縦走

北関東エリア

大小山 関東平野を一望する紅葉の大小アルプスを巡る

栃木県足利市および佐野市にまたがる大小山(だいしょうやま)に登りました。 渡良瀬川の北に連なる足尾山地の前衛に位置する山です。標高400メートにも満たない低山ながら、平野部に面した立地にあることから眺望の良く、地元では登山者に人気の高い山です。山頂直下の岸壁には「大」「小」と書かれた巨大な金属製の文字板が掲げられており、周辺から見た際に大変目を引く存在となっています。 紅葉が山から里にまで下って来た12月の初頭に、関東平野を一望する里山を巡って来ました。 2023年12月3日に旅す。
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丹沢エリア

不老山-三国山 西丹沢の果ての地で手作りの道標と富士箱根トレイルを巡る

神奈川県山北町にある不老山(ふろうざん)から、静岡県小山町および山梨県山中湖村にまたがる三国山(みくにさん)までを縦走しました。 西丹沢の端に連なり、神奈川県、静岡県および山梨県の三県境界を形成している三国山稜(みくにさんりょう)の稜線を辿る行程です。三国山稜の稜線上には富士箱根トレイルと呼ばれる登山道が整備されており、その名の通りにコース上の様々な場所から富士山を望みつつ歩くことが出来ます。 加齢による衰えに少しでも抗うべく、県境の山々を横断するロングコースを歩いて来ました。 2023年11月...
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北アルプス

奥大日岳 室堂から称名滝へ花咲く夏の大日連峰を縦走する

富山県立山町と上市町にまたがる奥大日岳(おくだいにちだけ)に登りました。 北アルプスの立山連邦から西に向かって伸びる、大日尾根にある山です。大日岳、中大日岳および奥大日岳の三座を合わせて、大日三山ないしは大日連峰とも呼ばれています。霊峰立山の前衛峰として、地元の富山では古くから信仰の対象となってきました。室堂周辺の喧騒に比べると、歩く人の姿は少なく静かな山域です。 テントを担いで、室堂平から称名滝まで大日連峰を横断するロングルートを歩いて来ました。 2023年8月11~12日に旅す。
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上信越エリア

笠倉山 残雪の越後三山を目の前に望む魚沼アルプスを巡る

新潟県魚沼市と南魚沼市にまたがる、笠倉山(かさくらやま)に登りました。 魚沼市の市街地の傍らにある標高1,000メートに満たない里山です。日本国内でも指折りの豪雪地帯にあるため、低山ながらも稜線上は森林限界を超えていて眺めがよく、通称魚沼アルプスと呼ばれるハイキングコースが整備されています。 雪解け直後の花々が咲き誇る里山で、残雪の越後三山を目の前に望む大展望を満喫してきました。 2023年4月29日に旅す。
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北関東エリア

地蔵岳-夕日岳-薬師岳 アカヤシオツツジが咲き誇る禅頂行者道を行く

栃木県鹿沼市にある夕日岳(ゆうひだけ)および鹿沼市と日光市にまたがる地蔵岳(じぞうだけ)と薬師岳(やくしだけ)に登りました。 何れも日光山地の前衛部に位置している山並みで、尾根上に禅頂行者道と呼ばれるかつての修験道があります。日光周辺と比べると普段は人影も疎らな静かな山域ですが、アカヤシオの咲くシーズンには多くの登山者で賑わいを見せます。 満開に咲き誇るアカヤシオに彩どられた、修験の道を巡って来ました。 2023年4月22日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

沼津アルプス 裏から表へ沼津アルプス全山を縦走する

静岡県沼津市にある沼津アルプスを歩いて来ました。 静浦山地と呼ばれる、奥駿河湾のすぐ傍らに立ち並ぶ低山の連なりです。低山ながらもアップダウンが激しく、登り応えのあるハイキングコースとして人気があります。一般的には、沼津市街地の傍らにある香貫山から最高地点の鷲頭山にいたる区間が良く歩かれていますが、その先には通称裏(奥)沼津アルプスと呼ばれる領域が広がっています。 裏から表へと、キツイと評判の沼津アルプス全山を縦走してきました。 2023年1月5日に旅す。
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奥秩父エリア

