浅間隠山 上信国境の近くに立つ浅間山の展望台

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群馬県吾妻町と長野原町にまたがる浅間隠山(あさまかあくしやま)に登りました。
群馬県西部の長野県との境界近くに立つ山です。山頂からはほぼ全方位の展望が開けており、中でも目の前に立つ浅間山の姿を眺める格好の特等席となっています。二度上峠からスタートすれば比較的容易に山頂に立つことが可能であり、登山者に人気の高い山です。
ただし、この山が手軽であるのはマイカーで登山をする場合に限られます。笹薮に覆われた道かき分けて、麓から直接登るロングコースを歩いて来ました。

2020年8月29日に旅す。

浅間隠山は読んで字のごとく、群馬県の吾妻方面から見た際に浅間山の姿を隠してしまう位置に立つ山です。隠れるのはあくまで麓から見上げた場合の話であって、浅間隠山の山頂からは浅間山の姿が目の前に見えます。・・・晴れていればね。
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この山の麓には、昔ながらの湯治場の雰囲気が今も残る、秘湯めいた浅間隠温泉郷があります。

浅間隠山のあるすぐ脇を、群馬県道54号長野原倉渕線が通っています。この県道の最高地点である二度上峠を起点にすると、2時間とかからずに山頂に立つことが可能です。
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比較的手軽に登れてかつ展望にも優れていると言う良いことずくめの山であることから、浅間隠山は西上州の山の中でも比較的人気の高い山です。

しかし、この圧倒的な手軽さの恩恵に浴すことが出来るのは、マイカー登山をする登山者に限られます。二度上峠まで乗り入れている、バスなどの公共交通機関は存在しません。

それでは、マイカーを持たない人間が浅間隠山へ登りたいと思い立った時には、どうしたらよいのでしょうか。
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答えは簡単です。麓から薮をかき分けて登れば良いのです。もっともその場合、この山はまったくもって手軽ではありませんけれどね・・・

コース
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長日向(ながひなた)バス停からスタートし、鼻曲山に登頂します。そこから尾根沿い北上し二度上峠を経由して浅間隠山へ。下山は北軽井沢バス停へ下ります。

総歩行距離24kmオーバーの、なかなか歩きでがある行程です。

1.浅間隠山登山 アプローチ編 酷暑の東京を脱出してさわやか信州の軽井沢へ

6時17分 JR東京駅
北陸新幹線に乗り込み、軽井沢へと向かいます。都内在住の公共交通機関利用の登山者にとっては、アプローチからしてすでに全然手軽ではない山なんですよね。
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車内はガラガラです。そう言えばJR東日本が民営化以来初の赤字に転落したと、ニュースになっておりましたな。
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JR東日本ですら赤字となると、JR四国やJR北海道はもう既に息をしていないのでは・・・

7時35分 軽井沢駅に到着しました。下車するなり、東京とは明らかに異なる清涼な空気が迎えてくれました。まさにさわやか信州です。
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最初に目指す鼻曲山の登山口がある長日向へは、草津方面行きの路線バスで行くことが出来ます。しかし現在は、新型コロナ対策によりバスが減便されてしまっており、ちょうど良い時間のバス便がありません。

次の便を待っていると登山開始時間が遅くなってしまい、今度は帰りの最終バス時間に間に合うかがかなり怪しくなります。と言うことで、ここは奮発してタクシーを利用しました。
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8時5分 長日向バス停に到着しました。ここまでのタクシー代は3,200円くらいだったかな。途中で有料道路を通るので、プラス400円がかかります。
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2.鼻曲山を目指す乙女の道

この長日向は別荘地であるという事ですが、バス停の周囲にはなにもありせん。昼でも薄暗いような鬱蒼とした森の中です。
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身支度を整えて8時15分に行動開始です。バス停から進行方向へ少し進んだ所を右折し、別荘地の中へ入っていきます。
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最初に目指すのは、上信国境の尾根上に位置する鼻曲山です。鼻曲山の名前が書かれた道標が一切見当らないあたり、極めてマイナーな存在であることが察せられます。

