比企三山 静かなる外秩父山地を巡る縦走登山

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埼玉県小川町、皆野町、ときがわ町および東秩父村にまたがる比企三山(ひきさんざん)を縦走しました。
比企三山とは笠山(かさやま)、堂平山(どうだいらさん)および大霧山(おおぎりやま)の総称で、外秩父山地と呼ばれる秩父盆地の外輪を形成している山並みです。中心を流れる槻川を囲むようにして馬蹄形に稜線が連なっており、三山を繋げて縦走する事が可能なハイキングコースが整備されています。
幻想的な霧に覆われた、外秩父の里山を巡って来ました。

2020年9月27日に旅す。

比企三山はその名の通り埼玉県の比企郡にある山です。外秩父山地とも呼ばれる、秩父盆地の東側に広がる山域に属しています。いずれも標高1,000メートルに満たない低山の連なりで、麓には静かなる里山の風景が広がっています。
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秩父盆地と武蔵野平野の中間に位置していることから、比企郡一帯は古くから交通の要所でもありました。現代においても山中には幾重にも林道が張り巡らされ、多くの峠道がこの山域を乗り越えています。

マイナーな山域である比企三山の中にあって、最も知名度があると思われるのは中央に位置する堂平山です。平坦な山頂部をもつ山で、山頂に天文台とキャンプ場があります。山頂まで車道が通じており、観光地としての性格が強い場所です。
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そのため、登山の対象としてみると少々物足りなさを感じる山かもしれません。しかし、三山を繋げて歩くことにより、それなりに歩き応えのあるコースとすることが可能です。

かくして訪れた比企三山。途中まではガスに覆われてピリッとしない天気でしたが、最後に少しだけ山の神様が微笑んでくれました。
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コロコロと変わる天気に翻弄された、外秩父山地への訪問記をお届けします。

コース
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皆谷(かいや)バス停からスタートし笠山へと登頂します。その後は尾根沿いに堂平山から大霧山へと縦走し、秩父側の高原牧場入口バス停へ下山します。

比企三山を縦走しつつ、峠を越えて秩父へと下る行程です。

1.比企三山 アプローチ編 曇り空の東京を脱出し、外秩父山地の里山を目指す

6時58分 東武東上線 池袋駅
快速急行なる、急行よりも早いのか遅いのかよくわからない電車に乗り込み、終点の小川町駅を目指します。
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本日は全国的にピリッとしない空模様の予報となっておりますが、秩父周辺だけが正午頃には晴れそうであったため、急遽白羽の矢を立てました。

標高1,000メートル未満の純然たる低山歩きなので、本当はもう少し涼しくなってから行こうと思っていたのですが。。

8時6分 一時間以上をかけて小川町駅に到着しました。彩の国は何気に広い。
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小川町駅からイーグルバスに乗車します。小型バスなのを見て嫌な予感がしましたが、案の定すでに満席でした。マイナーなようで、外秩父山地と言うのは意外と人気のエリアなのでしょうか。
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なお従来この路線は白石車庫行きですが、台風による道路崩壊で通行止めが続いており、終点よりも手前にある皆谷バス停までの折り返し運転となっています。

8時46分 皆谷(かいや)バス停に到着しました。到着のアナウンスを聞くまで、ずっと「みなだに」と読むものだとばかり思っておりました。
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ここまでの運賃は650円です。わざわざ小銭を用意していたのに、いつの間にか交通系ICカードに対応していました。

見たところ道路は何ともないようですが、この先のどこかにバスが通行不能となるような崩壊地点があるのでしょうか。
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ハイキング道も立ち入り禁止であるとの張り紙があり、到着早々に動揺が走ります。具体的にどの地点が通れないのか記載が無いので何とも言えませんが、これから歩こうとしている稜線上の道は無事なのでしょうか。
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まあ、通行止めと言っても少しくらい高巻けば通れるでしょうと、始めから邪な考えを抱きつつ身支度を整えます。

2.濃霧にまかれた笠山への道程

8時50分に登山を開始します。これから登ろうと言う山は、最初から濃厚なガスに包まれていました。
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天気予報では正午頃に晴れる事になっていますが、この低く垂れ込めた濃密な雲が、果たして本当に晴れてくれるのでしょうか。どこの事なのか不明な通行止めの件も相成って、先行きに不安が募るスタートです。

