関八州見晴台 関東三大不動、高山不動尊から望む武蔵野の大展望

根の権現から見た関八州見晴台
埼玉県飯能市と越生町の境界にある関八州見晴台(かんはしゅうみはらしだい)に登りました。
関東三大不動の一つである高山不動尊の本宮がある、標高771メートルほどの高台です。その名の示すとおり、関東地方を広く見晴らすことの出来る展望台となっています。
12月とは思えないような陽気の下、里山をのんびりと歩くゆる登山を楽しんで来ました。

2017年12月23日に旅す。

今回の行き先は奥武蔵にある好展望スポット、関八州見晴台です。なにせ名前に見晴台と入っているくらいですから、これは相当期待して良いのではないでしょうか。

関八州とは律令時代の国名で上野(群馬)、下野(栃木)、常陸(茨城)、武蔵(東京、埼玉)、相模(神奈川)、上総、下総、安房(千葉)のことを指します。ここからは、それらの地方をすべて一望することができます。

ちなみに、関東三大不動と呼ばれているのは、成田不動、高幡不動そして高山不動です。

京王線ユーザーである私は、高幡不動のことは良く知っておりますが、高山不動というのはこの山のことを調べていて始めてその存在を知りました。標高600メートル付近の山腹にある寺院です。
高山不動の石階段
この寺院のすぐ脇を、奥武蔵グリーンラインと言う通称で呼ばれる林道が通っており、車で直接アクセスすることが可能です。

車も買えない貧乏人環境意識高い系ハイカーである私は、当然ながら車という文明の利器には一切頼らず、麓から己の二本の足だけを使って見晴台を目指します。

・・・もっとも、麓から歩いても、山頂までのコースタイムが2時間にも満たないような、純然たる低山ではありますがね。

コース
関八州見晴台の地図
西武池袋線の西吾野駅より、パノラマコースを通り高山不動尊を経由して関八州見晴台へ登頂します。下山は越生(おごせ)方向へ向かい、景勝地として有名な黒山三滝に立ち寄ります。

全行程で5時間にも満たない、お手軽なハイキングコースです。

1.関八州見晴台 アプローチ編 西武線で行く奥武蔵への旅路

7時5分 西武線池袋駅
普段は西武線ユーザーではない者にとって、急行よりも速いんだか遅いんだかイマイチ伝わらない快速急行なる列車に乗り、西吾野駅へ向かいます。
池袋駅ホームに停車する西武線の快速急行電車
距離的には八高線で東飯能に出た方が全然近いのですが、何故か距離にして20km以上も遠回りの池袋経由の方が運賃が安く済むという、謎の逆転現象が発生しました。

西武線が安いのか、JRが高すぎるのか。はたまたその両方か。

8時27分 西吾野駅に到着です。日の射さない山間部にあるせいか、薄暗くて非常に寒々しい場所です。
西吾野駅の駅舎

沿道の街路樹に、びっしりと霜が降りていました。今日は暖かくなると言う予報ですが、この時間の気温はまだ0度以下のようです。
つつじの葉に降りた霜
駅前のベンチで寒さに震えながら朝食を済ませて、8時40分に行動を開始します。

この手の「山を舐めるな」と言う趣旨の看板は、各地の山で割とよく見かけますが、山が直接語りかけてくるタイプは珍しいですね。
山は甘くないとかかれた看板

登山口まで道なりに沿って進みます。分岐には必ず道標があるので、迷うことはありません。
行き先に高山不動と書かれた道標
西吾野駅付近の道路風景

高山不動へ通ずる道はいくつか存在します。パノラマコースヘ向かう場合には、ここを右折です。
吾笑楽手間の交差点
奥武蔵の低山でパノラマとは、一体いかなる光景であるのか。まあ、あまり過度な期待はせず行ってみましょう。

