埼玉県越生(おごせ)町にある大高取山(おおたかとりやま)に登りました。
奥武蔵の前衛部に立つ、標高400メートルに満たない里山です。麓には関東三大梅林の一つに数えられている越生梅園があり、梅の花が咲く季節になると、梅見と合わせて多くの登山者が訪れます。越生町観光協会が令和4年に制定した、越生10名山にも選ばれています。
里に春の気配が漂い始めた2月の下旬に、越生梅園と周辺にある越生10名山の山々を巡って来ました。
2024年2月28日に旅す。
今回は越生駅から直接歩いて登るこの出来る駅チカの里山である、大高取山に登って来ました。もっとも大高取山に登ったのは言ってみれば物のついでであり、真の目的は越生梅園で梅見をすることにありました。
越生梅園の起源は、西暦で言うと14世紀の中頃にあたる南北朝時代にまで遡ります。九州の太宰府から武蔵国に天満宮を分祀した際に梅を植えたのが始まりとされています。
現在では関東三大梅林の一つに数えられており、梅見の名所として定番の存在間です。
大高取山は、令和4年に制定された越生10名山なるものの筆頭に選ばれています。この10座は越生町内に広く点在しており、一度にすべての山を繋げて歩くのは難しいのですが、大高取山の周囲には4座が固まってあります。
せっかくの機会なので、越生梅園で梅見をしつつ、付近にある越生10名山の4座を巡り歩いて来ました。
終日に渡って雲が多めでピリッとしない天気でしたが、麗らかな春の里山を巡って来た一日の記録です。
コース
越生駅を起点にして4つの越生10名山を巡りつつ、途中で越生梅林にも立ち寄ります。歩行距離や累計標高差でいうとそこまで大きくはありませんが、色々盛りだくさんな行程です。
1.大高取山登山 アプローチ編 東武線で行く越生町への旅路
8時5分 東武線東上線 池袋駅
東京在住の人が公共交通機関を使って越生町を訪問する方法は、さっくり言うと二通りあります。東武越生線か八高線です。今回は本数が多くて融通の効く東武線をチョイスしました。
坂戸駅で支線の東武越生線に乗り換えます。私は東武線沿線の民ではなないので、東武の路線がどこでどう繋がっているのか全くわかっていません。Yahoo路線検索に言われたとおりに乗り換えます。
9時20分 越生駅に到着しました。恐らく目的地は同じであろう、ハイカー風の格好をした人が多数ホームに降り立ちました。
目指す大高取山は駅のホームからすでに見えています。左手前の山は高取山で、右奥に見えているいのが大高取山です。越生駅のすぐ脇にあり、まさに駅チカの山です。
越生駅は一応東武線とJRの連絡駅であるのですが、それにしてはこじんまりとした駅舎です。東武線には駅員がいますがJR側は無人駅です。
梅まつり開催期間中の土日限定で、越生駅から越生梅園まで直通の臨時バスが運行されています。私は大高取山に登りつつ梅園へ向かうつもりなので、バスは利用せずに全行程を歩きます。
越生10名山の案内板が置かれていました。越生10名山は越生町観光協会によって令和4年に制定されたばかりの、まだ新しい呼称です。
はたしてこの先、登山者の間で広く知られる存在になるのか。その実力の程を見せてもらいましょう。
2.ルートが少々わかりづらい虚空蔵尊さくら山
9時25分 身支度を整えて行動を開始します。まずは駅前から直進して歓迎のアーチを潜ります。
駅からまっすぐに大高取山を目指すのであれば、突き当りにある法恩寺の敷地内へと進みます。今回私は越生10名山の一つである虚空蔵尊さくら山を経由するつもりであるため、ここを左に曲がります。
道なりに進み、道が大きく左にカーブする地点で右折します。ゆうパークおごせと書かれた案内が目印です。
その先の最初のT字路で再び右折です。特に道標などは整備されていないため、この辺りは道順が少々わかりづらいです。少なくとも5万分の1スケールの山と高原地図をいくら見ても、全く道順はわかりませんでした。
越生10名山と銘打って制定したのであれば、道標の整備はしっかりと行ってほしいところです。
