生藤山-陣馬山 春爛漫の里山と桜のプロムナードを巡る

陣馬山から見た生藤山
東京都檜原村と神奈川県相模原市にまたがる生藤山(しょうとうさん)と陣馬山(じんばさん)に登りました。
東京都と神奈川県の境界を形成している、笹尾根の上に連なる一座です。標高1,000メートルにぎりぎり届かない背丈の里山で、春になると山中には多種多様な桜が咲きます。
小春日和の里山で、ゆるりとお花見登山をしてきました。

2020年4月6日に旅す。

生藤山は笹尾根の途中にある、標高990メートルほどの山です。陣馬山よりもさらに先にある山だと言えば、大体の位置が伝わるでしょうか。

さほど知名度があるわけでもなく、どちらかと言えばマイナーな山になろうかと思います。なにしろWINDOWSのIMEで変換されないくらいですから。先ほどから私は「なまふじやま」と打ち込んでいます。

この山にはかつて、桜のプロムナードと言う通称で呼ばれた、見事な桜並木が存在しました。
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しかし、その桜並木は近年テングス病と言う菌に侵され、今日では疎らにしか花が咲かない状態となってしまっています。復活のための取り組みが色々となされているようではありますが、まだまだその道程は遠いのが現状です

そんな訳で、プロムナードの方は少々残念な状態が続いておりますが、登山口がある鎌沢集落には、春爛漫の美しき里山の光景が広がっていました
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新緑と花に満ち溢れるこの季節は、まさに里山歩きのベストシーズンです。

申し分のない天気のもと、花盛りな近場の低山をゆるりと歩いて来ました。
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コース
生藤山の地図
鎌沢入口バス停よりスタートし、桜のプロムナードを通って生藤山へ。その後は、笹尾根縦走路にそって陣馬山まで歩きます。下山は和田バス亭へと下ります。

標準コースタイム5時間25分程の周回コースです。

1.生藤山登山 アプローチ編 電車とバスを乗り継ぎ、山間の集落鎌沢へ

6時42分 JR高尾駅
本日は土曜に出勤した分の振休を利用した平日登山です。前日の日曜日は丹沢の弘法山に登っていたので、二日連続登山でもあります。
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あまりにも天気が良かったので、ついカッとなってやってきてしまいました。後悔はしていない。

6時57分 藤野駅に到着しました。
平日とあってか、駅にはほとんど人の気配もなく閑散としていました。
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今の所、お天気の方は素晴らしいまでの快晴で、藤野名物の緑のラブレターが良く見えました。私は一度も目にしたことがありませんが、稀に開封されていることもあるらしい。
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どう見ても白いラブレターなのですが、周囲を緑に囲われていると言いたのでしょうか。

7時25分発の和田行きのバスに乗車します。待ち時間が結構あったのでコンビニに寄ろうとしたら、そもそも駅の周辺にコンビニが一軒もありませんでした。藤野は基本的に、自動車社会なんですね。
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バスは安定の貸し切り運行です。私一人のためにすまんのう。
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7時40分 鎌沢入口バス停に到着しました。終点の二つ手前のバス停になります。ここまでの運賃は260円で、スイカ・パスモに対応しています。
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2.桜が満開の鎌沢集落

