山梨百名山

富士・道志・御坂エリア

蛾ヶ岳 御坂山地の外れに佇む深山と、神秘の四尾連湖を巡る

山梨県市川三郷町と身延町にまたがる蛾ヶ岳(ひるがたけ)に登りました。 国府盆地の南、御坂山地の西の外れにある深山です。山頂は富士山や甲府盆地の眺望に優れていますが、人里から遠く離れた奥地にあることから、訪れる人も疎らな静かな山となっています。また山頂近くには、知る人ぞ知る神秘的な景勝地である四尾連湖(しびれこ)があります。 ほとんどその名を知られていない、風光明媚なる御坂山地西の果てを巡って来ました。 2020年4月26日に旅す。
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中央本線沿線エリア

御前山-九鬼山 秀麗なる富嶽を望みながら駅から駅へと歩く、手軽な縦走登山コース

山梨県大月市と都留市にまたがる御前山(ごぜんやま)と九鬼山(くきやま)に登りました。 富士急行線が走る都留市の脇に沿うように南北に連なる、標高1,000メートに満たない山並みです。駅から直接アプローチが可能な立地にあり、手軽に登ることの出来る山です。 またこの2座は、大月市が制定した富士展望に優れる山の称号である、秀麗富嶽十二景にも選ばれています。 春の色が濃くなってきた近場の低山を、のんびりと歩いて来ました。 2020年3月21日に旅す。
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2月

長者ヶ岳-天使ヶ岳 田貫湖の背後に連なる富士展望の山並み

静岡県富士宮市と山梨県南部町にまたがる、長者ヶ岳(ちょうじゃがたけ)と天使ヶ岳(てんしがたけ)に登りました。 富士裾野の西側に沿うようにして南北に連なる、天使山地に属する山です。朝霧高原を挟んで富士山と正対する位置にあるため、稜線上からは大変良好な富士展望が得られます。 大沢崩れの浸食谷を正面に望む富士と高原の光景を、ゆっくりと眺めて来ました。 2020年2月29日に旅す。
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中央本線沿線エリア

清八山-本社ヶ丸 急登の果てに待つ秀麗なる富岳の展望

山梨県大月市にある清八山(せいはちやま)と本社ヶ丸(ほんじゃかまる)に登りました。 大月から笹子峠へと向かう甲州街道の南側に連なる山です。山梨県大月市が定めた富士展望に優れた山の称号である、秀麗富嶽十二景(しゅうれいふがくじゅうにけい)にも選ばれている好展望の頂です。二座共に登山口からの標高差が比較的大きく、急登の続くなかなかタフな山でもあります。 完全な雪山と化していた頂から、秀麗なる富岳の姿を存分に眺めて来ました。 2020年2月1日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

杓子山 急登の果てに待つ大展望と、山中湖村からのダイヤモンド富士

山梨県の富士吉田市、都留市および忍野村にまたがる杓子山(しゃくしやま)に登りました。 道志山塊の中でも最も富士山に近い場所に位置し、山頂からは非常に良好な富士展望を得ることが出来ます。マイナーエリアと見なされがちな道志山塊の中にあっては、比較的多く登られている山です。 年明け初の登山で、素晴らしき眺望と山中湖村からのダイヤモンド富士とを同時に楽しんで来ました。 2020年1月3日に旅す。
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中央本線沿線エリア

権現山-扇山-百蔵山 秀麗な富士を望む北都留三山縦走登山

山梨県大月市と上野原市にまたがる権現山(ごんげんやま)から、扇山(おうぎやま)および百蔵山(ももくらやま)とを縦走して来ました。 桂川に沿って東西に延びる甲州街道の北側に連なる山群で、この三座を合わせて北都留三山と呼ばれています。いずれも杉の植林地が多く目につく静かなる里山ですが、山頂からは大変良好な富士山の展望を得ることが出来ます。 申し分のない晴天の下、富士展望が自慢の三座を巡り歩いて来ました。 2019年12月14日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

