北陸新幹線

上信越エリア

斑尾山 野尻湖の傍らに立つ北信五岳の一座

長野県飯山市と信濃町にまたがる斑尾山(まだらおやま)に登りました。 ナウマンゾウの化石が発見されたことで有名な、野尻湖の傍らに立つ古い火山です。北信五岳と呼ばれる、長野盆地から見た際に特に目立って見える山の一つに数えられています。スキーリゾートとして地元では親しまれている山ですが、全国区の知名度があるとは言い難く、登山の対象としては比較的マイナーと言える存在です。 涼し気な高原のイメージを求めて訪れた山で待っていたのは、直射日光ギラギラなゲレンデ上を歩く登山道でした。 2023年9月3日に旅す。
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北アルプス

奥大日岳 室堂から称名滝へ花咲く夏の大日連峰を縦走する

富山県立山町と上市町にまたがる奥大日岳(おくだいにちだけ)に登りました。 北アルプスの立山連邦から西に向かって伸びる、大日尾根にある山です。大日岳、中大日岳および奥大日岳の三座を合わせて、大日三山ないしは大日連峰とも呼ばれています。霊峰立山の前衛峰として、地元の富山では古くから信仰の対象となってきました。室堂周辺の喧騒に比べると、歩く人の姿は少なく静かな山域です。 テントを担いで、室堂平から称名滝まで大日連峰を横断するロングルートを歩いて来ました。 2023年8月11~12日に旅す。
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上信越エリア

高妻山 圧巻の紅葉と、修験の道の果てに待つ北信地方の大展望

新潟県妙高市と長野県長野市にまたがる高妻山(たかつまやま)に登りました。 修験の山として名高い戸隠連峰の最高峰であり、北信地方の山の中でもひと際目を引く鋭鋒です。山頂に至る道程はアップダウンが多くて険しく、容易には登れない厳しい山であるとみなされています。山麓に広がる戸隠高原は紅葉の名所で、シーズンになると一面が錦模様に染まり、多くの人が見物に訪れます。 紅葉シーズンも終盤を迎えつつある修験の山で、紅葉と大展望を満喫してきました。 2022年10月21日に旅す。
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上信越エリア

八風山-物見山 上信国境地帯に連なる高原と神津牧場を巡る

長野県佐久市、軽井沢町および群馬県下仁田町にまたがる、八風山(はっぷうさん)と物見山(ものみやま)に登りました。 軽井沢の南方に向かって連なる、上信国境を形成している高原地帯の山並みです。周囲一帯にはキャンプ場や観光牧場などが点在し、高原リゾート地としての色彩を強く持っている山域です。登山の対象としてはあまり一般的であるとは言い難く、歩く者の姿は疎らな静かなトレイルとなっています。 生憎のどんよりととした雲のもと、上信国境の高原と日本最古の洋式牧場を巡って来ました。 2022年8月7日に旅す。
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上信越エリア

妙高山 紅葉の火山と秘湯の黄金の湯を巡る

新潟県妙高市にある妙高山(みょうこうさん)に登りました。 北信五岳と呼ばれる火山群の最高峰にして、越後富士の異名を持つ上越地方の象徴的な山です。別名で妙高連邦とも呼ばれる頸城(くびき)山塊に属しています。山の麓には火山の恩恵とでも言うべき温泉が豊富に湧出し、温泉地としても名高い存在です。 黄葉で黄金に輝くと言う温泉を求め、はるばる上越地方へと繰り出してきました 2021年10月10日に旅す。
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北アルプス

立山(雄山) ゴールデンウィークに行く残雪期北アルプスの大展望

富山県立山町にある立山(たてやま)に登りました。 日本三大霊山の一つに数えられている、言わずとも知れた名峰の中の名峰です。毎年4月中旬に立山室堂へと通じる黒部立山アルペンルートが開通するため、ゴールデンウィークの残雪期であっても比較的容易にアプローチすることが出来ます。もっとも、アプローチが容易であると言うだけのことであって、この時期に登頂を果たしたければ、完全な冬山の装備が必要となります。 猛烈な暴風が吹き荒ぶ中を登った先に待っていたのは、一面が白銀に染まった残雪期北アルプスの大絶景でした。 ...
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上信越エリア

