東北エリア 八幡平 高原台地の上に広がる湿原と満開のワタスゲ 岩手県と秋田県の境界にまたがる八幡平(はちまんたい)を歩いて来ました。東北地方の背骨、奥羽山脈の北部にある古い火山です。長年の浸食により山頂部はなだらかな台地状となっており、雪解けシーズンになると、数多くの池塘が出現し高山植物が一斉に花を咲かせます。花満開のベストシーズンを迎えた高原を、のんびり散策してきました。2019年7月6日に旅す。 2019.07.14 0 7月東北エリア
上信越エリア 霧ヶ峰 レンゲツツジが咲く梅雨時の高原を巡る 長野県茅野市、諏訪市にまたがる霧ヶ峰(きりがみね)を歩いて来ました。丘陵のような緩やかな地形をしていますが、もともとは古い世代の火山です。長年の浸食により出来たなだらかな山頂部には、いくつかの湿原帯が存在し、雪解けシーズンの到来とともに多くの花々が咲き誇ります。梅雨の合間の僅かな晴れ間を突いて、ツツジが咲く高原を散策してきました。2019年6月22日に旅す。 2019.07.08 0 6月上信越エリア
奥秩父エリア 甲武信ヶ岳 シャクナゲが満開の急坂と千曲川源流域の森を日帰りで縦断する 山梨県と埼玉県と長野県の三県にまたがる甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)に登りました。奥秩父山塊の中心付近に位置し、日本最長の川である信濃川の源流となっている深山です。相当山深い場所ではあるものの、麓近くの西沢渓谷まで路線バスが乗り入れており、公共交通機関を利用したアプローチも比較的用意な山です。ただし日帰りするとなると、急登続きの険しき道と長めのコースタイムが相成り、極めてシビアな行程となります。シャクナゲが満開を迎えたベストシーズンの奥秩父で、西沢渓谷から毛木平までを日帰りで縦断する、慌ただしき山行... 2019.06.15 2 6月奥秩父エリア
北関東エリア 日光男体山 関東一円を望む日光のシンボル 栃木県日光市にある日光男体山(にっこうなんたいさん)に登りました。中禅寺湖のすぐ傍らに立ち、日光を象徴する極めてシンボリックな山です。湖畔から望むその姿は、日本百名山の著者である深田久弥に「天の造詣の傑作」とまで言わしめたほどの光景です。傍から眺める分には優美なこの山も、いざ登るとなると直登一辺倒のドロ臭い山行きとなります。名前通りの男らしく真っすぐな山で、湖と関東一園の山並みを望む絶景を楽しんで来ました。2019年5月5日に旅す。 2019.05.19 4 5月北関東エリア
丹沢エリア 蛭ヶ岳-塔ノ岳 白銀世界と化した、雪の丹沢主脈縦走登山 神奈川県丹沢山地の蛭ヶ岳(ひるがたけ)から塔ノ岳(とうのだけに)に至る、丹沢主脈を歩いてきました。首都圏から近く展望雄大とあって、非常に人気の高い縦走コースです。冬には乾燥することが多く、そう滅多にはドカ雪が降ることのない丹沢山地ですが、ひとたび冠雪すれば素晴らしき銀世界が稜線上に出現します。白く染まった主脈の山々を、日帰りの弾丸で縦走してました。2019年2月2日に旅す。 2019.02.09 4 2月丹沢エリア
上信越エリア 浅間山(前掛山) 雪化粧した浅間山プリン第二外輪の頂 長野県と群馬県の境界にまたがる浅間山(あさまやま)に登りました。その圧倒的な大きさと特徴的なシルエットにより、関東甲信地方にある多くの山の頂から目にすることの出来る、極めてシンボリックな地域を代表する名峰です。活発に活動中の火山であり、遠目にも山頂からは常時噴煙が上がっている様子をうかがうことが出来ます。約3年ぶりとなる噴火警戒レベルの引き下げを受けて、山頂目前の前掛山へと繰り出して来ました。2019年1月13日に旅す。 2019.02.03 0 1月上信越エリア