王岳-鬼ヶ岳 富士裾野を目の前に望む御坂山地の稜線歩き

山梨県富士河口湖町と甲府市にまたがる王岳(おうだけ)と鬼ヶ岳(おにがたけ)に登りました。 甲府盆地と富士山麓の間に横たわる御坂山地に属する山です。おおむね1,500~1,700メートルほどの標高を持つ山から成り、その立地上、どの山からであっても視界を遮るものが一切ない無い大変良好な富士展望が得られます。 空気の透き通った冬晴れの空のもと、富士展望を心行くまで満喫する縦走登山をしてきました。 2019年12月8日に旅す。
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奥秩父エリア

大菩薩嶺 雲海の上を行く稜線と紅葉の牛の寝通り

山梨県甲州市と丹波山村にまたがる大菩薩嶺(だいぼさつれい)に登りました。 熊笹に覆われた稜線からの眺望に優れ、比較的手軽に登れることから人気の高い山です。標高2,000メートルを超える山ではありますが、上日川峠から登れば山頂までのコースタイムはおよそ1時間20分程度であり、初心者向きと言える一座です。 今回はそんな素晴らしき稜線からの眺望と、紅葉たけなわの牛の寝通りを楽しんで来ました。 2019年11月09日に旅す。
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奥秩父エリア

茅ヶ岳-金ヶ岳 圧巻の紅葉に包まれた、深田久弥終焉の地を巡る

山梨県甲斐市と北杜市にまたがる茅ヶ岳(かやがたけ)と金ヶ岳(かながたけ)に登りました。 奥秩父山塊の前衛に位置する古い火山です。韮崎駅付近から見た姿が八ヶ岳とよく似ていることから、ニセ八ツの異名を持ちます。甲府盆地を見下ろす立地にあり山頂からの眺望に優れ、奥秩父の主脈や八ヶ岳、南アルプス北部の山並みなどを広く見渡すことが出来ます。また茅ヶ岳は、日本百名山の作者である深田久弥が亡くなった地としても有名です。 申し分のない秋晴れの空の下、素晴らしき眺望と紅葉を満喫してきました。 2019年11月4日...
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南アルプス

日向山 八ヶ岳を正面に望む天上の砂浜

山梨県北杜市にある日向山(ひなたやま)に登りました。 甲斐駒ヶ岳の前方に立ち、赤石山脈(南アルプス)の前衛とでも言える位置に存在する山です。山頂部に雁ヶ原と呼ばれる花崗岩が露出した場所があり、あたかも山の上に砂浜があるかのような独特の景観が広がります。 八ヶ岳連峰の大パノラマを目の前に一望する、天空のビーチへと繰り出してきました。 2019年10月06日に旅す。
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南アルプス

白根三山縦走 標高3000メートルの天空の稜線歩きと、伝説の農鳥小屋【day2】【day3】

南アルプスの白根三山を縦走して来ました。 白根三山とは赤石山脈(南アルプス)に連なる北岳(きただけ)、間ノ岳(あいのだけ)および農鳥岳(のうとりだけ)の総称です。今回は縦横二日目から三日目にかけて歩いた、間ノ岳と農鳥岳の記録です。北岳から間ノ岳へと続く稜線は、日本で最も長い標高3,000メートル越えの尾根となっており、その全長は3kmにも及びます。 天空を歩くがごとき、3,000メートルの稜線を縦断して来ました。 2019年9月2~3日に旅す。
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南アルプス

白根三山縦走 南アルプスに威風堂々とそびえ立つ、日本第2の高峰北岳【day1】

南アルプスの白根三山を縦走して来ました。 白根三山とは赤石山脈(南アルプス)に連なる北岳(きただけ)、間ノ岳(あいのだけ)および農鳥岳(のうとりだけ)の総称です。この標高3,000メートルを超える稜線が連なる天空の回廊のごとき山並みは、多くの登山者を引き付け魅了します。今回はそんな魅惑の白根三山を、余裕のある2泊3日の行程で巡って来ました。 まずは縦走1日、北岳の訪問記です。 2019年9月1日に旅す。
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奥秩父エリア