吾笑楽という名のお食事所(?)が入り口の目印です。営業はしていませんでした。これはなんと読むのでしょう。ごしょうらく?
吾笑楽の建物

2.ぱっとしなパノラマのパノラマコースを行く

吾笑楽の前から少し奥へ入ったところで、ようやく登山道に入りました。
高山不動の登山口

上り始めてからしばらくは、軽トラならギリギリ通れるくらい広さのある、傾斜の緩い道が続きます。林業用の作業道なのかな。
高山不動へ続くパノラマコースの沿道風景

道標上に何故かムーミンが居ました。これって、著作権的な問題はないのでしょうか。
道標の上に乗った木製のムーミン

背後に展望が開けてきました。パノラマコースと言っているのは、おそらくこの光景のことでしょう。うーん、パノラマと言えばパノラマなのかなあ。
高山不動へ続くパノラマコースの風景

これはたぶん根の権現のある山です。あまり馴染みの無い山域なので、山座同定に自身がありませんが。。
パノラマコースから見た根の権現

ほどなくしてぱっとしないパノラマは終わり、里山にありがちな圧倒的杉林の中に突入しました。
パノラマコースの杉林

杉林に入ってすぐに、ベンチの置かれた休憩ポイントが現れました。どうせなら視界の開けた場所に作ってくれればいいのに。
パノラマコースの休憩スポット

休憩ポイントを過ぎると、ようやく登山道らしい道がスタートします。
171223関八州見晴台_018

道は大変よく整備されています。至るところに過剰なまでに道標が設置されており、道迷いの心配はまずありません。
パノラマコースの道標
初心者にも優しい奥武蔵です。地味でパッとしないけど。

行けど進めど杉また杉の
思わず麦と兵隊の替え歌を即興で口ずさんでしまうような、代わり映えのしない光景が続きます。
パノラマコースの杉林
パノラマコースの杉林

9時50分 石地蔵に到着です。萩ノ平茶屋跡を経由するルートとの合流地点です。
石地蔵の分岐地点

これが地名の由来になっているお地蔵様ですかね。素朴で可愛らしい地蔵です。
石地蔵に置かれた地蔵

傾斜の緩い道がずっと続きます。実に歩きやすいですが、見方を変えると中々標高は上がりません。
パノラマコースの平坦な登山道

再び合流地点が現れました。最短距離で関八州見晴台を目指したいのなら、ここを道なり真っ直ぐです。高山不動尊を経由するなら右へ。
パノラマコースの分岐地点

いつの間にか高山不動尊より高い場所に居たらしく、道が下りになりました。せっかく稼いだ位置エネルギーが無駄に費やされます。
171223関八州見晴台_026

常緑樹が、とても12月の光景とは思えないような青々とした葉を茂らせていました。
171223関八州見晴台_027

ほんのり僅かに残る紅葉の残光。
171223関八州見晴台_028

3.関東三大不動の一つ、高山不動

10時15分 高山不動尊に到着です。極めてゆっくりとしたペースです。本日は先を急ぐ旅ではないのでね。
石階段の下から見上げた高山不動

埼玉県の特別天然記念物にも選ばれていると言う、大イチョウ木がそびえ立ちます。樹齢およそ800年と言われる大木です。
高山不動の大イチョウ
高山不動の大イチョウ

見上げる高さ
高山不動の大イチョウ

境内からは奥多摩方面の展望が開けます。正面奥に見えているのは、天目背稜と呼ばれる東京都と埼玉県の境界を形成している尾根です。
高山不動からの展望

山中の寺院にはつきものの圧倒的石の階段が、見るものの戦意を喪失させてくれます。
高山不動の石階段

はいはいわかりましたよ。登ればいいんでしょう登れば。
高山不動の石階段を登る登山者
お一人様の登山において、このようなヤラセ写真臨場感溢れる光景を写真に収めるには、三脚を仕掛けてから行ったり来たりする必要があります。たいへん面倒なので、自撮りはこれで最後にします。

