東京都奥多摩市にある鷹ノ巣山(たかのすやま)に登りました。
奥多摩最高峰の雲取山に端を発する、石尾根縦走路の中央付近にある山です。何れの登山口から登っても標高差がそこそこ大きいため、奥多摩の山の中では中級者向けレベルの山と見なされています。今回は比較的楽に山頂に立つことのできる、峰谷から浅間尾根を登るルートを歩いて来ました。
生憎のどんよりした高曇りの空のもと、積雪直後の白く染まった石尾根縦走路を満喫して来ました。
2022年2月12日に旅す。
ヒャッハー、雪だー
と毎度のことながらワンパターンな書き出しで恐縮ですが、降雪直後の鷹ノ巣山に登って来ました。
鷹ノ巣山は奥多摩の中央付近の東西に連なる石尾根の、ほぼ中央に位置している山です。十分な登り応えがありかつ山頂からの眺めもよいことから、奥多摩の山の中では人気の高い一座です。
石尾根縦走路の中心にある山だけに、鷹ノ巣山へ至る登山ルートは数多くの選択肢が存在します。その中でも最も有名かつ一般的だったのは、日原から奥多摩三大急登の筆頭格として名高い稲村岩尾根を登るルートです。
しかしながらこの稲村岩尾根コースは、令和元年の台風十九号により登山道が崩落し、その影響により今なお通行止めの状態が続いています。
そのため今回は、日原とは反対側の峰谷バス停から登る、浅間尾根ルートを歩いて来ました。胸を突くような急登一辺倒が続く稲村岩尾根とは違って、全般的に傾斜が緩やかで歩きやすいルートです。
登り応えを求める人には少々物足りないコースかもしれませんが、特に危険な場所もなく積雪状態であっても安心して歩けるルートです。
山頂からは白く染まった奥多摩の山並みの大パノラマが広がります。雪の奥多摩で大いに遊んできた一日の記録です。
コース
峰谷バス停よりスタートして、奥集落から浅間尾根を登り鷹ノ巣山へ。山頂からは石尾根縦走路を下り直接奥多摩駅まで歩きます。
雪の石尾根歩きを満喫する行程です。
1.鷹ノ巣山登山 アプローチ編 東京都で最も標高の高い位置にある「奥」集落へ
6時11分 JR立川駅
奥多摩駅から出ている峰谷行きのバスは本数が少なく、登山に利用できる時間帯の便は朝の一本しかありません。ホリデー快速が動き出す時間では間に合わないので、それよりも早い時間帯の鈍行列車で奥多摩を目指します。
7時39分 奥多摩駅に到着しました。この時間帯に奥多摩に降り立つ乗客は、基本的に登山者しかいません。
7時42分発の峰谷行きのバスに乗車します。乗り換え時間はわずかしかないので、出遅れないようにトイレは事前に済ませておきましょう。この便を乗り逃すと、もう次はありません。
東京に久方ぶりに降ったまとまった雪により、奥多摩湖畔はすっかりと雪国の景色に変わっていました。これはしっかりと雪山化していることにも大いに期待が出来そうです。
8時20分 終点の峰谷バス停に到着しました。奥多摩湖から狭い谷沿いをクネクネと登って来た先にあります。バス停の時点で既に標高は600メートルほどあります。
バス停の脇で手早く身支度を整えて、8時30分に登山を開始します。道なりにさらに谷奥へと進んで行きます。
このまま道なりに歩き続けても最終的には登山口に到達しますが、ここを左に入るとショートカットが出来る山道があります。
少し進んだら今度は右折します。曲がるべき場所にはしっかりと案内が掲げられているので、見落とさない限り迷うことはありません。
この道は別に登山道と言う訳ではなく、地元の集落に住む方々の生活道路であるようです。住んでいるだけで足腰が鍛えられそうです。
ちょい山道ではなく、割としっかり登らされます。峰谷からの鷹ノ巣山は、このブログを書き始めるより以前に一度歩いたことがあるはずなのですが、まったくと言って良いほど覚えていません。
