鳩ノ巣渓谷 紅葉の大多摩ウォーキングトレイルを巡る

鳩ノ巣渓谷の吊り橋東京都奥多摩町にある大多摩ウォーキングトレイルコースを歩いて来ました。
青梅線の古里駅から奥多摩駅にいたる区間の多摩川沿いに整備された遊歩道です。道中にある鳩ノ巣渓谷は東京の紅葉の名所として知られ、シーズン中には多くの観光客で賑わいます。
山から里へと下ってきた紅葉を追いかけて、奥多摩の清流沿いをのんびりと歩いて来ました。

2018年11月24日に旅す。

 


鳩ノ巣渓谷は、青梅線の鳩ノ巣駅付近に存在する、多摩川の浸食によって作られた全長はおよそ3kmほど渓谷です。
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川際に沿って遊歩道が整備されており、付近を散策することが出来ます。さらに下流域にある御嶽渓谷とともに、東京の紅葉の名所として大定番の場所です。

鳩ノ巣渓谷の遊歩道は、青梅線の古里駅から奥多摩駅までを繋ぐ大多摩ウォーキングトレイルと呼ばれるコースの一部に組み込まれています。
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すべてを合わせたコースの全長は8km少々となり、なかなか歩きごたえのある行程となっています。鳩ノ巣渓谷を歩くだけでは少々物足りないと感じる方には、このコースは大いに推奨できます。

かくして訪れた鳩ノ巣渓谷。紅葉最盛期にまだ少しだけ早い時期の訪問となりましたが、奥多摩と清流多摩川の魅力を存分に体験できる良い散歩道でした。
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奥多摩観光協会の公式サイトで、大多摩ウォーキングトレイルのPDFマップをダウンロードできます。コースの詳細につきましてはそちらをご確認ください。

 

1.鳩ノ巣渓谷 アプローチ編 古里駅から大多摩ウォーキングトレイルスタート地点の寸庭橋へ

8時57分 JR青梅線 古里(こり)駅
本日の散歩のスタート地点である古里駅へとやってまいりました。ホリデー快速は停まらない駅なので、鈍行列車に揺られて来ました。
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普段は人影疎らな閑散とした無人駅である古里駅ですが、紅葉シーズンとあってか多くの乗客が下車しました。
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木造の駅舎が良い雰囲気を醸し出しています。
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最近のJR東は安っぽくて酷いデザインのプレハブ風駅舎ばかりを作っているイメージですが、古里駅はそうなることを免れたようで何よりです。

駅前のすぐ先にコンビニがあり、買い出しはここで可能です。大多摩ウォーキングトレイル入り口に向かうには、ここを右です。
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しばらくの間、青梅街道に沿って進みます。
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山間部とは言えどそこは天下の幹線道路とだけあって、青梅街道の交通量は割と多めです。大型のダンプがひっきりなしに往来します。
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ほどなくY字路が現れるので、ここを左に入ります。
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このように道標が出ているので、特に迷う要素は無いかと思います。
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多摩川の川縁にむかって下って行きます。
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橋が現れました。大多摩ウォーキングトレイルコースのスタート地点である寸庭橋です。
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さて、肝心の紅葉の色好き具合の方はと言うと・・・奥多摩の森らしく杉の緑ばかりが目立ちますが、まだ色好き始めと言ったところでしょうか。
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眼下を流れる多摩川の透き通った水が美しい。
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下流域の近寄っただけで生臭い多摩川を見慣れている者からすると、とても同じ川だとは思えないような美しさです。多摩川と言うのは、本来の姿は清流なのですね。

まあそれを言ったら、生活排水が流れ込みさえしなければ、日本にある川はどれだって清流なのでしょうけれど。

9時20分 コースの入口までやって来ました。
多摩でも奥多摩でもなく大多摩と来ましたか。これはまたずいぶんと大きく出たものですな。
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2.大多摩ウォーキングコースでまだ見ぬ奥多摩の新たな魅力に触れる

振り返って見上げた寸庭橋は、こんな優美な姿をしていました。特に橋梁の構造に造詣が深いわけではありませんが、これはおそらく上路式アーチ橋と呼ばれる形式の橋です。
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スニーカーでも歩けないことは無いかなと思わせる程度のデコボコ道です。登山靴があるならば、素直に履いてきた方が良いでしょう。
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コースは多摩川沿いを一旦外れ、支流の寸庭川に沿って森の中へと続いています。
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大きな水の音が聞こえて来ました。どうやら滝があるようです。
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上の滝と言う名の小ぶりな滝です。
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周囲を取り囲む岩場に水音が反響して、まるで山の奥深くに居るかのうよな錯覚を覚えます。駅から徒歩30分程度で来れる場所とは思えない雰囲気です。

