紅葉

南アルプス

富士見山 紅葉真っ盛りな錦秋の南アルプス前衛の山を巡る

山梨県身延町と早川町にまたがる富士見山(ふじみやま)に登りました。 富士川と早川の間に挟まれるようにして立つ、南アルプス前衛の山です。名前の割には特別富士展望に優れているわけでもなく、訪れる登山者は少ない極めてマイナーな山です。普段は地味な山ながらも、山の中腹より上の一帯が広葉樹林に覆われているため、紅葉シーズに限定で華やかなる光景を見せてくれます。 紅葉が見頃を迎えた静かなる山を巡って来ました。 2022年11月6日に旅す。
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上信越エリア

高妻山 圧巻の紅葉と、修験の道の果てに待つ北信地方の大展望

新潟県妙高市と長野県長野市にまたがる高妻山(たかつまやま)に登りました。 修験の山として名高い戸隠連峰の最高峰であり、北信地方の山の中でもひと際目を引く鋭鋒です。山頂に至る道程はアップダウンが多くて険しく、容易には登れない厳しい山であるとみなされています。山麓に広がる戸隠高原は紅葉の名所で、シーズンになると一面が錦模様に染まり、多くの人が見物に訪れます。 紅葉シーズンも終盤を迎えつつある修験の山で、紅葉と大展望を満喫してきました。 2022年10月27日に旅す。
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北関東エリア

高原山(釈迦ヶ岳) 栃木県北部に大きく裾野を広げる火山

栃木県日光市および塩谷町にまたがる高原山(たかはらやま)に登りました。 栃木県の北部に位置する、釈迦ヶ岳火山群と塩原火山群からなる複数のピークを持った山塊です。北関東の山らしくヤシオツツジの咲く山として名高い存在ですが、同時に紅葉の名所でもあります。隣接している同じく紅葉の名所として名高い日光や那須岳に比べると、訪れる登山者は少なく静かな山域となっています。 紅葉が見頃を迎えた北関東のマイナーな山を巡って来ました。 2022年10月16日に旅す。
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散歩

養老渓谷 関東一遅い紅葉の渓谷と、地磁気逆転期地層チバニアン

千葉県市原市および大多喜町にまたがる養老渓谷(ようろうけいこく)で紅葉見物をしてきました。 房総半島の中央部に広がる房総丘陵を流れる、養老川の浸食によって形成された渓谷です。川沿いを歩くとこの出来る遊歩道が整備されており、関東地方でも最も遅い時期に紅葉を見ることが出来る場所として人気があります。 また、2020年にニュースで話題となったチバニアンの地層があるのは、この養老川の川縁です。 この年最後となる紅葉狩りを行うべく、房総半島中央部へお散歩に繰り出して来ました。 2021年12月12日に...
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北関東エリア

奥久慈男体山 紅葉にもえる岩峰と、名勝袋田の滝を巡る

茨城県常陸太田市と大子町にまたがる奥久慈男体山(おくくじなんたいさん)に登りました。 奥久慈と呼ばれる、久慈川源流域である茨城県北部の山岳地帯に立つ岩峰です。標高1,000メートにも満たない低山ながらも、遠目にも目を引く切り立った急峻な山容を持ち、登山者に人気のある山です。 低山にまで下って来た紅葉を追いかけて、奥久慈の山々と名勝、袋田の滝を巡って来ました。 2021年11月28日に旅す。
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丹沢エリア

大山 相模平野の夜景と紅葉ライトアップ

神奈川県伊勢原市、秦野市および厚木市にまたがる大山(おおやま)に登りました。 広大な丹沢山地の中で平野部に面した前衛の位置に立つ山です。アクセスが容易であるうえに眺望にも優れており、年間を通じて多くの登山者が訪れる非常に人気の高い一座です。中でも特に紅葉シーズンともなると、紅葉のライトアップイベントが行われて、登山者のみならず多くの観光客で賑わいます。 まだ比較的空いているであろう平日を狙って、紅葉シーズンの大山を巡って来ました。 2021年11月25日に旅す。
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北関東エリア