バス停の脇で身支度を整えて、7時45分に行動を開始します。まずはバス通りを外れて、谷底へと下って行きます。
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桜はちょうど満開のど真ん中でした。この場所はだいたい標高350メートルほどの地点になりますが、都心部とは開花時期に1週間近くのずれが生じています。
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登山口までしばしの間、舗装道路歩きが続きます。この道路脇を流れる沢が鎌沢なのでしょうか。
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沿道には多くの桜が植えられており、お花見をしながら歩けます。おかげで舗装道路歩きのアプローチ中であっても、少しも退屈はしません。
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沢の斜面には一面の茶畑が広がっていました。神奈川県にこんな場所があったのですね。雰囲気や良しです。
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むしろ山登りなどせずとも、道沿いにお花見散歩をして歩くだけでも十分すぎるほど楽しめそうな場所です。
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道路が一部崩落していました。これはやはり、昨年猛威を振るった台風19号の爪痕なのでしょうか。
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何気ない集落の光景がいちいち画になるので、撮影が捗りすぎて中々歩みが進みません。鎌沢集落は、里山の光景が好きな人の琴線に触れまくる場所だと思います。
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前方に3つのピークが連なっているのが見えます。確証は持てませんが、一番左が茅丸で真ん中が連行峰でしょうか。位置的に生藤山はここからでは見えないと思われます。
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道の途中に県立の鎌沢駐車場があります。車でお越しの人は、ここを起点にして周回ルートを取ることが多いようです。
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駐車場を過ぎると、いよいよ道幅も狭まり山間部らしい光景となります。
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なにげに凄い勾配の坂道です。軽自動車が登ることの出来る限界に近いのではないでしょうか。
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坂の途中に熊野神社があります。日本全国のどこでも見かける、一大信仰勢力です。
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桜並木の下をどんどん登って行きます。日当たりの問題なのか、集落の中心よりも標高の高い位置にある桜の方が、先に散り始めていました。
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道路脇の崖に空いた小穴のなから、カエルの鳴き声が断続的に聞こえて来ます。姿は一切見えませんが、この穴の中に住んでいるのでしょうか。
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またしても崩落個所がありました。特に応急処理すら施されていないようですが、大丈夫なのでしょうか。
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パイプから水が流れ出ているのを見かけたので、何の疑いも持たずにゴクゴク飲んでしまいましたが、あらためて地図を見ると水場のアイコンも何もありませんな。ひょっとしてこれは、水場ではなくただの排水溝だったのでしょうか。
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その後、特にお腹が緩くなったりはしていないので、ひとまずは結果オーライという事にしておきましょうか。

大きく曲がればスリップしないそうですよ。なかなかユニークな標語ですね。
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ソメイヨシノではない桜も見ごろを迎えて、良い感じに彩を加えていました。
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これはしだれ桜でしょうか。桜に造詣が深いわけでもないので、種類まではよくわかりません。
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再び茶畑です。この付近が、鎌沢集落の中で最も標高の高い一帯となります。
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お茶の路地物販売が無いものかと周囲を探してみるも、見当りませんでした。残念。
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登山口のある県立鎌沢休憩所まで登って来ました。
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ベンチ付きの東屋がある他にトイレもあります。もっともトイレの方は、周囲に禍々しい気配を放っていたので、中は検めませんでしたが。
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8時35分 生藤山登山口に到着しました。これからようやく本題に入ろうかと言う時であるのに、ここまでの道中の光景だけで、もう既に満足しきってしまった感があります。
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ツツジも満開御礼です。これはトウゴクミツバツツジでしょうか。葉がないと良くわかりません。
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3.疎らにしか咲いていない、桜のプロムナード

登り始めからしばしの間は、竹林&杉林と言う地味山の光景が続きます。傾斜は緩く至って歩きやすい道です。
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見上げる高さの圧倒的杉林。幸いなことに、今年の花粉シーズンはもう終わっているらしく、目鼻のむず痒さは感じられません。
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谷向に見ているのは、先ほど集落の中からも見えていた連行峰でしょうか。本日の計画では、左側からグルっと回り込んで、この山のピークも踏んでいく予定です。
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傾斜が増してきて、ようやく山道らしい山道になりました。さあ、気合を入れていきましょう。
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と思った矢先に、気合を入れるまでもなくやけにあっさりと、桜のプロムナードに到着しました。
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やはり桜は全然咲いてはおりませんね。もう既に散ってしまった後のような光景ですが、そうではなくこれは病気の影響によるものです。