北関東エリア 筑波山 穴場の薬王院ルートから登る晩秋の筑波山 茨城県つくば市にある筑波山(つくばさん)に登りました。言わずと知れた、関東地方を代表する名峰です。標高の低い平野部に存在する山であるため、12月に入ってからもまだ遅い紅葉を楽しむことが出来ます。人気の山故に紅葉シーズンともなると多くの人でごった返しますが、穴場のルートからであれば静かな山行きを楽しむこともできます。2018年最後となろう紅葉見物をすべく、北関東へと繰り出してきました。2018年12月2日に旅す。 2018.12.17 2 北関東エリア12月
上信越エリア 巻機山 上越国境の豪雪地帯に静かに横たわる、水と草原の山 新潟県南魚沼市と群馬県みなかみ町にまたがる巻機山(まきはたやま)に登りました。魚沼市を見下ろす位置にある、長大でなだらかな稜線を引く山です。巻機と言うこの不思議な名前は、かつてこの山が魚沼で盛んだった機織りの守護神として崇められていたことに由来しています。紅葉にもえる上越国境の山へと、遠路はるばる忙しない日帰り登山をしてきました。2018年10月28日に旅す。 2018.11.11 0 10月上信越エリア
北関東エリア 那須岳 紅葉登山の大定番、姥ヶ平のひょうたん池を巡る 栃木県那須町にある那須岳(なすだけ)に登りました。限りなく東北に近い、関東地方の北端に位置する火山です。その経度の高さから、関東地方の山の中でもいち早く紅葉が始まります。一年を通じて多くの登山者の集まる人気の山ですが、この山のハイシーズンと言えるのはやはり紅葉の季節です。押すな押すなの大盛況な山で、紅葉見物をして来ました。2018年10月13日に旅す。 2018.10.27 0 北関東エリア10月
東北エリア 安達太良山 ほんとの空の下に広がる錦の紅葉 福島県二本松市にある安達太良山(あだたらやま)に登りました。現在も盛んに噴煙を上げる現役の活火山です。なだらかな山容を持ち、スキー場のロープウェイも存在することから、比較的簡単に登ることの出来る山です。周囲には火山の恩恵ともいうべき多く温泉が湧出し、観光地としての顔も持っています。東北の山々が錦に染まる、ベストシーズンの安達太良山を歩いてきました。2018年10月8日に旅す。 2018.10.19 0 10月東北エリア
上信越エリア 苗場山 期間限定の田代コースから登る、信越のテーブルマウンテン 新潟県と長野県の境界にまたがる苗場山(なえばさん)に登りました。遠巻きからも一目でそれとわかる、極めて特徴的なシルエットを持つテーブルマウンテンです。その平坦な山頂部には広大な湿原帯が広がり、秋になると一面の草紅葉に覆われた金色の野が出現します。公共交通機関によるアクセスにはやや難のある場所ですが、紅葉シーズン期間に限り苗場スキー場のロープウェイを利用して登ることが可能です。ゴンドラ運航開始の初日を狙い、紅葉もゆる秋の苗場山に登って来ました。2018年10月6日に旅す。 2018.10.14 0 10月上信越エリア
東北エリア 燧ヶ岳 尾瀬ヶ原湿原を見下ろす東北地方最高峰 福島県桧枝岐村にある燧ヶ岳(ひうちがたけ)に登りました。尾瀬ヶ原の脇に至仏山と向かい合うようにしてそびえ立つ、尾瀬のシンボルです。同時に東北地方の最高峰でもあります。秋の尾瀬は一面が金色の草紅葉に覆われ、花の季節とはまた一風違った景観を作りだします。秋晴れの空のもと、秋の尾瀬を満喫する日帰り登山をして来ました。2018年9月28日に旅す。 2018.10.09 0 9月東北エリア