岩から清水が湧き出しているらしい場所に、見事な氷柱が出来上がっていました。
まだ登山口に辿りついてすらいないと言うのに、山道を延々しっかりと歩かされたところで、集落の中に飛び出しました。これはまた凄い所に住んでおりますな。
ここは東京都で最も標高の高い場所にある集落である、その名も奥集落です。付近の標高はおよそ900メートルほどあります。
住民の高齢化が進んでいる、いわゆる限界集落と呼ばれている場所の一つです。将来新しい住民が増えるような見込みも全くないことから、そう遠くはない将来に廃村になるものと思われます。
集落からの眺めは、まさしく天空の里と言った風情です。信じられますか、ここ東京都なんですよ。
谷向いの尾根にも小さな集落があるのが見えますが、あちらは標高およそ800メートル付近にある峰集落です。奥と峰は、もともと炭焼きなどの山仕事を生業とする人々が暮らしている集落でした。
9時30分 鷹ノ巣山登山口まで登って来ました。やけに長いアプローチでありましたな。
2.シイタケに見守られながら歩む浅間尾根
法面の脇に取って付けたかのような登山口から、山中へと分け入って行きます。最初からもっと雪がドッサリあるのを期待していたのですが、登山口付近にはあまり残ってはいませんでした。
登り始めてすぐに右へ曲がります。案内はしっかりとありますが、分かり難いポイントなので見落とさないように要注意です。
まるで奥多摩のような圧倒的な杉林です。見ているだけでもヒスタミンが溢れ出してきそうな光景です。
奥多摩のようと言うか、ここは奥多摩でした。まったく、こんな物騒なものは全て伐採して割り箸にでもしてしまえばいいんですよ。
登り始めてからほどなく、浅間神社の鳥居が現れました。
関東地方の津々浦々で見かけるこの浅間神社と言うのは、富士山ををご神体とする山岳信仰です。浅間神社がある場所と言うのは、基本的に富士山が見えるか、あるいはかつては見えた場所であるはずです。
鳥居の少し先に社殿もしっかりとありました。なお残念ながら、杉林が濃すぎてここから富士山は見えません。植林がされる以前はきっと見えたのでしょうね。
杉林の急登をジグザクと登り上げて行きます。今のところ天気は上々で頭上には青空が広がっていますが、この後は高曇りの曇り空になる予報です。
急登を登りきると周囲は自然林に代わり、道の両脇を柵に囲われた平坦な尾根道となりました。
柵の向こう側では、原木シイタケの栽培がおこなわれていました。なるほど、これが現在の奥集落に住まう人々の主要な仕事なのでしょう。
前方に石尾根が見えてきました。始めは左に見えているピークが鷹ノ巣山なのかと思っていましたが、そうではなく隣の日陰名栗山(1,725m)でした。
収穫したシイタケの運搬用なのであろう、モノレールまでありました。里から近い山だけに、良くも悪くも多くの人手が入っていることを感じさせる山です。
標高が高くなるにつれて、辺りにはブナ林が目立ち始めました。紅葉する頃に歩くと、きっと良い感じなんでしょうね。
浅間尾根と名乗っているだけの事はあって、背後にはずっと富士山が見えています。しかし、森の木々が濃くて視界が開けている場所は一切ありません。
ずっと尾根沿いに登って来ましたが、石尾根に取り付く直前に少しだけトラバースがあります。確かここに水場があったように記憶しているのですが、雪に埋もれてしまっているいるらしく見当りません。
11時30分 鷹ノ巣山避難小屋に到着しました。石尾根を縦走する登山者に大変人気のある避難小屋です。私は宿泊したことはありませんが、聞いた話では週末になると結構込み合うのだとか。
3.鷹ノ巣山登山 登頂編 奥多摩の山並みを広く見晴らす好展望の頂き