要害山-兜山-大蔵経寺山 甲府盆地の北に立ち並ぶ山梨百名山を巡る

山梨県甲府市および笛吹市にまたがる要害山(よがいさん)、兜山(かぶとやま)および大蔵経寺山(だいぞうきょうじやま)に登りました。 甲府市街地の北側に連なっている、奥秩父山地前衛にあたる標高1,000メートル未満の低山の連なりです。里に近い山域であるが故に古くから人との係りが深く、山中には城址や古刹が点在しています。 山梨百名山の一石三鳥を狙って訪れた先で待っていたのは、思いもよらぬ道迷いの連続でした。 2022年12月25日に旅す。
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奥秩父エリア

太刀岡山-黒富士-曲岳 黒富士火山群の山梨百名山を巡る縦走登山

山梨県甲府市、甲斐市および北杜市にまたがる、太刀岡山(たちおかやま)、黒富士(くろふじ)および曲岳(まがりだけ)に登りました。 奥秩父山塊の南西部に位置する、今から約100万年前から50万年前頃に活動していた古い時代の火山です。現在では浸食による開析が進んでいくつかの小ピークに分離しており、黒富士火山群と呼ばれています。隣接していて尾根で繋がっているピークであるため、縦走して一日で3座を巡ることも十分に可能です。 山梨百名山の一石三鳥を狙って訪れた山で待っていたのは、思ってもいなかった急登続きの...
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上信越エリア

谷川主脈縦走 上越国境上に連なる花咲く稜線を行く

群馬県と新潟県の境界上に連なる、谷川主脈を縦走してきました。 清水峠から三国峠に至る上越国境地帯を形成している谷川連峰のうち、谷川岳から仙ノ倉山の区間を縦走する行程です。標高2,000メートルに満たない山の連なりですが、当地は世界有数の豪雪地帯であり、森林限界を超える展望の開けた稜線が連なっています。 記録的な猛暑となった初夏の最中、花咲く国境の尾根を横断してきました。 2022年6月25~26日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

蕎麦粒山-有間山稜 廃道化の進む棒杭尾根と、奥多摩と奥武蔵の境界の山々を巡る

東京都奥多摩町にある蕎麦粒山(そばつぶやま)から埼玉県飯能市と秩父市にまたがる有間山稜(ありまさんりょう)を繋げて歩いて来ました。 天目背稜と呼ばれる、東京都と埼玉県の境界を形成している尾根の周辺を巡る行程です。人里からは遠く離れた山深い場所に位置しており、登山口のある有間峠へと通じている林道が長らく通行止め状態であることから、訪れる者の極めて少ない静かなる山域となっています。 咲き始めたシロヤシオを求めて、奥多摩と奥武蔵の境を渡り歩いて来ました。 2022年5月15日に旅す。
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奥多摩エリア

高水三山 登山初心者向け大定番の奥多摩入門コースを巡る

東京都青梅市と奥多摩町にまたがる、高水三山(たかみずさんさん)を縦走してきました。 奥多摩と呼ばれる領域の前衛部に位置する、高水山(たかみずさん)、岩茸石山(いわたけいしやま)および惣岳山(そうがくさん)の総称です。青梅線の軍畑駅から御岳駅へ繋げて歩くことのできる縦走コースとなっており、展望の良さと手頃なコースタイムにより、登山初心者向けの入門の山として絶大な人気があります。 登山を始めたばかりの頃の初心に回帰すべく、奥多摩の入門コースを歩いて来ました。 2022年5月8日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

外秩父七峰縦走ハイキング大会 外秩父山地の山々を巡る全長約42kmのロングコース

埼玉県の小川町、東秩父村および寄居町を巡る外秩父七峰縦走ハイキング大会に参加しました。 秩父盆地を取り巻いている山地の東側に位置している、外秩父山地の7座を巡るハイキング大会です。さほど標高差が大きくはない低山の連なりながらも、全長がおよそ42kmにも及ぶコースを一日で歩く過酷な行程の大会です。 「自分ならやれる」と言う謎の自信を持って挑んだ大会で待っていたのは、前評判に違わぬひたすら長い道程でした。 2022年4月17日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