バス停から道沿いに少し進んだ所で、左手に登山口の案内が現れました。
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この後もしばしの間、舗装道路歩きが続きます。大きく九十九折れの付いた道をユルユルと登って行きます。
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途中に何ヵ所か、こうして九十九折れをショートカットできる道があります。入り口には必ず道標が掲げられていたので、迷うことは無いかと思います。
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沿道には彼岸花がポツポツと咲いていました。もうそんな時期になってしまいましたか。季節の移ろいは早いものです。
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今朝方まで降っていた雨にしっとりと濡れて、妖艶な雰囲気を醸し出していました。彼岸花は割と好みが分かれる花かと思いますが、私は好きです。
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谷向には、本日の縦走最後の山となる大霧山があるはずですが、今の所その姿は全くもって見えません。なにしろ大霧山なんて名前がついているくらいですから、もともとガスの発生しやすい地形なのかもしれません。
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登り切った所で前方の視界が開けました。・・・実際には開けてはいませんが、晴れていればきっと開けるのであろう場所です。
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笠山がちょうど正面にあるはずですが、こちらも濃厚な霧に覆われて全くその姿はみえません。これが本当に晴れるのか、不安が過ります。

彼岸花に囲まれてしまった地蔵さん。なかなかどうして雰囲気が出ております。
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坂を登った上には、長閑なる里山の光景が広がっていました。
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これはまた悩ましい光景です。この通行止めの看板は、脇にどけられているようにも見えますが、通って良いのかいけないのか判断付きかねます。
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この交通標識は車両に対するものなので、ハイカーの行動に制限を加えるものではないと判断し、そのまま進みます。

道沿いに少し進んだところで、登山口が現れました。少なくともこの地点までは、通行に支障をきたすような崩落地点はありませんでした。
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登り始めてから早々に、まるで奥多摩の様な道が始まりました。ここは奥多摩ではなく奥武蔵ですが、隣接している山域なので風景や植生は似たようなものです。
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ほどなく、最初から約束されていた未来であるガスの中へ突入しました。ただでさえ薄暗い杉の植林がガスに覆われてしまうと、ヘッドランプを灯したくなるような暗さになります。
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頭上に無粋なガードレールが姿を見せました。
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笠山には山頂のすぐ下にまで林道が伸びており、こうして何度か林道を横断します。
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わざわざイラストまで付いたこの案内板は、ハイカーに向けて作られたものなのでしょうか。
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晴れるどころか、どんどん濃さを増して行くガスの中を進みます。どの道展望は無い樹林帯の道なので、むしろガスっている方が幻想的で良い感じかもしれません。
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二十二夜供養塔なる石碑がありました。これは月待塔と呼ばれる古い信仰の一種で、特定の月齢の夜に集まって悪魔払いの儀式を行ったのだそうです。
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割と最近に登山道が崩壊したような跡がありましたが、しっかりと迂回路が作られていました。このコースは、しっかりと手入れがされているようで一安心です。
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あれだけ薄暗かった森の中が、徐々に明るくなり始めました。これは、予報の通り晴れる兆しなのか。
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微かに空の青さが見え始めました。晴れたと言うよりは、単純にガスが立ち込めている標高を突き抜けたのかもしれません。
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頭上から降り注ぐ光の筋で、天使か何かが舞い降りて来そうな光景です。
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遂にガスを抜けて、頭上に晴れ間が広がりました。朝にはあれほどどんよりとした空だったのに、天気予報は正しかったようです。
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分岐まで登って来ました。笠山の山頂は、縦走路からはほんの少しだけ外れた場所にあります。サクッと往復して来ましょう。
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分岐からは1分と発たずに、あっさりと山頂に辿り着きました。
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10時35分 笠山に登頂しました。比企三山のまずは一座目を踏破です。
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周囲は樹林に覆われており、眺望はありません。一か所だけ森が切れている場所がるので、少しは何かが見えるのかもしれませんが、本日はこの通り霧がかかっていて何も見えませんでした。
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3.比企三山随一の好展望地、堂平山