こちらがが常楽院不動堂の建物です。先ほどのイチョウの木と同様に、県の重要文化財に指定されています。
高山不動の常楽院不動堂

4.関八州見晴台 登頂編 半分くらいは舗装された道を辿り、関八州を見晴らす頂へ

さあ、寄り道はこれくらいにして、本題の関八州見晴台を目指しましょう。
高山不動脇を通るの奥武蔵グリーンライン
このように、寺院のすぐ脇にまで車で侵入が可能な道が通っています。駐車場も完備されており、ここまで歩いて登ってくる人と言うのは圧倒的に小数派です。

背後に、頭一つ飛び出た武甲山の姿が見えました。奥武蔵の盟主と言うだけのことはあって、圧倒的な大きさです。
奥武蔵グリーンラインから見た武甲山

沿道には蕎麦屋などの施設が点在していますが、何処も営業はしていません。時間の問題なのか、あるいは季節の問題なのか。
奥武蔵グリーンラインの蕎麦屋

舗装路を離れて、再び登山道に突入です。
関八州見晴台へ向かう登山道

ここまでの薄暗い杉林から雰囲気が一転し、陽の当たる気持ちの良い道です。気温が上がってきて、薄っすらと汗ばむ陽気になってきました。
関八州見晴台へ向かう登山道

丸山と言う名の小さな小ピークを越えていきます。標高の表記すらない、名前だけのシンプルな山頂標識です。
丸山

丸山山頂の様子。
ベンチが一つあるほかは、特に何もありません。なお、奥武蔵にはもう一つ丸山がありますが、そちらはここと違って大変眺めの良い山です。
丸山山頂の様子

頭上に再び車道が見えてきました。登山道は、奥武蔵グリーンラインと付かず離れずの距離を保って上へと伸びています。
関八州見晴台へ向かう登山道から見上げた奥武蔵グリーンライン

ここまで車で上がってこれます。山頂までの所要時間は5分ほどです。関八州見晴台は、登山をしにくる場所と言うよりは観光地であると考えた方が良い場所です。
関八州見晴台の入り口

熊さんの爪砥ぎ跡。糞も大量に見かけました。これは・・・確実に近くに居ますねえ。
爪砥ぎ跡の残る杉の木

山頂直下最後の登り。見るからに展望の良さそうな姿に期待が高まります。
関八州見晴台の山頂直下

11時15分 関八州見晴台に登頂です。いかにも里山らしい、実に歩きやすい道のりでした。
関八州見晴台の山頂標識

山頂の様子
中央に高山不動の本宮が立っています。広々としていて東屋まで完備しており、休憩スペースには事欠きません。
関八州見晴台山頂の様子

それではさっそく、関八州を見晴らしてみましょう。こちらは東京都心方面の展望です。
関八州見晴台から見た都心方面の展望
気温が上がってきた影響か、霞んでしまってあまり遠くが見えません。空気の澄んだ日であれば、遠くに東京湾やその先の房総半島までもが見えるそうです。

こちらは南西方向、丹沢方面の山並みです。大山の姿が特に際立っていますね。
関八州見晴台から見た丹沢山地

山名入り
関八州見晴台から見た丹沢山地(名前入り)
高尾山と言うのは、超有名な山のわりには見た目の特徴がなさすぎて、山座同定するのが難しいんですよね。

こちらは西側。毎度お馴染み世界遺産のアイツが、頭だけ覗かせています。
関八州見晴台から見た富士山

再び山名入りを一枚。
関八州見晴台から見た富士山

こちらは谷を挟んだお向かいさんの伊豆ヶ岳(851m)です。奥武蔵の山の中では、武甲山と並んで非常に高い人気を誇る山です。
関八州見晴台から見た伊豆ヶ岳

南東方向の展望。武甲山と両神山のツーショットです。やはり武甲山の際立った大きさが目に付きます。
関八州見晴台から見た武甲山と両神山

武甲山をアップで。横からのアングルで見ると、石灰の採掘による山腹の削られっぷりが大変よく分かりますね。
関八州見晴台から見た武甲山

こちらは北側の展望。日光連山の山々などが見えるらしいのですが、北関東はすっかり雲に覆われていて、何も見えませんでした。
関八州見晴台から見た日光方面の風景

あまり寒くはなかったのですが、せっかくストーブを持ってきているので、ここでラーメンタイムにします。少々価格が高いものの、トマトチリペッパーヌードルは至高のカップ麺です。
ガスストーブとトマトチリペッパーヌードル