大栃山-釈迦ヶ岳-黒岳 春爛漫の笛吹桃源郷と御坂山地の山々を巡る

山梨県笛吹市にある大栃山(おおとちやま)、釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)および黒岳(くろだけ)に登りました。 何れも甲府盆地の南に連なる御坂山地に属している山です。御坂山地の山麓に位置する笛吹市は桃の生産量を日本一の誇っており、桃の花が開花する4月の上旬頃には、桃源郷さながらの光景が出現します。 春爛漫の笛吹桃源郷からスタートして、御坂山地を越える道を歩いて来ました。 2022年4月10日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

三石山-思親山 富士川の東に連なるマイナーな山梨百名山を巡る縦走登山

山梨県身延町にある三石山(みついしやま)から南部町にある思親山(思親山)までを縦走して来ました。 2座共に天子山地に属しており、富士川の東側に連なる山脈上に位置している山です。山梨百名山に選ばれてますが、訪れる登山者は極めて少なく、静かな山域となっています。車であれば比較的アクセスが容易な山ですが、公共交通機関の利用を前提とした場合、長き道程を歩むこととなります。 身延線の身延駅から井出駅へ、人影疎らなロングルートを縦断してきました。 2022年3月20日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

飯能アルプス 奥武蔵の前衛に長々と連なる苦難の道程

埼玉県飯能市にある飯能アルプスを歩いて来ました。 入間川と高麗川の間に連なる、奥武蔵前衛の山並みです。一般的には天覧山から伊豆ヶ岳までの区間のことを指します。ほぼ全域が西武秩父線の路線と並走する純然たる低山の連なりですが、小刻みにアップダウンを繰り返すなかなかの体力勝負な縦走コースとなっています。 完全に春の空気に入れ替わった感がある奥武蔵の低山で、苦行のような登山をしてきました。 2022年3月5日に旅す。
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近畿・東海エリア

高草山-満観峰 富士山と海を一望する焼津アルプスを巡る

静岡県静岡市と焼津市にまたがる高草山(たかくさやま)と満観峰(まんかんほう)に登りました。 焼津(やいづ)アルプスと呼ばれている、いわゆるご当地アルプスの一つです。概ね標高500メートル以下の低山の連なりですが、富士山と駿河湾を一望する好展望地となっています。 早くも春の陽気が漂い始めた、静岡の里山を巡り歩いて来ました。 2022年2月23日に旅す。
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北関東エリア

両崖山-行道山 紅葉の足利アルプスと日本三大イルミネーションを巡る

栃木県足利市にある両崖山(りょうがいさん)から行道山(ぎょうどうさん)を縦走してきました。 足利(あしかが)アルプスと呼ばれている、いわゆるご当地アルプスの一つです。渡良瀬川の北に連なる、概ね標高400~500メートル前後の低山の連なりで、街中にある織姫神社からスタートして、「関東の高野山」の異名を持つ行道山浄因寺まで続くハイキングコースが整備されています。 紅葉が見頃を迎えたご当地アルプスと、ついでにあしかがフラワーパークのイルミネーションを巡って来ました。 2021年11月24日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

御正体山-石割山 紅葉が光り輝く、錦秋の道志山塊最高峰を行く

山梨県都留市と道志村にまたがる、御正体山(みしょうたいやま)に登りました。 丹沢山地と御坂山地の間に連なる道志山塊の最高峰です。大柄でどっしりと構えた山容を持ち、近隣の山から見た時に大変目立つ山であるものの、眺望に恵まれないことから登山者にはあまり人気が無い静かな山です。そんな普段は極めて地味な存在である御正体山ですが、山中には広大な針葉樹林が広がっており、紅葉シーズに限り金色に輝いた華やかなる姿を見せてくれます。 紅葉の盛りを迎えた道志山塊最高峰から、山中湖畔の石割山までを縦走して来ました。 ...
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奥多摩エリア

