山梨県

甲斐南部エリア

山伏-八紘嶺 大谷崩れと秘境オクシズを見下ろす大展望

静岡県静岡市と山梨県早川町にまたがる山伏(やんぶし)と八紘嶺(はっこうれい)に登りました。 安倍奥と呼ばれる、安部川の源流域に立つ急峻な山です。この2座は尾根で繋がっていて縦走が可能で、ほぼ中間地点には日本三大崩れのひとつとされる、大谷崩(おおやくずれ)の崩落地が横たわっています。暴れ川として名高い安倍川源流部の荒々しき光景です。 山伏の山頂近くにある避難小屋で1泊し、オクシズの深山を巡り歩いて来ました。 2024年5月17~18日に旅す。
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中央本線沿線エリア

扇山-百蔵山 ヤマツツジが満開の手軽な秀麗富嶽縦走登山

山梨県大月市にある扇山(おうぎやま)および百蔵山(ももくらやま)に登りました。 2座共に桂川の北側に連なり、大月市の制定した秀麗富嶽十二景に選ばれています。鳥沢駅から猿橋駅へとつなげる手軽な縦走登山コースとして人気があり、特にヤマツツジが咲く5月上旬から中旬ごろにかけて多くの登山者が訪れます。 ゴールデンウィークの人気の山の混雑を避けて、近場の山をゆるりと巡って来ました。 2024年5月5日に旅す。
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中央本線沿線エリア

御前山 桂川沿いに立ち並ぶ4座の御前山を巡る

山梨県上野原市にある鶴島御前山(つるしまごぜんやま)、栃穴御前山(とちあなごぜんやま)、四方津御前山(しおつごぜんやま)および綱之上御前山(つなのうえごぜんやま)に登りました。 いずれも上野原市内の桂川沿いにある低山で、戦国時代にはリレー形式の烽火台が設置されていました。現在ではあまり歩く人は多くはなく、半ば藪に覆われひっそりとした山々です。 ゴールデンウィークの喧騒を避けて、近場で御前山巡りをしてきました。 2024年5月3日に旅す。
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中央本線沿線エリア

坪山-三ッ森北峰-権現山 ヒカゲツツジが咲く花の山と隠れた富士山の好展望地を巡る

山梨県上野原市にある坪山(つぼやま)、上野原市と大月市にまたがる三ッ森北峰(みつもりほっぽう)および権現山(ごんげんやま)に登りました。 東京都と山梨県の境界を形成する笹尾根の南側に連なる、権現山稜とよばれる山域を巡る行程です。坪山はイワカガミやヒカゲツツジが咲く花の山としてしられており、シーズン中にはそこそこの賑わいを見せます。一方で三ッ森北峰や権現山を訪れる登山者は極めて少なく、人影もまばらな静かな山域となっています。 終わりかけギリギリのヒカゲツツジを鑑賞しつつ、マイナーエリアの山々を巡っ...
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中央本線沿線エリア

日影雁ヶ腹摺山-達沢山 知られざる4つ目の雁ヶ腹摺山と笛吹桃源郷を巡る

山梨県甲州市にある日影雁ヶ腹摺山(ひかげがんがはらすりやま)と笛吹市にある達沢山(たつざわやま)に登りました。 笹子峠の近くに立ち、渡り鳥である雁(がん)にちなんだ名前を持つ山です。大月市に存在する3座の雁ヶ腹摺山は、登山者にはそれなりに名前を知られている存在ですが、4座目の雁ヶ腹摺山が存在することはほとんど知られていません。 甲斐大和駅から道なき急登の尾根を辿り、笛吹桃源郷まで抜けるロングルートを歩いて来ました。 2024年4月10日に旅す。
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4月

森山 東海自然歩道のミツマタの名所、上徳間黄金街道を巡る

山梨県南部町にあるおよび森山(もりやま)に登りました。 甲斐南部の富士川の流域に立ち、登山の対象としてはほぼ無名に等しいマイナーな山です。東海自然歩道のルートに隣接した場所にあり、すぐ近くに上徳間黄金街道という通称で呼ばれているミツマタの群生地が存在します。 人の気配が全く感じられないようなマイナーエリアの山奥に待っていたのは、想像をはるかに上回る黄金の道でした。 2024年4月2日に旅す。
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奥秩父エリア