八ヶ岳エリア 南八ヶ岳縦走 赤岳から硫黄岳に至る、八ヶ岳連峰の中核部を縦断する【Day2】 山梨県と長野県にまたがる八ヶ岳連峰の南半分を縦走して来ました。今回は縦走二日目の記録です。この日歩いた最高峰の赤岳を中心とする一帯は、八ヶ岳連峰の中でも最も標高が高く最も険しい、八ヶ岳の中核部を形成しています。キレット小屋からスタートし、八ヶ岳中核部の名だたる山々を一挙に縦断してきました。2018年9月24日に旅す。 2018.10.04 0 9月八ヶ岳エリア
奥秩父エリア 金峰山 車道峠最高地点の大弛峠から登る奥秩父山塊の主峰 山梨県甲府市と長野県川上村にまたがる金峰山(きんぷさん、きんぽうさん)に登りました。奥秩父山塊の主脈上に位置し、同山塊を代表する山です。標高2,599メートルを誇る堂々たる高峰ではありますが、日本国内の車道峠最高地点である大弛峠(おおたるみとうげ)からスタートすれば、比較的余裕をもって日帰り登山することも可能です。稜線からの景色に期待して訪れた展望雄大なる山でしたが・・・峠に降り立った私を出迎えたのは、濃厚なガスと強風でした。2018年9月9日に旅す。 2018.09.15 0 奥秩父エリア9月
中央アルプス 空木岳 ハイマツと白亜の稜線が連なる中央アルプスの女王 長野県の駒ヶ根市、飯島町、大桑村にまたがる空木岳(うつぎだけ)に登りました。木曽駒ヶ岳周辺の山に次ぐ、中央アルプスで第2の高峰です。山全体が花崗岩からなる白く輝く美しい山容を持ち、中央アルプスの女王の異名を持ちます。駒ケ岳ロープウェイの千畳敷から歩く縦走コースが最も人気なコースですが、今回はあえて麓から直接空木岳へと登る、長く険しい池山尾根コースを歩いてきました。2018年8月27日~28日に旅す。 2018.09.02 2 8月中央アルプス
東北エリア 岩手山 北上平野を一望する岩手県のシンボル 岩手県滝沢市、八幡平市および雫石町にまたがる岩手山(いわてさん)に登りました。北上平野の北寄りにそびえたつ独立峰です。盛岡市街から見た時の片側が削れたような姿から、南部片富士とも呼ばれます。いかにも独立峰らしい全方位の眺望と、初夏の山肌を彩る多くの花々とで、登山者に非常に人気の高い山であります。みちのくの名峰をめぐる東北への小旅行をしてきました。2018年8月18日に旅す。 2018.08.26 0 8月東北エリア
八ヶ岳エリア 北横岳-蓼科山 北八ヶ岳の苔生す針葉樹林と神秘の双子池を巡る 長野県茅野市と立科町にまたがる蓼科山(たてしなやま)に登りました。八ヶ岳連峰に属する山ですが、主脈から少し北に外れた位置に存在し、半ば独立峰のような姿をした山です。円錐系の美しい山容を持つことから、諏訪富士とも呼ばれます。双子池湖畔のキャンプ指定地に一泊し、北八ヶ岳の深い原生林を巡って来ました。2018年8月4~5日に旅す。 2018.08.12 0 8月八ヶ岳エリア
北陸エリア 白山-別山 色とりどりの花々に彩どられられた、北陸地方きっての名峰 石川県白山市と岐阜県白川村にまたがる白山(はくさん)に登りました。富士山や立山と並ぶ、太古より山岳信仰の対象となってきた霊山です。加賀百万石の沃野を潤す水源であるこの山は、初夏の雪解けシーズンを迎えると、高山植物が一斉に色とりどりの花を咲かせます。ベストシーズンを迎えた北陸地方きっての名峰へ、テントを担いで遥々遠征して来ました。2018年7月21~22日に旅す。 2018.08.03 0 7月北陸エリア
北アルプス 白馬岳 【下山編】花咲く楽園のような稜線と白馬大池を巡る【DAY2】 北アルプスの白馬岳(しろうまだけ)に登りました。この記事は二日目の下山の記録となります。白馬岳山頂から白馬大池へと続く稜線上には、雪解け迎えると同時に多くの高山植物がまるで競うかのように一斉に花をつけ、天上の楽園さながらの光景が繰り広げられます。最高のシーズンを迎えた稜線歩きを心ゆくまで満喫して来ました。2018年7月16日に旅す。 2018.07.28 3 7月北アルプス