ウトウの頭-酉谷山 奥多摩の深部、タワ尾根と長沢背稜を日帰りで巡る

東京都奥多摩町にあるウトウの頭と酉谷山(とりだにやま)に登りました。 奥多摩と呼ばれる領域の中でも最も奥まった一帯に位置する、タワ尾根と長沢背稜を巡る行程です。タワ尾根は一般登山道扱いではない、いわゆるバリエーションルートと呼ばれるルートですが、一部に不明瞭な場所もあるのの危険個所は少なく、比較的多く歩かれているルートです。 日原を起点にして、タワ尾根尾を登りヨコスズ尾根を下る周回ルートで、奥多摩最深部を慌ただしく日帰りで巡って来ました。 2021年6月26日に旅す。
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東北エリア

不忘山-刈田岳 ハクサンイチゲが咲き誇る花の楽園、南蔵王縦走路を巡る

宮城県と山形県の境界にまたがる蔵王連峰の、不忘山(ふぼうさん)から刈田岳(かっただけ)に至る稜線を歩いて来ました。 南蔵王縦走路と呼ばれている稜線を辿るコースです。東北の地方の山が雪解けを迎える初夏の季節になると、この稜線上にはハクサンイチゲを始めとする多くの高山植物が花を咲かせて、華やかなる光景を作り出します。 梅雨入り直前の快晴の空のもと、花咲く縦走路へと繰り出して来ました。 2021年6月9日に旅す。
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北関東エリア

社山-黒檜岳 中禅寺湖の南に連なる尾根歩きと千手ヶ浜のクリンソウ群生地を巡る

栃木県日光市にある社山(しゃざん)から黒檜岳(くろびだけ)を縦走して来ました。 中禅寺湖の南側に連なる、足尾と日光との境界を形成している尾根上にある山です。5月下旬から6月の中旬ごろにかけて、シャクナゲやシロヤシオが咲くツツジの名所として知られています。 例年よりも少し早く咲き始めた千手ヶ浜のクリンソウと合わせて、日光の花の名所を巡り歩いて来ました。 2021年6月4日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

天城山 伊豆半島の苔生す森に咲き誇るアマギシャクナゲの群生

静岡県伊豆市、伊東市および河津町にまたがる天城山(あまぎさん)に登りました。 伊豆半島の中央付近に横たわる、伊豆半島の最高峰です。海上に突き出した半島上に位置する山ゆえに、年間を通じて非常に降水量の多い山であり、山全体が苔生す深い原生林に覆われています。この天城の森では、毎年5月の中旬から6月の上旬ごろにかけて、伊豆半島の固有種であるアマギシャクナゲが咲き、それを目当てに多くの登山者で賑わいます。 シャクナゲが咲き誇る、霧の山と苔の森を巡って来ました。 2021年5月23日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

比企三山 静かなる外秩父山地を巡る縦走登山

埼玉県小川町、皆野町、ときがわ町および東秩父村にまたがる比企三山(ひきさんざん)を縦走しました。 比企三山とは笠山(かさやま)、堂平山(どうだいらさん)および大霧山(おおぎりやま)の総称で、外秩父山地と呼ばれる秩父盆地の外輪を形成している山並みです。中心を流れる槻川を囲むようにして馬蹄形に稜線が連なっており、三山を繋げて縦走する事が可能なハイキングコースが整備されています。 幻想的な霧に覆われた、外秩父の里山を巡って来ました。 2020年9月27日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

大持山-小持山-武甲山 アカヤシオが咲く奥武蔵の尾根道を歩く

埼玉県秩父市と横瀬町にまたがる大持山(おおもちやま)から武甲山(ぶこうさん)までを縦走して来ました。 武甲山の背後の連なる山並みであり、奥武蔵と呼ばれる山域の中では最も標高の高い一帯です。例年4月の下旬頃になると、稜線上にはアカヤシオツツジが花を咲かせます。 桜に続いて前倒しでの開花を予想しての訪問でしたが、少しばかり速すぎた訪問となりました。 2020年4月19日に旅す。
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丹沢エリア