この先は道なりに真っすぐです。周囲は畑が広がる長閑な里山の光景に変わりました。
前方に山の一部が禿山になっている場所が見えます。あの場所が最初の目的地である虚空蔵尊さくら山です。見るからに眺めが良さそうで期待が高まります。
虚空蔵尊さくら公園の入口まで歩いて来ました。名前の通り周囲には桜の木が多数あり、桜の季節にはさぞや華やかになりそうな場所です。
公園として整備されていますが、もともとは寺院の敷地です。と言う事で、山間の寺院につきものの石階段が出迎えてくれました。ハイハイ、登ればいいんでしょ登れば。
虚空蔵尊とは虚空蔵菩薩を祀った寺院の総称です。虚空とは空間の事を指しており、大日如来の偉さは宇宙空間のすべてに遍く広がっているのだ、くらいの意味合いでしょうか。詳しくは知らないので適当な事を言ってます。はい。
反対側にはしっかり狛犬もいます。秩父地方よく目にする、狼を意匠とした狛犬です。
寺院の裏手に下からも見えていた禿山の部分が広がっており、ここでも多数の桜の木が植えられていました。山火事でもあったのかと思うような光景ですが、杉林を伐採した跡地を公園として整備したとかなのでしょうか。
大高取山は越生梅園と合わせて梅の季節に訪れる人の数が多そうですが、桜の季節に登るのも良さげです。
10時15分 虚空蔵尊さくら山に登頂しました。越生10名山であることを示す、まだ新しい標識が立っていました。
標識の裏手に一体のお地蔵さんがポツンと置かれていました。おそらく公園が出来るよりもずっと以前から、ここにあったのでしょう。
山頂からの眺めは良好で、関東平野を一望できます。もっともこの日は、モヤーと霞んでしまっていましたが。
3.大高取山登山 登頂編 幕岩展望台を経て越生10名山人気1位の頂へ
先へ進みましょう。道標に西山富士と書かれた方へと進みます。ちなみにこの虚空蔵尊さくら山から続く登山道は山と高原地図には記載がありませんが、大高取山までしっかりと繋がっています。
まるで奥多摩のような圧倒的な杉林の中を進みます。ここは奥多摩ではなく奥武蔵ですが、まあどちらも似たようなものです。
ほどなく西山富士と書かれた道標のある分岐地点があらわれました。直進すれば大高取山方向へ最短で行けますが、一応は西山富士へ立ち寄って行きます。
脇道へそれて進むとすぐに、ピークとも言えないような小さな盛り上がりがありました。
ここが西山富士の山頂であるようです。なるほど中心に火口のような窪みがあり、お鉢っぽく見えないこともありません。それが名称の由来か。
実際に噴火口であった訳もなく、この窪みにはおそらく小さなお社か何かがあったのでしょう。まあ正直ここはスルーしても良いかと思います。
気を取り直して先へ進みましょう。足変わらずの圧倒的な杉林が続きます。先ほどから、気のせいではなく明らかに目鼻がむず痒いです。花粉が舞っておるな。
登山道は全般的に明瞭でよく整備されていますが、倒木が放置されたままになっている個所もありました。まだ葉が緑色のままなので、ごく最近に倒れたのか。
再び分岐が現れました。ここは幕岩展望台と書かれた方に進みます。
幕岩の上へと続いているらしい階段があらわれました。上に登る前に一度、下へ回り込んで幕岩そのもの姿を眺めてみましょう。
下から見上げると、垂直の切り立った岩壁になっていました。幕岩と言う名称は日本各地の山に多く存在し、芝居小屋の幕のような見た目であるからと言うのが由来です。
岩の上まで登ると、大きく視界が開けた空間になっていました。流石は展望台と名乗っているだけの事はあります。
10時55分 幕岩展望台まで登って来ました。大高取山は山頂からの眺めはそこまでよくは無く、ここが一番の展望スポットとなります。
正面に関東平野がドーンと広がります。空気が澄んでいれば都心部まで見えるようですが、本日は春らしく霞んいて遠望はイマイチです。
幕岩展望台から少しの登ったところで、メジャールートである高取山方面からの登山道と合流します。ここからは周囲に他の登山者の姿がが一気に増えました。どうやら大高取山に虚空蔵尊さくら山経由で登る人は、圧倒的に少数派であるようです。