両崖山-行道山 紅葉の足利アルプスと日本三大イルミネーションを巡る

栃木県足利市にある両崖山(りょうがいさん)から行道山(ぎょうどうさん)を縦走してきました。 足利(あしかが)アルプスと呼ばれている、いわゆるご当地アルプスの一つです。渡良瀬川の北に連なる、概ね標高400~500メートル前後の低山の連なりで、街中にある織姫神社からスタートして、「関東の高野山」の異名を持つ行道山浄因寺まで続くハイキングコースが整備されています。 紅葉が見頃を迎えたご当地アルプスと、ついでにあしかがフラワーパークのイルミネーションを巡って来ました。 2021年11月24日に旅す。...
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北関東エリア

桜山 三波川の冬桜が咲く藤岡の里山

群馬県藤岡市にある桜山(さくらやま)に登りました。 その名の通り桜の名所として知られ、三波川の冬桜と呼ばれる冬に咲く桜が特に有名です。山頂の一帯は桜山公園として整備されており、車で直接乗り入れることが可能なほか、麓から登るハイキングコースも整備されています。 冬桜が見頃を迎えつつある里山で、季節外れの花見登山をしてきました。 2021年11月20日に旅す。
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南アルプス

身延山 日蓮宗の総本山、久遠寺が立つ信仰の山

山梨県身延町と早川町にまたがる身延山(みのぶさん)に登りました。 山梨県から静岡県に向かって流れる急流、富士川の傍らに立つ山です。山の麓に日蓮宗の総本山である久遠寺(くおんじ)が存在し、日本仏教三大霊山の一つに数えられています。山頂には久遠寺の奥ノ院である思親閣(ししんかく)が存在し、身延山ロープウェイで久遠寺と結ばれています。 紅葉が見ごろを迎えた身延山を、あえてロープウェイを使用せずに下から登って来ました。 2021年11月15日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

御正体山-石割山 紅葉が光り輝く、錦秋の道志山塊最高峰を行く

山梨県都留市と道志村にまたがる、御正体山(みしょうたいやま)に登りました。 丹沢山地と御坂山地の間に連なる道志山塊の最高峰です。大柄でどっしりと構えた山容を持ち、近隣の山から見た時に大変目立つ山であるものの、眺望に恵まれないことから登山者にはあまり人気が無い静かな山です。そんな普段は極めて地味な存在である御正体山ですが、山中には広大な針葉樹林が広がっており、紅葉シーズに限り金色に輝いた華やかなる姿を見せてくれます。 紅葉の盛りを迎えた道志山塊最高峰から、山中湖畔の石割山までを縦走して来ました。...
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上信越エリア

越後駒ヶ岳 圧巻の紅葉と雲滝を見下ろす魚沼の名峰

新潟県南魚沼市と魚沼市にまたがる越後駒ヶ岳(えちごこまがたけ)に登りました。 越後三山と呼ばれる、中越地方に連なる山群に属している山です。米所として名高い魚沼盆地の傍らにあり、豪雪地帯の山であるが故の低い森林限界高度により、大変眺望に優れている山です。秋になると、あたかも山全体が光り輝いているかのような圧巻の紅葉に覆われます。 紅葉に期待して遠路はるばる訪れた晩秋の越後駒ヶ岳で待っていたのは、山頂部がすでに白く雪化粧した姿でした。 2021年10月30日に旅す。
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上信越エリア

妙高山 紅葉の火山と秘湯の黄金の湯を巡る

新潟県妙高市にある妙高山(みょうこうさん)に登りました。 北信五岳と呼ばれる火山群の最高峰にして、越後富士の異名を持つ上越地方の象徴的な山です。別名で妙高連邦とも呼ばれる頸城(くびき)山塊に属しています。山の麓には火山の恩恵とでも言うべき温泉が豊富に湧出し、温泉地としても名高い存在です。 黄葉で黄金に輝くと言う温泉を求め、はるばる上越地方へと繰り出してきました 2021年10月10日に旅す。
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東北エリア