北アルプス 白馬岳 白馬大雪渓と後立山連峰からの大絶景【day1】 長野県白馬村と富山県黒部市にまたがる白馬岳(しろうまだけ)に登りました。北アルプス北部の後立山連峰に属する山です。夏の遅い時期まで多くの雪渓が残るこの山は、その神々しいまでに白く美しい姿により古くから名山として親しまれて来ました。最高の晴天に恵まれた7月の三連休に、ベストシーズン真っ盛りを迎えた白馬岳の魅力に触れて来ました。2018年7月15日に旅す。 2018.07.24 0 7月北アルプス
北アルプス 焼岳 上高地の戸口にそびえ立つ、北アルプスの前衛峰 長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる焼岳(やけだけ)に登りました。上高地の玄関口脇に佇む活火山です。北アルプスの山の中では比較的標高が低く登り易い山であり、このエリアにおける入門の山として人気があります。河童橋から見て真正面の位置に佇んでおり、上高地を象徴する景色の一つして広く知られている存在でもあります。例年よりも一足早くに訪れた夏山シーズンを先取りすべく、はるばる北アルプスまで繰り出して来ました。2018年7月1日に旅す。 2018.07.13 5 7月北アルプス
上信越エリア 根子岳-四阿山 レンゲツツジの咲く高原大地に立つ、たおやかなる山 長野県上田市と群馬県嬬恋村にまたがる根子岳(ねこだけ)と四阿山(あずまやさん)に登りました。上信国境地帯に存在する古い火山です。周囲には高原大地が広がり、放牧場やスキーリゾートなどが点在します。雪解けを迎える春から初夏にかけて、この山の周囲にはレンゲツツジを始めとする多くの花々が一斉に開花し、華やかなる光景を作り出します。高原大地の春の光景を楽しむべく、はるばる上信国境地帯へと繰り出してきました。2018年6月2日に旅す。 2018.06.11 0 6月上信越エリア
北関東エリア 至仏山 ゴールデンウィークに行く、残雪に埋まる尾瀬の名峰 群馬県みなかみ町と片品村にまたがる至仏山(しぶつさん)に登りました。言わずと知れた、尾瀬ヶ原の片隅に立つ名峰です。蛇紋岩からなるこの山は、固有種を含む希少な植物の宝庫となっており、山の全域が尾瀬国立公園の敷地内となっていてます。残雪期の至仏山は、環境保全のために原則登山禁止となります。登ることが許されるのは、ゴールデンウィーク前後のごく僅かな期間だけです。今回は山の鼻キャン場にテントを張り、残雪期の至仏山をのんびりと歩いて来ました。2018年4月28日~29日に旅す。 2018.05.06 0 4月北関東エリア
北関東エリア 武尊山 電車とバスで行く、残雪期の奥上州の深山 群馬県みなかみ町、川場村、片品村にまたがる武尊山(ほたかやま)に登りました。飛騨山脈の穂高岳と区別するために上州武尊山と呼ばれることが多い山です。街道筋からは遠く離れた上州奥地にあるこの山は、少数の修験者以外には殆ど知られる事の無なかった深山でありました。現在においても交通アクセスが良好とはいい難い山奥であることに変わりはありませんが、冬に限りスキー場のリフトを利用することで、アプローチがしやすくなります。残雪に埋もれた利根源流域の深山を歩いて来ました。2018年3月18日に旅す。 2018.03.25 2 3月北関東エリア
北関東エリア 筑波山 梅香る関東地方屈指の名峰 茨城県つくば市にある筑波山(つくばさん)に登りました。関東平野の真っ只中に忽然と立つその姿は、街道筋からも非常に目に付く存在であり、古くから関東地方を代表する名峰として親しまれてきた山です。現在においても、登山初心者向けの定番の一座として、非常に人気の高い山です。筑波山の中腹には大規模な梅林が存在し、毎年2月上旬から3月中旬に見頃を向かえ、多くの訪問者で賑わいます。梅香る名峰で、のんびりと春山歩きを楽しんで来ました。2018年3月11日に旅す。 2018.03.17 0 3月北関東エリア