最後はひたすら小刻みにジグザクと九十九折れを繰り返しながら登ります。結局は最後まで杉林の中でしたな。
尾根上まで登って来ました。大高取山の山頂は右方向ですが、左へ尾根沿いに進んで行くと、日和田山までずっと繋がっています。
まさかここが山頂なのかと思いましたが、もう少し先へ進んだ地点にあるようです。案内の標識が朽ちており、土に還りつつありました。そもそもなぜ紙で作ったしまったのか。
周囲は相変わらず昼でも薄暗い杉林ですが、前方に陽が射した空間があるのが見えます。あそこが山頂なのかな。
山頂には大勢の登山者が所狭しと休憩していました。なるほど、越生10名山の中でも一番人気の山であるというのが良くわかる混雑具合です。
11時15分 大高取山に登頂しました。急登や特にこれと言った難所などは一切無い、とてもお手軽な道程でした。小さいお子様連れの登山などにも最適な山だと思います。
裏手には関八州見晴台などがある尾根が連なっているいのが見えます。近年のご当地アルプスブームにあやかり、越生アルプスと命名されていますが、あまり定着はしていないようです。
4.山を下ってお目当ての越生梅園へ
これで一応は本日の山登りのノルマ(?)が達成されました。このまま下山して、本日の主たる目的地である越生梅園へ向かいます。
一体何のノルマがあるのかと思われるかもしれませんが、曲がりなりにも登山ブログを標榜している以上は、目的地のすぐ近くに10名山を名乗る山が存在するのに、登らない訳にもいかんのですよ。
下り始めて早々に、神ノ座山というピークとも言えないような小さなコブがありました。わざわざ名前があることからして何らかのいわれがありそうですが、特に来歴を記した案内板などは立っていませんでした。
越生梅園方面の道も、特に急な場所もなく至って歩きやすい尾根道です。ただ今の季節には枯れ葉が堆積しており、一部気の抜けない場所もあります。
サクサクと足早に下って行くと、峠らしき場所が現れました。直進しても最終的には越生梅園の目の前に出られますが、登り返しになるので、最短で梅園を目指すならここから左に下ります。
峠の反対側は今ではゴルフ場になっていますが、かつては人の往来がある峠道であったことが伺える道です。
本日1回目の下山が完了しました。しかしこの後にはまだ、越生10名山巡りの予定が控えておりますよ。すでにノルマは達成しているのだから、別にもう登らなくても良くない?
越辺側を挟んだ向かいに、越生梅園が見えて来ました。対岸へ行くには橋を渡る必要があるため、もう少し先までグルっと回り込みます。
前述のとおり、祭りの開催期間中は駅からの臨時バスが運行されています。梅園入口のバス停では、既に梅見を終えたらしい人々がバスを待っていました。
橋の上には、駐車場待ちの渋滞が発生していました。越生梅園とこんなにも人気な場所だったのですね。
12時5分 越生梅園に到着しました。それでは本日のメインイベントとの位置づけである、梅見をして行きましょう。入園料は400円です。
5.越生梅園で梅見ををする
肝心の開花状況ですが、満開にはまだ少し早くて、だいたい6部咲きくらいと言ったところでしょうか。
まだ蕾ものも多いですが、それでも見ごたえは十分です。周囲にはえもいわれぬ甘い香りが漂っていました。
足元にはフクジュソウが咲いていました。ロウバイと共に、春の訪れを告げる花として定番の存在です。
園内をミニSLが走っていました。本物の蒸気機関を用いていると言う事で、なかなか本格定期です。それにしても、運転手さんは煙をモロに浴びて辛そうですね。
このミニSLは人気が高く、長い待ち行列が出来上がっていました。煤が溜まったりするのか、メンテナンスもなかなか大変そうです。
入口付近は白梅が中心でしたが、奥へ進むとピンクや紫の紅梅も咲いて華やかな光景を作り出していました。。
ロウバイもチラホラと咲いていますが、こちらはもう既に終わりかけです。それでも、梅に負けじと甘い香りを放っていました。