甲武信ヶ岳 シャクナゲが満開の急坂と千曲川源流域の森を日帰りで縦断する

山梨県と埼玉県と長野県の三県にまたがる甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)に登りました。 奥秩父山塊の中心付近に位置し、日本最長の川である信濃川の源流となっている深山です。相当山深い場所ではあるものの、麓近くの西沢渓谷まで路線バスが乗り入れており、公共交通機関を利用したアプローチも比較的用意な山です。ただし日帰りするとなると、急登続きの険しき道と長めのコースタイムが相成り、極めてシビアな行程となります。 シャクナゲが満開を迎えたベストシーズンの奥秩父で、西沢渓谷から毛木平までを日帰りで縦断する、慌ただしき...
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富士・道志・御坂エリア

三湖台-足和田山 富士芝桜まつりと、富士山麓を巡る東海自然歩道歩き

山梨県富士河口湖町にある三湖台と足和田山を歩いて来ました。 富士五湖の一つである西湖の傍らに立つ山並みを巡るコースで、大変良好な富士展望を得ることが出来る場所です。ちょうど見ごろを迎えている富士芝桜まつり見物と合わせて、富士五湖エリアの見どころスポットを巡って歩く大変贅沢な計画です。 意気揚々と現地へ乗り込んだ私を待ち受けていたのは、前評判通りの素晴らしき眺望と、ゴールデンウィークの洗礼ともいうべき大渋滞でした。 2019年5月3日に旅す。
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奥秩父エリア

笠取山-唐松尾山 奥秩父に連なる多摩川源流の山並み

埼玉県と山梨県にまたがる笠取山(かさとりやま)と唐松尾山(からまつおやま)に登りました。 奥秩父主脈上に連なる多摩川源流域の山並みです。周囲に人の住まう集落はほとんど存在せず、どこまでも深い幽玄なる原生林に覆われています。公共交通からは完全に見放された一帯であり、車でのアプローチが一般的です。 今回は将監峠にテント張り、一泊二日の行程で多摩川源流の山並みを縦走して来ました。 2019年4月28~29日に旅す。
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中央本線沿線エリア

高畑山-倉岳山 秀麗な富嶽と出会える秋山山稜の山並み

山梨県大月市と上野原市またがる高畑山(たかはたけやま)と倉岳山(くらたけやま)に登りました。 中央本線の南側に連なる秋山山稜と呼ばれる山塊に属する低山です。駅から直接アプローチすることが可能な里山であり、大月市が選定した富士展望に優れた山の称号である秀麗富嶽十二景の一座でもあります。 わずかに春の気配がし始めた近場の里山を歩いてきました。 2019年3月24日に旅す。
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中央本線沿線エリア

高川山 手軽に登れて富士展望雄大な人気の里山

山梨県都留市と大月市にまたがる高川山(たかがわやま)に登りました。 大月市が制定した富士展望に優れた山の称号である秀麗富嶽十二景に選ばれている一座です。駅から直接登ることの出来る手軽な山でありながら大変良好な富士展望が得られることもあり、近年人気が急上昇中している山です。 澄み切った冬の晴れ空のもと、近場の低山歩きを楽しんで来ました。 2018年12月15日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

石割山 湖畔の山から望むダイヤモンドの輝き

 山梨県山中湖村にある石割山(いしわりやま)に登りました。 山中湖の湖畔に立つ、ゆるやか山容をした山です。その立地上、当然ことながら富士展望に優れた山として知らています。石割山の山頂からは、11月25日頃と2月13日頃の年に2回、富士山に向かって陽が沈むダイヤモンド富士を見ることが出来ます。 ダイヤの輝きを求めて、晩秋の山中湖畔へと繰り出して来ました。 2018年11月25日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