三ツ石山 圧巻の紅葉にもえる裏岩手の深山を巡る

岩手県八幡平市と雫石町にまたがる三ツ石山(みついしやま)に登りました。 岩手山裏側の秋田県との県境近くに連なる、通称裏岩手縦走路と呼ばれる稜線上にある山です。栗駒山と並び、東北地方の山の中でも最初に紅葉が始まる山として知られています。 松川温泉を起点に、紅葉の裏岩手を巡り歩いて来ました。 2021年9月27日に旅す。
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上信越エリア

白砂山 上信越国境の稜線上に広がる大展望の頂

群馬県中条町、新潟県湯沢町および長野県栄村にまたがる白砂山(しらすなやま)に登りました。 上信越の三国国境に立つ深山です。豪雪地帯の山らしい笹に覆われた稜線上からは、視界内に人工物の姿が一切入らないような国境山岳地帯の光景が広がります。僻地の山ながらも、群馬県境稜線トレイルのコースに組み込まれていることから、登山道は大変よく整備され歩きやすいトレイルとなっています。 見渡す限りの山また山な、三国国境の山岳地帯を巡って来ました。 2021年9月20日に旅す。
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中央本線沿線エリア

八王子城山-景信山-高尾山 静かなる北高尾山稜と、高尾山からのダイヤモンド富士

東京都八王子市にある八王子城山(はちおうじしろやま)から景信山(かげのぶやま)を経て高尾山(たかおざん)まで歩いて来ました。 高尾・陣馬縦走路の北側に連なる、北高尾山稜と呼ばれる尾根を辿るルートです。この尾根の末端に位置する八王子城山は、都心方面を広く見晴らすことの出来る好展望地となっています。奥高尾エリアのような喧騒もなく、静かなる山域が広がっています。 以前より気になっていた北高尾山稜を巡りつつ、ついでに高尾山からのダイヤモンド富士を拝んできました。 2020年12月23日に旅す。
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近畿・東海エリア

京都観光 伏見稲荷と清水寺紅葉ライトアップ

京都の伏見稲荷(ふしみいなり)と清水寺(きよみずでら)を観光してきました。 どちらも言わずと知れた京都の代表的な観光地です。清水の舞台で有名な清水寺では、紅葉シーズンにあわせて夜の特別参拝が実施されて、紅葉のライトアップが行われます。今回はそのライトアップを目当てに、夜になってから訪問しました。 紅葉シーズンもたけなわな三連休初日。夜の京都は、聞きしに勝る恐るべき大混雑の坩堝でした。 2020年11月21日に旅す。
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近畿・東海エリア

比叡山 古都京都を見下ろす古くからの信仰の山

京都府京都市と滋賀県大津市にまたがる比叡山(ひえいざん)に登りました。 古都京都の北に位置する、古くより山岳信仰の対象とされてきた霊山です。山頂の東側一帯には、比叡山全域を境内とする天台宗の寺院の延暦寺があり、現在においても重要な信仰の場となっています。 京都盆地を見下ろす信仰の山の、クラシックルートを歩いて来ました。 2020年11月21日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

城峯山-破風山 秩父盆地の北に連なる城址と皆野アルプスを巡る

埼玉県皆野町にある城峯山(じょうみねさん)と破風山(はっぷさん)に登りました。 何れも秩父盆地の北方に位置する低山です。城峯山はかつて鐘掛城という山城があった城址であり、山頂には展望台があり眺めの良い山です。破風山は皆野アルプスと呼ばれているご当地アルプスの一つで、低山ながらも岩場や鎖場があり、しっかりとアルペン的な要素が詰まった山です。この2座は隣接しており、少々忙しない行程にはなるものの、同時にハシゴすることも十分に可能です。 里山まで下って来た紅葉を追いかけて、秩父の低山を巡り歩いて来ま...
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中央本線沿線エリア