5.関八州見晴台 下山編 滝へ立ち寄るはずが何故か真っすぐバス停へ

12時15分 関八州の展望を十分に楽しめたので、ボチボチ下山開始です。帰路は越生(おごせ)方面に下山します。
関八州見晴台からの下山路
下山予定地点に、それなりに名の知れた景勝地である黒山三滝があるので、当然立ち寄って行きますよ。

陽の当たる山頂は、とても12月とは思えないようなポカポカの陽気でしたが、日陰に入ればそれなりに冷えてきます。
木漏れ日が差し込む関八州見晴台からの下山路

しばらく下ると、また舗装道路に行き当たりました。例の奥武蔵グリーンラインの一部です。
奥武蔵グリーンライン

道標の案内にしたがって、黒山三滝方向へ向かいます。
奥武蔵グリーンラインにある道標
関八州見晴台からの下山路

このままダラダラと舗装道路を歩かされるのかと危惧しましたが、すぐに登山道が現れました。
黒山三滝方向への下山路

滝があるのは、言うまでもなく谷の底です。と言うことで、谷底へ向かって降下していきます。
黒山三滝方向への下山路

ススキが覆い茂る、実に気持ちの良い道です。あまり歩かれていないルートなのか、やや荒れ気味でした。
ススキに囲まれた登山道
ススキの穂

谷底まで下って来ました。ここからは沢沿いの道です。
黒山三滝方向への下山路

13時15分 日照水まで下ってきました。ここから先は、ゴールまでずっと舗装路を歩くことになります。
日照水登山口

日照水は、わざわざ遠くから汲みにやってくる人もいるという名水です。ちょうど目の前に、まさに水を汲みにやってきている人が居ました。
日照水の水汲み場

道なりに林道を下って行きます。
黒山三滝方向への林道

ここでまさかの路面凍結です。さっきの軽トラは、これをどうやって突破してきたのでしょう。
凍結した林道の路面

この舗装道路歩きがまた、結構長かったりします。少々ダレて来ました。
林道を歩く登山者

巨大な切通しを越えると、山間の集落の中に出ます。
林道の切り通し
山間の黒山集落

越生町は、ゆずの産地として知られています。周囲にはゆず畑が広がっていました。
実の生った柚子の木
ゆずと言われても、風呂に入れるくらいしか使い道を思いつきません。同じ柑橘類に、ミカンと言う完全無欠の巨人が君臨している現状において、ゆずの陰はきわめて薄いものにならざるおえません。

今まさに満開を迎えんとしている椿。
満開の椿

「なかなか滝に着かないなー」などと呑気に考えていたら、バス通りに出てしまいました。どうやら滝へ向かう分岐を見落としてしまったようで。
黒川のバス通り

さて、時刻は現在14時。次のバスは14時26分の発車です。今から滝を往復して、はたしてバスに間に合うか。
黒山三滝入り口にあるアーチ
日本観光百選なんて言われてしまったら、無視できないではないですか。と言うことで、駆け足で滝を見に突撃です。