次なる堂平山に向かいましょう。頭上は晴れているものの、相変わらず稜線上は薄っすらとした霧に覆われています。
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山頂から緩やかに下ったところで、またもや林道に飛び出しました。
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林道歩きは長くは続きません。少し歩いたところですぐに再び登山道に復帰しました。
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振り返って見た笠山です。真下からだとわかりませんが、笠山は遠くから見た時におっぱい型をしており、通称おっぱい山と呼ばれています。
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前方にはこれから登る堂平山が見えます。この先も依然として、薄いガスに包まれた状態が続いている様子が伺えます。
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11時10分 鞍部の笠山峠まで下って来ました。ここから再び登り返しです。気合を入れていきましょう。
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再び周囲を覆ってしまった、シルキーなガスの中を進みます。先ほどまでとは違ってかなり明るいので、恐らくはすぐに切れてくれることでしょう。
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またも頭上から、神々しい光が降り注ぎ始めました。そうそう狙って見れるような光景ではありませんが、しかし画になりますね。
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滑りやすく足場の悪い急坂を登りきると、前方の視界が開けて来ました。
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山の上に伐採された草原状の空間が広がっていました。ここはどうやら、パラグライダーの発着場であるようです。
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草原の上は晴れているのに、森の中だけがガスっていると言う、なんとも不思議な光景です。陽当たりの悪い所だけが湿度が高い状態なのでしょうか。
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森の中は薄っすらと霞がかった世界。
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そしてそのすぐ外は晴れ。うん、これは面白い。朝の曇り空を見た時はどうしてくれよかと思いましたが、今日の行き先に外秩父山地を選んだのは、どうやら大正解であったようです。
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堂平山のシンボルである、天文台が現れました。山頂は天文台の脇にあります。
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11時40分 堂平山に登頂しました。比企三山の2座目を無事に踏破しました。さあ、残すところはあと一座です。
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山頂の様子
ベンチと展望図が交互に並ぶ独特の配置です。周囲を遮るものがないため、ほぼ全方位に展望が開ける場所ですが、本日はどちらを向いても見えるのはガスだけです。
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ちなみにこの堂平山へは、車で直接上がってこれます。自動販売機まであり、下界とほどんと変わらない値段でした。
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山頂には天文台の他に、宿泊可能なキャンプ場が併設されています。このキャンプ所の受付で堂平山の山バッジが販売されているので、バッジコレクターの方は忘れずに立ち寄って行きましょう。
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ガスが取れる瞬間が無いものかと、山頂で1時間近くも粘りましたが、結局最後まで視界が開けることはありませんでした。
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4.幾多の峠を越える大霧山への道

12時50分 関東一よかんべだと言う眺望を眺めることが叶わなかったのは心残りではありますが、もうだいぶ時間も押してきたので行動を再開します。
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堂平山からはしばしの間、舗装道路歩きです。
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相変わらず、頭上からは神々しい光の筋が振り注いでいます。どうやら山を覆うこのガスは、他から流れて来た雲なのではなく、堂平山そのものから発生しているようですな。
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視界不良の中を進みます。音で遠くからでも接近してくるのがわかる車と違って、自転車は音もなく突然目の前に現れるので心臓に悪い。
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頭上高くにアンテナ鉄塔が見えてきたところで、舗装道路を外れて再び登山道へ入ります。
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何気に凄い急勾配の階段です。完全に土の部分がえぐれてしまい、木枠だけが浮き上がった障害物競走状態でした。
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登り切った所が剣ヶ峰と呼ばれるピークです。山頂標識も何もなく、アンテナ塔に占拠されています。
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登り切った所ですぐにまた下りです。不毛な作業をしている感でいっぱいになりますが、縦走とは従来そういうものです。
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13時 白石峠に到着しました。ロードバイクに乗っている人の姿が多く見られました。自転車乗りの間では、それなりに知名度のある場所であるようです。
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ここから再度登り返しです。・・・思った以上にアップダウンが激しい道ですな。傍から見た時は割とフラットな稜線に見えたのですけれど。
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またもや急階段です。九十九折れなどと言う気の利いたものは無く、清々しいまでに一直線に登ります。
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登り切った所で、ようやくフラットな尾根道となりました。そう、こういうので良いのですよ。私が縦走登山に求めているものは。
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登ってしまったからには、当然その後は下りです。割と急な下り坂ですが、手すりが整備されていました。
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右を向くと、ここまで通過してきた笠山と堂平山の姿が見えました。なんだ、晴れて来たではありませんか。堂平山でもう少し粘れば、関東一よかんべな眺望を拝めたのかもしれません。
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反対側の左手には、秩父盆地の街並みが見えました。盆地の外輪上に居るのだと言うことが良くわかります。
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またもや舗装道路へと下って来ました。
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13時55分 定峰峠に到着しました。峠には付き物の峠の茶屋があり、多くの自転車乗りで賑わっていました。
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ここでゆるりと、うどん休憩でも洒落込みたい気分ですが、日没までに比企三山縦走をやりきるにはもうあまり時間が残されていません。このまま行動を続行します。

すっかりガスが取れて、晴天の青空が広がっていました。しかしこの晴天が続くのは15時頃までで、夕方には雨が降ると言う予報になっております。少しペースアップしなければ。
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伐採地がありました。こと低山においては、伐採地のあるところに好展望ありです。さてどんな感じでしょうか。
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谷向いの笠山と堂平山が一望できました。谷を囲むように、馬蹄形に稜線が連なっている様が良くわかります。
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こちらは獅子岩と呼ばれている岩です。獅子の横顔のように見えるからというのが、その由来です。・・・獅子に見えますかね?
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獅子岩を過ぎると、登りから緩やかな下りに転じます。
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14時40分 写真がだいぶブレてしまいましたが、見覚えのある場所へとやって来ました。旧定峰峠に到着です。
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以前に天空のポピーを見物がてら大霧山へ登った際は、経堂バス停からここへ登って来ました。よってこの先は、私自身にとっては既知の場所となります。