北アルプス 乗鞍岳 冬の3,000メートル峰に挑む【再訪編】 長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる乗鞍岳(のりくらだけ)に登りました。北アルプス南部に位置し、日本で19番目に標高の高い山です。夏山シーズンであれば、標高2,702メートル地点にある畳平までバスで乗り入れることが可能であり、3,000峰の中では簡単に登ることが可能な山です。なだらかな山容を持つ山であることから、歩行距離が少々長くはなるものの、冬季においても比較的登りやすい山となっています。前回訪問時の敗退から1年。冬季3,000メートル峰への再挑戦をして来ました。2018年3月3日に旅す。 2018.03.09 0 3月北アルプス
丹沢エリア 蛭ヶ岳 【下山編】冬晴れの丹沢主脈を歩く【day2】 神奈川県相模原市と山北町にまたがる蛭ヶ岳(ひるがたけ)に登りました。この記事は2日目の下山の記録です。もともと展望の良いことで知られる主脈縦走路ですが、空気の澄んだ冬晴れの早朝時間帯は、驚くほど遠くまでを鮮明に見渡すことがで来ます。最高の天気と眺望を心ゆくまで味わう稜線歩きをして来ました。2017年12月30日に旅す。 2018.01.05 0 丹沢エリア12月
丹沢エリア 蛭ヶ岳 ユーシン渓谷から登る丹沢最高峰【day1】 神奈川県相模原市と山北町にまたがる蛭ヶ岳(ひるがたけ)に登りました。丹沢最高峰にして、同時に神奈川県の最高地点でもあります。首都圏を直接見下ろす位置にあるこの山は、山頂からの夜景が素晴らしいことで知られています。今回は1泊2日の行程で、かの名高きユーシンブルーと、蛭ヶ岳山頂からの夜景とを同時に楽しもうと言う、大変贅沢な山行きをして来ました。2017年12月29日に旅す。 2018.01.02 0 丹沢エリア12月
奥秩父エリア 瑞牆山 奥秩父山塊の中で異彩を放つ奇岩の山 山梨県北杜市にある瑞牆山(みずかきやま)に登りました。奥秩父主脈に生えるように立つ奇岩の山です。花崗岩が侵食されてできたその独特の景観により、遠目からも際立って目を引く存在です。ぱっと見、本当に登れるのか疑問に思う姿をしておりますが、特別な登攀技術が無くても登ることは可能です。最高の晴天の下、瑞牆山の周囲をぐるっと巡る周回ルートを歩いてきました。2017年11月3日に旅す。 2017.11.06 0 奥秩父エリア11月
北関東エリア 那須岳 関東地方の北限に林立する火山帯の山 栃木県那須町にある那須岳(なすだけ)に登りました。那須岳と言うはこの付近の成層火山郡に付けられた総称で、一般的には茶臼岳(ちゃうすだけ)、朝日岳(あさひだけ)および三本槍岳(さんぼんやりだけ)の三山のことを指します。三山の中でも特に茶臼岳は、ロープウェイを利用することで比較的簡単に山頂に立つことが出来ることから、非常に人気の高い山です。紅葉シーズンたけなわの混雑の中、日帰りの那須岳三山縦走をして来ました。2016年10月16日に旅す。 2017.10.16 3 北関東エリア10月
南アルプス 鳳凰山 白亜の稜線が連なる、南アルプスの前衛峰 山梨県南アルプス市、韮崎市および北杜市にまたがる鳳凰山(ほうおうざん)に登りました。鳳凰山と言う名称は地蔵岳(じぞうだけ)、観音岳(かんのんだけ)、薬師岳(やくしだけ)の総称であり、別名で鳳凰三山とも呼ばれます。その極めて宗教色の強い名称からもわかるとおり、古くから信仰の対象となってきた山です。アクセス困難な深山がひしめく南アルプスのなかでは、比較的アクセスが良好な場所にあることから、南アルプスエリアの入門として高い人気を誇っています。秋分の澄み切った空の下、テントを担いで三山縦走登山をしてきま... 2017.09.30 2 9月南アルプス
