨る大菩薩嶺(だいぼさつれい)に登りました。 奥秩父山塊に属する、展望が良いことで名高い山です。作家深田久弥が選んだの日本百名山の一峰にして、都内からのアクセス良好のロケーションと抜群の展望の3拍子がそろった、人気があって当然と言える山であります。 今回は標高1,570メートル地点の上日川峠よりスタートして、お手軽なハイキングを楽しんできました。 2015年5月2日に旅す。
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丹沢エリア

塔ノ岳-丹沢山 「近くて良い山丹沢」の人気ルート、表尾根を歩く

神奈川県の丹沢山地にある塔ノ岳(とうのだけ)と丹沢山(たんざわさん)に登りました。 表丹沢の主峰である塔ノ岳には4方からいくつもの登山道が開けていますが、今回はその中でも一番人気があると言われる表尾根ルートを歩きました。塔ノ岳へ登るルートの中では最も一般的であろう大倉尾根が、ひたすら登り一辺倒であるのに対して、表尾根は小刻みにアップダウンを繰り返す起伏のあるコースです。 初冬の澄み切った空の下に広がる展望を満喫し、大満足の山行きとなりました。 2016年12月10日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

二十六夜山 芭蕉が月を詠んだと言う隠れた名山

山梨県都留市にある二十六夜山(にじゅうろくやさん)に登りました。 道志山塊という非常にマイナーなエリアにある山です。このとても印象的な名称は、かつてこの山で二十六夜待ちと呼ばれる月見の催し行われていたことに由来しています。決してアクセス良好とはいい難い場所に存在しますが、大変良好な富士展望を得られる隠れた名山です。 マイナーエリアゆえの、ほとんど人と出会わない静かな山行きを満喫して来ました。 2016年11月27日に旅す。
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