テングス病とは樹木の病気で、漢字で書くと天狗巣病となります。枝の一部がコブ状に膨らみ、まるで何かの巣のような見た目になってしまう事からこう呼ばれています
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樹木がテングス病になる原因は一つではありませんが、桜の場合は主にカビの一種が樹皮に取り付くことにより引き起こされます。

患部を治療することのできる薬剤は存在せず、現状では病理部分を切り落とすほかに対処方法はありません。

テングス病になった桜は発芽を阻害され、結果として花が咲かなくなります。全く咲かなくなるわけではありませんが、ポツポツと疎らにしか花を咲かせなくなります。
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それでも、何とか必死に花を咲かせようとしていました。
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花が無くなってしまった枝の先に、富士山が見えました。本来であらば、桜と富士のすばらしきコラボを見ることが出来る場所だったのでしょう。
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向かいには秋山山稜の山並み。その奥に重なるようにして連なっているのは道志山塊です。まあ、どちらもマイナーエリアですな。
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向かいの山腹に、東京電力八ツ沢発電所の送水パイプが並んでいるのが見えます。四方津駅の近くにある大野貯水池から水を引いている、日本国内でも最古参の世代に属する水力発電所です。
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プロムナードの端に軍刀利神社(ぐんだりじんじゃ)があります。
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本宮と元宮がそれぞれこことは別の場所に存在しますが、となるとこれはいったい何宮なのでしょうか。

4.生藤山登山 登頂編 三国国境を越えて頂を目指す

行動を再開しましょう。目指す生藤山は笹尾根と呼ばれる尾根上にあるピークです。名前通りに、熊笹の姿が目立ち始めました。
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今度は文句なしに満開の桜が出迎えてくれました。
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これは豆桜でしょうか。ソメイヨシノとは違い、テングス病には強い種類であるようです。
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登山道から少し外れた場所に、甘草水なる水場があります。大した距離ではないので立ち寄って行きます。
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水場は森の中にひっそりとありました。
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甘草水は日本武尊に因んだ伝説が残る場所です。

東征の際にこの三国山を越えようとした日本武尊の一行は、水も無く喉の渇きに苦しんでいたが、岩を鉾でたたいたら水が出て、飲んでみたら甘かったのだとか。

本当に甘いのか試しに飲んでみたい所ですが、飲料に適さないとのことです。水の音は確かに聞こえるものの、今の季節は水量が少ないのか、パイプからは一切出ていませんでした。
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登山道は相変わらず緩やかな傾斜のまま続いています。歩きやすくて良いのですが、最後になって一気に取り返しに来たりはしませんよね。
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軍刀利神社奥の院方面からの登山道を合流します。生藤山の山頂に最短で立ちたい場合は、こちら側から登ってくるのが最も近いです。
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結局、最後まで緩い道のまま、山頂らしき場所が見えて来ました。
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10時10分 三国山に登頂しました。笹尾根上のピークの一つであり、その名の通り甲斐、武蔵、相模の三国国境となっている場所です。
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山頂の様子
広々としたスペースがあり、ベンチも複数用意されています。眺望は一切ありません。
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生藤山は、ここから10分とかからない距離にあります。もうすぐそこなので、休憩は取らずにこのまま山頂へと向かいます。
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山頂を迂回する巻き道も存在しますが、ここまで来ておいてピークハントしない理由はありません。という事で、山頂方面へ進みます。
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なお、生藤山の山頂直下は岩場になっています。ここは手もフルに使ってよじ登ります。
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10時20分 生藤山に登頂しました。
山頂直下の岩場を除けば、全般的に緩やかでとても歩きやすい道程でありました。
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山頂の様子
あまり広くはない空間にベンチが三つあります。三国山の方がずっと広いしテーブルもあるので、休憩するのであればあちらでとった方が良いかと思います。
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樹木に囲われていて展望は殆どありませんが、一応は富士山が見えます。この季節特有の霞の影響か、かなり薄っすらとしか見えなくなってしまいました。
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遠く彼方にこれまた薄っすらと、奥多摩の三頭山(1,531m)の姿が見えました。笹尾根はあの山に端を発しており、陣馬山を経て高尾山までずっとつながっています。
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5.地味な笹尾根を歩き、八王子市の最高峰、醍醐丸を目指す