菜畑山-朝日山 晩秋の道志山塊の静かなる山並み

山梨県道志村にある菜畑山(なばたけうら)と朝日山(あやひやま)に登りました。 道志山塊と言う交通困難な僻地にある、極めたマイナーな山です。山域の大半が樹林に覆われており眺望には恵まれない山域ではありますが、富士山に近い立地のおかげで、所々に開ける僅かな展望スポットからの光景は絶景です。 殆ど人とすれ違う事の無い、静かなる晩秋の尾根道を歩いて来ました。 2018年11月17日に旅す。
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奥多摩エリア

笹尾根縦走 都県境界の尾根上に、どこまでも続く笹の道

東京都の南の境界線を形成している笹尾根(ささおね)を縦走して来ました。 笹尾根は奥多摩の三頭山に端を発し、八王子市の高尾山まで続く長大な尾根です。尾根上には、おおむね標高1,000メートル前後の小ピークが数多く連なっています。三頭山から槇寄山の区間と、陣馬山から高尾山までの区間については、多くのハイカーの行き交う人気の縦走路となっていますが、その他の区間については人影疎らな静かな尾根道が続いています。 今回はこの長き道程のうち、三頭山から和田峠までの区間を日帰りで歩いて来ました。 2018年11...
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中央本線沿線エリア

御岳昇仙峡 特別名勝の紅葉と日本一の渓谷美

山梨県甲府市にある御岳昇仙峡(みたけしょうせんきょう)を歩いて来ました。 甲府盆地の北に位置する、花崗岩の山が川に侵食されて出来た全長5kmほどの峡谷です。山梨県を代表する景勝地として知られ、文部科学省によって特別名勝に指定されています。一年を通じて多くの人が訪れる観光地であり、紅葉シーズンは特に賑わいます。 見頃を迎えたという紅葉に期待を寄せて訪問しましたが、時期的に少々フライング気味での訪問となりました。 2018年11月4日に旅す。
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中央本線沿線エリア

小金沢連嶺 富士山に向かって歩く魅惑の山並、甲州アルプス縦断

山梨県甲州市と大月市にまたがる、小金沢連嶺(こがねざわれんれい)を日帰りで縦走してきました。 小金沢連嶺は、大菩薩嶺の南にある石丸峠から笹子川北岸にある滝子山まで続く、おおむね標高1,700~2,000メートル程の稜線です。全般的に高低差の少ないなだらかな尾根で、この山域の特徴である笹原が広がる好展望の稜線歩きが楽しめます。 最高の秋晴れの空のもと、小金沢連嶺の全行程を日帰りの強行軍で歩いて来ました。 2018年10月21日に旅す。
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八ヶ岳エリア

南八ヶ岳縦走 八ヶ岳の前衛、編笠山と権現岳を超えキレット小屋を目指す【day1】

山梨県と長野県にまたがる八ヶ岳連峰の南半分を縦走して来ました。 一般的に北八ヶ岳と南八ヶ岳の境界は夏沢峠だと言われています。今回は八ヶ岳の南端にある観音平から、夏沢峠手前の最後の峰である硫黄岳までを一泊二日の行程で歩いてきました。 まずは縦走登山一日目、キレット小屋までの行程です。 2018年9月23日に旅す。
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奥秩父エリア

金峰山 車道峠最高地点の大弛峠から登る奥秩父山塊の主峰

山梨県甲府市と長野県川上村にまたがる金峰山(きんぷさん、きんぽうさん)に登りました。 奥秩父山塊の主脈上に位置し、同山塊を代表する山です。標高2,599メートルを誇る堂々たる高峰ではありますが、日本国内の車道峠最高地点である大弛峠(おおたるみとうげ)からスタートすれば、比較的余裕をもって日帰り登山することも可能です。 稜線からの景色に期待して訪れた展望雄大なる山でしたが・・・峠に降り立った私を出迎えたのは、濃厚なガスと強風でした。 2018年9月9日に旅す。
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中央本線沿線エリア