聖峰-高取山-弘法山 桜が咲く丹沢山地前衛の山々を歩く

神奈川県伊勢原市にある聖峰(ひじりみね)から、秦野市にある弘法山(こうぼうやま)までを繋げて歩いて来ました。 丹沢山山塊の前衛に位置する低山の連なりです。何れの山も市街地からの距離が近く、手軽に登ることの出来る里山です。聖峰と弘法山は、どちらも桜の名所として知られています。 花盛りな近場の里山で、のんびりとお花見登山を楽しんで来ました。 2020年4月5日に旅す。
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中央本線沿線エリア

御前山-九鬼山 秀麗なる富嶽を望みながら駅から駅へと歩く、手軽な縦走登山コース

山梨県大月市と都留市にまたがる御前山(ごぜんやま)と九鬼山(くきやま)に登りました。 富士急行線が走る都留市の脇に沿うように南北に連なる、標高1,000メートに満たない山並みです。駅から直接アプローチが可能な立地にあり、手軽に登ることの出来る山です。 またこの2座は、大月市が制定した富士展望に優れる山の称号である、秀麗富嶽十二景にも選ばれています。 春の色が濃くなってきた近場の低山を、のんびりと歩いて来ました。 2020年3月21日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

丸山-関八州見晴台 奥武蔵随一の大展望と静かなる稜線を巡る

埼玉県横瀬町にある丸山(まるやま)から飯能市にある関八州見晴台(かんはっしゅうみはらしだい)までを歩いてきました。 眺望にはあまり恵まれない山が多い奥武蔵にあっては珍しい、好展望地として知られている山です。特に丸山山頂にある展望台からの眺めは、奥武蔵随一の大展望と評されています。 生憎のどんよりとした天気のもと、奥武蔵の真ん中を横断してきました。 2020年2月15日に旅す。
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中央本線沿線エリア

権現山-扇山-百蔵山 秀麗な富士を望む北都留三山縦走登山

山梨県大月市と上野原市にまたがる権現山(ごんげんやま)から、扇山(おうぎやま)および百蔵山(ももくらやま)とを縦走して来ました。 桂川に沿って東西に延びる甲州街道の北側に連なる山群で、この三座を合わせて北都留三山と呼ばれています。いずれも杉の植林地が多く目につく静かなる里山ですが、山頂からは大変良好な富士山の展望を得ることが出来ます。 申し分のない晴天の下、富士展望が自慢の三座を巡り歩いて来ました。 2019年12月14日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

王岳-鬼ヶ岳 富士裾野を目の前に望む御坂山地の稜線歩き

山梨県富士河口湖町と甲府市にまたがる王岳(おうだけ)と鬼ヶ岳(おにがたけ)に登りました。 甲府盆地と富士山麓の間に横たわる御坂山地に属する山です。おおむね1,500~1,700メートルほどの標高を持つ山から成り、その立地上、どの山からであっても視界を遮るものが一切ない無い大変良好な富士展望が得られます。 空気の透き通った冬晴れの空のもと、富士展望を心行くまで満喫する縦走登山をしてきました。 2019年12月8日に旅す。
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南アルプス

白根三山縦走 標高3000メートルの天空の稜線歩きと、伝説の農鳥小屋【day2】【day3】

南アルプスの白根三山を縦走して来ました。 白根三山とは赤石山脈(南アルプス)に連なる北岳(きただけ)、間ノ岳(あいのだけ)および農鳥岳(のうとりだけ)の総称です。今回は縦横二日目から三日目にかけて歩いた、間ノ岳と農鳥岳の記録です。北岳から間ノ岳へと続く稜線は、日本で最も長い標高3,000メートル越えの尾根となっており、その全長は3kmにも及びます。 天空を歩くがごとき、3,000メートルの稜線を縦断して来ました。 2019年9月2~3日に旅す。
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南アルプス

白根三山縦走 南アルプスに威風堂々とそびえ立つ、日本第2の高峰北岳【day1】

南アルプスの白根三山を縦走して来ました。 白根三山とは赤石山脈(南アルプス)に連なる北岳(きただけ)、間ノ岳(あいのだけ)および農鳥岳(のうとりだけ)の総称です。この標高3,000メートルを超える稜線が連なる天空の回廊のごとき山並みは、多くの登山者を引き付け魅了します。今回はそんな魅惑の白根三山を、余裕のある2泊3日の行程で巡って来ました。 まずは縦走1日、北岳の訪問記です。 2019年9月1日に旅す。
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丹沢エリア

