茅ヶ岳-金ヶ岳 圧巻の紅葉に包まれた、深田久弥終焉の地を巡る

平和観音付近から見た茅ヶ岳
山梨県甲斐市と北杜市にまたがる茅ヶ岳(かやがたけ)と金ヶ岳(かながたけ)に登りました。
奥秩父山塊の前衛に位置する古い火山です。韮崎駅付近から見た姿が八ヶ岳とよく似ていることから、ニセ八ツの異名を持ちます。甲府盆地を見下ろす立地にあり山頂からの眺望に優れ、奥秩父の主脈や八ヶ岳、南アルプス北部の山並みなどを広く見渡すことが出来ます。また茅ヶ岳は、日本百名山の作者である深田久弥が亡くなった地としても有名です。
申し分のない秋晴れの空の下、素晴らしき眺望と紅葉を満喫してきました。

2019年11月4日に旅す。


茅ヶ岳は韮崎駅の北側に大きく裾野を広げる火山です。八ヶ岳とよく似た姿をしているため、古くからニセ八ヶ岳などとも呼ばれてきました。
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この付近の車窓風景の中でもかなり目を引く存在であり、ぱっと見で「あれが八ヶ岳かな」と勘違いしてしまっとしても、何ら不思議ではないだけの貫禄があります。

八ヶ岳に似ていること以上に茅ヶ岳の知名度を高めている要因が、この山が作家深田久弥の終焉の地であると言う事実です。
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昭和46年、深田久弥は茅ヶ岳の登山中に亡くなりました。死因は脳溢血であったと伝えられています。

ほぼ全域が落葉広葉樹林に覆われている茅ヶ岳では、紅葉シーズンになると山全体が鮮やかに色づき、圧巻の光景を見せてくれます。秋がこの山のベストな訪問時期である事は間違いありません。
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山頂からは周囲の山並みと甲府盆地を見下ろす大パノラマが広がります。八ヶ岳に似ているとか、深田久弥の終焉の地であると言う事実を抜きにしても、この山が持つポテンシャルはかなりものものです。
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素晴らしき紅葉と眺望に出会える、奥秩父前衛の山へと繰り出します。

コース
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深田記念公園より女岩を経由し茅ヶ岳と登頂します。その後はお隣の金ヶ岳まで縦走し、金ヶ岳登山口へと下ります。公共交通機関を利用した茅ヶ岳登山としては、最も一般的な行程です。

 

1.茅ヶ岳登山 アプローチ編 中央本線の鈍行列車で韮崎へ

6時10分 JR高尾駅
山梨/長野方面へお出かけの際に毎度お馴染みの、6時14分発松本行きの列車に乗り込み、韮崎へと向かいます。
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え?特急あずさ?あんな自由席すらないようなブルジョワな乗り物はお呼びではありません。

8時2分 韮崎駅に到着しました。ちょうど1月前に日向山に登るために訪れたばかりなので、軽くデジャブです。
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本日の目的地である茅ヶ岳は、この通り駅のホームから良く見えます。八ヶ岳と間違えられるだけの事はあって、なかなか貫禄のある姿をしています。
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中央の右寄りにある三角形のピークが茅ヶ岳で、中央の二つの峰を持つピークは金ヶ岳です。今日はこの両方の山頂を縦走する計画です。

本日は素晴らしいまでの秋晴れで、本物の八ヶ岳の方も良く見えました。こうして両方を同時に並べて見てしまうと、やはり本物とニセ物の格の違いは明らかですね。
191104茅ヶ岳_009この後に乗車する予定の深田公園行きのバスは、8時51分発です。現在時刻はまだ8時5分で、45分以上の間があります。

この空き時間を利用して、平和観音へ立ち寄って行きます。なんのことは無い、あの場所からならば、茅ヶ岳の姿が良く見えそうだという理由によるものです。
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このアメリカヤと言うカフェの裏手に近道が存在します。近道を通れば、駅からは大体5分少々の距離です。
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という事で観音様の裏手へと登って来ました。思った通り、素晴らしい眺望の場所です。
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平和観音の高さは16.6メートルあり、関東三観音なるものの一つに数えられています。
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観音様の見つめる先には、甲府盆地を挟んだ向かいに世界遺産のアイツの姿が良く見えました。
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さて、お目当ての茅ヶ岳の方はと言うと、こちらも期待通りバッチリとよく見えます。
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まあ、駅のホームから見える姿と大差はないかな。この場所へ、茅ヶ岳を眺めることを目的に訪れる人と言うのは、至って少数派ではあるでしょうな。
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駅前へ戻って来ると、いつの間にやらバス停に待ち行列が出来上がっていました。特急あずさ1号が到着したからですな。
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行列を作っていた人の大半は瑞牆公園線の方にバス乗車し、深田記念公園行きのバスの方は至って空いていました。あまり人気は無いのでしょうか、茅ヶ岳は。
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9時8分 深田記念公園に到着しました。ここまでの運賃は510円です。交通系ICカードには対応していません。
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登山口には無料駐車場があり、車でお越しの人はここまで入ってこれます。
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2.茅ヶ岳登山 登頂編 好展望の広がる奥秩父前衛の頂