高尾山 時差出勤を利用し、出勤前登山で紅葉見物

東京都八王子市にある高尾山(たかおさん)に登りました。 言わずとも知れた、東京が誇る世界一登山者の多い山です。紅葉の名所でもありますが、シーズ最盛期ともなると、山頂はそれこそ歩行天国状態の大混雑となります。しかしそんな高尾山も、平日の朝方であらば、混雑とは無縁の静かな場所となります。 唐突に始まった時差出勤を利用して、早朝の高尾山へ登って来ました。 2020年11月26日に旅す。
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南アルプス

七面山 身延山地の奥地に静かに佇む法華経の聖地

山梨県身延町にある七面山(しちめんさん)に登りました。 日蓮の高弟であった日朗が開山したと伝わる、身延山の久遠寺と並ぶ日蓮宗の聖地です。山中には身延山を守護する鎮守神とされる、七面大明神をまつった敬慎院があり、多くの参拝者が訪れます。山頂付近からは富士展望に優れ、霊山であると同時に一般の登山者もにも多く登られている山でもあります。 紅葉が最盛期を迎えた霊山で、大展望に想いを馳せながら参道を歩いて来ました。 2020年10月31日に旅す。
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奥秩父エリア

小楢山 甲府盆地を一望する好展望の山と鼓川温泉を巡る

山梨県山梨市にある小楢山(こならやま)に登りました。 甲府盆地のすぐ傍にあり、奥秩父山塊の前衛部に位置する山です。北側には通称乙女高原と呼ばれる高原台地が広がっており、標高1,500メートル地点の焼山峠まで車で入ることが可能です。比較的手軽に登ることの可能な山ながら、山頂からの眺望は素晴らしく、知る人ぞ知る名山です。 快晴の秋空のもと、甲府盆地と富士山を一望する山と温泉を巡って来ました。 2020年10月25日に旅す。
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上信越エリア

雨飾山 圧巻の紅葉にもえる、はしけやし君の耳

長野県小谷村と新潟県糸魚川市にまたがる雨飾山(あまかざりやま)に登りました。 糸魚川静岡構造線は挟んで北アルプスの後立山連峰と向かい合うようにして立つ、猫の耳と称される特徴的な姿をした双耳峰です。人里から遠く離れた山深い場所にあり、山中にはほとんど斧鉞の入ったことの無い原始の森が広がります。なかでもとりわけ、中腹付近に広がるブナ林は圧巻のスケールです。 紅葉最盛期の真っ赤にもえた深山を巡って来ました。 2020年10月21日に旅す。
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東北エリア

蔵王(熊野岳-刈田岳) 紅葉にもえる高原と、荒々しき火山帯の御釜を巡る

宮城県と山形県の境界にまたがる蔵王連峰(ざおうれんぽう)の熊野岳(くまのだけ)と刈田岳(かっただけ)に登りました。 東北地方の背骨、奥羽山脈(おううさんみゃく)に属する複合火山群です。いかにも東北地方の山らしい広大でなだらかな山容を持ち、山頂のすぐ脇まで車で乗り入れることが可能です。麓には火山の恩恵とでもいうべき湯量豊富な温泉が湧き、観光地としての色合いが強い山です。 紅葉を求め遠路はるばる訪れた山で待っていたのは、人混みに揉まれ時間に追われる慌ただしき一日でした。 2020年10月18日に...
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北アルプス

乗鞍岳 お手軽3,000メートル峰にあえて下から登る、物好き系登山

長野県と岐阜県の境界にまたがる乗鞍岳(のりくらだけ)に登りました。 北アルプスの南端に広大な裾野を広げる、なだらかな山容の火山です。山頂直下の標高2,700メートル地点にある畳平までバスで乗り入れることが可能であり、最も簡単に登頂することの出来る3,000メートル峰として知られています。 今回はそんな手軽さが売りの乗鞍岳を、あえて麓から登って来ました。 2020年10月6日に旅す。
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中央本線沿線エリア

