栃木県日光市と群馬県片品村にまたがる日光白根山(にっこうしらねさん)に登りました。
奥日光と呼ばれる、日光エリアの中でも最奥の地に立つ火山です。山深い秘境めいたこの一帯には、火山の恩恵とでもいうべき温泉が豊富に湧出し、溶岩による堰き止めによって形成された幾多の湖沼群が点在します。
今回は夜行バスを利用し、美しき湖沼に囲われたを奥日光の原始の森を、時間に追われることなくゆっくりと楽しんできました。
2019年9月15日に旅す。
日光白根山は、日光と呼ばれる一帯の中でも最奥の場所に立つ山です。またの名を奥白根とも言います。標高は2,578メートルあり、関東地方の最高地点でもあります。
周辺の山の中では頭一つ飛び出した標高を持つ白根山には、比較的遅い時期まで残雪が残ります。白根山という名は、この雪を山頂部に纏った姿に由来しています。
この時は電車とバスを使ってアップローチしましたが、日光最奥の地にあるこの山は途方もなく遠く、登山口に立つことが出来たのは午前11時近くにもなってからでありました。
そうなると、山頂に立つことの出来る時間は正午過ぎになってしまいます。そしてそれは、ガスが山頂付近にまで登って来てしまう時間帯でもありました。
そこで今回は、前回と同じ轍を踏まずに済むように、夜行バスを利用して奥日光へと赴きます。そのおかげあってか、途中までは素晴らしき快晴の空を掴むことが出来ました。そう、途中までは。。
最後は結局ガスっぽくなってしまい、関東地方最高峰から望む雲一つなき大絶景とはなりませんでした。しかしそれでも、前回訪問時よりは幾分かマシと言える眺望を楽しむことが出来できました。
夜行バスで行く、奥日光への旅路をお届けします。
コース
菅沼(すがぬま)登山口よりスタートし、弥陀ヶ池を経由し白根山へ登頂します。下山は五色沼と前白根山を経由し、奥日光湯元へと下ります。
1.日航白根山 アプローチ編 毎日アルペン号で行く奥日光への旅路
9月14日 21時52分 東京メトロ東西線 竹橋駅
最早すっかりお馴染みの毎日アルペン号に乗車すべく、竹橋駅へとやってまいりました。
実は日光方面へ行く夜行便が存在するという事実を、割と最近になってから知りました。
昔はアルペン号と言う名が示す通りに、アルプス方面へのバスばかりだったのですが、いつの間にかずいぶんと路線が増えておりますね。
今日乗車する日光方面の他にも、安達太良山や磐梯山などの福島方面の便や、栗駒山行きなんて言うのありますね。
色々行き先が増えたといっても、やはり花形なのはアルプス方面のバスです。日光方面行きはさほど人気が無いらしく、乗り場も一番遠くでした。まあ、空いていてくれる分には大いに歓迎です。
バスは安定の4列シートでしたが、隣が空席であったおかげで実に快適に眠ることが出来ました。
明けて9月15日 4時22分 菅沼登山口に到着しました。当然ながら周囲はまだ暗く、そして寒い。
なお、ここではなく丸沼高原ロープウェイで下車した場合は、ロープウェイが動き出す時間になるまで仮眠スペースを用意してもらえるとのことです。
始めて歩く樹林帯のルートをヘッドランプ装着状態では歩くのには少々不安があったので、星空を眺めながら周囲が明るくなるのを待ちます。
もう冬の大三角形が見えるような季節になってしまいましたか。季節が移ろうのは早いものですな。
5時を回ったところで、ようやく周囲はライトなしでも歩けるくらいの明るさとなりました。ボチボチ行動を開始することにしましょう。
2.白根山の懐に広がる、太古から変わらぬ原始の森
5時10分 菅沼登山口より登山を開始します。ここはすでに標高1,700メートル地点であるため、山頂までの標高差は1,000メートル未満です。
登り始めは砂利道です。この先の奥へともう少し進んだ地点にも駐車場があり、早い者勝ちだそうです。