10時30分 行動を再開します。このまま笹尾根縦走路を進み、陣馬山を目指します。
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生藤山の山頂付近は割と険しい山容です。両側が切れ落ちている場所もあるので慎重に行きましょう。
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痩せ尾根地帯を突破すると、再び緩やかに登って降りてを繰り返す道に戻ります。
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続いて茅丸というピークが現れました。巻き道もありますが、先を急ぐ旅でもないのでピークハントしていきましょう。
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登り始めると、割とあっけなく山頂に到着しました。
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標高は1,019メートルあり、何気に生藤山よりも少し高い場所です。
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遠目には生藤山も茅丸も一つ山のように見えるので、実質的にはここが生藤山の山頂のようなものとも言えます。

登った後に待っているのは当然下りです。結構急なうえに、乾燥してパサパサ状態の土は滑りやすく、地味に神経を使います。
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新緑前線は未だ尾根の上にまで到達していていないらしく、冬枯れの殺風景が広がっていました。
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再び緩やかに登り返します。
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11時 連行峰を通過します。鎌沢から真正面に見えていた山ですね。
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地図には連行峰とありますが、道標は連行山となっていますね。はて、どちらが正しい名称なのでしょう。
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ここで正面に見えてきたのが、八王子市最高峰の肩書を持つ醍醐山です。登っても特に良いことは無い地味山ですが、一応は寄っていきます。何故ならば、そこに最高峰があるからです。
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山の神と呼ばれる地点まで下って来ました。連行峰と醍醐丸との間の鞍部にあたる場所です。もう歩くのに飽きたと言う方は、ここから和田へエスケープすることも出来ます。
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陣馬山の山頂部が見えて来ました。草原状になっているため、この山は遠くからでも分かり易い。
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足元に鎌沢の集落が見えます。本日のコースは、スタート地点を中心にぐるりと時計回りに歩いているため、最終的にはまたこの谷底へと下りて行くことになります。
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巻き道への分岐を見送って、醍醐丸本体へとアタックを開始します。
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この登り返しが地味に大きめです。だてに八王子最高峰を名乗ってはいませんな。侮れない防御力です。
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やがて地味極まりない頂上らしき場所へと辿り着きました。
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11時50分 醍醐丸に登頂しました。ご覧の通り展望もなにもない場所です。
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どうしても八王子市の最高地点を踏んでみたいと言う人以外は、登っても特に良いことは無いと思います。
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6.縦走最後の山、陣馬山へ

これで残るはあと一座です。陣馬山へと向かいましょう。まずは和田峠に向かって下って行きます。
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この下りがまた結構長かったりするのですが、見所に乏しい単調な道なので省略します。という事で、場面は一気に飛んで林道まで下って来ました。
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この林道は醍醐線と呼ばれているもので、和田峠へと通じている裏道です。一般車は通行出来ませんが、マウンテンバイカー達にそこそこ人気のあるダートであるそうです。
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12時25分 和田峠に到着しました。甲州街道の裏道的存在である陣馬街道の峠で、標高は690メートルあります。
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高尾から車でここを越えて相模湖方面へ抜けることも出来はしますが、陣馬街道はすれ違いも困難な狭隘な道であり、抜け道としての価値はほとんどないと思います。

陣馬山に向けて最後登りです。張り切って行ってみよう。
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実のところ、二日連続登山の疲労のせいか既にバテ気味で、もはや少しも張り切ってなどはいませんでしたが、何とか自身を鼓舞して足を前へと繰り出します。

ちなみに、和田峠から陣馬山への登りは、基本的に最初から最後まですべて階段です。かっ、勘弁してください・・・
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この時の私はよほど辛そうな表情を浮かべていたらしく、小学生くらいの男の子に、すれ違いざまに「頑張ってください」と励まされてしまいました。