権現山-扇山-百蔵山 秀麗な富士を望む北都留三山縦走登山

山梨県大月市と上野原市にまたがる権現山(ごんげんやま)から、扇山(おうぎやま)および百蔵山(ももくらやま)とを縦走して来ました。 桂川に沿って東西に延びる甲州街道の北側に連なる山群で、この三座を合わせて北都留三山と呼ばれています。いずれも杉の植林地が多く目につく静かなる里山ですが、山頂からは大変良好な富士山の展望を得ることが出来ます。 申し分のない晴天の下、富士展望が自慢の三座を巡り歩いて来ました。 2019年12月14日に旅す。
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丹沢エリア

丹沢山 秋から冬へと季節の移ろいゆく丹沢三峰コースを歩く

神奈川県の丹沢山地にある丹沢山(さんざわさん)に登りました。 丹沢主脈の稜線のほぼ中央付近に立つ山です。この山に至る登山ルートは数多く存在しますが、今回は宮ヶ瀬湖畔よりスタートし、丹沢三峰(たんざわみつみね)と呼ばれる山々を越えて行くロングコースを歩いて来ました。 麓に広がる紅葉と、稜線上の雪の二つの季節を同時に楽しむ、長き道のりを歩いて来ました。 2019年11月30日に旅す。
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中央本線沿線エリア

要害山 甲斐の国の入り口を守護していた城山を巡る

山梨県上野原市にある要害山(ようがいさん)に登りました。 かつては山頂に甲斐の国の入り口を守る城塞が存在したと言う、標高536mほどの低山です。いかにも城跡らしく、前方の平野部を広く見通すことの出来る立地にあり、晴れていれば富士山を始めとする好展望を得ることが出来ます。 生憎の天気のもと、里山へと紅葉が下って来た晩秋の低山を歩いて来ました。 2019年11月23日に旅す。
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奥秩父エリア

大菩薩嶺 雲海の上を行く稜線と紅葉の牛の寝通り

山梨県甲州市と丹波山村にまたがる大菩薩嶺(だいぼさつれい)に登りました。 熊笹に覆われた稜線からの眺望に優れ、比較的手軽に登れることから人気の高い山です。標高2,000メートルを超える山ではありますが、上日川峠から登れば山頂までのコースタイムはおよそ1時間20分程度であり、初心者向きと言える一座です。 今回はそんな素晴らしき稜線からの眺望と、紅葉たけなわの牛の寝通りを楽しんで来ました。 2019年11月09日に旅す。
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散歩

昭和記念公園 秋の夜散歩のイチョウ並木と日本庭園ライトアップ

東京都立川市と昭島市にまたがる国営昭和記念公園(こくえいしょうわきねんこうえん)の、秋の夜散歩に行って来ました。 イチョウ並木が黄葉が見ごろ迎える時期なると実施される催しです。実施期間中は閉園時間が延長され、かたらいのイチョウ並木と日本庭園の二か所でライトアップが行われます。 黄葉祭り最終日に滑り込みで、夜のお散歩をしてきました。 2019年11月24日に旅す。
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奥秩父エリア

茅ヶ岳-金ヶ岳 圧巻の紅葉に包まれた、深田久弥終焉の地を巡る

山梨県甲斐市と北杜市にまたがる茅ヶ岳(かやがたけ)と金ヶ岳(かながたけ)に登りました。 奥秩父山塊の前衛に位置する古い火山です。韮崎駅付近から見た姿が八ヶ岳とよく似ていることから、ニセ八ツの異名を持ちます。甲府盆地を見下ろす立地にあり山頂からの眺望に優れ、奥秩父の主脈や八ヶ岳、南アルプス北部の山並みなどを広く見渡すことが出来ます。また茅ヶ岳は、日本百名山の作者である深田久弥が亡くなった地としても有名です。 申し分のない秋晴れの空の下、素晴らしき眺望と紅葉を満喫してきました。 2019年11月...
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上信越エリア