9時15分 身支度を整えて登山を開始します。茅ヶ岳へ向かうにはここを右ですが、その前に直進して少し寄り道をします。
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分岐を左へ少し進んだ所に、記念碑がポツンと佇んでいます。
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「百の頂に百の喜びあり」深田久弥の言葉です。
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今日の日本百名山の肩書を冠している山の人気ぶりや、百名山の完登を目指す所謂百名山ハンターの多さを思うに、深田久弥が日本の登山史に与えた影響と言うのは計り知れないものがあります。

著名な登山家やアルピニストと呼ばれる人々よりも、はるかに大きな影響を及ぼしたと言えるのではないでしょうか。まあ、半分くらいはNHKの力によるものかもしれませんが。

さあ、寄り道はこれ位にして山頂を目指しましょう。上の方は実に良い感じの色に染まっています。これは大いに期待できそうです。
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登り始めは至って緩やかな道で、ウォーミングアップにはちょうど良い塩梅です。登山口付近の標高では、まだ緑の葉の方が目立つ状態でした。
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見上げる高さの巨樹が立ち並びます。比較的里に近い山でありながら、あまり人の手が入っていない豊かな自然林が残されています。
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歩き始めて20分ほどたったところで、一度車道を横断します。良い感じに体が温まって来たので、ここでアウターを脱ぎました。
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まるで川底のようなまるい石の散乱する道が続きます。大雨が降った時などは、実際にここは水の通り道になるのでしょう。
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未だ落葉して間もないと思われる葉が、地面に色鮮やかな絨毯を作り出していました。
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標高が上がるにつれて、周囲の木々が徐々に色付き始めて来ます。
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10時15分 女岩まで登って来ました。正面その岩があるようなのですが、落石の危険があるという事で、真下までは行けないように厳重に封鎖されていました。
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ここからは少しばかり傾斜が増して、山道らしい山道となります。
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そしていよいよお待ちかねの、紅葉ロードが始まりました。
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日当たりが良な場所ほど紅葉の色づきも早く、見事なオレンジに染まっていました。
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割と急勾配な斜面を、延々とジグザグに登って行きます。最も効率よく高度を稼げるけれども、面白味はあまりないタイプの道だと言えます。
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しかし今に季節に限って言えば、頭上を覆うこの圧倒的紅葉のおかげで、実に気持ちの良い道です。
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天気も相変わらずの快晴で、格好の紅葉見物日和です。やはり紅葉と言うのは、青空にこそよく映えます。
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やがて頭上に稜線が見えて来ました。紅葉前線のある標高をもう越えてしまったらしく、周囲は冬枯れの光景へと変わりました。
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ここまで来れば、山頂まではもう一息と言ったところです。尾根沿いの道をラストスパートです。
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この何でもないごくごく普通の登山道上に、突如ポツンと碑が立っていました。
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この場所が、深田久弥が亡くなったと言う場所です。慰霊碑の前には、何故かお賽銭が置かれていました。ついには神格化されてしまったのでしょうか。
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慰霊碑の裏手には奥秩父山塊の主脈が見えていました。実に良い景色の場所です。深田久弥の生涯を思うに、山で死ねたと言うことは、むしろ本望だったのではなかろうかと思います。

人間はだれしも何れはどこかで死ぬわけであって、それならば長く苦しい闘病生活の果てに病院のベットの上で息絶えるよりも、山の中で突然倒れて死ぬ方が、遥かに好ましい人生の幕の引き方であるように思えてなりません。

終焉の地の碑を過ぎると、徐々に尾根が痩せて周囲の眺望が開けてきました。
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背後には世界遺産のアイツが、相も変わらずな圧倒的存在感でもって屹立していました。富士山の手前に見えている山並みは、甲府盆地を囲む御坂山地です。
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眼下にはその甲府盆地が広がっています。この甲斐武田氏の本拠地が、かつては難攻不落を誇った要害の地であったという事が大変よくわかる光景です。
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右手には奥秩父山塊の主脈が連なります。中腹付近の紅葉が、凄まじいことになっておりますね。
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奥秩父の盟主、金峰山(2,599m)は雲隠れしている最中でした。この程度の雲であれば、そのうちに取れてくれることでしょう。
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そうこうする内に、割とあっさり山頂へと辿り着きました。
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11時10分 茅ヶ岳へ登頂しました。深田記念公園からは1時間と55分での登頂です。
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写真をたくさん撮りながらゆっくり歩いてもその程度であったので、歩くのが早い人であれば1時間30分くらいで登頂できるかと思います。