奥まで進むと、お祭りらしく出店がズラリと軒を並べていました。そういう事であれば、花より団子タイムと洒落込みましょう。
色々と目移りしましたが、広島焼きをチョイスしました。関東圏では焼きそばが入ったお好み焼きの事であると認識されている名称ですが、関西圏ではこの呼び方を巡って色々と確執があるらしいので、うかつに呼ばない方が良いそうです。
たいへん美味しかったのですが、こうしてあらためて写真で見ると、ビジュアル的には最低の食べ物ですね。
会場内を一通り回ったところで、梅園を後にします。このまま駅を目指すのが、大高取山と越生梅園を絡めた登山としては一般的な行程でしょう。
6.大高取山の隣にポツンと立つ弘法山
しかし私には、まだあと2座の生越10名山を巡ると言う重要なミッションが残されています。10座全てに登る具体的な計画がある訳ではありませんが、その気になった時のために登れるだけは登っておこうと言う算段です。
バス通りを駅のある方角に向かって進み、ニューサンピア埼玉おごせと書かれた標識が現れたら左へ曲がります。
橋を渡ると、右前方に目指す弘法山の姿が見えて来ました。標高200メートにも満たない低山ですが、平野の中にポツンとあるため周囲からは目を引く存在です。
道なりに進み、右手に消防署の建物が見えたら、反対側の左の道へ入って行きます。例のごとく道標はありません。地図を良く確認しながら歩いてください。
道を挟んだ両側に学校関連の建物があり、ひょっとしてここはすでに学校の敷地内なのではないかとかと錯覚しそうになりましたが、真ん中の道は公道です。
坂道を登りきると、山の中へ入って行ける道がありました。例のごとく特に案内などはありませんが、入り口はここであっています。
今歩いているこのルートは弘法山の裏口の様なもので、表参道は反対側にちゃんと存在します。帰りはそちらから下ります。
何故わざわざ裏側に回りこんだのかと言うと、私は同じ道を往復するよりも、なるべく周回ルートを取ることに強いこだわりを持っているからです。
弘法山の山頂に立つ諏訪神社が見えて来ました。前述の通り、今見えているのは神社の裏側です。
弘法山と言う名称の由来であろう弘法大師と諏訪神社にどういう関連があるのかは良くわかりませんが、諏訪神社自体は日本全国におよそ約25,000社ほど存在しており、広く信仰されています。
13時20分 弘法山に登頂しました。山と言うよりは、町はずれにある丘の上の神社と考えた方が良さそうな場所です。それでも生越10名山の人気投票で4位を獲得したと言う事なので、地元では愛されている山なのでしょう。
展望は一部開けていますが、特に何かが見えると言う訳でもありません。もう少し右の方に大高取山があるはずですが、樹木に阻まれて見切れてしまっています。
先ほど見物してきた越生梅園も見えます。こうして上から見るとそこまで広い訳でもありませんが、関東三大梅林の一つに数えられているのは、南北朝時代から続くその歴史の長さを評価されたからなのか。
次へ向かいましょう。帰りは裏口からではなく、ちゃんと表から下ります。
参道らしく入り口には鳥居がありました。やはり登山の対象と言うよりは、諏訪神社の参拝であると考えた方が良さそうな場所です。
現在地はまだ弘法山の中腹辺りですが、ここに弘法山観世音があります。少々ややこしいのですが、山頂にある諏訪神社とは全く無関係な寺院です。
安産子育てのご利益があるとされており、乳房のぬいぐるみを奉納するという変わった風習があります。
バス通りまで戻って来ました。登って降りてしても、所要時間はせいぜい30分程度の寄り道でした。
少し離れた位置から見た弘法山は、見事なおっぱい型をしていました。なるほど安産子育てにご利益があるとされるようになった由来が、大変よくわかりました。
7.無名戦士たちが眠る大観山
本日の越生10名山巡りも残すところあと1座。最後の大観山へ向かいます。普通は大高取山へ登る途中に立ち寄るのが一般的な位置にある山なのですが、虚空蔵尊さくら山経由で登ってしまったので、もう一度登り直すしかありません。