四阿山 白銀に染まった上信国境の高原地帯の山並み

長野県上田市と群馬県嬬恋村にまたがる四阿山(あずまやさん)に登りました。 上信国境上の高原地帯に長大な裾野を引く、緩やかな山容をした古い火山です。山麓の一帯は高原リゾート地として知られており、スキー場が多くあることから、冬期においても公共交通機関によるアクセスが良好な場所となっています。 白銀に染まった高原地帯にひっそりと立つこの山は、その優し気な見た目とは裏腹の苦難に満ちた踏み抜き地獄でした。 2021年2月20日に旅す。
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上信越エリア

浅間隠山 上信国境の近くに立つ浅間山の展望台

群馬県吾妻町と長野原町にまたがる浅間隠山(あさまかあくしやま)に登りました。 群馬県西部の長野県との境界近くに立つ山です。山頂からはほぼ全方位の展望が開けており、中でも目の前に立つ浅間山の姿を眺める格好の特等席となっています。二度上峠からスタートすれば比較的容易に山頂に立つことが可能であり、登山者に人気の高い山です。 ただし、この山が手軽であるのはマイカーで登山をする場合に限られます。笹薮に覆われた道かき分けて、麓から直接登るロングコースを歩いて来ました。 2020年8月29日に旅す。
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上信越エリア

黒姫山 北信の苔生す針葉樹林の中に佇む、黒き姫君

長野県信濃町にある黒姫山(くろひめやま)に登りました。 長野盆地の脇に連なる、北信五岳と呼ばれる山群に属する独立峰の火山です。隣接する妙高山とよく似た、カルデラ火口の中心に溶岩ドームが盛り上がった特徴的なシルエットをしています。駅から直接登るこのできる交通アクセスの良い山ですが、人気知名度共にあまりなく、極めて静かなる山です。 ほぼ手付かずな原始の森が広がる、北信の黒き姫君に拝謁してきました。 2020年6月7日に旅す。
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上信越エリア

飯縄山 北信地方を見晴らす信仰の山

長野県長野市と飯綱町にまたがる飯縄山(飯綱山(いいづなやま))に登りました。 長野県北部(北信地方)に位置する火山です。長野盆地のすぐ近くにあることから人のとのかかわりは深く、古くから山岳信仰の対象となって来た霊山です。今日においては、山麓に広がる高原にスキー場が整備され、麓の町から近い手軽な山岳リゾート地となっています。 北信地方を一望する頂から、白く染まった北アルプスの大展望を楽しんで来ました。 2020年1月11日に旅す。
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北アルプス

唐松岳―五竜岳 後立山連峰に堂々とそびえ立つ岩峰【day2】

長野県と富山県にまたがる唐松岳(からまつだけ)から五竜岳(ごりゅうだけ)を縦走して来ました。 今回は縦走二日目の五竜岳の登頂記録です。麓からでもひと際目を引く、どっしり構えた重厚たる山容を持つ岩峰です。後立山連峰の主要な峰の一つであり、作家深田久弥の選んだ日本百名山一座でもあります。 申し分ない天気の下に訪れた峰で待っていたのは、素晴らしき眺望と熱中症の危機を覚えるほどの酷暑でした。 2019年8月3~4日に旅す。
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北アルプス

剱岳 一般登山道最高難易度の呼び声高き岩の殿堂

富山県上市町と立山町にまたがる剱岳(つるぎだけ)に登りました。 氷河の浸食によって岩が削られて形成された極めて険しい山容を持ち、岩の殿堂の異名を持ちます。その険しさと圧倒的なまでの存在感により、多くの登山者を引き付け魅了する山です。一般登山道もしっかりと存在しますが、ルート上には数多くのクサリ場や難所が存在し、難易度の高い危険な山と見なされています。 期待と不安を胸に訪れた岩の殿堂は、前評判に違わぬスリル満点の山でした。 2019年7月27日に旅す。
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上信越エリア