小楢山 薄っすらと雪化粧した牧丘の里山の父恋し路と母恋し路

山梨県山梨市になる小楢山(こならやま)に登りました。 甲府盆地北東部の奥秩父主脈前衛部に位置する、麓にブドウ畑が広がる里山です。標高1,500メートル地点の焼山峠からスタートすれば簡単に登れる山ですが、麓の牧丘地区から直接登るルートも存在し、父恋し路と母恋し路と呼ばれています。 薄っすらと雪の積もった、甲府盆地を見下ろす絶景の山を満喫してきました。 2024年3月3日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

節刀ヶ岳-鬼ヶ岳 富士山を目に前に望む、雪の御坂山地を巡る

山梨県笛吹市にある節刀ヶ岳(せっとがたけ)および笛吹市と河口湖町にまたがる鬼ヶ岳(おにがたけ)に登りました。 甲府盆地と富士山麓との間に連なる御坂山地(みさかさんち)に属している山です。富士山と直接向かい合う立地にあり、大変展望の良い山なのですが、何故かあまり訪れる登山者は多くなくマイナーな山域となっています。 寒波の到来でまとまった量の積雪があった週末に、白く染まった御坂山地を巡って来ました。 2024年2月12日に旅す。
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中央本線沿線エリア

聖武連山-能岳-八重山 上野原の富士展望の里山を巡る

山梨県上野原市にある聖武連山(しょうむれやま)、能岳(のうだけ)および八重山(やえやま)に登りました。 桂川の支流である鶴川に沿って、上野原市の市街地と笹尾根の間に並んでいる低山群です。駅からも近く手軽に登れる山で、富士展望にも優れたハイキンコースが整備されています。 とても12月とは思えないようなポカポカ陽気の中、近場の低山をゆるりと巡って来ました。 2023年12月10日に旅す。
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丹沢エリア

不老山-三国山 西丹沢の果ての地で手作りの道標と富士箱根トレイルを巡る

神奈川県山北町にある不老山(ふろうざん)から、静岡県小山町および山梨県山中湖村にまたがる三国山(みくにさん)までを縦走しました。 西丹沢の端に連なり、神奈川県、静岡県および山梨県の三県境界を形成している三国山稜(みくにさんりょう)の稜線を辿る行程です。三国山稜の稜線上には富士箱根トレイルと呼ばれる登山道が整備されており、その名の通りにコース上の様々な場所から富士山を望みつつ歩くことが出来ます。 加齢による衰えに少しでも抗うべく、県境の山々を横断するロングコースを歩いて来ました。 2023年11月...
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中央本線沿線エリア

ふんどし山-丸山 笹尾根の傍らにひっそり立つ静かなる里山

山梨県上野原市にあるふんどし山と丸山(まるやま)登りました。 東京都と山梨県の境界に連なる笹尾根の隣に立つ、名前のインパクト以上の出来事は何も起こらない素朴な里山です。付近にはかつて上野原と小菅村を結んでいた西原古道が通っており、昔ながらの山村の光景が今なお残る小集落が点在しています。 変な名前の里山を巡りつつ、ついでに笹尾根を越える道を歩いて来ました。 2023年11月12日に旅す。
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中央本線沿線エリア

二十六夜山-高柄山 秋山川の流域に立つ二つの山梨百名山を巡る

山梨県上野原市にある二十六夜山(にじゅうろくやさん)と高柄山(たかつかやま)に登りました。 どちらの山も山梨県東部の神奈川県との境界に近い、桂川(相模川)支流の秋山川流域に立つ山です。秋山地区は秋山山稜と道志山塊に挟まれた川沿いの狭隘な集落で、桂川流域と行き来するための峠越えの道が古くから数多く存在しています。 秋山川の両側に立つ、甲斐東部の二つの山梨百名山を巡って来ました。 2023年11月4日に旅す。
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南アルプス