バス通りから見て1つ大高取山側にある小道を進み、小学校が見えてきたら右へ入って行きます。
突き当りに墓地への入り口があるので、ここから山へと入って行きます。
大観山の名前はどこにも案内がありませんが、無名戦士の墓と書かれた方へと進みます。
巨大な砂防堰堤がありました。これだけ大掛かりなものが作られたと言う事は、過去になんらかの土砂災害があったのだろうか。
大観山は大高取山に至るただの通り道扱いをされてしまいがちな場所ですが、越生に訪れた以上は是非とも立ち寄って見てほしい場所です。理由は行けばわかります。
堰堤脇の登山道を登って行くと、道の正面を横切る階段にぶつかりました。
階段の上に白い建物があるの見えます。ちなみにこの建物は、越生駅のホームからも見えています。
大観山の頂上に立つ世界無名戦士之墓です。ここには第二次世界大戦後埼玉県庁に保管されていた、身元不明者や受け取る遺族がいない遺骨が葬られています。脱帽して合掌します。
14時10分 大観山に登頂しました。越生10名山の山頂標識は、世界無名戦士之墓の前にポツンと立っていました。
建物の上部は展望台になっており、関東平野一円を広く見渡せます。無名の戦士たちは、今もこうして故郷を見守り続けています。
遠くに小さくスカイツリーが見えました。身も蓋も無いことを言ってしまうと、大高取山に登るよりも、大観山からの方が眺めは全然良いです。
8.大高取山登山 下山編 桜並木の道を駅へと下る
本日の目標はすべて回収されました。下山に移りましょう。下山と言っても、麓の町はすぐそこに見えていますがね。
このまま舗装道路沿いに歩いても駅には戻れますが、山道もしっかりと存在ます。
この大観山もまた桜の名所として知られた存在で、道沿いにずっと桜並木が続いています。今は冬枯れの光景ですが、桜が咲く頃には華やかな光景となるはずです。
バス通りまで下って来たら、あとは駅まで歩いて戻るだけです。戻る途中に道の駅おごせがあるのですが、道の駅にしては駐車場スペースが殆どありません。徒歩の観光客を主な相手にしている道の駅なのか。
14時45分 越生駅に戻って来ました。駅チカの里山巡りでしたが、なんだかんだで1日しっかりと歩き回りました。
帰りは何となく気分で、東武ではなく八高線に乗り込み、帰宅の途に着きました。
大高取山は越生梅園とのセットで歩かれる事が多い山だと思いますが、大高取山そのもののベストシーズンは桜が咲く頃ではなかろうかと思います。梅の季節は新緑にはまだ少し早く、冬とあまり変わらない殺風景が広がっていました。
ルートは大変手軽でこれと言った難所もなく、登山初心者やファミリー向けと言える山です。散歩気分で軽めの登山がしたいと言う人におススメです。
せっかく4座に登ったので、越生10名山の残る6座についても機会をみて登ってみようかと思います。
<コースタイム>
越生駅(9:25)-虚空蔵尊さくら山(10:15~10:25)-西山富士(10:35)-幕岩展望台(10:55)-大高取山(11:15~11:25)-越生梅園(12:05~12:50)-弘法山(13:20)-大観山(14:10~14:30)-越生駅(14:45)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
ブログ第一回目から読み進めて、読破間近!
オオツキ様、ようこそ我がホームグランド生越へ!生越町は「ハイキングの町」を謳っているので道も良く整備されていますし、何といっても駅チカですよね。改札を出て10分後には登山道入り口に立てます。
自宅の玄関を出て、生越線ののどかな車窓風景を眺め、ハイキングスタートまで40分程です。オオツキさんにとっての高尾山のような存在です。
越生10名山からは外れてしまいますが、隣接の毛呂山町の桂木観音からの眺望も素晴らしいです。機会がありましたら是非!
やよいさま
コメントをありがとうございます。
桂木観音は初めて聞く名前だったので調べてみましたが、有名な初日の出見物スポットのようですね。近くの山を歩く機会があったら足を伸ばしてみます。