菰釣山 丹沢山地西の外れ甲相国境尾根を日帰りで歩く

神奈川県山北町と山梨県道志村にまたがる菰釣山(こもつるしやま)に登りました。 神奈川県と山梨県の境界を形成する甲相国境尾根上にある山です。丹沢山地の西の外れに位置し、付近一帯は深いブナの原生林に覆われています。山深い場所故に交通アクセスは極めて悪く、アプローチ手段は限られます。 丹沢山地西の果てを、日帰りで横断してきました。 2019年5月18日に旅す。
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奥秩父エリア

笠取山-唐松尾山 奥秩父に連なる多摩川源流の山並み

埼玉県と山梨県にまたがる笠取山(かさとりやま)と唐松尾山(からまつおやま)に登りました。 奥秩父主脈上に連なる多摩川源流域の山並みです。周囲に人の住まう集落はほとんど存在せず、どこまでも深い幽玄なる原生林に覆われています。公共交通からは完全に見放された一帯であり、車でのアプローチが一般的です。 今回は将監峠にテント張り、一泊二日の行程で多摩川源流の山並みを縦走して来ました。 2019年4月28~29日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

沼津アルプス 桜が満開の駿河湾を一望する好展望の里山を巡る

静岡県沼津市にある沼津アルプスを歩いて来ました。 静浦(しずうら)山地と呼ばれる、駿河湾の奥部に沿うようにして連なる山並みです。稜線に沿って登山道が整備されており、駿河湾と富士山の大絶景を眺めながら歩くとの出来る、好展望のハイキングコースとなっています。標高400メートルにも満たない純然たる低山の連なりではありますが、大きくアップダウンを繰り返す険しい道程となっています。 春爛漫の花咲く里山で、桜と海の眺望を大いに楽しんで来ました。 2019年4月6日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

都留アルプス 桂川流域の山並みを一望する、新参のご当地アルプス

山梨県都留市にある都留アルプス(つるあるぷす)を歩いて来ました。 平成28年に都留市の山岳会によって整備された、全長8kmほどのハイキングコースです。ほぼ全域で桂川に沿って続く山並みで、遠くこそ見えませんが都留市の市街地や、道志・御坂の山々を望みながら歩くことが出来ます。 よく手入れがされた気持ちの良いハイキングコースで、手軽な低山歩きを楽しんで来ました。 2019年3月17日に旅す。
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中央本線沿線エリア

高尾山-陣馬山 高尾山より奥へと続く、人気の縦走登山入門コース

東京都八王子市にある高尾山から陣馬山までを縦走して来ました。 首都圏近郊における、縦走登山入門コースとして非常に人気のあるルートです。そこそこの歩行距離ではあるものの、高低差の少なく歩きやすい道が続きます。 雪があることに期待し降雪直後に訪れたお馴染みの縦走路でしたが、さほどの積雪もなく、いつもとさほど変わらない光景が広がっていました。 2019年2月10日に旅す。
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丹沢エリア

蛭ヶ岳-塔ノ岳 白銀世界と化した、雪の丹沢主脈縦走登山

神奈川県丹沢山地の蛭ヶ岳(ひるがたけ)から塔ノ岳(とうのだけに)に至る、丹沢主脈を歩いてきました。 首都圏から近く展望雄大とあって、非常に人気の高い縦走コースです。冬には乾燥することが多く、そう滅多にはドカ雪が降ることのない丹沢山地ですが、ひとたび冠雪すれば素晴らしき銀世界が稜線上に出現します。 白く染まった主脈の山々を、日帰りの弾丸で縦走してました。 2019年2月2日に旅す。
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丹沢エリア

