中央本線

南アルプス

アサヨ峰 早川尾根から望む南アルプス北部の大展望

山梨県南アルプス市と北杜市にまたがるアサヨ峰(あさよみね)に登りました。 甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山の間に連なる早川尾根上にあるピークで、山梨百名山にも選ばれている一座です。南アルプス北部一帯の山の中でも、歩く人の数は少なく静かなる頂です。ほぼ無名に等しいマイナーな山ながらも、周囲を名だたる名峰に取り囲まれた立地にあるため、山頂からの眺めは圧巻です。 早川尾根小屋にテントを張り、広河原から往復して登って来ました。 2023年8月26~27日に旅す。
7
奥秩父エリア

ハンゼの頭-倉掛山 ヤマツツジが満開の三窪高原を縦断する

山梨県甲州市と山梨市の境界に連なる、ハンゼの頭から倉掛山(くらかけやま)までを歩いて来ました。 三窪高原と呼ばれる、青梅街道最高地点である柳生峠の西側に連なる尾根上を辿る行程です。防火帯として伐採され頭上が開けた尾根道が続いており、ヤマツツジの群生地となっています。このルートを歩く登山者は極めてまれで、殆ど人とすれ違う事のない静かな山域です。 ヤマツツジが爆発的に咲き誇る、ベストシーズンの三窪高原を巡って来ました。 2023年6月10日に旅す。
0
奥秩父エリア

小倉山-高芝山-鈴庫山 三窪高原の前衛に連なる静かな尾根を巡る

山梨県甲州市にある小倉山(おぐらやま)、高芝山(たかしばやま)および鈴庫山(すずくらやま)に登りました。 何れも柳沢峠の西側に広がる三窪高原の前衛部に位置している極めてマイナーな山々です。中でも高芝山に至る一般登山道は存在せず、いわゆるバリエーションルートのみの山です。登山の対象としては無名に等しい存在ですが、防火帯からの眺めがよく、春にはミツバツツジが花を咲かせます。 さほどの深い考えも無しに訪れた破線ルートで待っていたのは、思った以上に歯ごたえのある険路でした。 2023年4月16日に旅す。
0
中央本線沿線エリア

真木お伊勢山-花咲山 桜が満開の里山を巡る、秀麗富嶽十二景完結編

山梨県大月市にある真木お伊勢山(まぎおいせやま)と花咲山(はなさきやま)に登りました。 お伊勢山は山と言うよりは真木集落の外れにある小さな丘といった佇まいの場所で、約3,000本もの桜が咲く花見の名所です。大月市が制定した、富士山展望に優れた山の称号である秀麗富嶽十二景にも選ばれています。 例年よりも1週間以上前倒しに桜が満開となった、春爛漫の里山を巡って来ました。 2023年4月1日に旅す。
0
八ヶ岳エリア

権現岳 急登の先に広がる冬期南八ヶ岳からの大展望

山梨県北杜市と長野県富士見町にまたがる権現岳(ごんげんだけ)に登りました。 八ヶ岳連峰の南部に位置している岩峰です。街道筋からの距離が近く比較的アクセスが容易であることから、冬期にも良く登られている山です。八ヶ岳の南端付近にある山の中では最も標高が高いため、山頂からは全方位に展望が開けています。 三ツ頭の急登を乗り越えて、白一色に染まった南八ヶ岳の大展望を満喫してきました。 2023年2月26日に旅す。
2
上信越エリア

霧訪山 木曽と伊那の間にひっそりと佇む好展望の里山

長野県塩尻市にある霧訪山(きりとうやま)に登りました。 松本盆地の南に木曽谷と伊那谷の間に挟まれるようにして立つ、標高1,300メートルほどの里山です。長野県中部を東西に横切る日本の中央分水嶺上に位置し、山頂からは松本盆地や諏訪地方を広く一望することができます。 大絶景を求めて、東京から遠路はるばる長野のマイナーな里山を巡って来ました 2023年2月5日に旅す。
2
中央本線沿線エリア