この仮設感が満載な橋はホタル橋といいます。その名の通り、ホタルの姿を見ることが出来るのでしょうか。
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登山道楽にのめり込んで以来、これまで多くの奥多摩の山々を歩き回って来ました。

もう奥多摩のことならば大分知っているかのようなつもりになっておりましたが、まだまだ見知らぬ魅力的な場所が多く残されているんだなあと。

しかも、こんな駅のすぐ近くにです。奥多摩の途方もない懐の深に感じ入る次第です。

この透き通った沢の美しさよ。清流と言うのは、ただぼんやりと眺めているだけでも気持ちが良い。
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ホタル橋を渡ると登り坂が始まります。ちょっとした登りではなく、結構ガッツリと登らされます。
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この過密に植えられた杉林の光景もまた、奥多摩らしさと言えばらしさなのかな。
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坂を登りきると、見覚えのある東屋の姿が見えて来ました。マップ上に展望台と書かれている地点です。
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ここは以前に、御岳山の裏参道を歩いた時に通ったことのある場所です。
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展望台からは鳩ノ巣集落の全容を一望できます。奥に見ているのは本仁田山(1,224m)です。
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鳩ノ巣駅方向に向かって集落の中を下って行きます。
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雲仙橋を渡って多摩川の北岸へと戻ります。
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雲仙橋はかなり年季の入った橋です。かつては吊り橋であったことを思わせるコンクリート製の塔が、橋の両側に残っています。
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橋の上からは、本日メインの訪問先である鳩ノ巣渓谷を見下ろすことが出来ます。中央付近に小さく人の姿が見えます。どうやらあそこへ降りて行くようですね。
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反対側の下流側には、手作り感満載の小橋が架かっていました。対岸にある鳩ノ巣バンガローにアクセスするための橋で、台風で流されるたびに架け直しているのだそうです。
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鳩ノ巣渓谷への入り口は、民宿雲仙屋の脇にあります。ちなみに、右へ上がって行くと鳩ノ巣駅に到達します。
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3.多くの観光客で賑わう、紅葉の鳩ノ巣渓谷

道に沿って、渓谷の中へと下って行きます。崖際には、かつては旅館だった廃墟が何件か立ち並んでいました。
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双竜の滝なる名勝があると言うので、少し寄り道していきます。
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廃墟の脇の小道を奥へ進んでゆくと、すぐに滝が見えてきました。
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これが双竜の滝です。ごちゃごちゃと入り組んだ場所にあるため、少し引いて滝の全容を視界に収めることはできません。上に架かっているゴツイ橋は青梅街道のものです。
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前方には崖の上へ張り出すようにして建物が立っています。こちらは廃墟ではなく現役の商業施設で、木古里と言う名のカフェです。
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カフェのテラスからはきっと、紅葉と渓谷美が織り成す素晴らしき光景を楽しむことが出来ることでしょう。すでに泥と汗にまみれてしまっている私は、カフェなどと言うオサレな空間には、恐れ多くて立ち寄りはしませんが。
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寄り道はこれ位にして先へ進みましょう。廃墟の中を通り抜けて谷底へと下って行きます。
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崖全体を覆うかのように鉄筋コンクリート製の建物が立ち並び、しかもそのすべてが廃墟だと言う異様な光景が広がっていました。

まあ、都内から簡単に日帰りで来れてしまう場所ですから、宿泊客を呼び込むのは難しかったのでしょう。

下りきると、広場のようになっている場所に出ました。
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水神の滝と言う名の可愛らしい滝があります。なんと言うことは無い小滝ですが、何故か熱心に撮影している人が多くいました。
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鳩ノ巣渓谷の光景のなかでも最も定番と言えるのは、このアングルから見た光景でしょうか。正面に見えている吊り橋は鳩ノ巣小橋です。
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背後を振り返ると、先ほど渡った雲仙橋が頭上高くに見えました。
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特に橋梁の構造に造詣が深いわけではありませんが、これは典型的な上路式ワーレントラス橋だと思います。
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河原へ降りることもできますが、戻る際にこの岩をよじ登ることになります。安易に飛び降りて戻れなくなることのないように、登れそうか良く見極めたうえで降りて下さい。
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遊歩道の先へと進みます。
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まだ緑のままの葉が目立ちます。やはり紅葉のピークには少し早かったようです。
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鳩ノ巣小橋のたもとに、これまたおしゃれなカフェがあります。まだ営業開始前でした。
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ちなみに、鳩ノ巣小橋の定員は5名までとこのことです。このような大切な情報は、もう少し目立つところに掲げた方が良いのではないでしょうか。
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と言うのも、どう見ても5人以上が同時に渡っていたからです。まあ、少しは余裕を持たせた定員なのでしょうけれども。
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ここから上流にある白丸ダムまで、渓谷沿い整備された全長およそ3kmの遊歩道が続いています。
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途中からは、岩の上を直接歩くなかなかワイルドな道になります。濡れていると滑りそうな岩肌なので、雨が降っている日の訪問は避けた方が無難だと思います。川の増水と言うリスクもありますしね。
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振り返って見た鳩ノ巣渓谷と鳩ノ巣小橋は、とても都内のものだとは思えないような光景でした。
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前方に白丸ダムの姿が見えて来ました。
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ここで遊歩道は川際を離れ、きっかりダムの堤体分の高さ分を上へ登ります。
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登り切った所に休憩ポイントがあります。ちょうど小腹が空いてきたので、ここで小休止しました。
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4.カヤックが行き交う白丸湖