八海山 錦の紅葉と、修験の山の稜線上に続く試練の道

新潟県南魚沼市にある八海山(はっかいさん)に登りました。 米所として有名な魚沼盆地を見下ろす位置に立つ岩峰です。越後駒ケ岳と中ノ岳と合わせて、越後三山と呼ばれる山群を構成しています。古くから修験の山として知られる険しい岩峰であり、八ッ峰と呼ばれる岩場の稜線は、鎖場が連続する難所となっています。 紅葉の最盛期を迎えた修験の山で待っていたのは、スリル云々と言う次元を通り越した、命の危険を感じるような険しき道でした。 2019年11月2日に旅す。
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東北エリア

岩木山 津軽平野の傍らにそびえ立つ青森県のシンボル

青森県弘前市にある岩木山(いわきさん)に登りました。 青森県の中央部に広がる津軽平野を見下ろす位置に鎮座する、独立峰の火山です。津軽平野内のどこからでも目に付く極めてシンボリックな山であり、その均整の取れた美しい山容から津軽富士の異名を持ちます。また、古くから山岳信仰の対象となってきた霊山でもあります。 りんごの国を見下ろす山で、紅葉と大絶景を満喫してきました。 2019年10月28日に旅す。
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東北エリア

八甲田山 丘陵状の溶岩台地に広がる湿原と原始の森

青森県青森市と十和田市にまたがる八甲田山(はっこうださん)に登りました。 青森県のほぼ中央部に位置する火山群の総称です。遠目には山と言うよりは丘のようにも見える、溶岩台地が広がります。八甲田山の周辺一帯は世界でも有数の豪雪地帯であり、溶岩丘陵の上には豊富な雪解け水がもたらす広大な湿地帯が広がります。 紅葉が目当てで遠路はるばる訪れた山でありましたが、盛りからは少しばかり遅れてしまったタイミングでの訪問となりました。 2019年10月27日に旅す。
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北関東エリア

赤城山 錦の紅葉に染まった上州の名峰

群馬県前橋市、桐生市などにまたがる赤城山(あかぎやま)に登りました。 群馬県のほぼ中心部に広大な裾野を広げる、県を象徴する極めてシンボリックな山です。ツツジや紅葉の名所であると同時に、冬期であっても比較的登りやすい山であることから、年間を通じて絶え間なく多くの登山者で賑わう人気の山であります。 湖畔が錦に染まった紅葉シーズンたけなわの、上州きっての名峰を巡って来ました。 2019年10月20日に旅す。
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北関東エリア

筑波山 穴場の薬王院ルートから登る晩秋の筑波山

茨城県つくば市にある筑波山(つくばさん)に登りました。 言わずと知れた、関東地方を代表する名峰です。標高の低い平野部に存在する山であるため、12月に入ってからもまだ遅い紅葉を楽しむことが出来ます。人気の山故に紅葉シーズンともなると多くの人でごった返しますが、穴場のルートからであれば静かな山行きを楽しむこともできます。 2018年最後となろう紅葉見物をすべく、北関東へと繰り出してきました。 2018年12月2日に旅す。
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散歩

鳩ノ巣渓谷 紅葉の大多摩ウォーキングトレイルを巡る

東京都奥多摩町にある大多摩ウォーキングトレイルコースを歩いて来ました。 青梅線の古里駅から奥多摩駅にいたる区間の多摩川沿いに整備された遊歩道です。道中にある鳩ノ巣渓谷は東京の紅葉の名所として知られ、シーズン中には多くの観光客で賑わいます。 山から里へと下ってきた紅葉を追いかけて、奥多摩の清流沿いをのんびりと歩いて来ました。 2018年11月24日に旅す。
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奥多摩エリア

笹尾根縦走 都県境界の尾根上に、どこまでも続く笹の道

東京都の南の境界線を形成している笹尾根(ささおね)を縦走して来ました。 笹尾根は奥多摩の三頭山に端を発し、八王子市の高尾山まで続く長大な尾根です。尾根上には、おおむね標高1,000メートル前後の小ピークが数多く連なっています。三頭山から槇寄山の区間と、陣馬山から高尾山までの区間については、多くのハイカーの行き交う人気の縦走路となっていますが、その他の区間については人影疎らな静かな尾根道が続いています。 今回はこの長き道程のうち、三頭山から和田峠までの区間を日帰りで歩いて来ました。 2018年...
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中央本線沿線エリア