ここから先は、石尾根に沿って鷹ノ巣山の山頂を目指すのみです。石尾根縦走路は防火帯になっているため、こうして頭上が開けており、積雪量もこれまでとは桁違いに多くなりました。
ここまで登って来て、ようやく視界の開けた場所がありました。富士山がドーンとお目見えです。
予報通りの曇り空になってしまいましたが、高曇りであるため遠くまで良く見えます。見えはするのですが、やはり背後が青空である方が映えるんだけれどな。
避難小屋から山頂まではあっという間の距離であったように記憶していたのですが、記憶とは異なり意外としっかり登らされます。はて、こんなにしんどかったっけか。
背後を振り返ると、遠くに南アルプスの山並みまでもが見えました。
みんな大好き白根三山の山並みです。いずれも標高3,000メートルを超える日本有数の高峰であり、名前の通りに真っ白です。
北側には長沢背稜越しに浅間山(2,568m)の姿が見えました。と言うか、石尾根からでも浅間山が見えると言う事実を初めて知りました。
そうこうするうちに、ようやく山頂が見えました。いやはや意外としんどかった。
12時 鷹ノ巣山に登頂しました。標準コースタイムをやや超過する時間をかけての登頂です。やはり雪のある時だと、どうしたってペースは鈍ってしまうものなんですね。
鷹ノ巣山は森林限界高度には全く届いてはいない山ですが、山頂の南側が広く伐採されており展望が開けています。
ここまで登って来た浅間尾根が足元にあります。上から見ると、かなりなだらかな尾根であることがよくわかります。
浅間尾根の先の斜面上に峰集落があるのが見えます。よくもまあこんな奥地を切り開いたものだと驚かされます。なお、奥集落は角度的に鷹ノ巣山の山頂からは見えません。
奥多摩湖を挟んだ向かいに立つこの大柄な山は、奥多摩三山と呼ばれる山群の最高峰である三頭山(1,531m)です。こちらも積雪状態であっても登りやすい山なので、今頃はきっと多くの登山者で賑わっていることでしょう。
奥多摩三山の残りの二座である御前山(1,405m)(右)と大岳山(1,266 m)(左)です。何れも雪がたっぷりで、本日はどの山へ登っても大勝利であったことでしょう。
奥には丹沢の山並み。奥多摩に比べるとやや雪は少なめなように見えます。本日は行き先を丹沢にするか奥多摩にするかでさんざん悩んだのですが、結果として奥多摩で正解だったようです。
西には南アルプスの山並み。先ほども見えていた白根三山のみならず、荒川岳(3,141m)と赤石岳(3,120m)まで見えました。
前述の通り、稲村岩尾根コースは現在も通行止めのままです。入り口は閉鎖されており、当然ながらトレースもありませんでした。
青空が無いのが少々残念ではありますが、雪化粧した奥多摩の光景を十分に堪能しました。ボチボチ撤収に移りましょう。
4.雪の石尾根縦走路を歩き、お隣の六つ石山へ
12時30分 山頂を後にして下山を開始します。もと来た峰谷には戻らずに、このまま石尾根に沿って奥多摩駅まで歩きます。
まるで絵に書いたかのような松と富士の光景です。少し青空が顔を覗かせ始めましたね。
少し離れた位置から振り返ってみた鷹ノ巣山の山頂です。南側だけが伐採されて禿山状態になっているのが良くわかります。
ここから奥多摩湖方面へ下ることも出来ます。峰谷バス停はバス本数が非常に少ないため、浅間尾根ピストンではなく周回ルートを取る人も多いのではないでしょうか。
陽当たりの問題なのか、山頂付近よりもかなり雪が深くなって来ました。ノートレースだと歩くのに難儀しそうな積雪量です。
分岐地点から少し登り返すと、水根山と言う小ピークがあります。展望は一切なく、基本的にただの通り道です。
フカフカな雪の斜面です。そうそう、本日はもともとこういうのを期待していたんですよ。下山する段になってから、ようやく望んでいた場面に出会うことができました。