笊ヶ岳 難関の白峰南嶺の主峰へと挑む山梨百名山完結編

山梨県早川町と静岡県静岡市にまたがる笊ヶ岳(ざるがたけ)に登りました。 白峰南嶺と呼ばれる、白根三山の間ノ岳より南に向かって伸びる尾根上にある、特徴的な姿をした双耳峰です。山頂付近はハイマツ帯になっていて展望が良く、山梨百名山と日本二百名山にも選ばれています。最も一般的な登山口である老平からの標高差は2,300メートルにも及び、容易には登ることの出来ない難関の山として名を馳せています。 苦難の末に辿り着いた山頂で待っていたのは、感動的な夜明けの光景でした。 2023年10月29~30日に旅す。
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奥秩父エリア

大菩薩嶺 水源の森の紅葉と、古の青梅街道を辿る丹波大菩薩道

山梨県甲州市と丹波山村にまたがる大菩薩嶺(だいぼさつれい)に登りました。 甲府盆地の北東に位置し、多摩川水系と富士川水系(笛吹川)の分水嶺となっている山です。標高2,000メートルを超える山ながらも、比較的簡単に登ることが可能なことから非常に人気が高く、特に紅葉シーズ中は大混雑します。 そんな人気の山でも比較的歩く人が少ない古道、丹波大菩薩道を巡って来ました。 2023年10月22日に旅す。
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奥秩父エリア

三宝山 雁坂峠越えの古道、秩父往還を歩き埼玉県最高峰を目指す

埼玉県秩父市と長野県川上村にまたがる三宝山(さんぽうざん)に登りました。 荒川の源流域に立つ埼玉県の最高峰です。山頂には展望がなく、奥秩父の主要な縦走路上からも外れていることから、訪れる人の疎らな静かな山です。この山単体で登られることはほぼなく、甲武信ヶ岳と合わせて登る人が大半です。 最短ルートとなる長野県側からではなく、あえて埼玉県の秩父側からアプロ―チして、彩の国の最高峰に登って来ました。 2023年9月17~18日に旅す。
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南アルプス

アサヨ峰 早川尾根から望む南アルプス北部の大展望

山梨県南アルプス市と北杜市にまたがるアサヨ峰(あさよみね)に登りました。 甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山の間に連なる早川尾根上にあるピークで、山梨百名山にも選ばれている一座です。南アルプス北部一帯の山の中でも、歩く人の数は少なく静かなる頂です。ほぼ無名に等しいマイナーな山ながらも、周囲を名だたる名峰に取り囲まれた立地にあるため、山頂からの眺めは圧巻です。 早川尾根小屋にテントを張り、広河原から往復して登って来ました。 2023年8月26~27日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

富士山 夜通し登る弾丸登山で山頂からご来光を拝む

静岡県と山梨県にまたがる富士山(ふじさん)に登りました。 言わずとも知れた標高日本一の山です。夏の始め頃まで残雪が残る富士山の登山シーズンは非常に短く、7月頭から9月の中旬ごろまでとなります。この短いシーズン中に数多くの登山者や観光客が押し寄せ、登山道は毎年大混雑します。中でもご来光見物を目的に夜通しで登る、いわゆる弾丸登山と呼ばれる山行を行う人は多く存在し、様々な問題も発生しています。 大混雑するのは承知のうえで、晴れの週末に弾丸登山スタイルで登って来ました。 2023年7月29~30日に旅す...
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南アルプス

笹山 白峰南嶺に静かに佇む難関の山梨百名山

山梨県早川町と静岡県静岡市の境界にまたがる笹山(ささやま)に登りました。 白根三山の間ノ岳より南に向かって伸びる白峰南嶺と呼ばれる尾根上にあり、山梨百名山にも選ばれている一座です。別名で黒河内岳(くろうごうちだけ)とも呼ばれています。かつては近づくことすら容易ではない人影疎らな深山でしたが、近年では奈良田からの登山道が整備されて、格段に登りやすい山となりました。 健脚な人ならば日帰りも可能ですが、無理はせずにテントを担いで一泊二日の行程で登って来ました。 2023年7月16~17日に旅す。
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奥秩父エリア