6.駆け抜けろ!黒山三滝

廃業した旅館の脇を小走りに駆け上がります。この辺りにはかつて、黒山温泉(鉱泉?)郷が存在しましたが、現在はそのすべてが廃業しています。
黒山温泉の廃墟

黒山三滝の一つ、天狗滝が遠巻きに見えました。落差20メートルの滝です。時間が無いので、目の前まで行くのは割愛します。
黒山三滝の天狗滝

奥へと進みます。道を間違えなければ、この分岐地点に辿り着くはずだったのですが。。
黒山三滝の関八州見晴台へと続く分岐地点

すっかり寂れてしまったみやげ物街を通り抜けます。
黒山三滝のシャッターが下りたみやげ物店

14時15分 黒山三滝に到着です。三滝のうち二つが、二連の滝となって流れています。
黒山三滝の全景

こちらが下段の女滝。落差は5メートル。
黒山三滝の女滝

そして上段の男滝。落差は倍の10メートルです。
黒山三滝の男滝

バスの時間が迫っていたので、滝見物も早々に切り上げて、来た道をかけ戻ります。
黒川三滝の入り口

ちょうどいいタイミングで、バスがやって来ました。そのまま駆け込みます。
黒川三滝入り口の停留所に停車する越生行きのバス
越生駅と言うのが何線の駅なのかも未確認と言う、相変わらずの山舐めならぬ旅舐めっぷりを発揮しております。ついでに言うと、バスの発車アナウンスを聞くまでは、越生の読み方すらわかっていませんでした。

25分ほどで越生駅に到着です。
越生駅の駅舎
バス車内で巧みにスマートフォンを操作して確認したところ、どうやらJR八高線の駅のようですな。どうでもいいことですが、オオツキはもうすっかり頭が硬直してしまったオッサンなので、フリック入力が全く出来ません。

ホームで電車の到着を待っていたら、やってきたのは気動車でした。そういえば、八高線は高麗川より先が非電化区間なんでしたっけか。
越生駅に入線する八高線

当然ながら電化区間と非電化区間では、運行が完全に分断されています。乗り継ぎの接続も悪く、高麗川駅のホームで30分近く待つ羽目になりました。
高麗川駅のホーム

30分後にやってきた電車に乗って、無事に帰還です。
高麗川駅に入線する八高線

関八州を見晴らすと言う山への訪問は、何故か最後は全力疾走して滝を見てくる行くと言う、良くわからない結末でもって終了しました。
霞みがちで遠望に関しては少々残念な感じではありましたが、おおむね期待通りの展望が得られる場所であったと思います。車で侵入可能な場所なので、夜景を見に行くのもにも良い場所かもしれません。コースタイムも手頃で、誰にでも楽しめる手軽な里山歩きコースと言えるでしょう。
単体では物足りないと言う人には、今回歩いた黒山三滝のほかにも、顔振峠を経由して吾野駅へ戻る周回ルートを取れば、それになり歩き応えのあるコースにすることも可能です。空気の澄んだ季節を狙って、冬場の低山歩きの計画にでも組み込んでみてはいかがでしょうか。

<コースタイム>
西吾野駅(8:40)-吾笑楽(9:00)-石地蔵(9:50)-高山不動尊(10:15~10:45)-関八州見晴台(11:15~12:15)-日照水(13:15)-日の見下BS(13:55)-黒山三滝(14:15)-黒山BS(14:25)

関八州見晴台山頂での記念撮影

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. Manohiro より:

    はじめまして、Manohiroと申します。
    ブログランキングから訪問させて頂きました。
    関八州見晴台 関東三大不動、高山不動尊から望む武蔵野の大展望で
    関八州見晴台があることを初めて知りました。
    「山名入り」を見ると山々の峰の絶景は、
    私にとって、初めての光景です。

  2. オオツキ より:

    Manohiro様
    コメントを頂きましてありがとうございます。
    私もこの山の存在を認識したのは結構最近のことで、伊豆ヶ岳に行くために買った山と高原地図「奥武蔵」に出ていたのをたまたま眼にしたからです。さほど知名度のある場所ではないようですが、見晴台の名に誇張の無い好展望地でした。山座同定するが好きな人にはとてもオススメの場所です。