北アルプス 奥穂高岳 【下山編】涸沢から上高地へ下る、奥穂登山のスタンダードルートを歩く【Day2】 北アルプスの奥穂高岳(おくほだかだけ)に登りました。この記事は二日目の下山の記録となります。下りるだけなのだから簡潔に済ませようかとも思いましたが、初日よりも断然良い展望に恵まれてしまったので、結局長々と書き連ねてしまいました。大分冗長な感じになってしまいましたが、お付き合いくださいませ。2017年9月4日に旅す。 2017.09.09 7 9月北アルプス
北アルプス 奥穂高岳 岩稜が連なる直登ルート重太郎新道を歩く【Day1】 北アルプスの奥穂高岳(おくほだかだけ)に登りました。標高3,190メートルを誇る日本第三位の高峰です。切り立った鋭い岩からなる堂々たる山容を持ち、槍ヶ岳と並ぶ北アルプスを代表する山です。奥穂高岳への登路としては、上高地からは涸沢を経由するルートが最も一般的ですが、今回は山頂までの最短距離を直登する重太郎新道を歩いて来ました。前評判に違わず、絶壁のような坂道を駆け上がる、非常にハードな山行きとなりました。2017年9月3日に旅す。 2017.09.06 0 9月北アルプス
東北エリア 会津駒ケ岳 秘境と呼ばれた地、桧枝岐に佇む広大な湿原の山 福島県の桧枝岐村にある会津駒ケ岳(あいづこまがたけ)に登りました。かつて秘境と呼ばれた山間の集落、桧枝岐(ひのえまた)の脇に立つ、非常に山深い場所にある山です。広くなだらかな草原状の山頂部を持ち、雪解けのシーズンには広大な高層湿原帯が出現します。最高の天気のもと、稜線と湿原を愛でる山行きをして来ました。2017年8月27日に旅す。 2017.08.30 0 8月東北エリア
八ヶ岳エリア 赤岳 夜行発の日帰りで登る八ヶ岳連峰最高峰 山梨県と長野県の境界にまたがる、八ヶ岳連峰の赤岳(あかだけ)に登りました。標高2,899メートルの八ヶ岳最高峰です。その名が示すとおり、酸化した鉄分を多く含んだ岩肌に覆われた、赤々とした姿が特徴の山です。一泊二日の行程で歩くのが最も一般的かとは思いますが、早朝に美濃戸口を発てば日帰り登山も十分に可能です。八ヶ岳連峰最高峰を日帰りで巡る、忙しない山行きをしてきました。2017年8月13日に旅す。 2017.08.16 0 8月八ヶ岳エリア
上信越エリア 妙高山 秀麗な山容を誇る、越後の名峰 新潟県妙高市にある妙高山(みょうこうさん)に登りました。越後富士の異名をもつ美しい山容を持ち、スキーリゾートや温泉地としても知られた、新潟県を代表する山です。外輪山の中心にそびえる溶岩ドームからなる妙高山本体は、非常に急峻な斜面を持ち、何処から登るにしても簡単には登らせてくれない厳しい山でもあります。前日の火打山登山から一転、困難の続く苦しい山行きとなりました。2017年8月6日に旅す。 2017.08.11 0 8月上信越エリア
上信越エリア 火打山 豪雪が育んだ高層湿原帯の天狗の庭に広がる、ワタスゲの大群生 新潟県糸魚川市と妙高市にまたがる火打山(ひうちやま)に登りました。新潟県南部に位置する頸城山塊(くびきさんかい)の最高峰です。日本海側の豪雪地帯に存在するこの山には、初夏にまで多くの雪渓の残り、その豊富な雪解け水により豊かな高層湿原帯が形成されます。中でも天狗の庭と呼ばれる湿原のスケールは圧巻です。今回は高谷池にテントを張り、一泊二日でお隣の妙高山とセットで登ってきました。2017年8月5日に旅す。 2017.08.08 2 8月上信越エリア