ハンゼの頭-倉掛山 ヤマツツジが満開の三窪高原を縦断する

山梨県甲州市と山梨市の境界に連なる、ハンゼの頭から倉掛山(くらかけやま)までを歩いて来ました。 三窪高原と呼ばれる、青梅街道最高地点である柳生峠の西側に連なる尾根上を辿る行程です。防火帯として伐採され頭上が開けた尾根道が続いており、ヤマツツジの群生地となっています。このルートを歩く登山者は極めてまれで、殆ど人とすれ違う事のない静かな山域です。 ヤマツツジが爆発的に咲き誇る、ベストシーズンの三窪高原を巡って来ました。 2023年6月10日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

倉見山 富士八景の里山とクマガイソウ群生地を巡る

山梨県都留市と西桂町にまたがる倉見山(くらみやま)に登りました。 河口湖から大月に向かって流れ下る、桂川沿いのすぐ傍らに立つ里山です。富士展望に優れた山であるものの、近隣にある三つ峠や杓子山と比べると人気知名度共に低いマイナーな存在です。山の麓に絶滅危惧種の希少な花であるクマガイソウの群生地があり、4月の下旬から5月の上旬頃にかけて見頃を迎えます。 ゴールデンウィークの人気の山の喧騒を避けて、近場のマイナーな山を巡って来ました。 2023年5月3日に旅す。
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総集編

秀麗富嶽十二景 富士の眺めが日本一美しいまち大月市の山々

秀麗富嶽十二景(しゅうれいふがくじゅうにけい)は、山梨県大月市が市域の山頂から望む美しい富士山を市のシンボルとするために選定され、平成4年に公布した山々です。全部で20座あります。
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奥秩父エリア

小倉山-高芝山-鈴庫山 三窪高原の前衛に連なる静かな尾根を巡る

山梨県甲州市にある小倉山(おぐらやま)、高芝山(たかしばやま)および鈴庫山(すずくらやま)に登りました。 何れも柳沢峠の西側に広がる三窪高原の前衛部に位置している極めてマイナーな山々です。中でも高芝山に至る一般登山道は存在せず、いわゆるバリエーションルートのみの山です。登山の対象としては無名に等しい存在ですが、防火帯からの眺めがよく、春にはミツバツツジが花を咲かせます。 さほどの深い考えも無しに訪れた破線ルートで待っていたのは、思った以上に歯ごたえのある険路でした。 2023年4月16日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

三つ峠 桜が満開の新倉山浅間公園と河口湖畔を巡る

山梨県都留市、西桂町、富士河口湖町にまたがる三つ峠(みつとうげ)に登りました。 その名の通り三つの頂を持つ山で、最高峰の名前を開運山(1,785m)といいます。富士山の展望に優れ、普段から登山者に人気の高い山です。この三つ峠の前衛に位置する新倉山浅間公園は桜の名所として名高く、開花シーズンには多くの観光客が押し寄せます。 人混みに揉まれつつ、桜が満開の河口湖町を巡って来ました。 2023年4月9日に旅す。
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中央本線沿線エリア

真木お伊勢山-花咲山 桜が満開の里山を巡る、秀麗富嶽十二景完結編

山梨県大月市にある真木お伊勢山(まぎおいせやま)と花咲山(はなさきやま)に登りました。 お伊勢山は山と言うよりは真木集落の外れにある小さな丘といった佇まいの場所で、約3,000本もの桜が咲く花見の名所です。大月市が制定した、富士山展望に優れた山の称号である秀麗富嶽十二景にも選ばれています。 例年よりも1週間以上前倒しに桜が満開となった、春爛漫の里山を巡って来ました。 2023年4月1日に旅す。
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3月

篠井山 輪行で行く、富士川を見下ろす信仰の山と秘湯奥山温泉

山梨県南部町にある篠井山(しのいさん)に登りました。 甲斐南部の富士川の辺に立つ山です。山梨県と静岡県の県境である安倍東稜の主稜線からは少し外れた位置にあり、半ば独立峰的な姿をしていることから、麓から見た際にかなり目を引く存在です。古くから豊穣の神として崇められてきた信仰の山であり、山梨百名山にも選ばれています。 遠路はるばる折りたたみ自転車を持ちこんで、秘湯と名高い奥山温泉とともに巡って来ました。 2023年3月30日に旅す。
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八ヶ岳エリア