別荘地らしく瀟洒な建物が立ち並んでいます。「軽井沢の別荘」だなんて、バブリーな響きの言葉です。
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別荘地の一番奥まで進んだ所にゲートがあります。この日はこの先で工事しているらしく、ゲートはフルオープンでトラックが何台か行き交っていました。
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ここまで来てようやく鼻曲山の名前が現れました。といっても立て看板の裏にですけれど。
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ゲートからほどなく、分岐地点が現れました。鼻曲山へ向かうにはここを直進です。見たところロープで封鎖されているようですが。
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通行止めなのかと一瞬身構えましたが、ただの注意喚起でした。言わんとしていることを要約すると「体調が悪い奴は山に登るな」。
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轍の跡が続いているので、この道もかつては林道だったのでしょう。足もとの土の柔らかさ加減からして、車両が乗り入れなくなってからはかなり月日が経過しているようです。
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いま歩いてこのルートは乙女コースと呼ばれています。しかし、この足元にシダが覆い茂るジメジメした道の一体どの辺りが乙女なのでしょうか。

途中から周囲はカラマツ林に変わりました。林道由来なだけあって、傾斜も緩く歩きやすい道です。
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途中で林道を横断します。轍があるのはここまでで、この先は完全なる登山道となります。
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私の持っている山と高原地図上では、この林道は登山道と交差する地点よりも手前までしか描かれていません。つまりは現在進行形で延伸中ということですね。

道標上に「きりづみ温泉」と言う地名が現れました。霧積温泉は鼻曲山を越えた先の群馬県側にある温泉です。
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ここでも鼻曲山は完全に無視ですか。かなりぞんざいな扱いを受けている山なようで・・・

進むにつれて、道がドンドンと薮っぽくなってまいりましたよ。薮をかき分ける乙女ねえ。
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途中に鼻曲峠を経由するルートとの分岐がありますが、こちらは登山道の崩落により通行止めとなっています。この放置ぶりから察するに、おそらく今後も復旧することは無いのでしょう。
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やがて前方に空が見えて来ました。展望が開けそうな予感です。
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南側の視界が開けました。正面に見えているのは、留夫山(とめぷやま)方面に続く上信国境の尾根です。このまま尾根伝いに碓氷峠まで繋がっています。
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霞み気味ですが、眼下の彼方に薄っすらと軽井沢駅が見えました。と言う事は、まったく気づいてはいませんでしたが、駅からも鼻曲山が見えていたという事ですね。
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ますます笹薮が濃くなって行く急斜面を登っていきます。足元の段差が全く見えないので、ストックで笹をかき分けながら一歩一歩進むしかありません。
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山頂直下はかなり急峻で、お助けロープが垂らされていました。有難く使わせてもらいます。
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不意に山頂に飛び出しました。
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9時35分 鼻曲山に登頂しました。恐らくは山名が掲げられていたのであろう標識は、ネームプレートが失われて柱だけになっていました。
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展望は一部だけが開けています。本日は雲が多く空気も霞がちで、眺めの方はイマイチです。
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この後に目指す浅間隠山の姿も見えました。二つのピークを持つ山です。
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3.鼻曲山から二度上峠へ続く、笹薮とレンゲショウマ群生地

まだまだ先は長いので次へ進みましょう。この先は基本的に尾根筋ですが、足元は相変わらずの笹薮です。不意に根っ子トラップがあったりするので油断がなりません。
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国境平方面との分岐地点までやって来ました。ここから下ってもバス停も何もない場所に出てしまうので、公共交通機関利用の人にとっては何もメリットがありません。
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分岐を過ぎると一気に急な下りになりました。この急斜面がレンゲショウマの群生地になっていると言う事前情報を得ていたのですが、さてどんな様子でしょうか。
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チラホラと僅かにですが咲いていました。群生地というには少々心許ない数です。
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特に柵などで保護はされてはいません。そのためか、あからさまに土足で踏み荒らされたような形跡が見られます。
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今更言うまでもないことですが、土壌を保護のために決して登山道から外れてはいけません。我々登山者は自分の土足が、ギリギリのバランスで成り立っている生態系を跡形もなく破壊してしまう可能性をもっていることを、常に肝に銘じなければいけません。

急坂を下りきると、しばしの水平移動となります。相変わらず笹薮が濃いので、踏み跡を見失わないように要注意です。
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レンゲショウマ効果なのか、こんな状況の道でありながら結構な数の登山者とすれ違いました。みんな二度上峠の方から来たようですが。