日連アルプス 相模湖の隣に連なる藤野の里山と緑のラブレターを巡る

神奈川県相模原市にある日連(ひづれ)アルプスを歩いて来ました。 JR中央本線の藤野駅から相模川を挟んだ対岸に連なる、標高500メートルに満たない低山群です。駅から直接歩いて歩いて登ることが可能で、長閑な里山の光景が広がる手軽なハイキングコースとなっています。 隣接している緑のラブレターと合わせて、藤野の里山をゆるりと巡り歩いて来ました。 2023年1月9日に旅す。
2
奥秩父エリア

要害山-兜山-大蔵経寺山 甲府盆地の北に立ち並ぶ山梨百名山を巡る

山梨県甲府市および笛吹市にまたがる要害山(よがいさん)、兜山(かぶとやま)および大蔵経寺山(だいぞうきょうじやま)に登りました。 甲府市街地の北側に連なっている、奥秩父山地前衛にあたる標高1,000メートル未満の低山の連なりです。里に近い山域であるが故に古くから人との係りが深く、山中には城址や古刹が点在しています。 山梨百名山の一石三鳥を狙って訪れた先で待っていたのは、思いもよらぬ道迷いの連続でした。 2022年12月25日に旅す。
2
南アルプス

小太郎山-北岳 小太郎尾根から望む南アルプス北部の大展望

山梨県南アルプス市にある小太郎山(こたろうやま)と、ついでに北岳(きただけ)に登りました。 北岳から北に向かって伸びる小太郎尾根上にある、標高2,725メートルのピークです。周囲を南アルプスの名だたる名峰に囲われており、北岳を始めとする山々の格好の展望台となっています。 山梨百名山にも選ばれている一座ですが、主要な登山ルート上からは外れた位置にあるため、訪れる登山者は極めて少ない静かなる頂です。 冬の到来を目前に控えた、晩秋の南アルプスの大展望を満喫してきました。 2022年10月29日~30日...
8
南アルプス

鋸岳 釜無川の奥地に鎮座する、山梨百名山最難関の呼び声高き岩峰

山梨県北杜市と長野県伊那市にまたがる鋸岳(のこぎりだけ)に登りました。 赤石山脈(南アルプス)北端付近にあり甲斐駒ヶ岳に隣接している山です。名前通りの鋸の歯のようにギザギザした峻厳な山容をもち、長めのコースタイムと不明瞭な道も相成って難易度の高い山と見なされています。日本二百名山と山梨百名山にも選ばれている一座ですが、訪れる登山者の数はあまり多くはなく静かな山域となっています。 鋸岳の登山ルートの中では最も難易度が低いとされている釜無川ゲートから、山梨百名山最難関と言われる山に登って来ました 2...
10
奥秩父エリア

黒金山 秩父往還の傍らにひっそりと佇む、奥秩父主脈の展望台

山梨県山梨市にある黒金山(くろがねやま)に登りました。 甲府と秩父地方を結ぶ秩父往還(現在の国道140号線)の傍らにに立つ、奥秩父前衛の山の一つです。山梨百名山に名を連ねている一座ですが、隣接する乾徳山や景勝地として名高い西沢渓谷と比べて知名度が低く、ほとんど注目されることの無い静かなる頂きです。 麓の青笹集落から登る破線ルートを辿り、地味で静かな奥秩父のマイナーピークを訪問してきました。 2022年8月11日に旅す。
10
上信越エリア

高ボッチ山-鉢伏山 諏訪盆地と松本盆地とを一望する信濃の国の重心

長野県岡谷市と塩尻市にまたがる高ボッチ山(たかぼっちやま)と鉢伏山(はちぶせやま)に登りました。 筑摩山地と呼ばれる、長野県の中央部にまたがる山系に属している山です。放牧的でななだらかな山容を持ち、山頂のすぐ近くにまで車で登るこの出来るスカイラインが整備されていることから、登山の対象と言うよりは観光地としての色合いが濃い存在です。 連日の猛暑がつづく最中、涼を求め信州の高原へと自転車を抱えて繰り出して来ました。 2022年7月24日に旅す。
4
奥秩父エリア