権現岳 急登の先に広がる冬期南八ヶ岳からの大展望

山梨県北杜市と長野県富士見町にまたがる権現岳(ごんげんだけ)に登りました。 八ヶ岳連峰の南部に位置している岩峰です。街道筋からの距離が近く比較的アクセスが容易であることから、冬期にも良く登られている山です。八ヶ岳の南端付近にある山の中では最も標高が高いため、山頂からは全方位に展望が開けています。 三ツ頭の急登を乗り越えて、白一色に染まった南八ヶ岳の大展望を満喫してきました。 2023年2月26日に旅す。
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奥秩父エリア

要害山-兜山-大蔵経寺山 甲府盆地の北に立ち並ぶ山梨百名山を巡る

山梨県甲府市および笛吹市にまたがる要害山(よがいさん)、兜山(かぶとやま)および大蔵経寺山(だいぞうきょうじやま)に登りました。 甲府市街地の北側に連なっている、奥秩父山地前衛にあたる標高1,000メートル未満の低山の連なりです。里に近い山域であるが故に古くから人との係りが深く、山中には城址や古刹が点在しています。 山梨百名山の一石三鳥を狙って訪れた先で待っていたのは、思いもよらぬ道迷いの連続でした。 2022年12月25日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

新道峠-御坂黒岳 極寒のfujiyamaツインテラスから望む展望

山梨県笛吹市と富士河口湖町の境界にある新道峠(しんどうとうげ)と黒岳(くろだけ)に登りました。 新道峠は富士山を望む御坂山地の尾根上にある峠です。笛吹市によって2022年7月31日にfujiyamaツインテラスというウッドデッキが整備されました。送迎バスを利用すると徒歩5分少々で到達することが可能で、誰でも手軽に訪問出来る富士展望スポットとして人気を集めています。ただしこの峠への訪問が手軽なのは、あくまでも送迎バスの運行期間中に限られます。 バスの運行期間が終了した後の極寒のfujiyamaツイ...
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奥秩父エリア

太刀岡山-黒富士-曲岳 黒富士火山群の山梨百名山を巡る縦走登山

山梨県甲府市、甲斐市および北杜市にまたがる、太刀岡山(たちおかやま)、黒富士(くろふじ)および曲岳(まがりだけ)に登りました。 奥秩父山塊の南西部に位置する、今から約100万年前から50万年前頃に活動していた古い時代の火山です。現在では浸食による開析が進んでいくつかの小ピークに分離しており、黒富士火山群と呼ばれています。隣接していて尾根で繋がっているピークであるため、縦走して一日で3座を巡ることも十分に可能です。 山梨百名山の一石三鳥を狙って訪れた山で待っていたのは、思ってもいなかった急登続きの...
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南アルプス

富士見山 紅葉真っ盛りな錦秋の南アルプス前衛の山を巡る

山梨県身延町と早川町にまたがる富士見山(ふじみやま)に登りました。 富士川と早川の間に挟まれるようにして立つ、南アルプス前衛の山です。名前の割には特別富士展望に優れているわけでもなく、訪れる登山者は少ない極めてマイナーな山です。普段は地味な山ながらも、山の中腹より上の一帯が広葉樹林に覆われているため、紅葉シーズに限定で華やかなる光景を見せてくれます。 紅葉が見頃を迎えた静かなる山を巡って来ました。 2022年11月6日に旅す。
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甲斐南部エリア

十枚山 安倍東稜から望む甲斐南部の大展望

山梨県南部町と静岡県静岡市にまたがる十枚山(じゅうまいさん)に登りました。 安倍東稜と呼ばれる、安倍川の東に連なる尾根上にある二つの頂を持った双耳峰です。山梨百名山にも選ばれている好展望の山で、あまり歩く人のいない安倍東稜の山の中では比較的多く登られている山です。 安倍川沿いの六郎木から富士川沿いの内船駅まで、安倍東稜を越えてゆく長き道程を歩いて来ました。 2022年11月3日に旅す。
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南アルプス

小太郎山-北岳 小太郎尾根から望む南アルプス北部の大展望

山梨県南アルプス市にある小太郎山(こたろうやま)と、ついでに北岳(きただけ)に登りました。 北岳から北に向かって伸びる小太郎尾根上にある、標高2,725メートルのピークです。周囲を南アルプスの名だたる名峰に囲われており、北岳を始めとする山々の格好の展望台となっています。 山梨百名山にも選ばれている一座ですが、主要な登山ルート上からは外れた位置にあるため、訪れる登山者は極めて少ない静かなる頂です。 冬の到来を目前に控えた、晩秋の南アルプスの大展望を満喫してきました。 2022年10月29日~30日...
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南アルプス