シダンゴ山-高松山 寄ロウバイ祭りと、静かなる丹沢南部の尾根歩き

神奈川県松田市にあるシダンゴ山から高松山までを歩いて気ました。 丹沢山地の南部に連なる、標高800~900メートルほどの低山の連なりです。表丹沢界隈の賑わいと比べて、比較的ひっそりとした静かな山域となっています。シタンゴ山の登山口のある寄(やどりき)集落では、毎年1月の中旬から2月の頭にかけて、寄ロウバイ祭りが開催されています。 ロウバイ見物とプチ縦走とを合わせて楽しんできました。 2019年1月26日に旅す。
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丹沢エリア

経ヶ岳-仏果山 宮ヶ瀬湖畔の山から望む関東地方の大展望

神奈川県愛川町と清川村にまたがる経ヶ岳(きょうがたけ)と仏果山(ぶっかさん)に登りました。 丹沢山地の東外れにある、宮ヶ瀬湖の傍らに立つ里山です。標高1,000メートルにも満たない低山ながらも、山頂に高さ13メートルの展望台を持ち、関東地方の眺望が大変すばらしい山であります。 ようやくにして訪れた本格的な冬の寒空の下、関東平野の展望と巨大ダム湖の湖畔風景を楽しんできました。 2018年12月9日に旅す。
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奥多摩エリア

笹尾根縦走 都県境界の尾根上に、どこまでも続く笹の道

東京都の南の境界線を形成している笹尾根(ささおね)を縦走して来ました。 笹尾根は奥多摩の三頭山に端を発し、八王子市の高尾山まで続く長大な尾根です。尾根上には、おおむね標高1,000メートル前後の小ピークが数多く連なっています。三頭山から槇寄山の区間と、陣馬山から高尾山までの区間については、多くのハイカーの行き交う人気の縦走路となっていますが、その他の区間については人影疎らな静かな尾根道が続いています。 今回はこの長き道程のうち、三頭山から和田峠までの区間を日帰りで歩いて来ました。 2018年11...
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中央本線沿線エリア

小金沢連嶺 富士山に向かって歩く魅惑の山並、甲州アルプス縦断

山梨県甲州市と大月市にまたがる、小金沢連嶺(こがねざわれんれい)を日帰りで縦走してきました。 小金沢連嶺は、大菩薩嶺の南にある石丸峠から笹子川北岸にある滝子山まで続く、おおむね標高1,700~2,000メートル程の稜線です。全般的に高低差の少ないなだらかな尾根で、この山域の特徴である笹原が広がる好展望の稜線歩きが楽しめます。 最高の秋晴れの空のもと、小金沢連嶺の全行程を日帰りの強行軍で歩いて来ました。 2018年10月21日に旅す。
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八ヶ岳エリア

南八ヶ岳縦走 赤岳から硫黄岳に至る、八ヶ岳連峰の中核部を縦断する【Day2】

山梨県と長野県にまたがる八ヶ岳連峰の南半分を縦走して来ました。 今回は縦走二日目の記録です。この日歩いた最高峰の赤岳を中心とする一帯は、八ヶ岳連峰の中でも最も標高が高く最も険しい、八ヶ岳の中核部を形成しています。 キレット小屋からスタートし、八ヶ岳中核部の名だたる山々を一挙に縦断してきました。 2018年9月24日に旅す。
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八ヶ岳エリア

南八ヶ岳縦走 八ヶ岳の前衛、編笠山と権現岳を超えキレット小屋を目指す【day1】

山梨県と長野県にまたがる八ヶ岳連峰の南半分を縦走して来ました。 一般的に北八ヶ岳と南八ヶ岳の境界は夏沢峠だと言われています。今回は八ヶ岳の南端にある観音平から、夏沢峠手前の最後の峰である硫黄岳までを一泊二日の行程で歩いてきました。 まずは縦走登山一日目、キレット小屋までの行程です。 2018年9月23日に旅す。
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丹沢エリア

蛭ヶ岳 【下山編】冬晴れの丹沢主脈を歩く【day2】

神奈川県相模原市と山北町にまたがる蛭ヶ岳(ひるがたけ)に登りました。 この記事は2日目の下山の記録です。もともと展望の良いことで知られる主脈縦走路ですが、空気の澄んだ冬晴れの早朝時間帯は、驚くほど遠くまでを鮮明に見渡すことがで来ます。 最高の天気と眺望を心ゆくまで味わう稜線歩きをして来ました。 2017年12月30日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