小川山 シャクナゲと苔生す幽境なる森が広がる裏瑞牆の深山

山梨県北杜市と長野県川上村にまたがる小川山(おがわやま)に登りました。 裏瑞牆と呼ばれる瑞牆山の背後に位置し、花崗岩からなる岩稜帯と、いかにも奥秩父らしい苔生す森に覆われている深山です。クライミングの対象として知名度のある山ですが、登山の対象としてはまったくメジャーではなく、ほとんど登る人はいない静かなる山域となっています。 シャクナゲが咲く季節を狙い、長野県側の廻り目平から山梨県の瑞牆山荘へと抜ける、縦断コースを歩きて来ました。 2022年6月4日に旅す。
4
奥秩父エリア

鶏冠山 笛吹川源流に屹立する、山梨百名山最恐の呼び声高き岩峰

山梨県山梨市にある鶏冠山(とさかやま)に登りました。 奥秩父山地のほぼ中央付近に位置している、笛吹川の源流部に立つ岩峰です。その名の通り鶏の鶏冠を思わせるような険しい山容を持ち、付近からはたいへん目を引く存在です。山頂に通じる一般登山道は存在せず、難易度の高い危険な山であると見なされています。 山梨百名山最恐と呼ばれる山で待っていたのは、前評判に違わぬ高度感抜群の岩稜でした。 2022年5月29日に旅す。
6
奥秩父エリア

源次郎岳-棚横手山 静かなる日川尾根の大菩薩嶺前衛の山並みを巡る

山梨県甲州市にある源次郎岳(げんじろうだけ)と棚横手山(たなよこてやま)に登りました。 大菩薩嶺の前衛に連なる日川尾根から派生した枝尾根上に位置している山です。どちらも山梨百名山に名を連ねていますが、大菩薩嶺周辺の賑わいと比べ、訪れる登山者は極めて少ない静かな山域です。山頂は大きく視界が開けており、甲府盆地や奥秩父の山並みを広く見晴らすことが出来ます。 ゴールデンウィーク中の喧騒を避けて、通好みの小粒の山で静かな山行きを楽しんで来ました。 2022年4月30日に旅す。
4
富士・道志・御坂エリア

大栃山-釈迦ヶ岳-黒岳 春爛漫の笛吹桃源郷と御坂山地の山々を巡る

山梨県笛吹市にある大栃山(おおとちやま)、釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)および黒岳(くろだけ)に登りました。 何れも甲府盆地の南に連なる御坂山地に属している山です。御坂山地の山麓に位置する笛吹市は桃の生産量を日本一の誇っており、桃の花が開花する4月の上旬頃には、桃源郷さながらの光景が出現します。 春爛漫の笛吹桃源郷からスタートして、御坂山地を越える道を歩いて来ました。 2022年4月10日に旅す。
2
富士・道志・御坂エリア

滝戸山-春日山 御坂山地前衛の山梨百名山を巡る縦走登山

山梨県笛吹市にある滝戸山(たきどやま)と春日山(かすがやま)に登りました。 甲府盆地の南側に連なる、御坂山地前衛の山並みです。御坂山地の山中にある芦川地区と行き来するための峠道がこの山域を乗り越えており、マイカー登山する人であれば容易にアクセスすることが可能な山域となっています。しかしながら、公共交通機関の利用を前提とした場合、長き道程を歩くことになります。 人影な疎らな静かなる里山を繋げる縦走路を延々と歩いて来ました。 2022年2月6日に旅す。
0
富士・道志・御坂エリア

達沢山 御坂山地の前衛にひっそり佇む桃源郷の山

山梨県笛吹市にある達沢山(たつざわやま)に登りました。 甲府盆地から河口湖方面へと向かう御坂路の傍らに立つ里山です。山麓には一面の桃畑が広がっており、花の季節になると桃源郷の如き光景が広がります。眺望にはあまり恵まれておらず、桃の花シーズン以外には至って地味で静かな山です。 生憎の曇天の空のもと、達沢山から笹子峠へと至る山域を巡り歩いて来ました。 2022年1月30日に旅す。
2
南アルプス