日原側の谷を挟んだ向かいには、白く染まった長沢背稜の山並み。あちらも積雪期に歩いてみたい気もしますが、メジャールートの石尾根とは違って、きっとラッセル状態になる事でしょう。
シカが前方を横切りました。素足で雪の中を歩き回っていますが、彼らは寒くはないのでしょうか。
ここにきて青空が広がり始め、陽が射して来ました。今更ですかい。できれば山頂にいる時に晴れて欲しかったのですが。。
ここまでずっと緩やかな傾斜の道だったのが、いきなり急勾配になりました。気温の上昇に伴って雪はグズグズに腐ってしまっており、アイゼンの刃が全く効かずかなり肝を冷やしました。
前方にこんもりと盛り上がった六ツ石山が見えて来ました。石尾根縦走路は六ツ石山の山頂は通らずに、北側を巻いています。
別に先を急いでいるわけでもありませんし、せっかくなのでサクッと六ツ石山の山頂を往復しましょう。往復しても10~15分程度です。
14時15分 六ツ石山に登頂しました。石尾根の主要なピークの一つと数えられている山です。奥多摩湖畔の水根から六ツ石山に至る登山道は、奥多摩三大急登の一つに数えられたりられなかったりします。
※奥多摩三大急登とはどこのことであるのかについては諸説があり、六ツ石山は含まれない場合もあります。
いったい誰の作なのか、顔がやけにリアルな造形の雪だるまが作ってありました。
六ツ石山の山頂から見た鷹ノ巣山です。山頂周辺の樹木が大きく育っているため、残念ながらあまり眺めは良くありません。
5.鷹ノ巣山登山 下山編 奥多摩駅までの残りの道程を駆け抜ける
下山を再開しましょう。石尾根にはこの先にもいくつかの小ピークがありますが、登山道は全てのピークを巻いており、この先にはもう登り返しはありません。後はひたすら下り続けるのみです。
標高が下がるにつれて、いつしか道の上には雪が無くなり、泥んこの状態の土が露出した状態となりました。日影にはまだまだ大量の雪があるため、アイゼンの外し時の判断に迷います。
またもや分岐点が現れました。直進するとこのまま石尾根上を進み、右へ下ると林道に出ます。特に早急に脱出すべき理由もないので、このまま尾根上を進みます。
実に奥多摩らしい杉林に入ったら、後はもう消化試合です。半分駆け足のようなペースで下ります。
半ば朽ちかけている木橋があったりして、なかなか油断がなりません。石尾根縦走路はメジャーなルートであると思うのですが、その割にはほったらかし気味なんですね。
かなり陽が傾いてきました。さあて、ヘッドライト出さずにこのまま駅まで帰り着けるかな。
一度林道に出ますがまだ終わりではありません。ストックを使用している人は、早まって収納してしまわないようにお気を付けください。
石尾根の行き先案内に鷹ノ巣山の名前は無く、そのかわりに雲取山と書かれていました。
いやまあ、決して嘘は言っていませんけれど、果たしてここから雲取山まで歩くと言う人は、どれくらい居るのでしょうか。
茜色の夕日が山肌を照らし始めました。うっとりするほどに美しい光景ですが、あまり余裕をこいているとアッと言う間に暗くなるので早く降りましょう。
眼下に愛宕山の五重塔らしきものが見えています。ここまで下ってくれば、駅まではもうあと一息です。
16時20分 羽黒三田神社を通過します。この標高まで下ってくると、もう雪はほとんど残ってはいませんでした。
ここからはもう氷川の集落の中になります。クマ鈴は収容してマスクを装着しました。
沿道にロウバイがチラホラと咲いていました。マスク越しであっても、独特の甘い芳香が周囲に漂っているのを感じます。
16時55分 後半はだいぶ端折りましたが、無事に奥多摩駅に下山しました。今日もたくさん歩いて大満足です。