水平移動が終わるとお次は結構ガッツリと登り返します。割とアップダウンの多めなコースです。
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登りきると、頂上らしき場所に飛び出しました。
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11時 氷妻山に到着しました。氷の様に冷たい妻とはまた、恐ろしげな名前の山ですね。この名前を命名した人の身に、一体何があったのでしょうか。
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眺望も何もないので、立ち止まらずに行動を続行します。氷妻山からは緩やかに下ります。
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前方に岩場が現れました。地図によると獅子岩と呼ばれる場所です。巻き道もあるようですが、ここは登って行きます。
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登ってみると、意外と本悪的な岩場でした。手も使いながらよじ登ります。
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岩の上まで登って来ました。森が切れて周囲の展望が開けます。
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北側には、これから登る浅間隠山の姿が見えました。少し傾いだ二つの頂を持ち、なかなか良いカタチをした山です。
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西には浅間山が圧倒的な存在感をもって佇んでいました。残念ながら、夏の空以外の何物でもない雲に、山頂部分を覆われてしまっています。
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この獅子岩から二度上峠までは、油断すると滑落しかねないような道が続きます。ここは慎重に行きましょう。
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最後の最後にまた少し登り返したところで、峠へ飛び出しました。
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11時40分 二度上峠に到着しました。標高1,390メートル地点にある峠です。浅間隠山や鼻曲山へ登る登山者の多くは、この峠を起点にして登ります。
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西には浅間山が、その巨体を余すところなく曝け出していました。登山をしない人であっても、峠からの景色を眺めに来るだけでも十分に満足できそうな場所です。
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4.浅間隠山登山 登頂編 浅間山を望む特等席の頂へ~しかし雲に隠れて見えなかった

浅間隠山の登山口は、二度上峠から15分ほど道なりに下って行った場所にあります。という事で、しばしの舗装道路歩きです。
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11時55分 まもなく正午になろうと言う時間になって、ようやく登山口に立つことが出来ました。公共交通機関利用で登ろうと思うと、なかなかどうしてハードルの高い山ですな。
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崩壊気味な枯れ沢沿いに山中へと分け入って行きます。ここで小雨がパラつきだして焦りましたが、幸いにもすぐに止んでくれました。
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沢を離れて九十九折れの登りが始まります。トゲのある植物が大いに繁栄しており、半袖だとチクチクします。
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僅かながら、浅間隠山にもレンゲショウマがポツポツと咲いていました。
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相変わらず笹に覆われた、緩やかな九十九折れ道が続きます。なかなか高度をあげ始めません。
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登りも終盤になってから、それまで緩やかだった分を一気に取り返すかのような急登が始まりました。雨に濡れた土が良く滑り、なかなか厳しい登りです。
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急坂を登り切った所で、頂上らしき場所に出ました。ここは浅間隠山の二つある山頂の片割れです。こちらのピークには、特に山頂標識などは設置されていません。
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ここまで来ればもう急登はありません。後はゆったりと最高地点へ向かいましょう。一旦暗部に向かって緩やかに下ります。
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登り返したところで、森を抜けて視界が開けました。
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山頂付近の稜線はアザミ畑状態で、全方位から無差別なチクチク攻撃を仕掛けて来ます。痛い痛い。アザミ痛い。
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ここでほぼ全方位に展望が開けます。こちらは南側の上信国境の方面の山並みです。やはり霞んでいて遠くまでは良く見えません。
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中央に見えているのが、先ほど乗り越えてきた鼻曲山です。確かに、上を向いている人の鼻のようにも見えますね。
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反対側の群馬県の山並みです。右奥に薄っすらと見えているのが榛名山でしょうか。霞んでいてイマイチよくわかりません。
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13時15分 浅間隠山に登頂しました。二度上峠からスタートすれば割とあっけない登頂なのでしょうけれど、なかなかどうして骨のある道のりでありました。
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目の間にはすっかりと雲隠れを決め込んでしまった、浅間山の姿がありました。浅間山を隠してしまうとは流石は浅間隠山です。・・・いや、浅間隠山はなにも悪くは無いのですが。
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山頂からは360度全方位に展望があると聞いていたのですが、意外と木が茂っており見える方角は限定的です。
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このオデキのような山がやたらと目を引きます。雨坊主山(1,295m)と言う名の山のようです。名前といい見た目といい、なかなか個性的な山ですね。
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5.浅間隠山登山 下山編 薮に没しつつある廃道を下り、北軽井沢へ

