秋田県

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秋田駒ヶ岳-乳頭山 紅葉と高層湿原が広がるみちのく名峰

秋田県仙北市と岩手県雫石町にまたがる秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ)と乳頭山(にゅうとうさん)に登りました。東北地方の背骨、奥羽山脈上に連なる一連の火山群の中の一つです。いかにも東北地方の山らしいなだらかな稜線の山で、山上には高層湿原帯が広がり、多種多様な高山植物が花を咲かせる花の名峰として名高い山です。秋になると笹に覆われた稜線上が紅葉で鮮やかに彩られます。紅葉が見頃を迎えた中、秋田駒ヶ岳から乳頭温泉まで繋げるロングルートを歩いて来ました。2024年10月12日に旅す。
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栗駒山-秣岳 神の絨毯と高層湿原が広がる火山

宮城県、岩手県および秋田県の3県に跨る、栗駒山(くりこまやま)に登りました。東北地方の背骨、奥羽山脈に属する現役の火山です。人里からは遠く離れた奥地にある山ですが、山麓には火山の恩恵とも言える須川温泉が湧出しており、一大観光地となっています。神の絨毯と称される紅葉は圧巻の光景で、シーズン中は大混雑します。東京から遠路はるばると訪れた先で待っていた光景は、虚無に呑み込まれて錦の紅葉ではなく白く染まった神の絨毯でした。2024年10月11日に旅す。
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和賀岳 奥羽山脈の懐深くに抱かれた原始の山

秋田県仙北市と岩手県西和賀町にまたがる和賀岳(わがだけ)に登りました。東北地方の背骨である奥羽山脈の中でも特に奥深くにあり、人間の活動がほぼ及んでいない原始性の高い森が広がる深山です。山の中腹には一度も斧鉞の入ったことのないブナの森が広がり、稜線上にはニッコウキスゲを始めとする多種多様な花々が咲きます。遠路はるばる奥羽山脈の奥地へ、電車とバスを使って訪問してきました。2024年7月1~2日に旅す。
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鳥海山 日本海の傍らに広大な裾野を広げる花の名峰

山形県と秋田県の境界にまたがる鳥海山(ちょうかいさん)に登りました。日本海のすぐ傍らに広大な裾野を広げる、独立峰の火山です。その大きく秀麗な山容から出羽富士の異名を持ち、地域を代表する極めて象徴的な存在の山です。日本海に面している立地上、冬は豪雪となり、初夏の季節が訪れると多くの高山植物が一斉に花を咲かせます。初夏のベストシーズンを迎えた花の名峰で待ち受けていたのは、容赦なく照りつける日光による酷暑の世界でした。2021年7月18日に旅す。
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秋田駒ヶ岳 満開を迎えた花の名峰とムーミン谷を巡る

秋田県仙北市と岩手県雫石町にまたがる秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ)に登りました。高山植物の宝庫として知られる花の名峰です。複数のカルデラを擁する複雑な地形をした火山であり、その入り組んだ谷間には一面の花園が広がります。特に、通称ムーミン谷と呼ばれる場所のチングルマ群生は圧巻です。最高のシーズンを迎えた花の名峰を巡り歩いて来ました。2019年7月7日に旅す。
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