砂利道の終端までたどり着きました。ここから山道が始まります。進行方向の先に連なっている山の斜面は、かなりの急勾配であるように見えます。
白根山の山麓には、コメツガやシラビソなど針葉樹の森が広がっています。人の手が一切加わっていない、太古から変わらぬ原始の森の姿です。
地図には急坂との記述がありましたが、今の所はさほど急でもありません。ジグザグと九十九折れを繰り返しながら、少しづつ高度を上げて行きます。
と思っていた矢先に急坂が始まりました。ここは手も使いながらよじ登ります。
時刻が6時を回ったところで、ようやく森の中に眩い朝日が差し込んできました。
この早朝時間帯特有の空気の透明感と言うのは、なかな写真では伝えにくいです。早朝の白根山の森は、写真で見るよりもずっと素敵な空間です。こればかりは、実際に足を運んで体験してもらうほかありません。
森の中を満たす静謐な空気に癒されます。つまり白根山は最高だってことです。
やがて木々がまばらになり、空が大きく見えるようになってきました。早くも森林限界高度に近づきつつあるようです。
6時50分 弥陀ヶ池に到着しました。ここまで来てようやく目の前に、白根山の山頂部が姿を見せました。
この通り、逆さ白根山もバッチリと頂きました。素晴らしいまでのリフレクションです。ただただ美しいとしか形容のしようがありません。
今回は時期的にまだ少し早かったですが、紅葉時に訪れればもっと素晴らしい光景に出会えます。
池の周囲には風一つなく、まるで鏡であるかの様に白根山の姿が映っていました。
弥陀ヶ池から山頂までの標準コースタイムは1時間ほどです。ぱっと見ではすぐそこのようにも見えますが、この後しっかりと一時間を要しました。
3.日光白根山登山 登頂編 幾多の湖沼群を見下ろす関東地方最高峰の頂へ
すこし小腹が空いてきたので池の辺で20分ほど小休止し、7時10分に行動を再開です。
なんと言う事でしょう。つい先ほどまで雲一つない快晴であったと言うのに、山頂部に向かってガスが沸き立ち始めていました。これはメシを食っている場合ではなかったのか。
この辺りから森林限界を超え、周囲の眺望が開けて来ます。これは振り返って見下ろした弥陀ヶ池です。
浮石が散乱する、ガレ場の急坂です。男らしいまでに一直線の直登で、グイグイ高度を上げて行きます。
振り返ればこの大絶景。弥陀ヶ池の背後に見えている湖沼は中央が菅沼で左にあるのが丸沼です。どちらも高原リゾート地として、沼の周囲にキャンプ場が整備されています。
一目で溶岩だとわかる岩を登って行きます。
これは安山岩と呼ばれる岩です。安山岩は表面がざらざらしていて滑りにくく、登りやすい岩だと言えます。手袋の指先にすぐに穴をあけてしまう困った存在でもあります。
眼下に丸沼高原スキー場のロープウェイ山頂駅が見えました。土日祝日の運行開始は7時30分からなので、ちょうど今しがた動き始めたところです。
あの場所はちょうど標高2,000メートル地点です。白根山は、ロープウェイを使えばかなり簡単に登れてしまう山であると言えます。
さあ、ロープウェイ始発組がここまで登ってくる前に、一足先に山頂を独占してやることにしましょう。逆光の中をラストスパートです。
いつの間にやらだいぶ雲が湧いてきているものの、幸いにも今の所は眺望台無しとまでは行かない程度で済んでおります。山の神様の機嫌が変わらないうちに山頂へと急ぎます。
山頂部まで登って来ました。小規模な噴火を幾度も繰り返した白根山の山頂は、小さな噴火口がいくつも点在する非常に複雑な地形をしています。
まあ要するに、白根山の山頂はとてもデコボコしています。・・・語彙力が乏しくて申し訳ございません。
前方に、シルキーなガスに包まれた日光男体山(2,486m)の姿が見えました。見えたのは一瞬だけで、この直後に隠れてしまいましたが。
8時 日光白根山に登頂しました。登山開始から2時間50分ほどでの登頂です。菅沼コースは、歩きやすく道中の光景も申し分ない、とても良いコースでありました。