甲州高尾山-棚横手山 山火事の爪跡が残る、甲府盆地を見下ろす里山

山梨県甲州市にある甲州高尾山(こうしゅうたかおさん)と棚横手山(たなよこてやま)に登りました。 勝沼の裏山とでも言うべき場所にあり、眼下に甲府盆地を一望することが出来る山です。この山はかつて、いかにも里山らしい杉の植林に覆われた展望皆無の山でしたが、山火事によって大きく森を焼失し、一転して好展望の山となりました。 山火事のおかげと言ってしまって良いかはさて置き、前評判通りの素晴らしい展望の尾根道を歩いて来ました。 2018年4月8日に旅す。
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奥多摩エリア

三頭山 雪ノ奥多摩ニ遊ブ

東京都奥多摩町、桧原村および山梨県上野原市、小菅村の境界にある三頭山(みとうさん)に登りました。 奥多摩三山と呼ばれる、多摩川の南岸に連なる山群の最高峰です。標高およそ1,000メートル地点の中腹にある桧原都民の森まで自動車で乗り入れることが可能であるため、1,500メートルオーバーの標高の割には、比較的簡単に登ることの出来る山です。ただし、都民の森とは反対の奥多摩側から登った場合には、急登に続く急登のそれなりにタフな道程となります。 予想以上に深く積もった雪に埋もれた奥多摩で、思いがけずに本格...
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富士・道志・御坂エリア

三ッ峠山 縁起の良い山開運山で新春の富士山詣

山梨県の都留市、西桂町および富士河口湖町にまたがる三ッ峠山(みつとうげやま)に登りました。 その名が示す通りの3つのピークからなる山で、最高峰の名を開運山と言います。御坂山地の中では人気、知名度ともに最も高い山です。山頂からは富士展望が素晴らしく、この山域では唯一となる、宿泊可能な有人の山小屋まで完備しまいます。 開運の山で今年一年の発展を祈願すべく、新春初登山をして来ました。 2018年1月3日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

毛無山-雨ヶ岳 霊峰富士を向かいに望む天子山地縦走登山

山梨県身延町と静岡県富士宮市に跨る毛無山(けなしやま)から雨ヶ岳(あまがたけ)に至る稜線を歩いて来ました。 山梨県と静岡県の境界を形成する天子山地の中でも、最も標高が高い一帯を巡るコースです。天子山地は山麓の朝霧高原を挟んで富士山と正対する位置にあり、山系のどこからであっても大変秀逸な富士展望が得られます。 最高の展望を求め、はるばる富士山麓へと繰り出してきました。 2017年12月17日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

節刀ヶ岳-鬼ヶ岳 富士を目の前に望む御坂の鋭鋒

山梨県笛吹市にある節刀ヶ岳(せっとうがたけ)と鬼ヶ岳(おにがたけ)に登りました。 富士五湖の一つである西湖の北に位置し、山梨県の国中地方(甲府盆地)と郡内地方(富士河口湖町)の境界となっている山です。その立地上、富士展望が素晴らしい山として知られています。 初冬の澄み切った空気越しの富士展望に期待して訪れた山でしたが、山頂では前評判どおりの雄大な展望と、非常に残念な感じのする富士山の姿が待っていました。 2017年12月2日に旅す。
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中央本線沿線エリア

雁ヶ腹摺山 電車とバスで行く秀麗富嶽十二景No1(再訪編)

山梨県大月市にある雁ヶ腹摺山(がんがはらすりやま)に登りました。 500円札に描かれていた富士山の原画写真の撮影地として有名な山です。大月市が制定した、富士展望の優れた山の称号である秀麗富嶽十二景の一座でもあります。 大月市北部の山岳地帯に位置するこの山は、公共交通機関によるアクセスの良い山が多い秀麗富嶽十二景の中あっては、ややアクセス難の場所にあります。 最高の富士展望を求めて、長き道のりを歩きとおしてきました。 2017年11月25日に旅す。
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奥秩父エリア