守屋山 諏訪湖の傍らにひっそりと立つ展望の山

長野県諏訪市と伊那市にまたがる守屋山(もりやさん)に登りました。 諏訪盆地の南に立つ、赤石山脈(南アルプス)最北端の山です。周囲を日本アルプスや八ヶ岳などの名だたる高峰に囲まれており、それらの山並みを一望する好展望の頂となっています。 登山口最寄りまでのバスが運休となる冬期に、諏訪大社上社本宮の裏手から直接登るロングコースを歩いて来ました。 2022年1月16日に旅す。
2
八ヶ岳エリア

蓼科山 晴天の冬期北八ヶ岳から望む大展望

長野県茅野市および立科町にまたがる蓼科山(たてしなやま)に登りました。 八ヶ岳連峰の北端に位置する古い火山です。諏訪方面から眺めると均整の取れた円錐形に見えるため、諏訪富士の異名を持ちます。山の中腹付近をヴィーナスラインと呼ばれる観光道路が横切っており、冬期であっても登山口へのアクセスが容易であることから、雪山登山の対象として定番の存在です。 雲一つない完璧なる晴天の下、白一色に染まった北八ヶ岳からの大展望を楽しんで来ました。 2022年1月8日に旅す。
2
八ヶ岳エリア

縞枯山-茶臼山-高見石 北八ヶ岳の山上に広がる溶岩台地と麦草峠

長野県の茅野市と佐久穂町にまたがる縞枯山(しまがれやま)、茶臼山(ちゃうすやま)および高見石(たかみいし)に登りました。 いずれも北八ヶ岳と呼ばれる一帯に広がる溶岩台地上に立つ、緩やかな山容を持つ山です。北八ヶ岳ロ―プウェイを利用して登るかことが可能であり、また車で訪れることの出来るメルヘン街道がすぐ傍らをかすめていることから、とても手軽に訪れることの出来る山として人気のエリアです。 自身にとって八ヶ岳連峰の最後の空白地帯となる領域を踏破すべく、北八ヶ岳へと繰り出して来ました。 2021年8月2...
2
富士・道志・御坂エリア

石老山 相模湖の傍らに立つ相模原の里山

神奈川県相模原市にある石老山(せきろうさん)に登りました。 相模湖のすぐ傍らに立つ、標高700メートルほどの里山です。礫岩と呼ばれる堆積岩の一種からなる山で、登山道の道中に多くの奇岩があることで知られています。コースタイムも手ごろで、手軽に登ることの出来る初心者向けの山として人気があります。 今回は最近になって整備された新ルートである、チャレンジコースをのんびりと巡って来ました。 2021年6月20日に旅す。
5
八ヶ岳エリア

編笠山-西岳 白一色に染まった冬の南八ヶ岳の大展望

山梨県北杜市と長野県富士見町にまたがる編笠山(あみがさやま)と西岳(にしだけ)に登りました。 南八ヶ岳と呼ばれる領域の南端付近に立つ、八ヶ岳連峰の前衛峰です。その名が示す通りに山頂部が編み笠のような形状をしており、麓の町からも非常に目立つ存在です。危険個所の少ない緩やかな山容であることから、冬期であっても比較的の登り易く、雪山初心者向けの一座です。 富士見高原を起点にして、お隣の西岳と合わせて周回してきました。 2021年2月11日に旅す。
0
奥秩父エリア

牛奥ノ雁ヶ腹摺山 丑年の初登山で行く、日本一長い名前の山

山梨県大月市と甲州市にまたがる牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)に登りました。 小金沢連嶺(こがねざわれんれい)と呼ばれる尾根上に位置する日本一長い名前の山です。山梨県大月市が制定した、富士展望に優れた山の称号である秀麗富嶽十二景にも選ばれています。周囲には視界の開けた笹の稜線が連なり、大変良好な眺望が得られます。 丑年の初登山らしく、牛の名を冠する頂を目指して登って来ました。 2021年1月4日に旅す。
0
奥秩父エリア

