小海線

上信越エリア

茂来山 佐久平を見下ろす雨乞信仰の山

長野県佐久穂町と小海町にまたがる茂来山(もらいさん)に登りました。 別名で佐久平とも呼ばれる佐久盆地の南に位置し、盆地内のどこからでも見える象徴的な存在の山です。古くから雨乞いの山として山岳信仰の対象となっており、佐久地方の人々に愛されてきた隠れた名峰です。 海瀬駅から延々徒歩でアプローチし、佐久平を見下ろす大展望を満喫してきました。 2023年1月29日に旅す。
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上信越エリア

荒船山 輪行で行く上信国境のテーブルマウンテン

長野県佐久市と群馬県下仁田町にまたがる荒船山(あらふねやま)に登りました。 上信国境に立つ極めて独特な外観をした山です。切り立った断崖と平坦なテーブル状の山頂部を持ち、奇岩奇山が数多くひしめく西上州にあっても一際目を引く存在となっています。標高1,066メートル地点の内山峠か登れるため、手軽なハイキングコースとして人気があります。 輪行して自転車を持ち込み、コスモス街道のサイクリングと合わせて廻って来ました。 2022年9月11日に旅す。
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奥秩父エリア

横尾山 輪行で行く、レンゲツツジが咲く奥秩父西端の山

山梨県北杜市と長野川上村にまたがる横尾山(よこおやま)に登りました。 奥秩父山地西の外れの、八ヶ岳山麓の高原地帯との境界付近に位置する山です。東西に長い尾根を引く放牧的な山容をしており、6月の中旬から下旬ごろにかけて、カヤトの広がる山腹にレンゲツツジが花を咲かせます。 折り畳み自転車と言う新たなる山道具(?)を引っ提げて、信州峠から県境の山に登って来ました。 2022年6月14日に旅す。
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奥秩父エリア

小川山 シャクナゲと苔生す幽境なる森が広がる裏瑞牆の深山

山梨県北杜市と長野県川上村にまたがる小川山(おがわやま)に登りました。 裏瑞牆と呼ばれる瑞牆山の背後に位置し、花崗岩からなる岩稜帯と、いかにも奥秩父らしい苔生す森に覆われている深山です。クライミングの対象として知名度のある山ですが、登山の対象としてはまったくメジャーではなく、ほとんど登る人はいない静かなる山域となっています。 シャクナゲが咲く季節を狙い、長野県側の廻り目平から山梨県の瑞牆山荘へと抜ける、縦断コースを歩きて来ました。 2022年6月4日に旅す。
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上信越エリア

御座山 シャクナゲと苔生す原始の森の中に佇む佐久の幽境

長野県北相木村(きたあいきむら)と南相木村(みなみあいきむら)の境界にある御座山(おぐらさん・おぐらやま)に登りました。 長野県東部の関東地方と中部地方の境界に位置している深山です。山麓の一帯は鬱蒼とした深い原生林に覆われていますが、山頂付近には岩壁が屹立しており、ほぼ全方位に視界が開けている好展望の頂です。また、6月上旬から中旬頃にかけてシャクナゲが見頃を向かえます。 遠路はるばる、かつては幽境と呼ばれた深山を巡って来ました。 2021年5月28日に旅す。
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上信越エリア

天狗山-男山 八ヶ岳山麓の高原地帯に連なる、好展望の岩峰

長野県川上村と南相木村にまたがる天狗山(てんぐやま)から男山(おとこやま)を縦走して来ました。 八ヶ岳の東麓に広がる、野辺山高原の傍らに連なっている岩峰です。鋭く切り立った山容を持ち、視界を遮るものの無い山頂からは、広く八ヶ岳や奥秩父の山々を見晴らすことが出来ます。遠目にも非常に目を引く姿をした山でありながら、交通アクセスが良好とは言い難い奥地にあるためか、登山の対象としては極めてマイナーな存在です。 鈍行列車に揺られ、遠路はるばる八ヶ岳の麓へと繰り出して来ました。 2021年5月4日に旅す。
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八ヶ岳エリア

天狗岳 八ヶ岳連峰のほぼ中央にそびえる岩峰

長野県茅野市と小海町にまたがる天狗岳(てんぐだけ)に登りました。 北八ヶ岳と呼ばれる一帯の南端に位置し、八ヶ岳連峰のほぼ真ん中と言える場所にある山です。周囲にはいかにも北八ヶ岳らしい深い原生林が広がり、天狗岳はその森の只中に頭一つ飛び出すようにして屹立しています。 神秘の白駒池と北八の森とを巡る、八ヶ岳の真ん中を歩いて来ました。 2019年9月28日に旅す。
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