長瀞ラフティング 秩父盆地を流れる荒川の渓谷で川下り

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埼玉県長瀞町にある長瀞渓谷(ながとろけいこく)に行って来ました。
目的はラフティングと呼ばれる川下りすることです。秩父盆地内を流れる荒川は川遊びスポットとして知られた場所で、かの有名なライン下りを始め多種多様な川遊びができます。
今回は長瀞のラフティングの中でも最長のとなる7kmのコースで遊んできました。

2019年5月2日に旅す。

 


今回は登山はお休みし、カキ氷と国指定名勝地の石畳で有名な埼玉県は秩父郡にある長瀞へと行って来ました。
190502長瀞ラフティング_002長瀞は秩父盆地の北の端に位置し、盆地より流れ出る荒川の浸食により、長大な渓谷が形成されています。

そんな長瀞観光の目玉と言えるのが、このライン下りです。荒川が刻みし渓谷の只中を、船頭が竿一本で操る船に揺られてゆったりと下ります。実に優雅なる舟遊びと言えるでしょう。
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ちなみに今回私が行ったのはラフティングと呼ばれているもので、こんな雅な感じのする川下りではありません。

もっとこうスプラーッシュ!な感じに、頭から水浸しになるやつです。
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1.鈍行列車で行く長瀞への旅路

8時55分 東部東上線 池袋駅
東京都内から電車で秩父へ向かう方法は、大雑把に言えば西武線か東武線です。
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どちらでも行けるので好きな方に乗れば良いですが、秩父の中でも北部に位置する長瀞は、どちらかと言うと東武線で行った方が早いです。

車窓風景に徐々に秩父の山並みの姿が見えて来るのを、ぼんやりと眺めながら過ごします。
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池袋から1時間と少々で、終点の小川町駅に到着しました。池袋から直通しているのはここまでで、この先は運行形態が分離されています。
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この可愛らしい生き物も、東武線のお客さんなのかな。
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この先は短い4両編成です。寄居行きの電車に乗り換えます。
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10時31分 寄居駅に到着しました。
寄居は古くから宿場町として栄えてきた街道沿いの町であり、付近の交通の要所となっています。
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東武東上線の他にJR八高線と秩父鉄道の接続駅となっています。3社が乗り入れているだけのことあって、かなり大掛かりな駅構造です。
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今度は秩父鉄道に乗り換えます。秩父鉄道はスイカ・パスモ等の交通系ICカードに対応していないので、いったん改札を出て切符を購入する必要があります。
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上長瀞駅までの運賃は470円です。たったの4駅なのにやけに高いですな。

三峰口行きの電車に乗車します。
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これだけ高額な運賃を取っているにもかかわらず、秩父鉄道は車両の掃除も満足にできないほどに経営が苦しいのか、手すりから何からホコリまみれの車両でした。

11時 上長瀞駅に到着しました。
頭上には見事なまでの青空が広がります。素晴らしい行楽日和です。
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どことなく昭和の香りが漂う、ボロっちいノスタルジックな風情のある駅舎です。
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2.受付を済ませて荒川の河原へと繰り出す

石畳を含む長瀞渓谷の一帯は、首都圏在住のハイカーにはすっかりお馴染みの、関東ふれあいの道にも組み込まれています。まあ、今日は歩きませんが。
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ゴールデンウィークの秩父は、今まさに春真っ盛りです。沿道の至るとこで花満開でした。
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先に現地入りしていた友人二人と合流します。
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脇に宝登山(497m)の姿が見えました。この山には、寒々しいロウバイシーズンにしか訪問したことがありません。春の宝登山はどんな感じなのでしょうか。
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長瀞にはラフティング業者がそれこそ山ほど存在します。今回申し込んだのはカーヌーヴィレッジ長瀞と言う会社のツアーです。
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長瀞のラフティングの中では最長となる、全行程7kmのコースが最大の特徴です。ツアー料金は6,000円也。

受付を済ませて着替えます。
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ウェットスーツ、ヘルメットおよびライフジャケットの貸し出しはツアー料金に含まれます。靴のレンタルだけは別料金で500円です。無料の貴重品ロッカーもあります。