帯那山 奥秩父前衛の静かな里山とほったらかし温泉を巡る

山梨県甲府市と山梨市にまたがる帯那山(おびなやま)に登りました。 甲府盆地の北に広がる、奥秩父山塊前衛部の山岳地帯にある山です。山頂の一帯にアヤメの群生地がある事で知られています。山頂のすぐ直下にまで林道が伸びているため、マイカー登山をする人であれば、ものの数分で山頂に立つことができます。 帯那山から林道が複雑に交差する尾根を辿り、ほったらかし温泉まで歩いて来ました。 2020年12月6日に旅す。
0
奥秩父エリア

小楢山 甲府盆地を一望する好展望の山と鼓川温泉を巡る

山梨県山梨市にある小楢山(こならやま)に登りました。 甲府盆地のすぐ傍にあり、奥秩父山塊の前衛部に位置する山です。北側には通称乙女高原と呼ばれる高原台地が広がっており、標高1,500メートル地点の焼山峠まで車で入ることが可能です。比較的手軽に登ることの可能な山ながら、山頂からの眺望は素晴らしく、知る人ぞ知る名山です。 快晴の秋空のもと、甲府盆地と富士山を一望する山と温泉を巡って来ました。 2020年10月25日に旅す。
2
北アルプス

乗鞍岳 お手軽3,000メートル峰にあえて下から登る、物好き系登山

長野県と岐阜県の境界にまたがる乗鞍岳(のりくらだけ)に登りました。 北アルプスの南端に広大な裾野を広げる、なだらかな山容の火山です。山頂直下の標高2,700メートル地点にある畳平までバスで乗り入れることが可能であり、最も簡単に登頂することの出来る3,000メートル峰として知られています。 今回はそんな手軽さが売りの乗鞍岳を、あえて麓から登って来ました。 2020年10月6日に旅す。
0
奥秩父エリア

北奥千丈岳-国師ヶ岳ー金峰山 奥秩父山塊で最も標高の高い重鎮の山々を巡る

山梨県と長野県の境界に連なる北奥千丈岳(きたおくせんじょうだけ)、国師ヶ岳(こくしがたけ)および金峰山(きんぷさん)に登りました。 奥秩父主脈の中でも最も標高の高い一帯に連なる山々です。いずれの山もドッシリと構えた重厚な山容を持ち、ともすれば地味と言うイメージを抱かれがちな奥秩父山塊の中にあって、大きな存在感を持ったこの山域の重鎮達です。人里からは遠くはなられた奥地ながら、標高2,360メートル地点の大弛峠(おおだるみとうげ)まで車で入ることが出来るため、比較的手軽に訪れることが可能となっていま...
2
北アルプス

蝶ヶ岳 槍・穂高連邦を目の前に望む大パノラマの山

長野県松本市と安曇野市にまたがる蝶ヶ岳(ちょうがたけ)に登りました。 北アルプスの常念山脈に属する山です。間に梓川を挟んで槍・穂高連邦と向かいある位置にあり、北アルプスの名だたる名峰達を一堂に眺めることの出来る、格好の展望台となっています。 上高地からの慌ただしき日帰り強行軍で、大パノラマを楽しんで来ました。 2020年8月10日に旅す。
0
南アルプス

雨乞岳 南アルプスの前衛に静かに佇む雨乞信仰の山

山梨県北杜市にある雨乞岳(あまごいだけ)に登りました。 山梨県と長野県の県境近くにある、南アルプス前衛の山です。隣接する甲斐駒ヶ岳など同様に花崗岩からなる山で、その名が示す通り、古くから雨乞い信仰の対象となってきました。 人里離れた深い山で、梅雨明けを願った逆雨乞登山としてきました。 2020年7月19日に旅す。
0
南アルプス

甘利山 電車とバスで行く、レンゲツツジが咲く韮崎の裏山

山梨県韮崎市と南アルプス市にまたがる、甘利山(あまりやま)に登りました。 甲部盆地を一望する南アルプスの前衛部に位置する山です。山頂付近はレンゲツツジの名所として知られており、シーズン中には多くの見物者で賑わいます。山頂の直下にまで県道甘利公園線が伸びているため、マイカー登山をする人にとっては手軽に登ることの出来る山です。そう、マイカー登山をする人にとっては・・・ 片道11kmのアプローチを延々と歩き、電車とバスだけで甘利山に登って来ました。 2020年6月20日に旅す。
2
中央本線沿線エリア