瑞牆山 奥秩父山塊の中で異彩を放つ奇岩の山

山梨県北杜市にある瑞牆山(みずかきやま)に登りました。 奥秩父主脈に生えるように立つ奇岩の山です。花崗岩が侵食されてできたその独特の景観により、遠目からも際立って目を引く存在です。ぱっと見、本当に登れるのか疑問に思う姿をしておりますが、特別な登攀技術が無くても登ることは可能です。 最高の晴天の下、瑞牆山の周囲をぐるっと巡る周回ルートを歩いてきました。 2017年11月3日に旅す。
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奥秩父エリア

黒川鶏冠山 大菩薩嶺の北にそびえ立つ奥秩父の展望台

山梨県甲州市にある鶏冠山(けいかんざん)に登りました。 奥多摩湖よりさらに上流の奥深くへ遡った、多摩川源流域にある山です。かつて甲州武田氏の経済を支えた、黒川金山跡のある場所としても知られています。 奥秩父山塊の主脈から少し離れた場所にあり、奥秩父のほぼ全域を見渡すことが出来る、格好の展望所となっています。 落葉が始まり、秋が終わりつつある奥秩父の真ん中を歩いてきました。 2016年11月6日に旅す。
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中央本線沿線エリア

奈良倉山-大マテイ山 多摩源流域に広がる巨樹の森

山梨県大月市と小菅村にまたがる奈良倉山(ならくらやま)に登りました。 相模川と多摩川の分水嶺に位置し、東京都の水源林として保護された非常に深い森に覆われた山です。山梨県大月市の最北端にあり、大月市が制定した富士展望に優れた山の称号である秀麗富嶽十二景の一座でもあります。 交通不便な山奥で、あまり人と出会うことの無い静かな山行きをしてきました。 2016年11月3日に旅す。
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南アルプス

鳳凰山 白亜の稜線が連なる、南アルプスの前衛峰

山梨県南アルプス市、韮崎市および北杜市にまたがる鳳凰山(ほうおうざん)に登りました。 鳳凰山と言う名称は地蔵岳(じぞうだけ)、観音岳(かんのんだけ)、薬師岳(やくしだけ)の総称であり、別名で鳳凰三山とも呼ばれます。 その極めて宗教色の強い名称からもわかるとおり、古くから信仰の対象となってきた山です。アクセス困難な深山がひしめく南アルプスのなかでは、比較的アクセスが良好な場所にあることから、南アルプスエリアの入門として高い人気を誇っています。 秋分の澄み切った空の下、テントを担いで三山縦走登山をし...
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奥秩父エリア

飛竜山 甲斐と武蔵の境に鎮座する深山

山梨県丹波山村と埼玉県秩父市にまたがる飛竜山(ひりゅうさん)に登りました。 東京都最高峰である雲取山より西へと延びる、奥秩父山塊の主脈上に位置する山です。交通アクセスに難のある山深い場所あり、この山のみを目的として登られることは極めて稀な山でもあります。 手付かずの原生林に囲まれた、静かなる深山を巡る旅となりました。 2016年9月10日に旅す。
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八ヶ岳エリア

赤岳 夜行発の日帰りで登る八ヶ岳連峰最高峰

山梨県と長野県の境界にまたがる、八ヶ岳連峰の赤岳(あかだけ)に登りました。 標高2,899メートルの八ヶ岳最高峰です。その名が示すとおり、酸化した鉄分を多く含んだ岩肌に覆われた、赤々とした姿が特徴の山です。一泊二日の行程で歩くのが最も一般的かとは思いますが、早朝に美濃戸口を発てば日帰り登山も十分に可能です。 八ヶ岳連峰最高峰を日帰りで巡る、忙しない山行きをしてきました。 2017年8月13日に旅す。
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南アルプス

甲斐駒ケ岳 白亜に輝く甲斐の名峰

山梨県北杜市と長野県伊那市にまたがる甲斐駒ケ岳(かいこまがたけ)に登りました。 日本全国に多数存在する「駒ヶ岳」の名を持つ山の中の最高峰です。標高は標高2,967メートルあります。南アルプスの北端付近に位置するこの山は麓の甲府盆地からも良く見え、その白亜に輝く美しい姿により古くから名峰として親しまれてきた山です。 前日の仙丈ケ岳に引き続き、北沢峠から登って来ました。 2016年9月4日に旅す。
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奥多摩エリア