御岳昇仙峡 特別名勝の紅葉と日本一の渓谷美

山梨県甲府市にある御岳昇仙峡(みたけしょうせんきょう)を歩いて来ました。 甲府盆地の北に位置する、花崗岩の山が川に侵食されて出来た全長5kmほどの峡谷です。山梨県を代表する景勝地として知られ、文部科学省によって特別名勝に指定されています。一年を通じて多くの人が訪れる観光地であり、紅葉シーズンは特に賑わいます。 見頃を迎えたという紅葉に期待を寄せて訪問しましたが、時期的に少々フライング気味での訪問となりました。 2018年11月4日に旅す。
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上信越エリア

巻機山 上越国境の豪雪地帯に静かに横たわる、水と草原の山

新潟県南魚沼市と群馬県みなかみ町にまたがる巻機山(まきはたやま)に登りました。 魚沼市を見下ろす位置にある、長大でなだらかな稜線を引く山です。巻機と言うこの不思議な名前は、かつてこの山が魚沼で盛んだった機織りの守護神として崇められていたことに由来しています。 紅葉にもえる上越国境の山へと、遠路はるばる忙しない日帰り登山をしてきました。 2018年10月28日に旅す。
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北関東エリア

那須岳 紅葉登山の大定番、姥ヶ平のひょうたん池を巡る

栃木県那須町にある那須岳(なすだけ)に登りました。 限りなく東北に近い、関東地方の北端に位置する火山です。その経度の高さから、関東地方の山の中でもいち早く紅葉が始まります。一年を通じて多くの登山者の集まる人気の山ですが、この山のハイシーズンと言えるのはやはり紅葉の季節です。 押すな押すなの大盛況な山で、紅葉見物をして来ました。 2018年10月13日に旅す。
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東北エリア

安達太良山 ほんとの空の下に広がる錦の紅葉

福島県二本松市にある安達太良山(あだたらやま)に登りました。 現在も盛んに噴煙を上げる現役の活火山です。なだらかな山容を持ち、スキー場のロープウェイも存在することから、比較的簡単に登ることの出来る山です。周囲には火山の恩恵ともいうべき多く温泉が湧出し、観光地としての顔も持っています。 東北の山々が錦に染まる、ベストシーズンの安達太良山を歩いてきました。 2018年10月8日に旅す。
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上信越エリア

苗場山 期間限定の田代コースから登る、信越のテーブルマウンテン

新潟県と長野県の境界にまたがる苗場山(なえばさん)に登りました。 遠巻きからも一目でそれとわかる、極めて特徴的なシルエットを持つテーブルマウンテンです。その平坦な山頂部には広大な湿原帯が広がり、秋になると一面の草紅葉に覆われた金色の野が出現します。 公共交通機関によるアクセスにはやや難のある場所ですが、紅葉シーズン期間に限り苗場スキー場のロープウェイを利用して登ることが可能です。 ゴンドラ運航開始の初日を狙い、紅葉もゆる秋の苗場山に登って来ました。 2018年10月6日に旅す。
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東北エリア

燧ヶ岳 尾瀬ヶ原湿原を見下ろす東北地方最高峰

福島県桧枝岐村にある燧ヶ岳(ひうちがたけ)に登りました。 尾瀬ヶ原の脇に至仏山と向かい合うようにしてそびえ立つ、尾瀬のシンボルです。同時に東北地方の最高峰でもあります。 秋の尾瀬は一面が金色の草紅葉に覆われ、花の季節とはまた一風違った景観を作りだします。 秋晴れの空のもと、秋の尾瀬を満喫する日帰り登山をして来ました。 2018年9月28日に旅す。
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奥武蔵・秩父エリア

武甲山 秩父盆地を見下ろす、奥武蔵の盟主

埼玉県秩父市と横瀬町にまたがる武甲山(ぶこうさん)に登りました。 秩父盆地内の何処からでも見える、まさしく秩父のシンボルです。その圧倒的な大きさと、石灰岩の採掘により山腹を削り取られた異様な風貌で、一際目を引く存在であります。 雲ひとつ無い見事な秋晴れの下、秩父を見下ろす絶景の展望台を訪問してきました。 2017年11月12日に旅す。
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奥多摩エリア