毎度お馴染みの山梨百名山の標識もあります。何故か新旧2本の標識が束ねて置いてありました。
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3.茅ヶ岳の山頂から望む展望

茅ヶ岳の山頂からは、ほぼ全方位の眺望が開けます。隣りはこの後に縦走する予定の金ヶ岳の姿が見えます。南北二つの峰をもつ双耳峰です。
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金ヶ岳の左奥には、本物の方の八ヶ岳連邦の姿が一望できます。
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北には奥秩父主脈の山並みが連なります。奥秩父山塊の中でも、最も標高の高い一帯です。
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遠目からも特に目を引くこの異形な岩の山は、瑞牆山(2,230m)です。ぱっと見でとても登れそうにはない姿をしておりますが、しっかりと一般登山道が存在します。
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こちらは奥秩父山塊の盟主こと金峰山です。いつの間にか雲も取れて、山頂の五丈岩も視認できる状態になっていました。
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南に視線を転じると、まるで絶壁の如き比高でもって、南アルプス北部の山が並んでいます。
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これは鳳凰三山の地蔵ヶ岳(2,764m)です。山頂にあるオベリスクのおかげで、山座同定は容易です。
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この先端がとがった山は甲斐駒ヶ岳(2,967m)です。深田久弥に「日本の山の中から百座ではなく十座を選ぶとしても、この山は絶対に外せない」とまで言わしめた、名峰の中の名峰です。
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そして富士山。こちらも間違いなく、十座を選ぶとしても絶対に外せない山の一つでしょうな。
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4.茅ヶ岳からお隣の金ヶ岳へと縦走する

11時30分 山頂からの光景を、満足ゆくまで目に焼き付けました。ボチボチ行動を再開することにします。当初の予定通りに、金ヶ岳方面へと進みます。
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まずは暗部に向かって下ります。山頂直下は割と急勾配なのでスリップに要注意です。
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それほど大きくは高度を落とさず、割とあっさり鞍部まで下って来ました。
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そしてその後は当然登り返し。縦走とはそう言うものです。なお僅差ではありますが、金ヶ岳の方が茅ヶ岳よりも標高は上です。
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登り返しの途中に、石門と名付けられている天然の岩のアーチが存在します。
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反対側から見ると、倒れかけている大岩を横から支えているような姿をしていました。
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痩せた岩尾根の登りが続きます。金ヶ岳は、茅ヶ岳に比べるとやや険しい山容をしています。
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中腹の紅葉が、何やら凄いことになっていました。下山時には、ちょうどあの中を突っ切ることになります。これは紅葉見物が大いに期待できそうです。
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振り返れば茅ヶ岳。均整の取れた良いカタチをした山ですね。
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途中に偽ピークが二つ存在し、「着いたと思ったらまだだった」を正味2回繰り返しました。茅ヶ岳のオマケ程度に考えていた金ヶ岳ですが、なかなか侮れない防御力です。
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12時10分 金ヶ岳の南峰に登頂しました。ここが最高地点だと思われる場所ですが、山頂標識も三角点も見当たりませんでした。
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周囲を灌木に囲まれていますが、展望はちょっとだけあります。眼下に広がるは甲府盆地です。
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甲斐駒ヶ岳がほぼ真正面にあります。この山はどの方角から見てもカッコ良い。
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鳳凰三山の背後に、北岳(3,193m)の頭だけが見えました。こちらはもう既に冠雪しておりますな。
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南峰は狭いし眺望も今一つなので、このまま止まらずに来た方へと向かいます。まずは一旦下りです。
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そしてすぐに登り返し。登り返しの方は緩やかで、至って歩きやすい道でした。
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12時20分 金ヶ岳の北峰に登頂しました。何もなかった南峰とは異なり、山頂標識が立っていました。北峰の方が山頂の扱いとなっているようですね。
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山頂の様子
さほど広くはないスペースですが、座るのにちょうど良い塩梅の岩がいくつか転がっており、休憩向きな場所です。
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山頂からの眺望はと言うと、南峰よりは幾分ましなものの、さほど良くもありません。
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中腹から麓にかけての紅葉が大変すばらしい。まさしく錦の絨毯状態です。ちょうどよい時期に登れたようですね。
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5.茅ヶ岳登山 下山編 紅葉真っ盛りの山中を抜けて、金ヶ岳登山口へ