鋸岳 釜無川の奥地に鎮座する、山梨百名山最難関の呼び声高き岩峰

山梨県北杜市と長野県伊那市にまたがる鋸岳(のこぎりだけ)に登りました。 赤石山脈(南アルプス)北端付近にあり甲斐駒ヶ岳に隣接している山です。名前通りの鋸の歯のようにギザギザした峻厳な山容をもち、長めのコースタイムと不明瞭な道も相成って難易度の高い山と見なされています。日本二百名山と山梨百名山にも選ばれている一座ですが、訪れる登山者の数はあまり多くはなく静かな山域となっています。 鋸岳の登山ルートの中では最も難易度が低いとされている釜無川ゲートから、山梨百名山最難関と言われる山に登って来ました 2...
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南アルプス

甘利山-千頭星山 南アルプスの前衛部に連なる韮崎の裏山

山梨県韮崎市と南アルプス市にまたがる甘利山(あまりやま)と千頭星山(せんとうぼしやま)に登りました。 鳳凰三山の手前に連なる南アルプス前衛の山です。韮崎の裏山とでもいうべき立地にあり、富士展望にも優れています。どちらも山梨百名山に選ばれており、隣接しているため2座まとめて登るのが一般的です。 過去の訪問時に取りこぼしてしまっていた千頭星山の登頂を回収すべく、甲府盆地へと繰り出して来ました。 2022年9月4日に旅す。
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丹沢エリア

鳥ノ胸山 輪行で行く道志村に立つ裏丹沢の山

山梨県道志村にある鳥ノ胸山(とんのむねやま)に登りました。 丹沢山地の北の外れに位置している山で、国道413号(道志みち)の傍らに立っています。道の駅どうしから比較的手軽に登れて、山頂からは良好な富士展望が得られることから人気の高い山です。山梨百名山にも選ばれている一座です。ただしこの山が手軽なのは、あくまで車などの移動手段を持っている人に限られます。 富士急線の富士山駅まで輪行して、山中湖側から自転車によるアプローチで登って来ました。 2022年8月27日に旅す。
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奥秩父エリア

黒金山 秩父往還の傍らにひっそりと佇む、奥秩父主脈の展望台

山梨県山梨市にある黒金山(くろがねやま)に登りました。 甲府と秩父地方を結ぶ秩父往還(現在の国道140号線)の傍らにに立つ、奥秩父前衛の山の一つです。山梨百名山に名を連ねている一座ですが、隣接する乾徳山や景勝地として名高い西沢渓谷と比べて知名度が低く、ほとんど注目されることの無い静かなる頂きです。 麓の青笹集落から登る破線ルートを辿り、地味で静かな奥秩父のマイナーピークを訪問してきました。 2022年8月11日に旅す。
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南アルプス

山伏 ヤナギランが満開の夏の安倍奥最高峰を巡る

山梨県早川町と静岡県静岡市にまたがる山伏(やんぶし)に登りました。 安倍奥と呼ばれる、安部川の源流に連なる山域の最高峰です。山梨百名山に名を連ねている一座ですが、山梨県側からアクセスする井川雨畑林道は長らく通行止めの状態が続いており、現状は静岡県側からしかアクセスすることが出来ません。 シカの食害によりその数は激減してしまっているもの、山頂にヤナギランの群生地が存在し、真夏に見頃を迎えます。 夏真っ盛りの静岡市の秘境オクシズに立つ深山を巡って来ました。 2022年7月31日に旅す。
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南アルプス

源氏山-櫛形山 富士川西岸に連なる南アルプス前衛の静かなる山々を巡る

山梨県富士川にある源氏山(げんじやま)と櫛形山(くしがたやま)に登りました。 どちらも富士川沿いの南アルプス(赤石山脈)の前衛に連なる山で、山梨百名山に選ばれています。櫛形山はその名の通りに櫛のようなシルエットの山容が甲府盆地からも良く見えて、古くから花の名峰として親しまれてきた存在です。一方の源氏山は外見的特長に乏しく、ほとんどその存在自体を知られていない地味で静かなる一座です。 アクセス困難な地に立つ山梨百名山2座を、一挙に巡り歩いて来ました。 2022年7月18日に旅す。
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奥秩父エリア