生藤山-陣馬山 春爛漫の里山と桜のプロムナードを巡る

東京都檜原村と神奈川県相模原市にまたがる生藤山(しょうとうさん)と陣馬山(じんばさん)に登りました。 東京都と神奈川県の境界を形成している、笹尾根の上に連なる一座です。標高1,000メートルにぎりぎり届かない背丈の里山で、春になると山中には多種多様な桜が咲きます。 小春日和の里山で、ゆるりとお花見登山をしてきました。 2020年4月6日に旅す。
0
中央本線沿線エリア

御前山-九鬼山 秀麗なる富嶽を望みながら駅から駅へと歩く、手軽な縦走登山コース

山梨県大月市と都留市にまたがる御前山(ごぜんやま)と九鬼山(くきやま)に登りました。 富士急行線が走る都留市の脇に沿うように南北に連なる、標高1,000メートに満たない山並みです。駅から直接アプローチが可能な立地にあり、手軽に登ることの出来る山です。 またこの2座は、大月市が制定した富士展望に優れる山の称号である、秀麗富嶽十二景にも選ばれています。 春の色が濃くなってきた近場の低山を、のんびりと歩いて来ました。 2020年3月21日に旅す。
0
中央本線沿線エリア

清八山-本社ヶ丸 急登の果てに待つ秀麗なる富岳の展望

山梨県大月市にある清八山(せいはちやま)と本社ヶ丸(ほんじゃかまる)に登りました。 大月から笹子峠へと向かう甲州街道の南側に連なる山です。山梨県大月市が定めた富士展望に優れた山の称号である、秀麗富嶽十二景(しゅうれいふがくじゅうにけい)にも選ばれている好展望の頂です。二座共に登山口からの標高差が比較的大きく、急登の続くなかなかタフな山でもあります。 完全な雪山と化していた頂から、秀麗なる富岳の姿を存分に眺めて来ました。 2020年2月1日に旅す。
0
中央本線沿線エリア

権現山-扇山-百蔵山 秀麗な富士を望む北都留三山縦走登山

山梨県大月市と上野原市にまたがる権現山(ごんげんやま)から、扇山(おうぎやま)および百蔵山(ももくらやま)とを縦走して来ました。 桂川に沿って東西に延びる甲州街道の北側に連なる山群で、この三座を合わせて北都留三山と呼ばれています。いずれも杉の植林地が多く目につく静かなる里山ですが、山頂からは大変良好な富士山の展望を得ることが出来ます。 申し分のない晴天の下、富士展望が自慢の三座を巡り歩いて来ました。 2019年12月14日に旅す。
0
中央本線沿線エリア

要害山 甲斐の国の入り口を守護していた城山を巡る

山梨県上野原市にある要害山(ようがいさん)に登りました。 かつては山頂に甲斐の国の入り口を守る城塞が存在したと言う、標高536mほどの低山です。いかにも城跡らしく、前方の平野部を広く見通すことの出来る立地にあり、晴れていれば富士山を始めとする好展望を得ることが出来ます。 生憎の天気のもと、里山へと紅葉が下って来た晩秋の低山を歩いて来ました。 2019年11月23日に旅す。
2
奥秩父エリア

大菩薩嶺 雲海の上を行く稜線と紅葉の牛の寝通り

山梨県甲州市と丹波山村にまたがる大菩薩嶺(だいぼさつれい)に登りました。 熊笹に覆われた稜線からの眺望に優れ、比較的手軽に登れることから人気の高い山です。標高2,000メートルを超える山ではありますが、上日川峠から登れば山頂までのコースタイムはおよそ1時間20分程度であり、初心者向きと言える一座です。 今回はそんな素晴らしき稜線からの眺望と、紅葉たけなわの牛の寝通りを楽しんで来ました。 2019年11月09日に旅す。
2
奥秩父エリア