雲取山 2017年の山を日帰りで歩くミーハー系登山

東京都奥多摩町にある雲取山(くもとりやま)に登りました。 奥多摩の西端に鎮座する東京都の最高峰です。作家深田久弥が選んだ日本百名山に名を連ね、奥多摩の山の中でも特に人気の高い一座であります。 この雲取山、標高が2,017メートルであることから、2017年の山と言うことで今年に入ってから俄かに注目を集めています。 ひとつ流行に乗ってやろうと思い訪れた「今年最も熱い山」は、確かに熱かった。いや暑かった・・・ 2017年7月16日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

杓子山 道志山塊の外れに立つ急坂と富士展望の山

山梨県の富士吉田市、都留市、忍野村の境界にある杓子山(しゃくしやま)に登りました。 山中湖の真北にあり、道志山塊が富士山の裾野へと沈んでいく西の端に位置する山です。その立地上、視界を遮るものの何も無い富士展望を得ることが出来ます。 天候は生憎の曇り空。それでも山頂からは素晴らしい大絶景が待っていました。 2017年6月18日に旅す。
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中央本線沿線エリア

滝子山 奥秩父山塊の南端に立つ、清流と富士展望の山

山梨県大月市にある滝子山(たきごやま)に登りました。 広大な領域にまたがる奥秩父山塊が、笹子川に向かって沈みこむ最南端に位置している山です。山梨県大月市が制定した富士展望に優れた山の称号である秀麗富嶽十二景に選定されており、山頂からの眺望に優れています。また、その名の通り数多の滝が連なる清流の源流部となっている、水が豊富な山でもあります。 申し分ない晴天の空のもと、新緑の森と清流を巡る山旅をしてきました。 2017年6月3日に旅す。
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中央本線沿線エリア

岩殿山 中央本線脇に屹立する大月市のシンボル

山梨県大月市にある岩殿山(いわどのさん)に登りました。 JR大月駅のすぐ裏手にあり、市内の何処からでも目に付く大月市のシンボルとでも言うべき岩山です。標高634メートルほどの低山ながら、山頂からの眺望は素晴らしく秀麗富嶽十二景にも選ばれています。 最高の好天に恵まれ、絶景とスリルを存分に味わい尽くす里山歩きを楽しんできました。 2017年5月5日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

富士山 日帰りで行く、高さ日本一の霊峰

静岡県と山梨県にまたがる富士山(ふじさん)に登りました。 この山について今更多くを語る必要は無いでしょう。日本最高峰にして、世界遺産にまでなった霊峰です。この山へは、日本全国のみならず海外のからも数多くの人が訪れる一大観光地でもあります。 ハイシーズンの喧騒を避けるべく、人の少ない山開き直後を狙って、朝から登って夕方に降りるごく普通の日帰り登山をしてきました。 2016年7月2日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

御正体山 甲斐東端の地に静かに佇む道志山塊最高峰

山梨県の道志村にある御正体山(みしょうたいやま)に登りました。 道志山塊という極めてマイナーな山域に位置する、あまり人気の無い山です。付近の山から見ると非常に大柄で目を引く存在であり、古くから養蚕の神として崇められてきた山岳信仰の山です。展望には恵まれない山だと言うことだったので、前の週に登った丹沢の大室山に引き続き、晴天の望み薄な梅雨時に訪れました。 果たして前評判に違わず、そこにはまったくと言っていいほど人の気配の感じられない静かな森が広がっていました。 2016年6月26日に旅す。
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丹沢エリア