浅間山(前掛山) 雪化粧した浅間山プリン第二外輪の頂

長野県と群馬県の境界にまたがる浅間山(あさまやま)に登りました。 その圧倒的な大きさと特徴的なシルエットにより、関東甲信地方にある多くの山の頂から目にすることの出来る、極めてシンボリックな地域を代表する名峰です。活発に活動中の火山であり、遠目にも山頂からは常時噴煙が上がっている様子をうかがうことが出来ます。 約3年ぶりとなる噴火警戒レベルの引き下げを受けて、山頂目前の前掛山へと繰り出して来ました。 2019年1月13日に旅す。
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散歩

碓氷峠アプトの道 信越本線の廃線跡を巡る遊歩道

群馬県安中市にある碓氷峠アプトの道を歩いてきました。 長野新幹線の開通に伴い廃線となった、JR信越本線の碓氷峠区間を整備して作られた遊歩道です。明治時代に作られたレンガ造りのトンネルや橋梁などの、貴重な遺構を見て回ることができます。 かつての幹線の跡地で、碓氷峠の歴史に触れるお散歩をして来ました。 2018年7月8日に旅す。
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北陸エリア

白山-別山 色とりどりの花々に彩どられられた、北陸地方きっての名峰

 石川県白山市と岐阜県白川村にまたがる白山(はくさん)に登りました。 富士山や立山と並ぶ、太古より山岳信仰の対象となってきた霊山です。加賀百万石の沃野を潤す水源であるこの山は、初夏の雪解けシーズンを迎えると、高山植物が一斉に色とりどりの花を咲かせます。 ベストシーズンを迎えた北陸地方きっての名峰へ、テントを担いで遥々遠征して来ました。 2018年7月21~22日に旅す。
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上信越エリア

根子岳-四阿山 レンゲツツジの咲く高原大地に立つ、たおやかなる山

長野県上田市と群馬県嬬恋村にまたがる根子岳(ねこだけ)と四阿山(あずまやさん)に登りました。 上信国境地帯に存在する古い火山です。周囲には高原大地が広がり、放牧場やスキーリゾートなどが点在します。雪解けを迎える春から初夏にかけて、この山の周囲にはレンゲツツジを始めとする多くの花々が一斉に開花し、華やかなる光景を作り出します。 高原大地の春の光景を楽しむべく、はるばる上信国境地帯へと繰り出してきました。 2018年6月2日に旅す。
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上信越エリア

黒斑山 東日本有数の活火山浅間山を目前に望む、浅間外輪山の最高峰

群馬県嬬恋村と長野県小諸市にまたがる黒斑山(くろふやま)に登りました。 浅間山第一外輪山の最高峰です。その立地上、視界を遮るものが一切無い、目の前からの浅間山展望を得ることができます。 バスで標高2,000メートル付近の車坂峠まで行くことが出来るため、ハイキング気分で気軽に登ることが可能な山です。 活発に噴煙を上げる現役の活火山を目の前から鑑賞する、大迫力の外輪歩きをして来ました。 2017年9月10日に旅す。
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上信越エリア

火打山 豪雪が育んだ高層湿原帯の天狗の庭に広がる、ワタスゲの大群生

新潟県糸魚川市と妙高市にまたがる火打山(ひうちやま)に登りました。 新潟県南部に位置する頸城山塊(くびきさんかい)の最高峰です。日本海側の豪雪地帯に存在するこの山には、初夏にまで多くの雪渓の残り、その豊富な雪解け水により豊かな高層湿原帯が形成されます。中でも天狗の庭と呼ばれる湿原のスケールは圧巻です。 今回は高谷池にテントを張り、一泊二日でお隣の妙高山とセットで登ってきました。 2017年8月5日に旅す。
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