南アルプス 甲斐駒ケ岳 白亜に輝く甲斐の名峰 山梨県北杜市と長野県伊那市にまたがる甲斐駒ケ岳(かいこまがたけ)に登りました。日本全国に多数存在する「駒ヶ岳」の名を持つ山の中の最高峰です。標高は標高2,967メートルあります。南アルプスの北端付近に位置するこの山は麓の甲府盆地からも良く見え、その白亜に輝く美しい姿により古くから名峰として親しまれてきた山です。前日の仙丈ケ岳に引き続き、北沢峠から登って来ました。2016年9月4日に旅す。 2017.07.29 0 9月南アルプス
南アルプス 仙丈ケ岳 雄大な山容を誇る、南アルプスの女王 山梨県南アルプス市と長野県伊那市にまたがる仙丈ケ岳(せんじょうがたけ)に登りました。山腹に大きなカールを複数擁する雄大な山で、南アルプスの女王と称されています。アクセス難の山が数多くひしめく南アルプスの中では比較的アプローチしやすい場所に位置しており、3,000メートル峰の入門として人気の高い山です。今回は北沢峠にテントを張り、一泊二日の行程でお隣の甲斐駒ケ岳とあわせて登る大変な贅沢な山行きをしてきました。2016年9月3日に旅す。 2017.07.29 0 9月南アルプス
東北エリア 磐梯山 猪苗代湖畔に屹立する会津のシンボル 福島県の猪苗代町、磐梯町、北塩原村にまたがる磐梯山(ばんだいさん)に登りました。その均整のとれた美しいシルエットから、会津富士の別名を持つ福島県のシンボルです。北側の裏磐梯には明治21年におきた大規模な水蒸気爆発の生々しい痕跡が残り、表から見たときとは全く異なる印象を見せてくれる山でもあります。裏磐梯よりスタートし猪苗代湖側に下山する、裏表の縦断コースを歩いて来ました。2016年8月11日に旅す。 2017.07.21 0 8月東北エリア
奥多摩エリア 雲取山 2017年の山を日帰りで歩くミーハー系登山 東京都奥多摩町にある雲取山(くもとりやま)に登りました。奥多摩の西端に鎮座する東京都の最高峰です。作家深田久弥が選んだ日本百名山に名を連ね、奥多摩の山の中でも特に人気の高い一座であります。この雲取山、標高が2,017メートルであることから、2017年の山と言うことで今年に入ってから俄かに注目を集めています。ひとつ流行に乗ってやろうと思い訪れた「今年最も熱い山」は、確かに熱かった。いや暑かった・・・2017年7月16日に旅す。 2017.07.17 5 奥多摩エリア7月
東北エリア 早池峰山 高山植物が咲き乱れる北上山地の主峰 岩手県の宮古市、遠野市、花巻市にまたがる早池峰山(はやちねさん)に登りました。標高1,917メートルの北上山地最高峰です。谷川岳や至仏山などと同様の蛇紋岩からなる山で、数多くの固有主をもつ高山植物の宝庫として知られています。また、その岩々しい山容ゆえか、古くからの修験の山でもあります。暴風が吹き荒ぶ稜線で、満開を迎えた花々を愛でる山旅をして来ました。2017年7月2日に旅す。 2017.07.04 0 7月東北エリア
北アルプス 槍ヶ岳 天空を突く登山者憧れの山 長野県松本市、大町市と岐阜県高山市にまたがる、槍ヶ岳(やりがたけ)に登りました。言わずと知れた北アルプスきっての名峰です。おおよそ登山と言うものに少しでも興味を持っている人であれば、誰もが一度はその頂に立ってみたいと願う「登山者憧れの山」であります。少し早い夏休みを取得し、テントを担いで憧れの山へ登って来ました。2016年8月4日~6日に旅す。 2017.06.23 0 8月北アルプス
北関東エリア 日光白根山 奥日光にそびえ立つ関東地方最高峰 栃木県日光市と群馬県片品村にまたがる日光白根山(にっこうしらねさん)に登りました。標高2,578メートルの関東地方最高峰です。日光の最も奥まった位置に立地するこの山、都内発で公共交通機関のみを利用して日帰り登山をしようと思うと、なかなかタイトなスケジュールとなります。鈍行列車で行く慌しい遠征登山をして来ました。2016年7月23日に旅す。 2017.06.17 0 7月北関東エリア