ホリデー快速が走っている時間にはギリギリ間に合わなかったので、帰りも鈍行です。青梅行きの普通電車に揺られて帰宅の途につきました。
ヒャッハー、雪だーと浮かれながら出かけたい奥多摩の雪山巡りは、こうして何事もなく無事に終了しました。
ご覧いただいた通り、浅間尾根にも石尾根縦走路にも特に危険な箇所は無いため、積雪状態であっても比較安全に雪山登山を楽しむことが出来ます。途中にエスケープルートの選択肢も多くあるため、雲取山までは行ける自信がないと言う人にもお勧めな一座です。
毎年そうそう何度もチャンスがあるわけではありませんが、東京にまとまった量の雪が降った際には、喜び勇んで奥多摩へと繰り出してみては如何でしょうか。いつもとは一味違う光景が出迎えてくれることでしょう。
<コースタイム>
峰谷バス停(8:30)-鷹ノ巣山登山口(9:30)-鷹ノ巣山避難小屋(11:30)-鷹ノ巣山(12:00~12:30)-水根山(12:50)-六ツ石山(14:15)-羽黒三田神社(16:20)-奥多摩駅(16:55)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
オオツキ様
この日はバカ尾根に行ったのですが下山時には雪がとけてしまい木道が滑って苦労しましたが、奥多摩も雪が解けてしまったのですね。
塔ノ岳の山頂から見える景色は一面雲海で、大山と神山の山頂付近以外は雲の下にあり3000m級の山の景色で最高でした。
奥多摩の景色は代わり映えしないので最近は行っていませんが、浅間山は見てみたいと思いました。
もうもうさま
コメントをありがとうございます。
もっと雪モリモリなのを期待していたのですが、今回はとけてしまうのがかなり早かったですね。もっと標高が高い雲取山あたりまで行けばまた違った光景を見れたのだろうと思います。
オオツキさん、こんばんは。
都内から浅間山や南アルプスまで見えるとは驚きました!
雪の状況や量によって違うのかと思いますが、アイゼン(12爪?)と軽アイゼン(6爪?)とチェーンスパイクどれを1番使われることが多いですか?
間をとって軽アイゼンだと使いまわせるのかと思ったのですが、奥多摩や丹沢等の都内近郊はチェーンスパイクが使い勝手が良いのか?と思ったり…何を買えばと悩む今日この頃です。
MMさま
コメントをありがとうございます。
12本爪アイゼンが必要なのは、前爪を蹴り込みながらでないと登れないような、硬く締まった雪の急斜面がある場合だけです。基本的に厳冬期の高山でしか履きません。冬靴と合わせると非常に重くて歩きにくいので、出来る事ならば履かずに済ませたいと言うのが本音です。
軽アイゼンとチェーンスパイクには一長一短あります。チェーンスパイクは、場所によって雪があったりなかったりを繰り返すようなミックス状態のときや、ツルツルのアイスバーン状態な時などに一番安定して歩けます。ただしある程度雪が深い時だと、刃のストロークが浅すぎてほとんど滑り止めの効果を発揮しません。
雪は深いがそこまで急な場所が無い時ならば、6本爪の軽アイゼンが最適です。今回の鷹ノ巣山でも6本爪を使用しています。
向き不向きはありますが、一つで済ませたいのならば一番汎用的なのはチェーンスパイクでしょうかね。軽くて大した荷物にもならないので、冬の間にお守りとしてザックに忍ばせておくのには一番適していると思います。
オオツキさん、アドバイスいただきありがとうございます!
大変わかりやすく、3種類の違いをイメージすることができました!
今回の鷹ノ巣山のような雪があるところは無理そうな気がするので、私が行けそうなのは“場所によって雪があったりなかったり”というところ=チェーンスパイクが最適かなと思い浮かべることができました。
週末、石井スポーツに見に行ってみようかと思います。