4月 森山 東海自然歩道のミツマタの名所、上徳間黄金街道を巡る 山梨県南部町にあるおよび森山(もりやま)に登りました。 甲斐南部の富士川の流域に立ち、登山の対象としてはほぼ無名に等しいマイナーな山です。東海自然歩道のルートに隣接した場所にあり、すぐ近くに上徳間黄金街道という通称で呼ばれているミツマタの群生地が存在します。 人の気配が全く感じられないようなマイナーエリアの山奥に待っていたのは、想像をはるかに上回る黄金の道でした。 2024年4月2日に旅す。 2024.04.29 2 4月甲斐南部エリア
南アルプス 笊ヶ岳 難関の白峰南嶺の主峰へと挑む山梨百名山完結編 山梨県早川町と静岡県静岡市にまたがる笊ヶ岳(ざるがたけ)に登りました。 白峰南嶺と呼ばれる、白根三山の間ノ岳より南に向かって伸びる尾根上にある、特徴的な姿をした双耳峰です。山頂付近はハイマツ帯になっていて展望が良く、山梨百名山と日本二百名山にも選ばれています。最も一般的な登山口である老平からの標高差は2,300メートルにも及び、容易には登ることの出来ない難関の山として名を馳せています。 苦難の末に辿り着いた山頂で待っていたのは、感動的な夜明けの光景でした。 2023年10月29~30日に旅す。 2023.12.01 30 10月南アルプス
南アルプス 笹山 白峰南嶺に静かに佇む難関の山梨百名山 山梨県早川町と静岡県静岡市の境界にまたがる笹山(ささやま)に登りました。 白根三山の間ノ岳より南に向かって伸びる白峰南嶺と呼ばれる尾根上にあり、山梨百名山にも選ばれている一座です。別名で黒河内岳(くろうごうちだけ)とも呼ばれています。かつては近づくことすら容易ではない人影疎らな深山でしたが、近年では奈良田からの登山道が整備されて、格段に登りやすい山となりました。 健脚な人ならば日帰りも可能ですが、無理はせずにテントを担いで一泊二日の行程で登って来ました。 2023年7月16~17日に旅す。 2023.08.14 8 7月南アルプス
3月 篠井山 輪行で行く、富士川を見下ろす信仰の山と秘湯奥山温泉 山梨県南部町にある篠井山(しのいさん)に登りました。 甲斐南部の富士川の辺に立つ山です。山梨県と静岡県の県境である安倍東稜の主稜線からは少し外れた位置にあり、半ば独立峰的な姿をしていることから、麓から見た際にかなり目を引く存在です。古くから豊穣の神として崇められてきた信仰の山であり、山梨百名山にも選ばれています。 遠路はるばる折りたたみ自転車を持ちこんで、秘湯と名高い奥山温泉とともに巡って来ました。 2023年3月30日に旅す。 2023.04.17 0 3月甲斐南部エリア
甲斐南部エリア 十枚山 安倍東稜から望む甲斐南部の大展望 山梨県南部町と静岡県静岡市にまたがる十枚山(じゅうまいさん)に登りました。 安倍東稜と呼ばれる、安倍川の東に連なる尾根上にある二つの頂を持った双耳峰です。山梨百名山にも選ばれている好展望の山で、あまり歩く人のいない安倍東稜の山の中では比較的多く登られている山です。 安倍川沿いの六郎木から富士川沿いの内船駅まで、安倍東稜を越えてゆく長き道程を歩いて来ました。 2022年11月3日に旅す。 2022.11.26 4 甲斐南部エリア11月
3月 三石山-思親山 富士川の東に連なるマイナーな山梨百名山を巡る縦走登山 山梨県身延町にある三石山(みついしやま)から南部町にある思親山(思親山)までを縦走して来ました。 2座共に天子山地に属しており、富士川の東側に連なる山脈上に位置している山です。山梨百名山に選ばれてますが、訪れる登山者は極めて少なく、静かな山域となっています。車であれば比較的アクセスが容易な山ですが、公共交通機関の利用を前提とした場合、長き道程を歩むこととなります。 身延線の身延駅から井出駅へ、人影疎らなロングルートを縦断してきました。 2022年3月20日に旅す。 2022.04.25 4 3月甲斐南部エリア
南アルプス 身延山 日蓮宗の総本山、久遠寺が立つ信仰の山 山梨県身延町と早川町にまたがる身延山(みのぶさん)に登りました。 山梨県から静岡県に向かって流れる急流、富士川の傍らに立つ山です。山の麓に日蓮宗の総本山である久遠寺(くおんじ)が存在し、日本仏教三大霊山の一つに数えられています。山頂には久遠寺の奥ノ院である思親閣(ししんかく)が存在し、身延山ロープウェイで久遠寺と結ばれています。 紅葉が見ごろを迎えた身延山を、あえてロープウェイを使用せずに下から登って来ました。 2021年11月15日に旅す。 2021.12.10 2 11月南アルプス
南アルプス 七面山 身延山地の奥地に静かに佇む法華経の聖地 山梨県身延町にある七面山(しちめんさん)に登りました。 日蓮の高弟であった日朗が開山したと伝わる、身延山の久遠寺と並ぶ日蓮宗の聖地です。山中には身延山を守護する鎮守神とされる、七面大明神をまつった敬慎院があり、多くの参拝者が訪れます。山頂付近からは富士展望に優れ、霊山であると同時に一般の登山者もにも多く登られている山でもあります。 紅葉が最盛期を迎えた霊山で、大展望に想いを馳せながら参道を歩いて来ました。 2020年10月31日に旅す。 2020.12.01 2 10月南アルプス
富士・道志・御坂エリア 蛾ヶ岳 御坂山地の外れに佇む深山と、神秘の四尾連湖を巡る 山梨県市川三郷町と身延町にまたがる蛾ヶ岳(ひるがたけ)に登りました。 国府盆地の南、御坂山地の西の外れにある深山です。山頂は富士山や甲府盆地の眺望に優れていますが、人里から遠く離れた奥地にあることから、訪れる人も疎らな静かな山となっています。また山頂近くには、知る人ぞ知る神秘的な景勝地である四尾連湖(しびれこ)があります。 ほとんどその名を知られていない、風光明媚なる御坂山地西の果てを巡って来ました。 2020年4月26日に旅す。 2020.06.12 0 富士・道志・御坂エリア4月
南アルプス 白根三山縦走 標高3000メートルの天空の稜線歩きと、伝説の農鳥小屋【day2】【day3】 南アルプスの白根三山を縦走して来ました。 白根三山とは赤石山脈(南アルプス)に連なる北岳(きただけ)、間ノ岳(あいのだけ)および農鳥岳(のうとりだけ)の総称です。今回は縦横二日目から三日目にかけて歩いた、間ノ岳と農鳥岳の記録です。北岳から間ノ岳へと続く稜線は、日本で最も長い標高3,000メートル越えの尾根となっており、その全長は3kmにも及びます。 天空を歩くがごとき、3,000メートルの稜線を縦断して来ました。 2019年9月2~3日に旅す。 2019.09.17 4 9月南アルプス