茅ヶ岳-金ヶ岳 圧巻の紅葉に包まれた、深田久弥終焉の地を巡る

山梨県甲斐市と北杜市にまたがる茅ヶ岳(かやがたけ)と金ヶ岳(かながたけ)に登りました。 奥秩父山塊の前衛に位置する古い火山です。韮崎駅付近から見た姿が八ヶ岳とよく似ていることから、ニセ八ツの異名を持ちます。甲府盆地を見下ろす立地にあり山頂からの眺望に優れ、奥秩父の主脈や八ヶ岳、南アルプス北部の山並みなどを広く見渡すことが出来ます。また茅ヶ岳は、日本百名山の作者である深田久弥が亡くなった地としても有名です。 申し分のない秋晴れの空の下、素晴らしき眺望と紅葉を満喫してきました。 2019年11月4日...
2
南アルプス

日向山 八ヶ岳を正面に望む天上の砂浜

山梨県北杜市にある日向山(ひなたやま)に登りました。 甲斐駒ヶ岳の前方に立ち、赤石山脈(南アルプス)の前衛とでも言える位置に存在する山です。山頂部に雁ヶ原と呼ばれる花崗岩が露出した場所があり、あたかも山の上に砂浜があるかのような独特の景観が広がります。 八ヶ岳連峰の大パノラマを目の前に一望する、天空のビーチへと繰り出してきました。 2019年10月06日に旅す。
0
北アルプス

西穂高岳 上高地の傍らに鋸のごとく連なる岩峰

長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる西穂高岳(にしほだかだけ)に登りました。 北アルプスの穂高連邦に属する一座であり、まるで鋸の歯の様な岩尾根が連なる険しい山です。穂高連邦の中では唯一標高3,000メートルを下回っていますが、だからと言って決して楽に登れる山ではありません。独標(どっぴょう)から先の尾根は、岩山に慣れた経験者向きのルートと見なされています。 今回は上高地ルートから日帰りで、岩の尾根歩きと素晴らしき眺望を楽しんできました。 2019年9月7日に旅す。
0
南アルプス

白根三山縦走 南アルプスに威風堂々とそびえ立つ、日本第2の高峰北岳【day1】

南アルプスの白根三山を縦走して来ました。 白根三山とは赤石山脈(南アルプス)に連なる北岳(きただけ)、間ノ岳(あいのだけ)および農鳥岳(のうとりだけ)の総称です。この標高3,000メートルを超える稜線が連なる天空の回廊のごとき山並みは、多くの登山者を引き付け魅了します。今回はそんな魅惑の白根三山を、余裕のある2泊3日の行程で巡って来ました。 まずは縦走1日、北岳の訪問記です。 2019年9月1日に旅す。
0
中央アルプス

御嶽山 木曽の深き森の中に裾野を広げる信仰の山

長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん)に登りました。 木曽谷の傍らに大きな裾野を広げる独立峰で、古くから信仰の対象となってきた霊山です。今なお活発に活動を続ける現役の活火山であり、2014年に突如噴火のニュースが駆け巡ったのは記憶に新しい所です。 標高3,000メートルを超える堂々たる高峰ながらも、7合目地点までロープウェイで行くことが出来ることから、比較的容易に登ることが可能な山となっています。 夏の終わり見え始めて来た高峰で、手軽な登山をしてきました。 2019年8月25日に旅す。
2
中央本線沿線エリア

小仏城山 巨大カキ氷を求め、酷暑の奥高尾を歩く

東京都八王子市と神奈川県相模原市にまたがる小仏城山(こぼとけしろやま)に登りました。 小仏峠の傍らに立つ、高尾山のお隣の山です。夏山シーズンになると、山頂にある城山茶屋では超特大のカキ氷が販売されて、城山の名物となっています。 巨大カキ氷を求め訪れた真夏の奥高尾で待ち受けていたのは、想像を絶する酷暑の世界でした。 2019年8月10日に旅す。
4
上信越エリア