御岳山-日の出山 紅葉に染まる霊山の裏参道を歩く

東京都青梅市にある御岳山(みたけさん)に登りました。 武蔵御嶽神社が鎮座する、古くから多くの信仰を集めてきた霊山です。山頂部には参拝者のための宿坊街が広がり、天空の集落といった趣の独特の景観を作り出しています。 現代では山頂の間際までケーブルカーが通じており、山頂に立つだけならば実にあっけなくに辿り着くことができます。 今回は、紅葉祭り開催中の表参道の喧騒を避けるべく、人影疎らなひっそりとした裏参道を歩いてきました。 2017年11月5日に旅す。
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奥秩父エリア

瑞牆山 奥秩父山塊の中で異彩を放つ奇岩の山

山梨県北杜市にある瑞牆山(みずかきやま)に登りました。 奥秩父主脈に生えるように立つ奇岩の山です。花崗岩が侵食されてできたその独特の景観により、遠目からも際立って目を引く存在です。ぱっと見、本当に登れるのか疑問に思う姿をしておりますが、特別な登攀技術が無くても登ることは可能です。 最高の晴天の下、瑞牆山の周囲をぐるっと巡る周回ルートを歩いてきました。 2017年11月3日に旅す。
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奥秩父エリア

西沢渓谷 滝と紅葉に彩どられた美しき渓谷を巡る

山梨県山梨市にある西沢渓谷(にしざわけいこく)を歩いて来ました。 紅葉の名所として広く知られる、山梨県有数の景勝地です。全国的に名の知れた紅葉の名所と言うだけあって、紅葉シーズン週末ともなれば、非常に多くの人で賑わう場所です。ただし、それは晴れてさえいればです。 大型台風が接近しつつある週末、まさかの貸しきり状態となった西沢渓谷で、のんびりと紅葉狩りを楽しんで来ました。 2017年10月29日に旅す。
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奥秩父エリア

黒川鶏冠山 大菩薩嶺の北にそびえ立つ奥秩父の展望台

山梨県甲州市にある鶏冠山(けいかんざん)に登りました。 奥多摩湖よりさらに上流の奥深くへ遡った、多摩川源流域にある山です。かつて甲州武田氏の経済を支えた、黒川金山跡のある場所としても知られています。 奥秩父山塊の主脈から少し離れた場所にあり、奥秩父のほぼ全域を見渡すことが出来る、格好の展望所となっています。 落葉が始まり、秋が終わりつつある奥秩父の真ん中を歩いてきました。 2016年11月6日に旅す。
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中央本線沿線エリア

奈良倉山-大マテイ山 多摩源流域に広がる巨樹の森

山梨県大月市と小菅村にまたがる奈良倉山(ならくらやま)に登りました。 相模川と多摩川の分水嶺に位置し、東京都の水源林として保護された非常に深い森に覆われた山です。山梨県大月市の最北端にあり、大月市が制定した富士展望に優れた山の称号である秀麗富嶽十二景の一座でもあります。 交通不便な山奥で、あまり人と出会うことの無い静かな山行きをしてきました。 2016年11月3日に旅す。
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北関東エリア

那須岳 関東地方の北限に林立する火山帯の山

栃木県那須町にある那須岳(なすだけ)に登りました。 那須岳と言うはこの付近の成層火山郡に付けられた総称で、一般的には茶臼岳(ちゃうすだけ)、朝日岳(あさひだけ)および三本槍岳(さんぼんやりだけ)の三山のことを指します。三山の中でも特に茶臼岳は、ロープウェイを利用することで比較的簡単に山頂に立つことが出来ることから、非常に人気の高い山です。 紅葉シーズンたけなわの混雑の中、日帰りの那須岳三山縦走をして来ました。 2016年10月16日に旅す。
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