横尾山 輪行で行く、レンゲツツジが咲く奥秩父西端の山

山梨県北杜市と長野川上村にまたがる横尾山(よこおやま)に登りました。 奥秩父山地西の外れの、八ヶ岳山麓の高原地帯との境界付近に位置する山です。東西に長い尾根を引く放牧的な山容をしており、6月の中旬から下旬ごろにかけて、カヤトの広がる山腹にレンゲツツジが花を咲かせます。 折り畳み自転車と言う新たなる山道具(?)を引っ提げて、信州峠から県境の山に登って来ました。 2022年6月14日に旅す。
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奥秩父エリア

小川山 シャクナゲと苔生す幽境なる森が広がる裏瑞牆の深山

山梨県北杜市と長野県川上村にまたがる小川山(おがわやま)に登りました。 裏瑞牆と呼ばれる瑞牆山の背後に位置し、花崗岩からなる岩稜帯と、いかにも奥秩父らしい苔生す森に覆われている深山です。クライミングの対象として知名度のある山ですが、登山の対象としてはまったくメジャーではなく、ほとんど登る人はいない静かなる山域となっています。 シャクナゲが咲く季節を狙い、長野県側の廻り目平から山梨県の瑞牆山荘へと抜ける、縦断コースを歩きて来ました。 2022年6月4日に旅す。
4
奥秩父エリア

鶏冠山 笛吹川源流に屹立する、山梨百名山最恐の呼び声高き岩峰

山梨県山梨市にある鶏冠山(とさかやま)に登りました。 奥秩父山地のほぼ中央付近に位置している、笛吹川の源流部に立つ岩峰です。その名の通り鶏の鶏冠を思わせるような険しい山容を持ち、付近からはたいへん目を引く存在です。山頂に通じる一般登山道は存在せず、難易度の高い危険な山であると見なされています。 山梨百名山最恐と呼ばれる山で待っていたのは、前評判に違わぬ高度感抜群の岩稜でした。 2022年5月29日に旅す。
6
奥秩父エリア

源次郎岳-棚横手山 静かなる日川尾根の大菩薩嶺前衛の山並みを巡る

山梨県甲州市にある源次郎岳(げんじろうだけ)と棚横手山(たなよこてやま)に登りました。 大菩薩嶺の前衛に連なる日川尾根から派生した枝尾根上に位置している山です。どちらも山梨百名山に名を連ねていますが、大菩薩嶺周辺の賑わいと比べ、訪れる登山者は極めて少ない静かな山域です。山頂は大きく視界が開けており、甲府盆地や奥秩父の山並みを広く見晴らすことが出来ます。 ゴールデンウィーク中の喧騒を避けて、通好みの小粒の山で静かな山行きを楽しんで来ました。 2022年4月30日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

大栃山-釈迦ヶ岳-黒岳 春爛漫の笛吹桃源郷と御坂山地の山々を巡る

山梨県笛吹市にある大栃山(おおとちやま)、釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)および黒岳(くろだけ)に登りました。 何れも甲府盆地の南に連なる御坂山地に属している山です。御坂山地の山麓に位置する笛吹市は桃の生産量を日本一の誇っており、桃の花が開花する4月の上旬頃には、桃源郷さながらの光景が出現します。 春爛漫の笛吹桃源郷からスタートして、御坂山地を越える道を歩いて来ました。 2022年4月10日に旅す。
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3月

高ドッキョウ-貫ヶ岳-白鳥山 甲斐南端の地にひっそり佇む山梨百名山を巡る

山梨県南部町にある高ドッキョウ、貫ヶ岳(かんがたけ)および白鳥山(しらとりやま)に登りました。 いずれも山梨県南端の静岡県との境界近くに立つ山です。公共交通機関によるアクセスが極端に悪い一帯であり、訪れる者の少ない静かなる山域が広がっています。全域が深い樹林に覆われていますが、所々に存在する切れ目からは秀逸な富士展望を得ることが出来ます。 ヤマビルがうごめき始める前の時期を巡って、甲斐国南の果ての山々を巡って来ました。 2022年3月27日に旅す。
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3月