不摂生な生活でだらしなく肥えてしまった体を、ウェットスース内に押し込むのに苦戦を強いられる。
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なお、このウェットスーツにソーシャルな窓は付いておりません。トイレは事前に済ませておきましょう。

防水のためのビニールが敷き詰められたバンに乗り込み、河原へと移動します。
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5分少々でスタート地点の河原に到着します。場所で言うと親鼻橋の袂です。
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ガイドのお兄さんより、パドルの使い方や転落した場合の対処方法などのレクチャーがあります。
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ちなみに、コースの大半はライン下りと重複しています。あちらは、なるべく流れが緩やかな線にそって行くようですが。
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レクチャーが終了したら、いよいよ出発です。気温はそこそこ高めですが、水はめちゃくちゃ冷たい
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3.ラフティングスタート

出発進行~。始めは穏やかな流れです。本日の川の水量は、例年に比べるとやや少めとこのことです。
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このレンガ造りの秩父鉄道の橋梁は、大正時代に作られたという大変歴史のあるものだそうです。
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このように、川底が浅く流れが急になっている場所の事を瀬(せ)と言います。橋脚の下が最初の瀬となっています。
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なお瀬を通過する際には、結構真面目にパドルを操作することが求められます。あまり悠長に写真を撮ってはいられません。ヘルメットに固定できるアクションカメラがあるといいかも。
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再び訪れるゆったりとした時間。
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しばらくすると、ボートは再び瀬に突入します。
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こういう場所でボートから放り出された場合、無理に立とうとするのは非常に危ないので「安全な場所まで流されてください」とのお言葉です。
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なお、流されるときはラッコのポーズを取るのが基本だそうです。

無事に瀬を突破しました。人の少ないボートは、馬力不足で船尾のガイドさんが大変そう。。
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菜の花が凄い場所に咲いていました。大雨が降ったら一巻の終わりでしょうな。
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川の上からしか見ることのできない、渓谷の風景をしばし楽しみます。
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瀬とは反対に、川が深くなって流れが緩やかになっている場所の事を瀞(とろ)と言います。長瀞と言う地名もそこから来ています。
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長瀞駅付近を通過します。凄い数の人だ・・・
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長瀞の名が示す通りに、しばらくの間ゆったりとした流れの場所が続きます。
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ライン下りの他に、カヤックの一団も居ました。川遊びならなんでもござれな場所です。
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その後も、瀬と瀞を繰り返しながらどんどん下って行きます。
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川沿いにはキャンプサイトが点在しており、水遊びに興じる人姿が多く見られます。
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最後の瀬で友人の一人がめでたく(?)ボートから放り出され、メンバーの中で唯一のラッコちゃん体験者となりました。曰く「川底の岩が当たりまくってケツが痛かった」とのこと。
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ゴール地点が見えて来ました。場所で言うと、野上駅より少し下流に下ったあたりになります。
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15時10分にゴールです。スタートしたのが13時30分だったので、1時間40分ほどの船旅でありました。
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ボートをトラックに積み込み、再びバンに乗車してカヌービレッジ長瀞へと戻ります。
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4.お蕎麦を食べて撤収

道具を返却し着替えたらそのまま解散です。ガイドさん曰く「長瀞で一番おいしい蕎麦屋」だという勉強屋に立ち寄りました。
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これはもしかして、最近はめっきり見かけなくなった二宮金次郎先生なのでは。
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帰りがけに何となく石畳に寄ってみました。
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「うん、さっき通ったよね」と言う以外には、特に何の感想も湧きませんでした。
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駅には石灰を満載した貨物が停車していました。また武甲山の標高が低くなってしまったのか。
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行きと同じ経路を逆にたどり、帰宅の途につきました。
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友人に誘われ何の気なし訪れたゴールデンウィークの川遊びは、晴天にも恵まれて大満足の内に終わりました。
別に濡れても良いと言う人には、ただ乗っているだけのライン下りより、こちらの方が断然面白いかと思います。ライフジャケットがあるので、泳げない人であってもまったく問題はありません。川の側から眺める石畳は、川縁から眺めるのとはまた一味違ったの光景です。一度は体験しておいて損はないと思います。
秩父へお越しの際には、頭から水を浴びるワイルドな川遊びを、選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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