白丸ダムへとやって来ました。イチョウのマークの地下鉄でおなじみの東京都交通局が所有する、発電用のダムです。
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ダムの堤体から見えるこの水路は魚道です。多摩川に住む魚は、ここを遡ってダムの上流と下流を往来するのだそうです。ひどく疲れそうですね。
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頭上にダム全体を見晴らせそうなテラスがあるので、当然のごとく登ってみます。
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思った通り、テラスからは白丸ダムの全容を一望できました。高さ30メートルほどの比較的小ぶりな、重力コンクリート式のダムです。
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エメラルドグリーンの湖水をたたえた堰止湖は、通称白丸湖と呼ばれています。正式な名称は白丸調整池と言います。
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ダムから先は白丸調整池の巡視路に沿って進みます。
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この道は東京都交通局の私有地であるため、工事等の都合により通行止めになっている場合があります。その場合は青梅街道へ迂回してください。

振り返って見た白丸ダム。多摩川のこの付近は白丸狭窄部と呼ばれおり、川幅が特に狭くなっている一帯です。ダムを造るには理想的な地形と言えます。
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白丸湖上でカヤック遊びをしている集団の姿がありました。ダムによる堰き止めで水流が穏やかになっているため、初心者でも安全に遊べそうな場所です。
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よく整備された歩きやすい道が続きます。鳩ノ巣渓谷周辺の喧騒が嘘のように歩く人の姿もまばらで、気持ちの良いウォーキングが出来ます。
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前方の頭上高くに橋が見えて気ました。数馬峡橋と言う名の橋です。あの橋の上流は、多摩川の川幅が白丸ダム付近よりもさらに狭くなっている一帯となります。
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カヤックの上は、さしずめ紅葉見物の特等席と言ったところでしょうか。実に気持ちよさそうですが、さすがにこの季節ともなると、川に転落したら命に関わりかねないくらい寒いと思います。
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歩道脇にカヤックが大量にデポしてありました。調べところ5、000円くらいからレンタルが可能であるようです。夏になったらやってみようかな。
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特に橋梁の構造に造詣が深いわけではありませんが、数馬峡橋は極めて普通のプレートガーダー橋ですね。
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白丸調整池の巡視路は数馬峡橋までで終わりです。いったん橋の上まで登ります。
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どこからともなく青梅線の自動放送が聞こえてきました。視界には入りませんが、白丸駅はこの橋からすぐ近くの場所にあるようです。

「ぷりーず ぷっしゅ ざ ぼたん びさいど どあ とぅげっと おふ ざ とれいん」と言っているように聞こえます。正しいかどうかはわかりません。

数馬峡橋から見ろした白丸調整池の光景です。やはり杉の植林が多い奥多摩では、どうしても見渡す限り一面の紅葉とはなりませんなあ。
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5.正直イマイチな数馬峡遊歩道を経て、ゴールの奥多摩駅へ

ここから先は数馬峡と呼ばれるエリアに入ります。川幅が極端に狭くなり、両側の崖が迫ってきている様子が見て取れます。
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数馬峡に沿って遊歩道が整備されてはいるものの、地形の都合上なのか、水面からは大きく離れた高巻きの道となっています。ここまで歩いてきた道と比べると、道中の景観はイマイチと言わざるおえません。
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急峻な地形故に、このようにトンネルなどもあります。
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遊歩道を抜けると林道に出ます。ここの先はもう、普通の道をただ奥多摩駅まで歩てい行くだけです。
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海沢の集落が見えて来ました。前方にある送水管は氷川発電所のものです。
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この辺はちょっと道が分かりにくいかもしれません。道標はあるので、それに従って進みます。
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愛宕山トンネルまで歩いて来ました。奥多摩駅へ向かうには、トンネルには入らずにここを右へ進みます。
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奥多摩駅の裏手にある、奥多摩セメントのプラントが見えて来ました。あそこまで歩けばゴールです。
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途中で吊り橋を渡ってもえぎの湯へ行くこともできます。
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もえぎの湯は微妙に駅から遠い上にいつも混雑していて、個人的にはあまり評価が高くありません。どちらかと言うと、河辺駅で途中下車して梅の湯に立ち寄る方が好みです。