三石山-思親山 富士川の東に連なるマイナーな山梨百名山を巡る縦走登山

山梨県身延町にある三石山(みついしやま)から南部町にある思親山(思親山)までを縦走して来ました。 2座共に天子山地に属しており、富士川の東側に連なる山脈上に位置している山です。山梨百名山に選ばれてますが、訪れる登山者は極めて少なく、静かな山域となっています。車であれば比較的アクセスが容易な山ですが、公共交通機関の利用を前提とした場合、長き道程を歩むこととなります。 身延線の身延駅から井出駅へ、人影疎らなロングルートを縦断してきました。 2022年3月20日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

滝戸山-春日山 御坂山地前衛の山梨百名山を巡る縦走登山

山梨県笛吹市にある滝戸山(たきどやま)と春日山(かすがやま)に登りました。 甲府盆地の南側に連なる、御坂山地前衛の山並みです。御坂山地の山中にある芦川地区と行き来するための峠道がこの山域を乗り越えており、マイカー登山する人であれば容易にアクセスすることが可能な山域となっています。しかしながら、公共交通機関の利用を前提とした場合、長き道程を歩くことになります。 人影な疎らな静かなる里山を繋げる縦走路を延々と歩いて来ました。 2022年2月6日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

達沢山 御坂山地の前衛にひっそり佇む桃源郷の山

山梨県笛吹市にある達沢山(たつざわやま)に登りました。 甲府盆地から河口湖方面へと向かう御坂路の傍らに立つ里山です。山麓には一面の桃畑が広がっており、花の季節になると桃源郷の如き光景が広がります。眺望にはあまり恵まれておらず、桃の花シーズン以外には至って地味で静かな山です。 生憎の曇天の空のもと、達沢山から笹子峠へと至る山域を巡り歩いて来ました。 2022年1月30日に旅す。
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南アルプス

身延山 日蓮宗の総本山、久遠寺が立つ信仰の山

山梨県身延町と早川町にまたがる身延山(みのぶさん)に登りました。 山梨県から静岡県に向かって流れる急流、富士川の傍らに立つ山です。山の麓に日蓮宗の総本山である久遠寺(くおんじ)が存在し、日本仏教三大霊山の一つに数えられています。山頂には久遠寺の奥ノ院である思親閣(ししんかく)が存在し、身延山ロープウェイで久遠寺と結ばれています。 紅葉が見ごろを迎えた身延山を、あえてロープウェイを使用せずに下から登って来ました。 2021年11月15日に旅す。
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富士・道志・御坂エリア

御正体山-石割山 紅葉が光り輝く、錦秋の道志山塊最高峰を行く

山梨県都留市と道志村にまたがる、御正体山(みしょうたいやま)に登りました。 丹沢山地と御坂山地の間に連なる道志山塊の最高峰です。大柄でどっしりと構えた山容を持ち、近隣の山から見た時に大変目立つ山であるものの、眺望に恵まれないことから登山者にはあまり人気が無い静かな山です。そんな普段は極めて地味な存在である御正体山ですが、山中には広大な針葉樹林が広がっており、紅葉シーズに限り金色に輝いた華やかなる姿を見せてくれます。 紅葉の盛りを迎えた道志山塊最高峰から、山中湖畔の石割山までを縦走して来ました。 ...
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南アルプス

八紘嶺 安倍川の源流部、安倍奥に静かに佇む県境の山

静岡県静岡市と山梨県早川町、身延町にまたがる八紘嶺(はっこうれい)に登りました。 通称安倍奥と呼ばれる、安部川源流域に立つ深山です。フォッサマグナ(大地溝帯)の西の端に位置しており、日本有数の急流河川である安部川が刻んだ深い谷から屹立する、急峻な山容の山です。山の麓には秘湯として知られる梅ヶ島温泉があり、温泉のある静岡県側からのアプローチが一般的です。 遠路はるばる、静岡市の秘境オクシズの山域を巡って来ました。 2021年10月23日に旅す。
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