13時30分 山頂を辞去して下山を開始します。公共交通機関利用者としては、ここからの道程がまた途方もなく遠いのですよ。
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眺望はこれでも見納めです。もっと涼しくて空気が霞んでいない季節に、是非とも再訪してみたくなりました。その頃には薮も少しはマシになっているでしょうし。
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急坂を足早に駆け下ります。北軽井沢を発つ最終便のバス時刻は17時14分で、実はもう既にコースタイムに全く余裕はありません。
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下りの途中で、二度上峠を経由せずに北軽井沢へ直接下れるルートの分岐があります。この下山ルートは、山と高原地図には記載がありませんが、しかしかなり時間を短縮することが出来るようです。
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特に通行止めの案内もないことだし、そういう事であれば行ってみましょう。

いきなり薮の中に突入しました。しかし、足元には確かに平場が続いているのが何となく見て取れます。
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この道はもともと林業用の作業道だったらしく、国土地理院の地図にはしっかりと徒歩道を現す点線が記載されています。

道標がありましたが、今や何が書いてあったのか読み取ることは出来きません。廃道化して久しらしく、既に何年も手入れは一切されていない様に見えます。
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場所によっては、しっかりとした道形が残っている場所もありました。
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完全に薮に没してしまっている場所もあります。1年で最も藪が濃いであろう今の時期であってもこの程度なので、注意深く観察しながら歩けば、特に道に迷うことは無いかと思います。
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もっとも、まったく手入れがされていない道である以上、あと何年歩ける状態がもつかは分かりはしませんが。

渡渉ヵ所が現れましたが、この日は水が枯れていました。地図によれば十文字沢と言う名の沢です。もともとここは洗い越しになっていたようです。
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一か所だけ、道が崩壊して完全に通行不能となっている場所がありました。先ほど同じく洗い越しだった場所が、土台ごとえぐり取られたようです。
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ここは一度河原に下りて迂回することにより、難なくクリアーしました。

その後も、倒木などに邪魔されつつもテンポよく下って行きます。
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最後にもう一回渡渉がありますが、ここにも水流はありませんでした。十文字沢は、雨が降った時にしか水が流れない沢なのかな。
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15時30分 廃道を抜け出して無事に県道に合流しました。さあこれで、ギリギリだったコースタイムはかなり短縮できたはずです。
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とは言っても、この先はまだまだ長い。西日が差し始めた中を足早に下って行きます。
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自分は今、さわやか信州を歩いるものだとばかり思っておりました。しかし実はここはグンマーだったようです。北軽井沢って群馬県だったのですね。
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背後を振り返って見えたこの山は、浅間隠山ではなくその手間にある鷹繋山です。浅間隠山は背後に隠れてここからでは見えません。言うなれば浅間隠隠山ですね。
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沿道にはコスモスが満開です。軽井沢の高原台地は、季節の移ろいが下界とはだいぶ異なっているのですね。
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長かった舗装道路歩きも、ようやく終わりが見えました。
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ここ北軽井沢にはかつて、軽井沢と草津温泉とを結んでいた草軽電気鉄道という名の鉄道路線が通っていました。草軽鉄道は昭和37年に廃線となりましたが、駅の跡が現在も保存されています。
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16時40分 北軽井沢バス停に到着しました。今日もたくさん歩いて疲れたあ。・・・何故私はこうやっていつもいつも、最終バスギリギリの計画ばかりを立ててしまうのでしょうか。
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本当は北軽井沢の温泉でひとっ風呂浴びて行きたかったのですが、残念ながら時間的にもう立ち寄れそうにはありません。風呂に入りたければ、もっと必至になってコースタイムを巻く必要がありそうです。

時刻表通りに現れたバスに乗り込み、帰宅の途に付きました。
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慌ただしき公共交通機関利用の浅間隠山は訪問は、こうして何とか無事に幕を下ろしました。まあ、行きにタクシーを使ってしまったので、厳密に言えば公共交通機関利用の登山とは言えないのかもしれませんが。
ここまでご覧いただいた通り、例えマイカーがなくとも、都内発の日帰りで浅間隠山に登ることは可能です。可能ではありますが、かなりの長距離を歩くことになるため、完全に健脚者向けのコースとなります。まったく手軽ではないという事を、あらかじめご認識置き下さい。
浅間隠山は慌ただしく日帰りするのでは無く、霧積温泉か浅間隠温泉に一泊して登った方が幸せになれる山であるかもしれません。

<コースタイム>
長日向BS(8:15)-鼻曲山(9:35~9:50)-氷妻山(11:00)-二度上峠(11:40)-浅間隠山(13:15~13:30)-北軽井沢BS(16:40)

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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