山頂の様子
山頂部全体としてはかなり広大な空間ですが、最高地点である岩の上は狭いです。休憩するのならば、ここではなく広い場所へ移動してからの方が良いと思います。
4.関東地方の最高峰から望む大絶景~ややガスり風味
本日この後はもう、日光湯元まで下るだけです。先を急ぐべき理由は特にないので、山頂でゆっくりとガスが晴れる瞬間を待つことにしましょう。
眼下には五色沼の姿が見えます。白根山付近に点在する湖沼の中でも、最も象徴的と言える存在です。
南側はすっかりガッスガスです。次から次へと新手が沸き立ち、一向に取れそうな気配はありません。なお、快晴であれば富士山も見えるそうです。
この大柄な山は上州武尊山(2,158m)です。利根川源流域の山の中では比較的標高の高い山ではありますが、それでも白根山から見ると見下ろす高さしかありません。
ちょうど山頂に雲が掛かっていて分かりにくいですが、これは尾瀬の燧ヶ岳(2,356m)です。東北地方最高峰の肩書を持つ山ですが、福島県の南端にあるためか、あまり東北の山と言う印象がありません。
男体山は相変わらずガスの中です。右手に中禅寺湖が少しだけ見えました。
太郎山(2,368m)と女峰山(2,483m)もちょこっとだけ見えました。
五色沼の周囲はいつの間にか晴れておりますな。五色沼へは、この後下山の途中に立ち寄ります。
5.エメラルドグリーンの水を湛えた神秘の五色沼
1時間ほど山頂でゆるりと過ごしましたが、ガスの状態はこれ以上改善しそうにはありません。ボチボチ行動を再開することにしましょう。
白根山の山頂部には、このような小さな火口の跡が何ヵ所かに点在しています。
少し進んでから振り返って見た山頂の最高地点です。デコボコしているとしか形容のしようが無いのが、なんとなくお判りいただけるかと。
男体山を真正面に望む稜線を進みます。スッキリと晴れていたら、さぞや壮観でありましょうな。
もともと白根山は割と天気の気難しい山で、年間を通じてガスに巻かれている日が多いのだとか。この山で快晴をつかみ取ったことがあると言う方は、とてもツイていたという事です。
左手には五色沼。今からあの辺まで下って行きます。こうして見ると、割と標高差がありますな。
気持ちの良い稜線歩きは割と一瞬で終わり、ザレ場の下りが始まります。ここは滑りやすいので、小股で慎重に下って行きます。
五色沼を見下ろしながら、ジグザグと大きく九十九折れになった道を下った行きます。
前方に見えているのは、この後に越えて行く予定の前白根山(2,373m)です。見ての通り、五色沼からは結構な登り返しです。
空の色を映しているからなのか、深いブルーの水面をしています。水深によって色が違って見えるのが五色沼と言う名称の由来ですが、流石に5色はないかな。
ザレ場を下りきると、再び樹林の中へと入りました。白根山が森林限界を超えているのは、山頂部周辺の僅かな範囲だけです。
河原のような場所へと降りて来ました。ちょうど外輪山の切れ目になっている場所です。この切れ目に沿って五色沼へ道が続いています。
ほんの少し紅葉が色づき始めていました。白根山の紅葉は、例年だと10月中旬が見頃です。
やがて前方に赤い屋根の建物の姿が見えて来ました。五色沼避難小屋です。
窓から出入り可能な構造になっているのは、雪深い山ならではと言ったところでしょうか。この避難小屋、噂によるとネズミが出るそうですが。。
五色沼避難小屋と名乗っている割には、小屋が立っているのは湖畔からは少し離れた場所です。五色沼まではだいたい10分から15分ほどの距離があります。
10時 五色沼に到着しました。周囲をぐるりと外輪に囲われた静かな空間が広がっていました。この場所は、白根山に数ある火口の中の一つです。
水深によって色が変わっているのが良くわかります。中心付近はそれなりに深そうですね。