毛無山-雨ヶ岳 霊峰富士を向かいに望む天子山地縦走登山

山梨県身延町と静岡県富士宮市に跨る毛無山(けなしやま)から雨ヶ岳(あまがたけ)に至る稜線を歩いて来ました。 山梨県と静岡県の境界を形成する天子山地の中でも、最も標高が高い一帯を巡るコースです。天子山地は山麓の朝霧高原を挟んで富士山と正対する位置にあり、山系のどこからであっても大変秀逸な富士展望が得られます。 最高の展望を求め、はるばる富士山麓へと繰り出してきました。 2017年12月17日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

明神ヶ岳-明星ヶ岳 好展望の箱根外輪を巡る縦走コースを歩く

神奈川県南足柄市と箱根町にまたがる明神ヶ岳(みょうじんがたけ)から明星ヶ岳(みょうじょうがたけ)に至る稜線を歩いてきました。 箱根の外輪山の一峰で、起伏の少ない草原状の山頂が広がる好展望の山です。比較的平坦な稜線が続くことから、気軽に縦走登山の気分を味わうことが出来ます。 本格的な冬の到来を思わせる寒空の下、展望と温泉を求めて箱根へと繰り出して来ました。 2017年12月10日に旅す。
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北関東エリア

那須岳 関東地方の北限に林立する火山帯の山

栃木県那須町にある那須岳(なすだけ)に登りました。 那須岳と言うはこの付近の成層火山郡に付けられた総称で、一般的には茶臼岳(ちゃうすだけ)、朝日岳(あさひだけ)および三本槍岳(さんぼんやりだけ)の三山のことを指します。三山の中でも特に茶臼岳は、ロープウェイを利用することで比較的簡単に山頂に立つことが出来ることから、非常に人気の高い山です。 紅葉シーズンたけなわの混雑の中、日帰りの那須岳三山縦走をして来ました。 2016年10月16日に旅す。
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南アルプス

鳳凰山 白亜の稜線が連なる、南アルプスの前衛峰

山梨県南アルプス市、韮崎市および北杜市にまたがる鳳凰山(ほうおうざん)に登りました。 鳳凰山と言う名称は地蔵岳(じぞうだけ)、観音岳(かんのんだけ)、薬師岳(やくしだけ)の総称であり、別名で鳳凰三山とも呼ばれます。 その極めて宗教色の強い名称からもわかるとおり、古くから信仰の対象となってきた山です。アクセス困難な深山がひしめく南アルプスのなかでは、比較的アクセスが良好な場所にあることから、南アルプスエリアの入門として高い人気を誇っています。 秋分の澄み切った空の下、テントを担いで三山縦走登山をし...
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丹沢エリア

丹沢主稜縦走 丹沢山塊屈指の険路、主稜縦走路を日帰りで歩く

神奈川県丹沢山地の丹沢主稜(たんざわしゅりょう)を縦走して来ました。 丹沢主稜は東丹沢と西丹沢を繋ぐように東西に向かって伸びる稜線で、檜洞丸(ひのきぼらまる)から蛭ヶ岳(ひるがたけ)へと至る、起伏の激しい険しい道が続きます。一泊二日の行程で歩かれることが一般的であり、日帰りで踏破しようとすると、体力勝負の苦難な道程となります。 ツツジとシロヤシオが咲き誇るベストシーズンの丹沢にて、丹沢山塊屈指の険路を日帰りで突き抜けるハードな山行きをしてきました。 2017年5月27日に旅す。
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伊豆・箱根エリア

天城山 伊豆半島の背骨、天城縦走路を歩く

静岡県の伊豆半島にある天城山(あまぎさん)に登りました。 川端康成の小説「伊豆の踊り子」の舞台としてあまりにも有名な、伊豆半島を代表する山です。海の上に突き出した半島の山という地形から、年間を通じて降雨量が多く、非常に深い樹林に覆われた密林のような山です。 生憎のガスに覆われた天気の中、新緑が芽吹く天城縦走路を歩き通してきました。 2017年5月13日に旅す。
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