中央アルプス 木曽駒ケ岳 木曽と伊那に跨る中央アルプス最高峰 長野県上松町・木曽町・宮田村の境界にある木曽駒ケ岳(きそこまがたけ)に登りました。標高2,956メートルの中央アルプス最高峰です。3,000メートル近い高峰ながら、標高2,611メートル地点の千畳敷までロープウェーが通じているため、標高の割には簡単に登ることが出来る山です。今回はテントを担いで1泊2日の余裕ある日程でのんびりと歩いてきました。2016年7月17日に旅す。 2017.06.02 0 7月中央アルプス
伊豆・箱根エリア 天城山 伊豆半島の背骨、天城縦走路を歩く 静岡県の伊豆半島にある天城山(あまぎさん)に登りました。川端康成の小説「伊豆の踊り子」の舞台としてあまりにも有名な、伊豆半島を代表する山です。海の上に突き出した半島の山という地形から、年間を通じて降雨量が多く、非常に深い樹林に覆われた密林のような山です。生憎のガスに覆われた天気の中、新緑が芽吹く天城縦走路を歩き通してきました。2017年5月13日に旅す。 2017.05.15 2 伊豆・箱根エリア5月
富士・道志・御坂エリア 富士山 日帰りで行く、高さ日本一の霊峰 静岡県と山梨県にまたがる富士山(ふじさん)に登りました。この山について今更多くを語る必要は無いでしょう。日本最高峰にして、世界遺産にまでなった霊峰です。この山へは、日本全国のみならず海外のからも数多くの人が訪れる一大観光地でもあります。ハイシーズンの喧騒を避けるべく、人の少ない山開き直後を狙って、朝から登って夕方に降りるごく普通の日帰り登山をしてきました。2016年7月2日に旅す。 2017.04.08 2 富士・道志・御坂エリア7月
北アルプス 乗鞍岳 冬の3,000メートル峰に挑む【敗退】 長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる乗鞍岳(のりくらだけ)に登りました。正確には登ろうとしてきました。北アルプスの南に位置し、飛騨山脈の主脈からは少し外れた独立峰の様相を持つ山です。非常に広大な裾野をもつ大きな山で、3,000メートル峰の中では冬季であっても比較的登りやすい山と言われています。晴天の予報を信じて訪れた山で待っていたのは、視界一面真っ白の猛吹雪に覆われた山頂部でした。2017年3月19日に旅す。 2017.03.20 0 3月北アルプス
北関東エリア 赤城山 白銀世界と化した群馬県の象徴の山と、凍結した二つの火口湖を巡る 群馬県中部に位置する赤城山(あかぎやま)に登りました。広大な裾野を持ち、群馬県内のどこからでも目につく象徴的な山です。榛名山、妙義山とともに、上毛三山と呼ばれる火山郡を形成しています。冬の赤城山は八ヶ岳の横岳等と共に、雪山初心者向けの入門コースとして必ず名前のあがる定番の一座です。天気は快晴で雪も良く締まっており、最高のコンデションの山行きとなるはずだったのですが・・・世にも名高き赤城降ろしが吹き荒ぶ、極寒の雪山登山をしてきました。2017年3月11日に旅す。 2017.03.12 0 3月北関東エリア
奥秩父エリア 金峰山 五丈の岩を頂く奥秩父山塊の主峰 山梨県甲府市と長野県川上村の境にある金峰山(きんぷさん/きんぽうさん)に登りました。奥秩父主脈上に位置するこの山、かつてはアクセスの容易ではない深山でしたが、大弛峠まで車道の開通した今では都内から手軽に日帰り登山が可能な山となりました。今回はあえて大弛峠からではなく、みずがき山荘から登るロングルートを歩きました。2016年6月4日に旅す。 2017.03.12 0 6月奥秩父エリア