霧ヶ峰 レンゲツツジが咲く梅雨時の高原を巡る

長野県茅野市、諏訪市にまたがる霧ヶ峰(きりがみね)を歩いて来ました。 丘陵のような緩やかな地形をしていますが、もともとは古い世代の火山です。長年の浸食により出来たなだらかな山頂部には、いくつかの湿原帯が存在し、雪解けシーズンの到来とともに多くの花々が咲き誇ります。 梅雨の合間の僅かな晴れ間を突いて、ツツジが咲く高原を散策してきました。 2019年6月22日に旅す。
0
奥秩父エリア

甲武信ヶ岳 シャクナゲが満開の急坂と千曲川源流域の森を日帰りで縦断する

山梨県と埼玉県と長野県の三県にまたがる甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)に登りました。 奥秩父山塊の中心付近に位置し、日本最長の川である信濃川の源流となっている深山です。相当山深い場所ではあるものの、麓近くの西沢渓谷まで路線バスが乗り入れており、公共交通機関を利用したアプローチも比較的用意な山です。ただし日帰りするとなると、急登続きの険しき道と長めのコースタイムが相成り、極めてシビアな行程となります。 シャクナゲが満開を迎えたベストシーズンの奥秩父で、西沢渓谷から毛木平までを日帰りで縦断する、慌ただしき...
2
奥秩父エリア

笠取山-唐松尾山 奥秩父に連なる多摩川源流の山並み

埼玉県と山梨県にまたがる笠取山(かさとりやま)と唐松尾山(からまつおやま)に登りました。 奥秩父主脈上に連なる多摩川源流域の山並みです。周囲に人の住まう集落はほとんど存在せず、どこまでも深い幽玄なる原生林に覆われています。公共交通からは完全に見放された一帯であり、車でのアプローチが一般的です。 今回は将監峠にテント張り、一泊二日の行程で多摩川源流の山並みを縦走して来ました。 2019年4月28~29日に旅す。
2
中央本線沿線エリア

高畑山-倉岳山 秀麗な富嶽と出会える秋山山稜の山並み

山梨県大月市と上野原市またがる高畑山(たかはたけやま)と倉岳山(くらたけやま)に登りました。 中央本線の南側に連なる秋山山稜と呼ばれる山塊に属する低山です。駅から直接アプローチすることが可能な里山であり、大月市が選定した富士展望に優れた山の称号である秀麗富嶽十二景の一座でもあります。 わずかに春の気配がし始めた近場の里山を歩いてきました。 2019年3月24日に旅す。
0
中央本線沿線エリア

高川山 手軽に登れて富士展望雄大な人気の里山

山梨県都留市と大月市にまたがる高川山(たかがわやま)に登りました。 大月市が制定した富士展望に優れた山の称号である秀麗富嶽十二景に選ばれている一座です。駅から直接登ることの出来る手軽な山でありながら大変良好な富士展望が得られることもあり、近年人気が急上昇中している山です。 澄み切った冬の晴れ空のもと、近場の低山歩きを楽しんで来ました。 2018年12月15日に旅す。
2
中央本線沿線エリア

御岳昇仙峡 特別名勝の紅葉と日本一の渓谷美

山梨県甲府市にある御岳昇仙峡(みたけしょうせんきょう)を歩いて来ました。 甲府盆地の北に位置する、花崗岩の山が川に侵食されて出来た全長5kmほどの峡谷です。山梨県を代表する景勝地として知られ、文部科学省によって特別名勝に指定されています。一年を通じて多くの人が訪れる観光地であり、紅葉シーズンは特に賑わいます。 見頃を迎えたという紅葉に期待を寄せて訪問しましたが、時期的に少々フライング気味での訪問となりました。 2018年11月4日に旅す。
0
八ヶ岳エリア

南八ヶ岳縦走 赤岳から硫黄岳に至る、八ヶ岳連峰の中核部を縦断する【Day2】

山梨県と長野県にまたがる八ヶ岳連峰の南半分を縦走して来ました。 今回は縦走二日目の記録です。この日歩いた最高峰の赤岳を中心とする一帯は、八ヶ岳連峰の中でも最も標高が高く最も険しい、八ヶ岳の中核部を形成しています。 キレット小屋からスタートし、八ヶ岳中核部の名だたる山々を一挙に縦断してきました。 2018年9月24日に旅す。
0