山頂から五色沼を見下ろした隙間を反対から見たところです。絵にかいたような、溶岩ドームそのものと言った姿をしています。
ここから前白根山に向かって登り返します。道がそうなっている以上は、登るほかありません。
6.奥白根山の前衛にして好展望地の前白根山
登り始めるなり、まるで密林かの様な深い森が迎えてくれました。全般的に踏跡が薄いように感じます。あまりメジャーなルートではないのでしょうか。
坂の途中に水場があります。特に不足してはいませんが、せっかくだから一口だけでも頂て行きましょう。
以前に来た時には塩ビのパイプか何かがあったような気もしますが、今は特に何もありませんでした。この小さな沢水を直接汲みます。冷たくておいしい。
稜線まで割と急坂が続きます。噴火口の内壁をよじ登っているわけですから、当然と言えば当然です。
えっちらおっちらと登るうちに、やがて空が見えて来ました。先ほどよりも雲が増えてきておりますね。
ザレた斜面を登って行きます。初夏の季節には、ここでコマクサの群生を見ることが出来ます。今はもう流石にシーズンオフですね。
振り返れば奥白根と五色沼を一望する絶景です。日光白根山の姿としては最も定番なアングルなのではないでしょか。
前方右手には、先ほどよりもずっと大きくなった中禅寺湖の姿が見えます。
10時50分 前白根山に登頂しました。奥白根をすっぽりとガスに隠されてしまうよりも前に、何とか辿り着くことが出来ました。
山頂の様子
岩と砂礫がうず高く積もった、如何にも火山らしい場所です。
山頂からの光景はこの通り一級品です。ここが最良の奥白根の展望所であることは間違いありません。
先ほどまでは空を映して青かった五色沼が、今度は雲を映しているからなのか、すっかり白ずんでしまったのが少々残念です。
このまま火口壁の上を周回して、スタート地点の菅沼登山口へ戻ることも出来ます。車でお越しの人は、この周回コースを歩くのが良いのではないでしょうか。
足元に、散りかけのコマクサがかろうじて一株だけ残っていました。白根山に咲くコマクサは、赤みが強いのが特徴です。
7.日光白根山登山 下山編 ザレた急坂を下り、温泉が待つ奥日光湯元へ
11時20分 見たかった光景はすべて見ることが出来ました。この後はもう温泉に浸かって帰るだけです。
奥白根もこれで見納めです。さらば白根山。100点満点とはいきませんでしたが、それでも素晴らしき眺望をありがとう。
始めの内は尾根に沿った歩きやすい道が続います。しかしご心配(?)には及びません。やがて酷い道へと変わりますから。
途中から尾根を外れて、湯本スキー場への急降下が始まります。過去にも一度歩いたことのある道ですが、薄くスライスしたかのような石が散乱するかなりの悪路であったと記憶しています。
おや?階段が整備されているぞ。ひょっとしてあの悪路は、今では整備が進んで歩きやすい道へとリニューアルされているのでしょうか。
はい、そんなことはありませんでした。階段はすぐに無くなり、記憶にある通りの、薄い板状の石が散乱する悪路が続いていました。
この道はひたすら急な上に結構長いです。すでに頭の中が温泉モードに切り替わっていた私は、心を無にして黙々と下り続けました。
なお、湯本に下る道はもう一つ存在するのですが、そちらはそちらで熊笹の藪が惨いと言う話です。どちらのルートを取るにしても、湯本から白根山に登る場合は悪路に覚悟してください。
あまりの足場の悪さに嫌気がさし始めてきたところで、ようやく眼下に湯本スキー場が見えました。やれやれ、やっと解放される。
ここからは、スキー場のゲレンデに沿って湯本まで下ります。歩きやすくなった足元に思わずほっこりです。
湯ノ湖の先には、いつの間にガスが綺麗に取れた男体山の姿がありました。できれば、山頂にいる間にこの状態になってほしかったのですがねえ。
13時10分 湯本スキー場まで下って来ました。さあ、風呂だ風呂。