5.比企三山縦走最後の一座、大霧山へ

旧定峰峠から大桐山へと続く道は、基本的に緩やかな登りです。よく整備されており、スニーカーで歩けないこともないような歩きやすい道が続きます。
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やがて右手に、有刺鉄線で覆われた場所が現れます。柵の向こう側は放牧場であるという事ですが、既にシーズンオフなのか牛の姿は見えません。
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大霧山付近から見た笠山は、確かに見事なおっぱい型をしていました。なんと言うけしからん山だ。
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道中はずっと緩やかでしたが、山頂直下の最後だけ急な登りです。お助けロープがあるので、手もフルに使って登ります。
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ようやく山頂が見て来ました。見るからに眺め良さ雄な光景に、期待が膨らみます。
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15時20分 大霧山に登頂しました。比企三山縦走を達成です。堂平山からは思いのほか距離がありました。
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山頂の様子
ベンチが複数設置されており、休憩向きな場所です。全方位とは行きませんが、西側に大きく眺望が開けています。
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直ぐ隣にあるこちらの山は、蓑山(みのやま)(587m)です。山全体が美の山公園として整備されており、桜の開花シーズンになると多くの人が見物に訪れる、人気のスポットです。
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北側には広大なる関東平野を一望できます。晴れ空気が澄んでいる日には、平野の先に日光連山の山並みが見えるそうです。
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南側には奥多摩方面の山並み。こちらはすっかり曇り空です。
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今のところはまだ頭上は晴れていますが、天気予報の言う通り、遠くから雷鳴が聞こえ始めました。

6.比企三山縦走 下山編 土砂降りの雨が降り注ぐ中、秩父側に下山

15時45分 周囲が急に暗くなり始めたところで、大急ぎで下山を開始します。
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当初はスタート地点の皆谷方面へ下山する予定でしたが、堂平山の山頂でゆっくりし過ぎたせいか、もう最終バスの時間に間に合わない時間になってしまいました。

仕方がないのでプランBを発動します。皆谷と反対側の秩父盆地側に下ります。秩父側のバスは18時台まであります。

シーズンオフのポピー畑は、この通り何もない草原状態でした。2020年のポピー祭りはコロナ渦で中止されましたが、来年は果たしてどうなる事やら。
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分岐地点まで下って来ました。左折して高原牧場入口方面へと進みます。
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ここで遂に、バタバタと大粒の雨が降り始めました。幸いにも森が濃いため、地面までは殆ど落ちて来ません。レインを羽織るのも面倒なので、このまま突っ切ります。
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途中に一か所渡渉があります。まだ雨は振り始めたばかりで増水はしていませんでしたが、状況によっては通れなくなることもあるかもしれません。
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林道に出たところで、頭上を覆う樹林が無くなってしまいました。ここからは折り畳み傘を片手にかざしながら下ります。
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17時 高原牧場入口バス停に無事下山しました。雨が降り出してからほとんど写真を取らなかったので、後半はかなり端折りましたが、分岐地点からは下山にだいたい1時間くらいはかかります。
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屋根のある休憩スペースなど存在しないバス停であるため途方に暮れていましたが、幸いにもバス停向かいの商店に軒先のスペースが存在しました。ここで雨宿りをしつつ、バスを待ちます
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17時32分発の皆野駅行きバスが、5分程遅れて現れました。本当は反対向きの西武秩父駅行きのバスに乗りたいのですが、1時間後まで無いという事であったので、諦めて逆向きのバスに乗ります。
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皆野駅バス停と皆野駅は、何故か微妙に離れています。特に道標などもなく、一見さんには優しくない仕様です。
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その後は秩父鉄道から西武線へと乗り継ぎ、長い長い帰宅の途に付きました。
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最後に下山予定地点を変更すると言う想定外の事態はありましたが、目的の比企三山縦走を無事に終えることが出来ました。天気が良さそうだと言うだけの理由で選んだ行き先でしたが、思いがけず頭上から降り注ぐ光のショーを拝めることが出来ました。とりあえずは結果オーライと言ったところでしょうか。
比企三山は全国区の知名度がるわけでもない比較的マイナーなエリアですが、古くから人の往来が盛んであった場所だけに、多くの史跡や見所があります。三山を繋げて歩けば登り応えも十分にあり、ガッツリと歩きたい気分の人におすすめです。

<コースタイム>
皆谷バス停(8:50)-笠山(10:35~10:45)-笠山峠(11:05)-堂平山(11:40~12:30)-白石峠(13:00)-定峰峠(13:55)-旧定峰峠(14:40)-大霧山(15:20~15:45)-高原牧場入口バス停(17:00)

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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