幸いなことに、この階段地獄はそこまで長くは続きません。やがて頭上が開けて来ました。
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陣馬山のシンボルである、馬の後ろ姿が見えました。やっと着いたあ。
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12時50分 陣馬山に登頂しました。ちょっとした寄り道くらいのつもりだったのが、よもやこんな疲労困憊しようとは情けなや。
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振り返ると、ここまで歩いて来た尾根を一望できました。
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そして、中央左に見えているこのドッシリとした山が生藤山なのだろうとずっと思いこんでいたのですが、実はあれは連行峰でした。

生藤山は、そのさらに左奥にちょこっと見えているやつです。存在感ゼロですね。

富士山はすっかり霞んでしまい、全く見えない状態になっていました。
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7.生藤山登山 下山編 春真っ盛りの和田集落へ

13時30分 山頂で少々ぐったりとし過ぎてしまいました。帰りのバス時間に間に合うか少々怪しくなってきたので、足早に下山を開始します。
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このまま直接藤野駅まで歩くルートも存在しますが、本日はもう既に歩くのはお腹いっぱいな気分だったので、素直に山頂から最寄りの和田バス停を目指します。

そして和田方面からの登山道もまた、階段地獄な道でありました。どこから登っても鉄壁の布陣の山ですね。
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階段地獄はさほど長くは続かず、すぐに緩やかな傾斜の道に変わりました。
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宣言した通り、分岐を和田方面へと進みます。
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急坂もなくとても歩きやすい道です。枯れ葉を踏みしだきながら、テンポよく下って行きます。
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草むらに気配を感じて振り向いたら、ヤマドリがいました。ヤマドリは尾が長いのが特徴なのですが、ちょうど草に隠れてしまってよく見えませんでした。
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再び花が満開御礼状態の集落へと下って来ました。
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ミツマタがまだ咲いていました。独特の強い芳香が周囲に立ち込めます。
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いろんな種類の花が同時に咲いており、まさに百花繚乱状態です。うーん、春ですねえ。
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集落の中に出てからも、バス停まではもうひと道あります。基本的に一本道なので、道なりに下ってゆけば良いだけです。
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これまた見事な桜です。この和田集落には、全般的にお屋敷風の立派な建物が多いように感じられます。
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鎌沢を歩いている時にも散々思ったことですが、今の季節は山に登るよりも、花満開の集落の中を散歩してまわる方が、よほど楽しいのではないかと言う気がします。
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そして、ゴールの和田バス停が一向に見えて来ません。あれ、ひょっとして通り過ぎてしまったとか?
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などと心配していたら、前方にちょうど良いタイミングでバスがやってくるのが見えました。これから、帰路の私を運んでくれる予定の便です。
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14時40分 和田バス停に到着しました。まるで待ち構えていたかのようなグッドタイミングでやって来たバスへと乗り込み、帰宅の途に付きました。
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春の里山を巡る登山は、こうして大満足の内に幕を閉じました。桜のプロムナードの方は少々残念な状態ではありましたが、登山口に広がっていた花咲く里山の光景は、文句なしに素晴らしものでありました。
普段はあまり注目を集めることのない地味めな山である生藤山ですが、是非とも桜のシーズンに訪れててほしい山です。シーズン中の週末になると、それなりに混みあう事もあるようなので、穴場の平日を狙って行くのも、一つの手として良のかもしれません。
いずれにせよ、春の生藤山はあらゆる人に自信をもってオススメします。

<コースタイム>
鎌沢入口BS(7:45)-生藤山登山口(8:35)-桜のプロムナード(9:05~9:15)-天草水(9:50)-三国山(10:10)-生藤山(10:20~10:30)-茅丸(10:45)-連行峰(11:00)-醍醐丸(11:50)-和田峠(12:25)-陣馬山(12:50~13:30)-和田BS(14:40)

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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