見覚えのある場所まで歩いて来ました。この橋を渡ればもう奥多摩駅は目の前です。
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橋の下の河原には町営の氷川キャンプ場があります。終日に渡って天気も良く、今日は格好のキャンプ日和だったのではないでしょうか。
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12時35分 奥多摩駅にたどりつきました。
古里駅を出てから3時間半ほどのトレイルでした。長すぎず短すぎないほど良いボリュームのお散歩コースだったと言えるでしょう。
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イワナの塩焼きを販売していました。奥多摩にはそれこそ数えきれないくらい訪問していますが、駅前のスペースで販売を行っているのは初めて目にしました。
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せっかくなので頂きます。一尾500円なり。川魚らしい、あっさりとしたお味です。
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その後やってきた青梅線の普通列車に乗り込み、帰宅の途につきました。
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6.おまけの寄り道編 昭和記念公園のイチョウ並木を見物する

唐突ですが、昭和記念公園のイチョウ並木が見ごろ迎えているとの情報を得たので、西立川駅で途中下車して寄り道していきます。
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各地にあるこの手の国公立公園の入場料と言うのは、談合でもしているのではないかと勘ぐりたくなるくらいに、300円と言う料金に統一されています。

ところが、昭和記念公園の入場料はそれよりも高い450円でした。つまりこの公園には、150円相当の他の公園にはない何らかの付加価値が存在するという事ですな。

特に案内も何も出てはおりませんでしたが、イチョウ並木があるのは赤丸で囲った2ヵ所です。まずは西立川口から近い①の方の並木に向かいます。
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紅葉シーズンだからなのか、それとも普段から人気なのかは知りませんが、園内はかなりの盛況です。
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遠巻きにも分かるこの黄色い並木。ここがお目当ての場所のようです。
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ピークは過ぎて散り始めと言ったところでしょうか。地面に落ち葉の黄色い絨毯が出来ているともっと良い感じのですけれど、どうも掃除されてしまっているようです。
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まるで絵具で塗ったかのような見事な真っ黄色です。掃除の効果なのか、例の銀杏臭は一切しませんでした。
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それにしてもこの公園は広い。とにかくだだっ広い。ひょっとして、この途方もない広さこそが150円分の付加価値なのだろうか。
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あまりに広すぎて、歩きたくない人のための園内周遊の乗り物まであります。このナンバープレートの付いていない車両は、道交法上は何の扱いになるのでしょうか。
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紅葉の名所だと言う日本庭園にも立ち寄りました。西立川口から入った場合、ここまで結構歩きます。
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池の辺に東屋と言いう、和風庭園の基本をしっかりと抑えています。
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水面にリフレクションする紅葉が大変すばらしい。やはり紅葉は、水辺と組み合わせた方が断然よく映えます。
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紅葉を写すときは、順光より逆光を狙った方が良い感じになります。光り輝く葉は、まるでステンドグラスのようです。
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これまた和風庭園の基本である、池に架かる橋も完備しています。風もなく水面は穏やかで、まるで鏡のようなリフレクションです。
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最後にもう一か所のイチョウ並木を眺めつつ、立川駅へ向かいます。こちらのイチョウは刈り揃えられてしまっています。夜にはライトアップも行われるそうです。
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それにしても凄い数の人だ・・・

最後に入り口付近からの振り返った光景を一枚写真に収めて、帰宅の途につきました。
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最高の晴天に恵まれた紅葉シーズンの奥多摩散歩は、大満足のうちに終了です。
清流多摩川が刻んだ渓谷美を存分に満喫できる良いコースだったと思います。鳩ノ巣渓谷単体であれば、小一時間もあればすべてを見て回ることが出来ますが、白丸湖周辺の光景もまた大変すばらしいものがあるので、併せて歩くことを強く推奨します。
奥多摩と呼ばれる一帯は広大で、まだまだ見知らぬ場所は数多く残されています。奥多摩むかしみちにも興味津々であるので、いずれそのうちまた、奥多摩へ散歩をしに訪れようかと思います。

<コースタイム>
古里駅(9:05)-寸庭橋(9:20)-展望台(9:45)-雲仙橋(10:00)-鳩ノ巣渓谷(10:15~10:40)-白丸ダム(11:05)-数馬狭橋(11:45)-奥多摩駅(12:35)

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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