12時30分 山頂を辞去して、下山を開始します。下山は深田記念公園へは戻らずに、瑞牆公園線のバス停がある金ヶ岳登山口へと向かいます。
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下り始めてからしばしの間は、急峻な痩せ尾根が続きます。転落したらタダでは済まない高さに切れ落ちているので、ここは慎重に。
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岩場からはお隣の茅ヶ岳の姿が良く見えました。お隣とは言いつつも、開析が進んだ結果二つに分離したと言うだけの事であって、もともと茅ヶ岳と金ヶ岳は一つの火山です。
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さあ、この見事なまでな紅葉の海へと飛び込んで行きましょう。
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なお、こちらのルートにはクサリ場ならぬロープ場なども存在し、通行時に緊張を強いられる場面が少なからずあります。
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尾根上の木にサルオガセがビッチリとまとわりついていました。ここはきっと、湿った風の通り道なのでしょう。
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これがなんなのかを知らない人のために一応解説しておくと、このとろろ昆布のような物体はサルオガセと言う名のコケの一種です。大気中の霧や霞などから水分を得て生きています。

八ヶ岳がすぐ隣に見えます。ニセ八ツは本物の八ヶ岳を眺める格好の展望台でもありました。
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標高が少し下がってきたところで、いよいよお待ちかねの紅葉ロードが始まります。
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これはまた良い色に染まっておりますな。台風19号の影響で散ってしまってやいないかと心配しておりましたが、まったくの杞憂でした。
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ここでも、足元に見事な紅葉の絨毯が広がっていました。この後もうあと何日かすれば、茶色く変色してしまう事でしょう。落葉直後にしか見ることの出来ない、期間限定の光景です。
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同じような写真を、飽きもせずに何枚も撮ってしまいます。
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さらに標高が下がったところで、紅葉ゾーンは終わり、再び青葉が茂る森に戻りました。こうして見ると、紅葉が最盛期を迎えている標高の幅と言うのは、意外と小さいものですな。
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14時 林道まで下って来ました。道標にはバス停方面がどちらであるかの表記がありませんが、ここは左です。
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左進んだら、すぐさま今度は右です。この、バリケートのある林道に沿って下って行きます。
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未舗装の林道に沿って下って行きます。
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森の中にひっそりと、PICA八ヶ岳明野キャンプ場があります。
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キャンプ場を過ぎると舗装道路に出ます。しかし、ここからがまだ結構長いです。
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真正面に南アルプスの姿を望みながら下って行きます。
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一月前に登った日向山の姿が見えます。まさしく南アルプスの前衛と言える位置にあるのが良くわかります。
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右手には八ヶ岳が、圧倒的な存在でもって佇んでいます。いつの間にやら雲もすっかり取れて、完璧なる姿を見せてくれました。
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左手にこの「ハイジの野菜畑」なる場所が見えてきたら、ゴールはもう間もなくです。
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14時40分 金ヶ岳登山口まで下って来ました。・・・バス停を見落として、一度通り過ぎてしまいましたがね。この写真は、間違いに気が付いて戻ってきたところです。
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バス停からみた茅ヶ岳の姿は、やはり本家八ヶ岳と比べると全然迫力はありませんな。
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ちなみにここから南に向かっておよそ10分ほど歩くと、ハイジの森クララ館と言う名の温泉施設が存在します。ひと風呂浴びたい人は立ち寄って行くと良いでしょう。

私は本日は余り汗もかかなかったので、温泉へは寄らずにここでバスを待ちます。

バスはきっかりと時刻表通りに現れました。が、すでに超満員でした。茅ヶ岳とは違って、瑞牆山は人気がありますね。何とかスペースを作ってもらい乗り込みます。
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15時35分 韮崎駅へと戻って来ました。瑞牆公園線は何故か運賃が妙に高いです。ここまでで720円かかりました。
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夕日を浴びる富士山。もうすっかり日が短くなりましたね。
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茅ヶ岳の方も、西日を浴びてオレンジ色に染まっていました。
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丁度良いタイミングでやって来たホリデー快速ビューやまなし号に乗り込み、帰宅の途につきました。
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八ヶ岳のニセ物呼ばわりに甘んじているような、割と地味な存在と見なされがちな茅ヶ岳ですが、山頂のからの眺望は大変素晴らしいものでした。この山が、深田久弥のファン以外にはあまりその存在を広く知られていないのは、とてももったいのない事だと思います。もっと広く登られても良いだけのポテンシャルを持った、文句なしの名峰です。コースタイムも手ごろで、あらゆる人に自信をもってオススメします。
深田久弥ファンもそうでない人も、この好展望の奥秩父の前衛へと繰り出してみてはいかがでしょうか。

<コースタイム>
深田記念公園(9:15)-女岩(10:15)-茅ヶ岳(11:10~11:30)-金ヶ岳南峰(12:10)-金ヶ岳(12:20~12:30)-金ヶ岳登山口(14:40)

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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