山形県

東北エリア

朝日連峰縦走 以東岳から大朝日岳へと延々続く長き稜線を行く【day2】【day3】

山形県と新潟県の境界上に連なる朝日連峰(あさひれんぽう)を縦走してきました。朝日連峰北部に立つ以東岳からスタートし、最高峰の大朝日岳(おおあさひだけ)を目指して縦走する行程です。全体を通して一度も標高が2,000メートルを超えることのない背丈の山脈ですが、冬には豪雪地帯となるため森林限界を超えて展望の開けた稜線が続きます。視界内に人工物が一つも目に入らない奥深き稜線を縦断してきました。2024年10月18~19日に旅す。
2
東北エリア

朝日連峰縦走 ブナ林と神秘の大鳥池を懐に抱く以東岳【day1】

山形県と新潟県の境界上に連なる朝日連峰(あさひれんぽう)を縦走してきました。東北地方の山の中でも際立って広大な領域を持つ深山です。標高1,870mの大朝日岳を主峰として、そこから以東岳に至る主稜線上からは東西南北に数多くの枝尾根が裾野を引き、麓には原始性の高い森林が広がっています。2泊3日の行程で、紅葉シーズン真っ盛りの秋の朝日連峰を縦走して来ました。2024年10月17日に旅す。
0
東北エリア

飯豊連峰縦走 虚無の世界となった雨の稜線を行く【day3】【day4】

山形県、福島県および新潟県の三県境界上にまたがる飯豊連峰(いいでれんぽう)を縦走してきました。縦走3日目は御西岳避難小屋からスタートして、北股岳を始めとする飯豊連峰中部のピークを踏みながら、えぶり差避難小屋を目指す計画を立てていました。絶景が広がるはずの稜線歩きで目にした光景は、一面が真っ白な虚無の世界と横殴りの大雨でした。2024年9月11~12日に旅す。
4
東北エリア

飯豊連峰縦走 残暑の厳しい晩夏の稜線を辿り大日岳を目指す【day1】【day2】

山形県、福島県および新潟県の三県境界上にまたがる飯豊連峰(いいでれんぽう)を縦走してきました。人里からは遠く離れた僻地に連なる広大で奥深い山域であり、東北アルプスの異名を持ちます。日本海側に面しているため冬は季節風の影響で豪雪地帯となり、夏になると豊富な雪融け水によって稜線上には花が溢れます。花の季節は過ぎてしまった、夏の終わりの飯豊連峰を巡って来ました。2024年9月9~10日に旅す。
0
東北エリア

面白山 奥羽山脈の高原地帯に連なる駅チカの深山

宮城県仙台市と山形県山形市にまたがる面白山(おもしろやま)に登りました。東北地方の背骨、奥羽山脈に属している古い火山です。この風変わりな名称は、宮城県側から見た際に積雪で側面が真っ白に見えることから付いた名称です。奥羽山脈を横断して仙台と山形を結んでいる、JR仙山線の面白山高原駅から直接アプローチすることが可能です。晴天を探し求めて遠路はるばる訪れた山で待っていたのは、恐るべき酷暑の世界でした。2022年8月21日に旅す。
6
東北エリア

鳥海山 日本海の傍らに広大な裾野を広げる花の名峰

山形県と秋田県の境界にまたがる鳥海山(ちょうかいさん)に登りました。日本海のすぐ傍らに広大な裾野を広げる、独立峰の火山です。その大きく秀麗な山容から出羽富士の異名を持ち、地域を代表する極めて象徴的な存在の山です。日本海に面している立地上、冬は豪雪となり、初夏の季節が訪れると多くの高山植物が一斉に花を咲かせます。初夏のベストシーズンを迎えた花の名峰で待ち受けていたのは、容赦なく照りつける日光による酷暑の世界でした。2021年7月18日に旅す。
4
東北エリア

不忘山-刈田岳 ハクサンイチゲが咲き誇る花の楽園、南蔵王縦走路を巡る

宮城県と山形県の境界にまたがる蔵王連峰の、不忘山(ふぼうさん)から刈田岳(かっただけ)に至る稜線を歩いて来ました。南蔵王縦走路と呼ばれている稜線を辿るコースです。東北の地方の山が雪解けを迎える初夏の季節になると、この稜線上にはハクサンイチゲを始めとする多くの高山植物が花を咲かせて、華やかなる光景を作り出します。梅雨入り直前の快晴の空のもと、花咲く縦走路へと繰り出して来ました。2021年6月9日に旅す。
0
東北エリア

西吾妻山 たおやかな溶岩台地の上に広がるスノーモンスターの楽園

山形県米沢市と福島県北塩原村にまたがる西吾妻山(にしあずまやま)に登りました。福島県と山形県の境界上に大きく横たわる、吾妻連峰に属している火山です。溶岩台地の広がるなだらかな山容を持ち、冬になると一面がスノーモンスターと呼ばれる樹氷の大群に覆われることで知られています。山形県の天元台高原からスタートし、福島県のグランデコスキー場まで、スノーモンスターが居並ぶ只中を縦断してきました。2021年2月28日に旅す。
0
東北エリア

蔵王(熊野岳-刈田岳) 紅葉にもえる高原と、荒々しき火山帯の御釜を巡る

宮城県と山形県の境界にまたがる蔵王連峰(ざおうれんぽう)の熊野岳(くまのだけ)と刈田岳(かっただけ)に登りました。東北地方の背骨、奥羽山脈(おううさんみゃく)に属する複合火山群です。いかにも東北地方の山らしい広大でなだらかな山容を持ち、山頂のすぐ脇まで車で乗り入れることが可能です。麓には火山の恩恵とでもいうべき湯量豊富な温泉が湧き、観光地としての色合いが強い山です。紅葉を求め遠路はるばる訪れた山で待っていたのは、人混みに揉まれ時間に追われる慌ただしき一日でした。2020年10月18日に旅す。
1
東北エリア

蔵王(刈田岳) 成長途上の小スノーモンスターと遊ぶ

山形県と宮城県の境界にまたがる、蔵王連峰の刈田岳(かっただけ)に登りました。東北地方の背骨、奥羽山脈にある現役の活火山です。比較的なだらかな山容を持ち、山頂部にまで車で乗り入れ可能な道路が整備されていることから、観光地として登山者以外にも多くの人が訪れます。また冬には、スノーモンスターと称される巨大な樹氷が数多く作り出されることでも知られています。記録的な暖冬のさなか、なかなか大きくは育たない小さなモンスター達と戯れて来ました。2020年1月25日に旅す。
0
東北エリア

月山 広大なるすそ野を広げる出羽の名峰

山形県の中央部に横たわる月山(がっさん)に登りました。出羽三山と呼ばれる、古くから東北地方の山岳信仰の中心となってきた霊山です。いかにも東北地方の山らしい広大な裾野を引く山であり、初夏の雪解けシーズには一面が花に覆われた楽園さながらの場所となります。申し分ない晴天のもと、東北の山が持つ圧倒的なスケールに奮える山行きをしてきました。2019年8月18日に旅す。
0