大室山-畦ヶ丸 緑深き西丹沢を巡る周遊コースを歩く

西丹沢の大室山(おおむろやま)から畦ヶ丸(あぜがまる)に至る尾根道を歩きました。 西丹沢の奥地に静かに佇む、深いブナ林に覆われた深山です。大室山は丹沢山塊の中でも一際目を引く大きな山体を持った堂々とした山ですが、展望にまったく恵まれない上にアクセスにも難があるため、登山の対象としてはあまり顧みられる事の無い極めてマイナーな山です。 展望の期待薄な山だと言うことなので、天気予報があまり芳しくなかった捨て日にあえて訪れました。果たして梅雨時の西丹沢は、どんな表情を見せてくれたのでしょうか。 2016...
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富士・道志・御坂エリア

釈迦ヶ岳-御坂黒岳 山梨県の郡内地方と国中地方の境界を巡る

山梨県の御坂山地にある釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)と黒岳(くろだけ)に登りました。 甲府盆地の南のフチを形成している、御坂山地に属している2座です。釈迦ヶ岳は遠目からも目を引く御坂山地きっての鋭鋒で、山頂からの展望が素晴らしいことから、最高峰である黒岳を上回る人気があります。 富士展望が売りの山ということで期待して訪れましたが、急登の末に辿り着いた山頂で待っていたのは、ちょっと残念な感じのする光景でした。 2017年3月24日に旅す。
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奥秩父エリア

金峰山 五丈の岩を頂く奥秩父山塊の主峰

山梨県甲府市と長野県川上村の境にある金峰山(きんぷさん/きんぽうさん)に登りました。 奥秩父主脈上に位置するこの山、かつてはアクセスの容易ではない深山でしたが、大弛峠まで車道の開通した今では都内から手軽に日帰り登山が可能な山となりました。 今回はあえて大弛峠からではなく、みずがき山荘から登るロングルートを歩きました。 2016年6月4日に旅す。
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奥秩父エリア

大菩薩嶺 裂石からのクラシックルートで登る冬の大菩薩

山梨県の甲州市と丹波山村に跨る大菩薩嶺(だいぼさつれい)に登りました。 標高1,570メートル地点の上日川峠まで車で行くことが出来るので、とても手軽に2,000メートルの稜線歩きを楽しめる人気の高い山です。ただし、この山が「手軽」なのは春から秋にかけての季節に限られます。 冬季閉鎖のゲートを越え、気温マイナス10度の寒風が吹き付ける稜線を歩いてきました。 2017年2月12日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

十二ヶ岳 富士山麓のアスレチックマウンテン

山梨県の富士河口湖町にある十二ヶ岳(じゅうにがたけ)に登りました。 富士五湖の一つ西湖の湖畔にそびえる富士外輪山の一つです。幾多もの痩せた岩の小ピークが連なり、低山ながらダイナミックな岩場歩きが出来る山として知られています。 ちょっとしたスリルを求めて訪れた山で待っていたのは、富士の大展望と、ちょっとしたスリルでは済まない道でした。 2016年5月3日に旅す。
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中央本線沿線エリア

権現山 山梨県東部に静かに佇む北都留三山最高峰

山梨県上野原市と大月市の境にある権現山(ごんげんやま)に登りました。 日本全国に50ヶ所以上は存在する権現山の内の一つで、北都留三山と呼ばれる山系の最高峰です。手前に位置するの扇山や百蔵山に遮られ、甲州街道筋からは直接窺うことの出来ない山深い場所に存在します。 その目立たなさに故に訪れる人の少ない静かな山ですが、前衛の山々よりも遥かに大きい堂々たる山容を備えた山でした。 2017年2月4日に旅す。
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奥秩父エリア

甲武信ヶ岳 甲斐、武蔵、信濃に跨る奥秩父の交差点

奥秩父の甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)に登りました。 甲斐(山梨県)、武蔵(埼玉県)、信濃(長野県)の三国境界にあることから、それぞれの頭文字を取ってこの名前がついたと言われています。 奥秩父山塊のほぼ中心に位置するこの山は、比較的奥まった立地であることから、人里からはあまり窺うことが出来ません。いかにも奥秩父らしい幽玄なる原生林に覆われた、重厚でシブイ山を巡る1宿泊2日の山旅をして来ました。 2015年10月31日に旅す。
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