なお湯本のバス停は、スキー場から徒歩5分ほどの距離の場所にあります。時間帯にもよりますが、おおむね1時間に2~3本の割合で走っています。
足湯もあります。どうやらここは、無料で利用することが出来るようです。
湯元温泉には、日帰り入浴を受け付けてくれる旅館が何件か存在します。探して回るのも面倒なので、前回訪問時に立ち寄ったの同じ場所にしました。日帰り入浴は700円なり。
湯元温泉の湯は白濁した濃厚な硫黄泉で、泉質は最高に良いです。期待していいですよ。
8.日光白根山登山 帰宅編 奥日光ははるか遠く
ゆったりと風呂につかり大満足しました。あとは撤収するだけです。するだけだったのですが・・・
待てど暮らせどバスがやって来ません。待っていたバスの次の便が来るはずの時間になっても現れず、どんどん行列が伸びて行きます。どうやら渋滞が発生しているようです。
結局バスが現れたのは、並び始めてから1時間以上が経過してからでした。
無事に座席にありつました。例え道が混んでいようとも、あとはただ乗っていれば良いだけです。・・・この時はそう思っておりました。
およそ1時間後。なぜか私は社山の姿を眺めながら、中禅寺湖の湖畔をトボトボと歩いていました。
なぜこうなったのかをご説明しましょう。1時間以上の遅延が発生していたバスの車内は、湯本を発車してほどなく、多くの乗客が殺到して阿鼻叫喚の様相となりました。
途中にあるバス停でも、1時間以上バスを待っていた人たちが大勢いたわけですから、これは当然の帰結とも言えます。そしてその殺人的な詰込み状態のバス車内で、悲劇は起こりました。一人の乗客が気分が悪くなって、昏倒してしまったのです。
響き渡る悲鳴。飛び交う怒号。そして「お客様、どなたか救急車を呼んでください」と連呼するでけで、具体的には何も対処しようとしない運転手。
・・・乗客が昏倒した時の対処マニュアルくらいありそうなものですが、まさかそこに「客に救急車を呼んでもらう」とでも書いてあったのでしょうか。
ということでまあ、いっこうに動き出しそうにもない状態であったので、途中下車した次第であります。とりあえず中禅寺温泉バス停まで歩けば、そこからバスに乗れるでしょう。
バス停より見上げる男体山。この場所から男体山を仰ぎ見る予定などまったくなったのですけれどね。
その後は思惑通り無事に、中禅寺温泉発のバスに乗車することが出来ました。紆余曲折の結果、東武日光駅に辿り着いた時には、18時をまわっていました。ある意味、山登りよりも疲れ果てました。
そしてここから先もまだ長い。特急けごんはさも当たり前のように満席御礼であったため、鈍行列車に揺すられて長い長い帰宅の途につきました。
夜行バスで行く奥日光への旅は、こうして幕を閉じました。ガスに祟れらた前回訪問から、満を持しての白根山再訪でありましたが、結果は正直微妙なところでありました。なかなかスカッと快晴にはなってくれない、実に天気の気難しい山です。
今回歩いた菅沼コースは、ロープウェイが動き始めるよりも先に登山を開始することが出来るため、ガスが立ち登り始める前に何が何でも山頂に到達したいと言う人には特にオススメです。道中の森の雰囲気も大変すばらしく、奥日光の自然の深さを十二分に楽しむことが出来ます。
早くも三度目のリターンマッチの事を考え始めてしまうくらいに、白根山は何度でも足を運びたくなる文句なしの秀峰であると思います。
<コースタイム>
菅沼登山口(5:10)-弥陀ヶ池(6:50~7:10)-奥白根山(8:00~9:00)-五色沼避難小屋(9:45)-五色沼(10:00)-前白根山(10:50~11:20)-日光湯元(13:15)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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